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我が家で。何年ぶりかに人が家にきたような気がする…
いつもこのブログに出てくるお友達です。

いや〜…ポケモンゲームして遊んでました。
ポケモンはいつになっても面白いですね〜。
ちなみに私はサファイアで止まってます…
一番古いのは…兄が買った赤版ですね。
次作は買いたい!

私のポケモンに対するネーミングセンスが無い事に気付きました。
黄版ですが、ピカチュウがゆきみ。イーブイがカルピス。
他にもあんこやラムネが…
…そんなに腹減ってたのかなぁ…私。

サファのハルカに過剰反応を起こしてました。
友達の主人公のライバルがハルカなんですよ。
どうやら弟が勝手に始めからにしたようで…

「ハルカ!あれかい?主人公の名前はやくm」
「違うぜよ。マサオだ」
「…君の弟くんはマサオだったかい?」
「いや、マサオ違う」
「…八雲にすれば良かったのに」
「パートナーを八雲にするんじゃないのかい?」
「パートナーが八雲…ふふふ。晴香が命令するのかにゃ〜」
「な に を だ 。」

ちなみにお友達さんは八雲未読です。
だいたいが私がつぶやいた妄想を聴いて憶えました。
最近周りの人が図書館戦争を読んでいるそうです。
アニメ化のおかげ?

あとは64しました。
ポケモンスタジアム2。
三回勝負挑みましたが全て負けました。
ミニゲームの方はぎりぎり勝てた…


コメント御返事。
綾さんへ。
大学の方…大変ですね…
私も学生として勉強をがんばらなくては!
実習明けでも夏休みでもいつまでも待ってます!
それまでまた過去作品読んで我慢します!
えぇ、わさびでも食べますよ〜。
ざるそば感覚で食べてます。
そろそろ冷麺がおいしい季節になりますので、ぜひお試しを!
もう最近はだいたい七味唐辛子です!
あの微妙な辛さがたまらないくらいおいしいです…
…なにやらPSネタなのにこんなに語ってしまってすみません。

コメントありがとうございました!

私信。
れもさんへ。
喜んでいただいて良かったです!
あんなつまらない作品ですが、飾っていただきありがとうございます!


さて、久しぶりの八雲君の恋人。
半端な所でオワタ…

八雲君の恋人

少し遅めの昼ご飯を食べ終わった頃。


洗い物をシンクに置いたまま、二人は向かい合って座っていた。

八雲が座布団の上に。
晴香が机の上に。



「…取りあえず、叔父さんの家に行く…でいいか?」
八雲が訪ねると、小さい頭を縦に振る。
それだけのことなのに、晴香が壊れてしまいそうに見えたのは八雲の気のせいだろうか。
「でも…駄目だったらどうしよう…」
晴香はなにもない机の上をじっ…とうつむいてしまう。
小さくてよく見えないが、晴香はその小さな唇を噛んでいた。
「でもとか言うな。駄目だとしても…僕がどうにかする」
そう言うと八雲は優しく…本当に優しく、晴香の髪を撫でてやる。
八雲のその言葉を聞き、晴香は涙で潤んだ瞳を上げた。
「そう…だね!もし駄目だとしても…八雲君が守ってくれるし…ね…」
最後になるにつれて言葉が小さくなったのは、晴香の頬の赤さに比例していた。
晴香は照れたように赤めた頬を八雲に見せつけるように微笑んで見せる。
「…あぁ。僕が…守る、から…な」
八雲は恥ずかしながらもそう答えると、晴香に微笑み返した。

「さて、行くとするか」
よっこらしょ…と八雲は言いながら立ち上がると、大きく伸びをする。
背中がポキッと良い音をたてた。
「八雲君!」
晴香は口元に手を当てメガホンを作りながら大声で呼ぶ。
「ん?」
「私はどうやって移動すれば良いのかな?」
「………」
八雲は腕を組むと小さく唸る。
「手のひらに乗せたままじゃ…他の奴らにバレるし…」
却下だな…と八雲は脳内に作った晴香移動表の手のひらというカテゴリーにバツを付ける。
「カバンにでも入れるか…」
そうぼやくと、八雲は寝室に足を向ける。

その間、晴香はおとなしく机の上でお留守番だ。


寝室にある両開きのクローゼットを開ける。
半分は洋服などで埋まっているが、残りの半分にはフックで吊されたカバンが置いてあった。
だがほとんどが晴香のもので、ポシェットや手提げ、リュックが多々見える。
その中から八雲が使ってもまだマシそうなものを探す。

すると目に入ってきたのは、男物のベルトポーチ。

見覚えがなく、一瞬表情を歪ませる八雲。
だがすぐに後藤が小さいと言い、置いていったのを思い出す。

使えるか?と腰にベルトポーチを巻いてみるが、八雲の腰には大きすぎる気がした。
そこでベルトの部分でサイズを整えると、見事に大きさがピッタリだ。
「…あのメタボ熊め」
次に言う皮肉も決まったな…と八雲は考えながら寝室を後にした。



「お待たせ…」
八雲の声に気付き、勢い良く振り返る晴香。
その姿を見つけるとパァッ…と表情を明るくさせる。
「ベルトポーチで良いか?」
八雲は腰に巻いたベルトポーチを一端はずし、晴香に見せる。
トタトタと机の上を駆け、晴香はベルトポーチの中を覗き込む。
「どうだ?」
よいしょ…と晴香はベルトポーチの中に潜り込む。
しばらくモゾモゾと中を動き回る晴香。

突然ひょこりと顔を覗かせる。
その瞳はキラキラと輝き、八雲を見上げていた。
瞳を見れば一目瞭然なのだが、八雲はためしに聞く。
「気に入ったか?」
「うんっ!」
晴香は大きく頷くと再びベルトポーチの中に隠れてしまう。
そんな姿を見てプレーリードックを思い出してしまったのは無理はない。
「…じゃあ行くか」
八雲はそう言うとベルトポーチをそっ…と持ち上げる。
「きゃっ…」
小さな悲鳴を上げた晴香は慌ててベルトポーチに掴まった。
ぎゅっ…と掴んでいることを確認すると八雲は腰にベルトポーチを捲く。
「よしっ…」
八雲はポーチのチャックを少し閉める。
そしてポケットに鍵と携帯が入っていることを確認し、玄関に足を向けた。



「わー…」
「こら、顔を出すなよ」
八雲はベルトポーチから顔を覗かせている晴香を小声で叱る。
だが晴香はなかなかベルトポーチの中に戻ろうとしない。
「だって…面白いんだもんっ」

確かに晴香から見た世界は面白いだろう。


普段と違う景色。

広い広い空。

大きく揺れる体。


晴香はキョロキョロと当たりを見回す。

だがその面白さが分からない八雲は、つまらなそうに口を尖らせる。
「…誰かに見つかるなよ…」
「はーいっ」
そう返事を返すが、晴香はまるで聴いていないと言ったようだ。
その証拠に、晴香はベルトポーチから体を乗り出していた。
八雲は呆れ、大きく溜め息を吐く。
「まったく…」
「てへへ〜」
晴香は照れたように笑うと、真上にある八雲の顔を見上げる。
「あ、人がきたよ!」
「っ!?」
そんな言葉に八雲は足を止め、慌てて晴香を隠すようにベルトポーチに手を当てる。
だが前を見ても後ろを見ても、人などいない。
八雲は手を退け、じっ…と晴香を睨みつけた。
「ごめん、嘘ぴょんっ」
「その年で嘘ぴょんは止めろ…」
八雲は呆れたように溜め息を吐くと、再び歩き出した。



斉藤…

八雲はそう書かれた、取りあえず自分の家の前に立っていた。
その顔は気のせいか引きつっている。
「八雲君…どうしたの?」
晴香は不思議そうな顔をして八雲を見上げていた。
「…なんて説明すればいいのか考えてなかった…」
うぅ…と八雲は唸ると、頭を抱えしゃがみ込んだ。
「や…八雲君、きついきついっ!」
晴香は八雲の腹と膝に押しつぶされそうになる。
それに気付いた八雲は慌てて立ち上がった。
「だ…大丈夫か?」
「うん…取りあえずは…」
その言葉を聞き、八雲は胸を撫で下ろす。
「八雲じゃないか!」
そんなやけに明るい声がし、八雲はおそるおそる振り返る。
そこには予想通りに一心がいた。
しかもやけに良い笑顔を浮かべ、大きく手を振っている。
空いた片手にはスーパーのビニール袋。
その横には奈緒が当たり前のように立っていた。
「そうかそうか、お前から一人で遊びにくるなんて珍しいなぁ」
一心はうんうん、と何度も頷きながら八雲の腕を引き、無理矢理家の中に引き込んだ。


END。



続きます。
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