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ふがー!つーかーれーたー!
雨の中で練習はきつい!寒い!
雨ネタが思いつく思いつく。
夏ネタの前に雨ネタを上げていこうと思う。
えろりしか書けなくなる前にほのぼのを書いておきたい!
最近、漬け物にハマってます。
キュウリの酢漬けやしょうゆ漬け。
でもやっぱり辛し漬けかな?
テニプリにやましげ出てたなぁ…
改めて実感した。思いっきりやましげだった。
今やってるドラマにも出てるが…あんまり目立ってないよ…
もっと出せよー。天体観測の時も目立たんかったし…
さて昨日の続き。
パロパロ。
赤ずきん。
雨の中で練習はきつい!寒い!
雨ネタが思いつく思いつく。
夏ネタの前に雨ネタを上げていこうと思う。
えろりしか書けなくなる前にほのぼのを書いておきたい!
最近、漬け物にハマってます。
キュウリの酢漬けやしょうゆ漬け。
でもやっぱり辛し漬けかな?
テニプリにやましげ出てたなぁ…
改めて実感した。思いっきりやましげだった。
今やってるドラマにも出てるが…あんまり目立ってないよ…
もっと出せよー。天体観測の時も目立たんかったし…
さて昨日の続き。
パロパロ。
赤ずきん。
「ついて行って良いのかな…私…」
晴香は小さく呟くと、目の前を歩く大きな背中を見上げる。
フサリと歩く度に揺れる尻尾。
どこからどう見ても普通の人間じゃないことは分かる。
狼少年…いや、この場合は狼青年だ。
だが大きな耳とフサフサの尻尾がなかったらただの人間だ。
信用していいのかな…
さっきだって、私に変なこと…しようとしてたし。
だからと言って、今から逃げたりなんかしたら…
きっと今度こそ食べられてしまうだろう…どっちの意味かは分からないが。
どちらにせよ、迷子同様なのだ。
今はおとなしく狼さんについていこう。
「お…狼さん」
「はい?」
晴香が呼びかけると、八雲はご丁寧に足を止め、振り返った。
「あ、あの…後藤さんとはどのようなご関係で?」
「………」
晴香の言葉に八雲は何故か顔をしかめる。
だがそれは一瞬のことで、すぐに笑顔になった。
「仲良しのお友達ですよ。僕にだって人間の友達が居るんですよ?」
「あ…そうなんですか」
八雲のそんな言葉に晴香は胸を撫で下ろす。
どうやら人間を食べたりはしないようだ。
「…疲れましたか?」
突然顔が近付けられ、晴香はビクッと体を揺らした。
体が先ほどの出来事を覚えていたのであろう。
「あ、大丈夫です」
「…なら安心しました」
ニコリと微笑みかけられ、晴香は胸が高鳴っている事に気が付いた。
思わず胸元のリボンをきゅっ…と握りしめてしまう。
「どうかしましたか?」
「な…何でもないっ!」
晴香はいつの間にか火照っていた顔を隠すように先を歩く。
「…それなら良かった」
罠に掛かったな…と最後に付け足すと、八雲はその背中を追った。
晴香の胸の高鳴りが静まる頃、二人は並んで歩いていた。
隣を歩いているのが狼…ということもあってだろうか。
花畑でウサギに会ってから誰にも会っていなかった。
逆に危険な動物に合わずに安心…とも思えるが少し寂しい。
狼さんはいつもこんな感じに避けられてるのかな…
晴香はそう思うと何やら胸が締め付けられた。
「狼さんは寂しくないんですか?」
思い切って晴香がそう聞くと、じっ…と見つめられる。
「大丈夫ですよ。…君のように逃げないでいてくれる人も居ますから…」
八雲の言葉を聞き、晴香はぎゅっ…と奥歯を噛み締めた。
ますます逃げられないじゃない…
本当は他のことも思っていたが、晴香はその言葉でそれを隠した。
強く思ったことを口にしてしまえば…きっと泣いてしまうだろうから…
気を使ってくれたのか、八雲はしばらくその場で待ってくれていた。
「…着きましたよ」
八雲にそう言われ、顔を上げる。
そこには童話の世界にありそうな、木で作られた小屋が建てられていた。
「あ、ありがとうございます」
晴香は深々と頭を下げる。
ここにたどり着くまで色々あったが、どうにか食べられずにすんだ。
晴香は木のドアの前に駆け寄るとコンコンと二回ノックする。
だがどれだけ待っても、返事は返ってこなかった。
「後藤さん?」
晴香はドアに向かって呼びかけ、何度もノックをする。
「留守のようですね。…中に入って待ちましょう」
晴香の後ろでそう言う八雲。
「でも…勝手に入っちゃっても良いのかな?」
「大丈夫ですよ。…僕の友達ですし」
友達…という言葉を信用し、晴香は大きくうなづく。
そしてゆっくりと木のドアを開ける。
中は真っ暗でよく見えない。
部屋のカーテンが閉まっているようだ。
晴香はカーテンの隙間から漏れる光を頼りに目を細める。
部屋は小屋というだけあり、六畳あるかないかだ。
よく見ると部屋の隅にベッドが置いてある。
壁にある後から付けたようなフックには服やズボンが引っかかっていた。
…だがそれだけ。
どっからどう見ても人間が住んでいるようには見えず、晴香は思わず首を傾げる。
するとバタン…と木のドアが閉まる音。
晴香は慌てて振り返ると、薄暗い室内で八雲がニヤリと笑っていた。
「狩り成功…」
「へっ!?」
八雲の呟きに意味を理解する前に体が逃げようとする。
だがその前に八雲が晴香の細い手首を掴む。
ふわりと体が浮かぶ。
そしてすぐに背中から柔らかい場所に下ろされた。
「な…なにっ!?」
晴香は現状が理解できず、体をバタつかせようとする。
だがその前に体に何かが乗ってきた。
「まんまと良い雌が罠にかかったな…」
そんな声が上から降ってくる。
晴香はゆっくりその顔を見上げた。
すると一番に目が行ったのは、晴香を見つめる鋭い赤。
それが目だとわかるのにしばらくの時間が必要だった。
それが怖いとかは思わない。
だがこの後に起こりよることを考えると体が震えた。
「こ…ここって後藤さんの家なんじゃ…」
「まだ分からないのか?ここは熊の家じゃなくて狼の家だ」
そう言いながら自らのシャツのボタンを外していく。
「まさかここまで馬鹿だとはな…」
「ば…馬鹿って…」
反発しようにもいつの間にか両手を頭の上で押さえつけられていた。
「言っておくが、ここまで騙されたのは君が初めてだ」
ガチャガチャとベルトを外す音が耳に届く。
「おいしく頂こうじゃないか…」
ペロリと首を舐められ、晴香は息を飲んだ。
そんな姿を見て、八雲はクスリと小さく笑った。
「いただきます…」
「大丈夫かっ!」
荒い息とともに聞こえた声。
薄暗い部屋に光が漏れた。
「チッ…」
舌打ちとともに体にかかった重さが薄れる。
晴香は目に浮かんだ涙を袖で拭い、光の先を覗く。
そこには肩を大きく上下させている後藤がいた。
パチッと音がすると部屋の電気に明かりが灯る。
「は、晴香ちゃん!」
ドカドカと木の床が抜けそうな音を立てながら二人がいるベッドに駆け寄る。
八雲は大きく溜め息を吐くと、しぶしぶ晴香の上から退く。
「ま…間に合ったか?」
「あ…ぎりぎり…」
重い体をゆっくりと持ち上げ、乱れた衣服を整える。
「鍵閉めとくべきだったな…」
晴香の足元に座り、八雲も服を整えていた。
「何言ってるんだ!嫁入り前の娘さんを…」
「森の熊さんだって女の子を追っかけてたじゃないですか」
よいしょ…と八雲は後藤の隣に立ち、横目で晴香を見下ろす。
「俺は森の熊さんじゃないって何度言えばわかるんだ!」
うるさいと言うように耳を塞ぐと、射抜くような視線を後藤に向ける。
「それよりなんでここに居るんですか?邪魔です」
「おぉ、そうだ。晴香ちゃんが遅くてな、まさかと思ってきてみたらこの惨状だ」
あっ…と晴香はそこで出前のことを思い出し、ベッドから飛び降りる。
そして床に置いてあった籠を後藤に渡す。
「遅れてしまいましたが、お蕎麦です!」
「お疲れ様、大変だったな…」
後藤は顔を引きつらせながら八雲に視線を送った。
「…なんですか、その視線は」
ベッドサイドに腰を下ろしていた八雲が、不機嫌そうな表情を浮かべていた。
「いや…別に、な。…晴香ちゃん、送っていくよ…」
「なら僕が…」
ピクリと反応した八雲が勢い良く立ち上がる。
「駄目だ!お前に任せてたら晴香ちゃんの身が持たない!」
後藤はすぐさま止めに入ると、晴香を引き寄せる。
「…じゃあついて行くってことでどうです?」
「それなら…」
しぶしぶと言ったように後藤から許しを得る。
「じゃ、とっとと帰りましょう」
八雲はスタスタとドアに向かうと、振り返りもせずに外に出ていってしまう。
晴香と後藤は慌ててその後を追った。
END。
楽しかったぞ。
晴香は小さく呟くと、目の前を歩く大きな背中を見上げる。
フサリと歩く度に揺れる尻尾。
どこからどう見ても普通の人間じゃないことは分かる。
狼少年…いや、この場合は狼青年だ。
だが大きな耳とフサフサの尻尾がなかったらただの人間だ。
信用していいのかな…
さっきだって、私に変なこと…しようとしてたし。
だからと言って、今から逃げたりなんかしたら…
きっと今度こそ食べられてしまうだろう…どっちの意味かは分からないが。
どちらにせよ、迷子同様なのだ。
今はおとなしく狼さんについていこう。
「お…狼さん」
「はい?」
晴香が呼びかけると、八雲はご丁寧に足を止め、振り返った。
「あ、あの…後藤さんとはどのようなご関係で?」
「………」
晴香の言葉に八雲は何故か顔をしかめる。
だがそれは一瞬のことで、すぐに笑顔になった。
「仲良しのお友達ですよ。僕にだって人間の友達が居るんですよ?」
「あ…そうなんですか」
八雲のそんな言葉に晴香は胸を撫で下ろす。
どうやら人間を食べたりはしないようだ。
「…疲れましたか?」
突然顔が近付けられ、晴香はビクッと体を揺らした。
体が先ほどの出来事を覚えていたのであろう。
「あ、大丈夫です」
「…なら安心しました」
ニコリと微笑みかけられ、晴香は胸が高鳴っている事に気が付いた。
思わず胸元のリボンをきゅっ…と握りしめてしまう。
「どうかしましたか?」
「な…何でもないっ!」
晴香はいつの間にか火照っていた顔を隠すように先を歩く。
「…それなら良かった」
罠に掛かったな…と最後に付け足すと、八雲はその背中を追った。
晴香の胸の高鳴りが静まる頃、二人は並んで歩いていた。
隣を歩いているのが狼…ということもあってだろうか。
花畑でウサギに会ってから誰にも会っていなかった。
逆に危険な動物に合わずに安心…とも思えるが少し寂しい。
狼さんはいつもこんな感じに避けられてるのかな…
晴香はそう思うと何やら胸が締め付けられた。
「狼さんは寂しくないんですか?」
思い切って晴香がそう聞くと、じっ…と見つめられる。
「大丈夫ですよ。…君のように逃げないでいてくれる人も居ますから…」
八雲の言葉を聞き、晴香はぎゅっ…と奥歯を噛み締めた。
ますます逃げられないじゃない…
本当は他のことも思っていたが、晴香はその言葉でそれを隠した。
強く思ったことを口にしてしまえば…きっと泣いてしまうだろうから…
気を使ってくれたのか、八雲はしばらくその場で待ってくれていた。
「…着きましたよ」
八雲にそう言われ、顔を上げる。
そこには童話の世界にありそうな、木で作られた小屋が建てられていた。
「あ、ありがとうございます」
晴香は深々と頭を下げる。
ここにたどり着くまで色々あったが、どうにか食べられずにすんだ。
晴香は木のドアの前に駆け寄るとコンコンと二回ノックする。
だがどれだけ待っても、返事は返ってこなかった。
「後藤さん?」
晴香はドアに向かって呼びかけ、何度もノックをする。
「留守のようですね。…中に入って待ちましょう」
晴香の後ろでそう言う八雲。
「でも…勝手に入っちゃっても良いのかな?」
「大丈夫ですよ。…僕の友達ですし」
友達…という言葉を信用し、晴香は大きくうなづく。
そしてゆっくりと木のドアを開ける。
中は真っ暗でよく見えない。
部屋のカーテンが閉まっているようだ。
晴香はカーテンの隙間から漏れる光を頼りに目を細める。
部屋は小屋というだけあり、六畳あるかないかだ。
よく見ると部屋の隅にベッドが置いてある。
壁にある後から付けたようなフックには服やズボンが引っかかっていた。
…だがそれだけ。
どっからどう見ても人間が住んでいるようには見えず、晴香は思わず首を傾げる。
するとバタン…と木のドアが閉まる音。
晴香は慌てて振り返ると、薄暗い室内で八雲がニヤリと笑っていた。
「狩り成功…」
「へっ!?」
八雲の呟きに意味を理解する前に体が逃げようとする。
だがその前に八雲が晴香の細い手首を掴む。
ふわりと体が浮かぶ。
そしてすぐに背中から柔らかい場所に下ろされた。
「な…なにっ!?」
晴香は現状が理解できず、体をバタつかせようとする。
だがその前に体に何かが乗ってきた。
「まんまと良い雌が罠にかかったな…」
そんな声が上から降ってくる。
晴香はゆっくりその顔を見上げた。
すると一番に目が行ったのは、晴香を見つめる鋭い赤。
それが目だとわかるのにしばらくの時間が必要だった。
それが怖いとかは思わない。
だがこの後に起こりよることを考えると体が震えた。
「こ…ここって後藤さんの家なんじゃ…」
「まだ分からないのか?ここは熊の家じゃなくて狼の家だ」
そう言いながら自らのシャツのボタンを外していく。
「まさかここまで馬鹿だとはな…」
「ば…馬鹿って…」
反発しようにもいつの間にか両手を頭の上で押さえつけられていた。
「言っておくが、ここまで騙されたのは君が初めてだ」
ガチャガチャとベルトを外す音が耳に届く。
「おいしく頂こうじゃないか…」
ペロリと首を舐められ、晴香は息を飲んだ。
そんな姿を見て、八雲はクスリと小さく笑った。
「いただきます…」
「大丈夫かっ!」
荒い息とともに聞こえた声。
薄暗い部屋に光が漏れた。
「チッ…」
舌打ちとともに体にかかった重さが薄れる。
晴香は目に浮かんだ涙を袖で拭い、光の先を覗く。
そこには肩を大きく上下させている後藤がいた。
パチッと音がすると部屋の電気に明かりが灯る。
「は、晴香ちゃん!」
ドカドカと木の床が抜けそうな音を立てながら二人がいるベッドに駆け寄る。
八雲は大きく溜め息を吐くと、しぶしぶ晴香の上から退く。
「ま…間に合ったか?」
「あ…ぎりぎり…」
重い体をゆっくりと持ち上げ、乱れた衣服を整える。
「鍵閉めとくべきだったな…」
晴香の足元に座り、八雲も服を整えていた。
「何言ってるんだ!嫁入り前の娘さんを…」
「森の熊さんだって女の子を追っかけてたじゃないですか」
よいしょ…と八雲は後藤の隣に立ち、横目で晴香を見下ろす。
「俺は森の熊さんじゃないって何度言えばわかるんだ!」
うるさいと言うように耳を塞ぐと、射抜くような視線を後藤に向ける。
「それよりなんでここに居るんですか?邪魔です」
「おぉ、そうだ。晴香ちゃんが遅くてな、まさかと思ってきてみたらこの惨状だ」
あっ…と晴香はそこで出前のことを思い出し、ベッドから飛び降りる。
そして床に置いてあった籠を後藤に渡す。
「遅れてしまいましたが、お蕎麦です!」
「お疲れ様、大変だったな…」
後藤は顔を引きつらせながら八雲に視線を送った。
「…なんですか、その視線は」
ベッドサイドに腰を下ろしていた八雲が、不機嫌そうな表情を浮かべていた。
「いや…別に、な。…晴香ちゃん、送っていくよ…」
「なら僕が…」
ピクリと反応した八雲が勢い良く立ち上がる。
「駄目だ!お前に任せてたら晴香ちゃんの身が持たない!」
後藤はすぐさま止めに入ると、晴香を引き寄せる。
「…じゃあついて行くってことでどうです?」
「それなら…」
しぶしぶと言ったように後藤から許しを得る。
「じゃ、とっとと帰りましょう」
八雲はスタスタとドアに向かうと、振り返りもせずに外に出ていってしまう。
晴香と後藤は慌ててその後を追った。
END。
楽しかったぞ。
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