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あ、すみません。
ひとりごとのひとりって一人?独り?
ポケスペ買ってきましたー!
本当は聖☆お兄さん買おうとしたんですが、売り切れでして…
ちなみに1・3・4巻買いました!
え?2巻が無いのは売り切れだったんですよ。
イエロー出てきたし、まぁ良いか…と。
早くルサに会いたいです…
最近、パソ子がなかなかできませぬ…
ケイ太の方からサイト巡りしております…
電子手紙送れないんですよ…あうあう。
しょうみさん、二周年おめでとうございます!
時間はかかりますが、プレゼント届けにいきますので…
待ってて下さい!
いつだったか二人でデート出来ず、お泊まりにでかけたお二人さん。
あれです、晴香にあまあまな八雲が〜の話の後日です。
恋人設定
ひとりごとのひとりって一人?独り?
ポケスペ買ってきましたー!
本当は聖☆お兄さん買おうとしたんですが、売り切れでして…
ちなみに1・3・4巻買いました!
え?2巻が無いのは売り切れだったんですよ。
イエロー出てきたし、まぁ良いか…と。
早くルサに会いたいです…
最近、パソ子がなかなかできませぬ…
ケイ太の方からサイト巡りしております…
電子手紙送れないんですよ…あうあう。
しょうみさん、二周年おめでとうございます!
時間はかかりますが、プレゼント届けにいきますので…
待ってて下さい!
いつだったか二人でデート出来ず、お泊まりにでかけたお二人さん。
あれです、晴香にあまあまな八雲が〜の話の後日です。
恋人設定
窓の外は高い壁。
ところどころの隙間から、綺麗な緑が顔を覗かせた。
ここは高速道路の上。
「わー!綺麗だよっ、八雲君!」
窓にへばりついていた晴香は、隣の席で運転する八雲に視線を向けた。
二人は車で数時間かかる、とある山中の旅館に足を向けていた。
八雲曰わく、前回二人っきりでデートが出来なかったから、そのかわりらしい。
そんな言葉を聞いた晴香は、嫌だと否定を表していた。
二人っきりで遠出だなんて…なにをされるかわからない。
晴香にはそんな不安が付きまとっていた。
そして八雲は晴香はほんの少し計画しただけで旅館に予約の電話を入れてしまったのだ。
すぐにキャンセルさせようとしたのだが、キャンセル料が採られると知り、晴香はしぶしぶ了承した。
つい最近、あんなことがあったのでレンタカーを借りるのかと思っていたが、たどり着いたのは一心の家。
朝早くだと言うのに一心は笑顔で迎え、元々準備していた車のキーを八雲に渡した。
「孫、楽しみにしてるよ」
出かけ際に聞こえた一心の言葉。
晴香は思わず頬を染め、俯いてしまった。
だが八雲は「任せとけ」とやけに良い笑顔でそう言い、拳を握ると車を出発させたのだ。
…そして現在にあたる。
車に乗って数時間。
ゴールである旅館まで、やっと半分までいったところだった。
その頃には晴香の機嫌は良くなり、八雲の隣で鼻歌を歌っている。
「どんな部屋なのかな〜」
晴香は膝の上に置いた何種類かのお菓子から、ひとつをつまむ。
危険が付きまとうこのデートだが、しばらくの時間がたつと、晴香は結局楽しんでいた。
「…こぼすなよ。汚れたら僕が掃除をしないといけないんだから」
高速に乗っていることもあり、八雲はなかなか晴香の方を向けない。
だがボリボリとお菓子をかじる音は八雲の耳に届いていた。
「はいはーい」
晴香はそう言うが、お菓子を食べる手は遅くなることもしなかった。
「まったく…」
呆れたように溜め息を吐くと、八雲は緩いカーブを馴れた手つきで曲がる。
そんな八雲の横顔を見ていた晴香が突然口を開く。
「八雲君も食べる?」
ヒョイと一本のポッキーを指で摘むと、それを八雲の口元に運ぶ。
しばらく迷うように黙るが、パクリとそれをくわえた。
「おいしい?」
「……ん」
口を動かしながら八雲は頷く。
よかった、晴香は微笑むと自らもそれを口にくわえた。
高速を降りたころ。
晴香の膝の上に広がったお菓子の野原が半分ほどになっていた。
「あとどれくらいでつくの?」
「高速降りたからな…一時間はかからないと思うが…。だいたい三十分くらいだな」
信号が赤に変わる。
「それより…」
赤になったことを良いことに、八雲は晴香を振り向く。
「…いつまで食べてる気だ?」
八雲のそんな言葉に、不思議そうな顔をする晴香。
「…八雲君ももっと食べたいの?」
ひょいと八雲が好きそうなものを選び、それを口元に運んでやる。
「そういう意味じゃない…」
呆れたように息を吐くが、一応それくわえる。
モゴモゴと噛んでいると、信号が青になりアクセルを踏む。
「一泊二日かぁ…。やっぱり少ないよね…」
晴香は座席に深く座り、窓の外を眺める。
普段は味わえないような、緑が広がる世界。
車が走る道路は山を削ったような、ずさんな道。
人の手があまり入っておらず、窓の外はすぐに森…であった。
晴香は再び視線を八雲に戻す。
「八雲君はやっぱり二泊が良かった?」
「まぁ…な。そっちの方がゆっくりできるし…」
「そうだよね…」
八雲のそんな言葉を聞き、晴香は肩を落とす。
その理由は、旅行の計画を立てた夜にのぼる…
「そういえば…何泊するんだ?」
ベッドサイドに腰を下ろし、風呂上がり独特の熱を冷まそうと胸元のボタンを外している八雲。
「やっぱり二泊三日かな〜?」
ふふふ…と楽しそうに晴香は笑う。
こちらも風呂を上がったばかりで、頬が火照っていた。
「二泊…ね。良いんじゃないか」
「良いって…なにが?」
肩に掛かっていたタオルで濡れた八雲の髪を拭く。
八雲は猫のように嫌がり、目をぎゅっ…と閉じる。
「二泊なら…次の日のことを考えないでやれる」
から、と続くであろう言葉は、晴香によって封じられてしまった。
晴香が髪を拭っていたタオルを、八雲の顔に押しつけたからだ。
「や、やっぱり一泊!一泊じゃないと嫌っ!」
「わ、わかった!わかったから離せ!」
八雲は息が出来ず、慌てて晴香のタオルを奪い取る。
「良い?絶対にやっちゃ駄目だからねっ!」
「…子作りしにいくんだろ。なんで駄目なん」
みるみるうちに晴香の頬が真っ赤に染まっていく。
そして声にならないような叫び声とともに、八雲の口を押さえつけた。
簡単に言ってしまえば、晴香のわがままで一泊になってしまったのだ。
そんな晴香の回想は八雲の声によって現実に戻された。
「じゃあ、いまから二泊にしてもらうか?」
「っ!いやだっ!」
晴香はもの凄いスピードでそう答えた。
END。
続きます。
ところどころの隙間から、綺麗な緑が顔を覗かせた。
ここは高速道路の上。
「わー!綺麗だよっ、八雲君!」
窓にへばりついていた晴香は、隣の席で運転する八雲に視線を向けた。
二人は車で数時間かかる、とある山中の旅館に足を向けていた。
八雲曰わく、前回二人っきりでデートが出来なかったから、そのかわりらしい。
そんな言葉を聞いた晴香は、嫌だと否定を表していた。
二人っきりで遠出だなんて…なにをされるかわからない。
晴香にはそんな不安が付きまとっていた。
そして八雲は晴香はほんの少し計画しただけで旅館に予約の電話を入れてしまったのだ。
すぐにキャンセルさせようとしたのだが、キャンセル料が採られると知り、晴香はしぶしぶ了承した。
つい最近、あんなことがあったのでレンタカーを借りるのかと思っていたが、たどり着いたのは一心の家。
朝早くだと言うのに一心は笑顔で迎え、元々準備していた車のキーを八雲に渡した。
「孫、楽しみにしてるよ」
出かけ際に聞こえた一心の言葉。
晴香は思わず頬を染め、俯いてしまった。
だが八雲は「任せとけ」とやけに良い笑顔でそう言い、拳を握ると車を出発させたのだ。
…そして現在にあたる。
車に乗って数時間。
ゴールである旅館まで、やっと半分までいったところだった。
その頃には晴香の機嫌は良くなり、八雲の隣で鼻歌を歌っている。
「どんな部屋なのかな〜」
晴香は膝の上に置いた何種類かのお菓子から、ひとつをつまむ。
危険が付きまとうこのデートだが、しばらくの時間がたつと、晴香は結局楽しんでいた。
「…こぼすなよ。汚れたら僕が掃除をしないといけないんだから」
高速に乗っていることもあり、八雲はなかなか晴香の方を向けない。
だがボリボリとお菓子をかじる音は八雲の耳に届いていた。
「はいはーい」
晴香はそう言うが、お菓子を食べる手は遅くなることもしなかった。
「まったく…」
呆れたように溜め息を吐くと、八雲は緩いカーブを馴れた手つきで曲がる。
そんな八雲の横顔を見ていた晴香が突然口を開く。
「八雲君も食べる?」
ヒョイと一本のポッキーを指で摘むと、それを八雲の口元に運ぶ。
しばらく迷うように黙るが、パクリとそれをくわえた。
「おいしい?」
「……ん」
口を動かしながら八雲は頷く。
よかった、晴香は微笑むと自らもそれを口にくわえた。
高速を降りたころ。
晴香の膝の上に広がったお菓子の野原が半分ほどになっていた。
「あとどれくらいでつくの?」
「高速降りたからな…一時間はかからないと思うが…。だいたい三十分くらいだな」
信号が赤に変わる。
「それより…」
赤になったことを良いことに、八雲は晴香を振り向く。
「…いつまで食べてる気だ?」
八雲のそんな言葉に、不思議そうな顔をする晴香。
「…八雲君ももっと食べたいの?」
ひょいと八雲が好きそうなものを選び、それを口元に運んでやる。
「そういう意味じゃない…」
呆れたように息を吐くが、一応それくわえる。
モゴモゴと噛んでいると、信号が青になりアクセルを踏む。
「一泊二日かぁ…。やっぱり少ないよね…」
晴香は座席に深く座り、窓の外を眺める。
普段は味わえないような、緑が広がる世界。
車が走る道路は山を削ったような、ずさんな道。
人の手があまり入っておらず、窓の外はすぐに森…であった。
晴香は再び視線を八雲に戻す。
「八雲君はやっぱり二泊が良かった?」
「まぁ…な。そっちの方がゆっくりできるし…」
「そうだよね…」
八雲のそんな言葉を聞き、晴香は肩を落とす。
その理由は、旅行の計画を立てた夜にのぼる…
「そういえば…何泊するんだ?」
ベッドサイドに腰を下ろし、風呂上がり独特の熱を冷まそうと胸元のボタンを外している八雲。
「やっぱり二泊三日かな〜?」
ふふふ…と楽しそうに晴香は笑う。
こちらも風呂を上がったばかりで、頬が火照っていた。
「二泊…ね。良いんじゃないか」
「良いって…なにが?」
肩に掛かっていたタオルで濡れた八雲の髪を拭く。
八雲は猫のように嫌がり、目をぎゅっ…と閉じる。
「二泊なら…次の日のことを考えないでやれる」
から、と続くであろう言葉は、晴香によって封じられてしまった。
晴香が髪を拭っていたタオルを、八雲の顔に押しつけたからだ。
「や、やっぱり一泊!一泊じゃないと嫌っ!」
「わ、わかった!わかったから離せ!」
八雲は息が出来ず、慌てて晴香のタオルを奪い取る。
「良い?絶対にやっちゃ駄目だからねっ!」
「…子作りしにいくんだろ。なんで駄目なん」
みるみるうちに晴香の頬が真っ赤に染まっていく。
そして声にならないような叫び声とともに、八雲の口を押さえつけた。
簡単に言ってしまえば、晴香のわがままで一泊になってしまったのだ。
そんな晴香の回想は八雲の声によって現実に戻された。
「じゃあ、いまから二泊にしてもらうか?」
「っ!いやだっ!」
晴香はもの凄いスピードでそう答えた。
END。
続きます。
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