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お友達さんから借りました〜。
ビデオ撮り忘れてたんですよね…
フラッシュが懐かしい…
のまのまとか流行ったよなぁ…本家が一番でした。
大好きなフラサイト…更新が何年も前から止まってます。
BUMPフラが多かったのを憶えてる。
ラフメイカー好きでした。
久しぶりに見たいです…
ニコに上がってる師弟で患部で止まって〜が好きすぐる…
遣隋使も好きだが、やっぱり師弟も好きです〜。
Sデレって新語ですね…
あと変に落チルノが結構長くランキングに入ってるのぉ…
もう頭の中でチルノチルノチルノチルノチルノチルノ…がループしてます。
これって公式じゃないん…ですよね?
とらじまさんの晴香ちゃんが二日連続…
もう妄想が広がっていきます。
良いですねぃ…
さて、小説。
童話パロです。
赤ずきん。
ビデオ撮り忘れてたんですよね…
フラッシュが懐かしい…
のまのまとか流行ったよなぁ…本家が一番でした。
大好きなフラサイト…更新が何年も前から止まってます。
BUMPフラが多かったのを憶えてる。
ラフメイカー好きでした。
久しぶりに見たいです…
ニコに上がってる師弟で患部で止まって〜が好きすぐる…
遣隋使も好きだが、やっぱり師弟も好きです〜。
Sデレって新語ですね…
あと変に落チルノが結構長くランキングに入ってるのぉ…
もう頭の中でチルノチルノチルノチルノチルノチルノ…がループしてます。
これって公式じゃないん…ですよね?
とらじまさんの晴香ちゃんが二日連続…
もう妄想が広がっていきます。
良いですねぃ…
さて、小説。
童話パロです。
赤ずきん。
ある世界のある街、ある家のお話。
ここは小沢家で営んでいるお蕎麦屋さん。
蕎麦を作るお父さんにお手伝いのお母さん、そのまたお手伝いの双子の姉妹。
しっかり者の姉の名前は綾香。
鈍感な妹の名前は晴香。
ちなみに父は一裕、母は恵子と言った。
姉の綾香は一人でもおつかいに行けるが、妹の晴香にはまださせた事がなかったのだ。
一度だけ出前に行かせようとしたが、蕎麦を忘れてしまい、すぐに止められてしまった。
そんなこんなで数年立ち、双子も二十歳を越えた頃。
一裕と恵子はこのままでは駄目だ、とついに決心したのだ。
「晴香、森に住む後藤さんの家に出前頼めるかしら?」
「うん、いいよ!」
久しぶりの出前…という単語に晴香は目をキラキラとさせる。
だが綾香は顔を青ざめ、慌てて恵子にしがみつく。
「ま、待って!晴香が行くなら私も…」
「もう!いつまでも子供じゃないんだから一人で行けますっ!」
そんな綾香にべーっと舌を出す晴香。
だが綾香は首を横に振る。
「駄目よ!森にはね、こわ〜い狼が居るの!もし食べられなんかしたら…」
次は晴香にしがみついた綾香はますます顔を青ざめる。
狼…という言葉を聞き、晴香は思わず息を呑む。
つい食べられてしまう姿を思い浮かべてしまい、晴香は振り払うように首を振った。
「だ、大丈夫だよ!すぐに届けて帰ってくるから!」
心配しないで、と晴香は優しく笑いかける。
「晴香…」
いつの間に大きくなっちゃって…
グスンと綾香は鼻をすすると、目をゴシゴシとこすった。
「わかった。がんばってね」
「うん」
綾香にそう言われ、晴香は大きく頷いた。
すると時を見計らったように恵子が何かを持ってくる。
「はい、安全祈願の御守り」
安全祈願の御守り…と言うが、それは御守りの形をしていない。
それは燃えるような赤い色をしたずきんだった。
「あ、お姉ちゃんのと色違いだ!」
「本当…」
出前デビューをしている綾香は数年前にそれを貰っていた。
ちなみに綾香のは透けるような青いずきん。
恵子は晴香に赤いずきんを被せると、胸の前の大きな桃色のリボンを結んでやる。
そしてテーブルの上に乗った蕎麦が入った可愛らしい籠を晴香に渡す。
「…いってらっしゃい」
ポンッ…と恵子は肩を軽く叩く。
晴香は最後に二人の顔をしっかり見ると、大きく頷いた。
そしてドアを開けると、後ろ手に大きく振りながら駆けていく。
「行ってきまーす!」
晴香はそう叫びながら森に足を向けた。
「とうとう行っちゃったわね…」
恵子は消えていく後ろ姿を眺めながら大きく伸びをする。
「さて、綾香。お手伝いしてね」
「…うん」
綾香はもう一度晴香が消えた場所を振り返り、無事を祈る。
「お父さん、何してるの?」
「…なんでもない」
カウンターの下に隠れていた一裕は、恵子に見つかってしまった。
森に入って数分もしないうちに晴香は歩いてしまう。
「後藤さんは常連さんだから…失敗しても許してくれるよね?」
ハンドメイドで作られた森の地図とにらめっこをする晴香。
先ほどからグルグルと地図を回していた。
「こっちで…合ってるよね?」
よし、と晴香は心に言いつけると、迷わず真っ直ぐに進んだ。
「どっかに良い雌…落ちてないよな…」
大きく溜め息を吐いた青年。
青年の名前は八雲と良い、この森のどこかにある山小屋に勝手に住み着いていた。
その時、頭についたフサフサなモノがピクリと動く。
それは三角形の形をし、髪と同じ黒い毛に覆われていた。
風に腰についたものがふわりと揺れる。
こちらも黒い毛で覆われ、大きな大きなフサフサだ。
…簡単に言ってしまえば、耳と尻尾が生えた…狼人間という事だ。
「なんだ…ウサギか」
ピクリと反応した耳が捕らえたのは、目の前を横切る白いウサギ。
普通の狼ならば食い尽くところだろうが、八雲は違った。
そのままそれが茂みの中に入るのを目で追うだけ。
お腹は一杯なのだ。
「はぁ…」
八雲は溜め息を吐くと、いつの間にか止まっていた足を動かした。
「わぁ、かわいいウサギ!」
だがそんな可愛らしい声に耳が反応し、体を止める。
そして息と足音を殺し、ゆっくりと茂みの向こうを覗く。
そこは小さな花畑だった。
その中央に可愛らしく座っている女性に目が向かう。
先ほど目の前を通過していったウサギが彼女の横に座っていた。
「…良い雌、発見…」
八雲はジュルリと唾を飲むと、茂みを越えて花畑に足を踏み入れる。
彼女よりも先に気が付いたウサギが逃げるように茂みに飛び込んだ。
それを見て晴香もやっとその存在に気が付いた。
「お…狼っ!」
小さく悲鳴を上げた晴香は、思わず尻餅をついてしまう。
その可愛らしい姿に八雲は影でニヤリと笑った。
だが表向けには優しい微笑みの仮面をつける。
「安心して下さい。僕は狼でも、優しい狼ですから」
「優…しい?」
晴香の復唱に八雲はおとなしく頷く。
そして少しでも安心させようとしゃがみ込み、目線を合わせる。
「そうですね…森の案内人とでも名乗っておきます。…八雲です」
「あ…。わ、私は晴香です、小沢晴香。森の近くにある蕎麦屋の娘です」
慌てて姿勢を整えると、晴香は大きく頭を下げる。
八雲はチラリと晴香の隣にある籠に目を向け、その中から地図を奪う。
「…森のくまさんのところか…」
「へ?」
「いえ、何でもありません」
八雲はニコリと微笑むと、グイッと晴香との距離を縮める。
晴香は驚き、後ろに逃げようとしたが八雲の手が腰に回り不可能だった。
「お、狼さん?」
「案内してさしあげましょうか?お嬢さん…」
空いた手で八雲は、スカートから覗く足に手を滑り込ませる。
「んっ…!」
晴香は慌てて離そうと手を伸ばすが、その前に八雲が一気に距離を縮める。
それから数分もしないうちに晴香の息は上がりきっていた。
いつの間にか晴香は八雲の膝の上に座る形になっている。
「やっ…。…あっ!だめです…そんなとこ…」
ぎゅっ…と強く目をつぶる晴香。
合格…だな。
八雲はスルリとスカートの中から手を引くと同時に体を離す。
晴香は火照った顔で八雲を見つめた。
「それではご案内いたします…」
八雲はそう言うと立ち上がり、晴香に手を伸ばした。
しばらくモジモジとしていた晴香だが、意を決したようにその手を掴んだ。
そのとき、八雲が意味あり気にニヤリと笑った。
END。
明日に続く。
ここは小沢家で営んでいるお蕎麦屋さん。
蕎麦を作るお父さんにお手伝いのお母さん、そのまたお手伝いの双子の姉妹。
しっかり者の姉の名前は綾香。
鈍感な妹の名前は晴香。
ちなみに父は一裕、母は恵子と言った。
姉の綾香は一人でもおつかいに行けるが、妹の晴香にはまださせた事がなかったのだ。
一度だけ出前に行かせようとしたが、蕎麦を忘れてしまい、すぐに止められてしまった。
そんなこんなで数年立ち、双子も二十歳を越えた頃。
一裕と恵子はこのままでは駄目だ、とついに決心したのだ。
「晴香、森に住む後藤さんの家に出前頼めるかしら?」
「うん、いいよ!」
久しぶりの出前…という単語に晴香は目をキラキラとさせる。
だが綾香は顔を青ざめ、慌てて恵子にしがみつく。
「ま、待って!晴香が行くなら私も…」
「もう!いつまでも子供じゃないんだから一人で行けますっ!」
そんな綾香にべーっと舌を出す晴香。
だが綾香は首を横に振る。
「駄目よ!森にはね、こわ〜い狼が居るの!もし食べられなんかしたら…」
次は晴香にしがみついた綾香はますます顔を青ざめる。
狼…という言葉を聞き、晴香は思わず息を呑む。
つい食べられてしまう姿を思い浮かべてしまい、晴香は振り払うように首を振った。
「だ、大丈夫だよ!すぐに届けて帰ってくるから!」
心配しないで、と晴香は優しく笑いかける。
「晴香…」
いつの間に大きくなっちゃって…
グスンと綾香は鼻をすすると、目をゴシゴシとこすった。
「わかった。がんばってね」
「うん」
綾香にそう言われ、晴香は大きく頷いた。
すると時を見計らったように恵子が何かを持ってくる。
「はい、安全祈願の御守り」
安全祈願の御守り…と言うが、それは御守りの形をしていない。
それは燃えるような赤い色をしたずきんだった。
「あ、お姉ちゃんのと色違いだ!」
「本当…」
出前デビューをしている綾香は数年前にそれを貰っていた。
ちなみに綾香のは透けるような青いずきん。
恵子は晴香に赤いずきんを被せると、胸の前の大きな桃色のリボンを結んでやる。
そしてテーブルの上に乗った蕎麦が入った可愛らしい籠を晴香に渡す。
「…いってらっしゃい」
ポンッ…と恵子は肩を軽く叩く。
晴香は最後に二人の顔をしっかり見ると、大きく頷いた。
そしてドアを開けると、後ろ手に大きく振りながら駆けていく。
「行ってきまーす!」
晴香はそう叫びながら森に足を向けた。
「とうとう行っちゃったわね…」
恵子は消えていく後ろ姿を眺めながら大きく伸びをする。
「さて、綾香。お手伝いしてね」
「…うん」
綾香はもう一度晴香が消えた場所を振り返り、無事を祈る。
「お父さん、何してるの?」
「…なんでもない」
カウンターの下に隠れていた一裕は、恵子に見つかってしまった。
森に入って数分もしないうちに晴香は歩いてしまう。
「後藤さんは常連さんだから…失敗しても許してくれるよね?」
ハンドメイドで作られた森の地図とにらめっこをする晴香。
先ほどからグルグルと地図を回していた。
「こっちで…合ってるよね?」
よし、と晴香は心に言いつけると、迷わず真っ直ぐに進んだ。
「どっかに良い雌…落ちてないよな…」
大きく溜め息を吐いた青年。
青年の名前は八雲と良い、この森のどこかにある山小屋に勝手に住み着いていた。
その時、頭についたフサフサなモノがピクリと動く。
それは三角形の形をし、髪と同じ黒い毛に覆われていた。
風に腰についたものがふわりと揺れる。
こちらも黒い毛で覆われ、大きな大きなフサフサだ。
…簡単に言ってしまえば、耳と尻尾が生えた…狼人間という事だ。
「なんだ…ウサギか」
ピクリと反応した耳が捕らえたのは、目の前を横切る白いウサギ。
普通の狼ならば食い尽くところだろうが、八雲は違った。
そのままそれが茂みの中に入るのを目で追うだけ。
お腹は一杯なのだ。
「はぁ…」
八雲は溜め息を吐くと、いつの間にか止まっていた足を動かした。
「わぁ、かわいいウサギ!」
だがそんな可愛らしい声に耳が反応し、体を止める。
そして息と足音を殺し、ゆっくりと茂みの向こうを覗く。
そこは小さな花畑だった。
その中央に可愛らしく座っている女性に目が向かう。
先ほど目の前を通過していったウサギが彼女の横に座っていた。
「…良い雌、発見…」
八雲はジュルリと唾を飲むと、茂みを越えて花畑に足を踏み入れる。
彼女よりも先に気が付いたウサギが逃げるように茂みに飛び込んだ。
それを見て晴香もやっとその存在に気が付いた。
「お…狼っ!」
小さく悲鳴を上げた晴香は、思わず尻餅をついてしまう。
その可愛らしい姿に八雲は影でニヤリと笑った。
だが表向けには優しい微笑みの仮面をつける。
「安心して下さい。僕は狼でも、優しい狼ですから」
「優…しい?」
晴香の復唱に八雲はおとなしく頷く。
そして少しでも安心させようとしゃがみ込み、目線を合わせる。
「そうですね…森の案内人とでも名乗っておきます。…八雲です」
「あ…。わ、私は晴香です、小沢晴香。森の近くにある蕎麦屋の娘です」
慌てて姿勢を整えると、晴香は大きく頭を下げる。
八雲はチラリと晴香の隣にある籠に目を向け、その中から地図を奪う。
「…森のくまさんのところか…」
「へ?」
「いえ、何でもありません」
八雲はニコリと微笑むと、グイッと晴香との距離を縮める。
晴香は驚き、後ろに逃げようとしたが八雲の手が腰に回り不可能だった。
「お、狼さん?」
「案内してさしあげましょうか?お嬢さん…」
空いた手で八雲は、スカートから覗く足に手を滑り込ませる。
「んっ…!」
晴香は慌てて離そうと手を伸ばすが、その前に八雲が一気に距離を縮める。
それから数分もしないうちに晴香の息は上がりきっていた。
いつの間にか晴香は八雲の膝の上に座る形になっている。
「やっ…。…あっ!だめです…そんなとこ…」
ぎゅっ…と強く目をつぶる晴香。
合格…だな。
八雲はスルリとスカートの中から手を引くと同時に体を離す。
晴香は火照った顔で八雲を見つめた。
「それではご案内いたします…」
八雲はそう言うと立ち上がり、晴香に手を伸ばした。
しばらくモジモジとしていた晴香だが、意を決したようにその手を掴んだ。
そのとき、八雲が意味あり気にニヤリと笑った。
END。
明日に続く。
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