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凉宮ハルヒちゃんの憂鬱…昨日本屋で見かけ、結構気になりました。
む…読んでみたい…。パロりたい…
角川のHPに文庫八雲二巻の表紙が!
なにやら色気を感じるのは私だけ?挿絵とかあったらよかったのに…
鈴木さんの絵もけっこう好きになってきたかもです。
スピリチュアル・ハイスピード・ミステリーに吹きました。
文庫八雲一巻の隣にメタルギアの文庫が!!小説化してたのね…
アニーが好きなのですよ。3止まりですが…
カロリーメイト!
さて、しょうみさんのところが二周年ということで…
しょうみさんとは色々と趣味が合います。えぇ、本当。
お祝い小説です!
微妙にデスノーチョ出てきます…
二周年おめでとうございます!
恋人設定・同棲
む…読んでみたい…。パロりたい…
角川のHPに文庫八雲二巻の表紙が!
なにやら色気を感じるのは私だけ?挿絵とかあったらよかったのに…
鈴木さんの絵もけっこう好きになってきたかもです。
スピリチュアル・ハイスピード・ミステリーに吹きました。
文庫八雲一巻の隣にメタルギアの文庫が!!小説化してたのね…
アニーが好きなのですよ。3止まりですが…
カロリーメイト!
さて、しょうみさんのところが二周年ということで…
しょうみさんとは色々と趣味が合います。えぇ、本当。
お祝い小説です!
微妙にデスノーチョ出てきます…
二周年おめでとうございます!
恋人設定・同棲
別に…ヤキモチを妬いてたわけじゃない。
多分…
講義が休講の八雲は、ソファーの上でのんびりとコーヒーを飲んでいた。
本当はココアが飲みたいのだが、晴香が作ったココアが飲みたいので今は我慢だ。
晴香はというと午前中から講義があり、八雲は一人、家で留守番をしているのだ。
午前中のうちに掃除を済ましてしまい、今は外に干した洗濯物が乾くのを待っている。
「…そろそろ終わるころか」
八雲は壁に掛かっている時計に目を向けると、空になったマグカップを机の上に置いた。
すると、それを合図と感じるほどのタイミングで玄関のチャイムが鳴る。
主人が帰ってきた犬のように八雲は反応すると、玄関に駆けていく。
玄関のドアがちょうど閉まる音。
「…おかえり」
八雲がそう声を掛けると、靴を脱いでいた晴香が振り返る。
「ただいまっ」
少々行儀が悪いが、靴を投げるように脱ぎ捨てると、晴香は勢い良く八雲に抱きつく。
そんな晴香に八雲は嫌がりはせず、優しく抱きしめ返した。
「ずいぶん早かったな」
しばらくして体が離れると、八雲が思い出したかのようにそう口にする。
晴香はしぶしぶと言うように体を離し、八雲を見上げた。
「うん。珍しく早く終わったんだ。それでね…」
ふふふ…と小さく笑う晴香を見て、八雲は怪しそうに表情を歪める。
「DVD借りてきたから一緒に見よう!」
満面の笑みで見せつけられたのは、レンタルビデオ屋の袋。
だが僕の視線が君に釘付けだったのは言うまでもない。
晴香がココアを淹れている間、八雲は洗濯物を取り込んでいた。
映画を見るのだから、途中で取り込むなんて、ムードを壊すようなことはしたくなかったから。
「ありがと、八雲君」
洗濯物を部屋に入れ、それを畳んでいるときにそう話しかけられる。
床に座っていた八雲が顔を上げると、そこにはお盆を持った晴香がいた。
お盆の上には色違いのマグカップが二つ。
その中から湯気がたっていた。
「…暑いのにホットココアか?」
いつだったか言ったセリフを口にする。
だがあの時とは違い、晴香の顔には笑みが浮かんでいた。
「洗濯物、一緒に畳もう?その間に冷めちゃうだろうし」
なるほど…な、八雲は関心すると同時に小さく笑う。
晴香はお盆ごと机の上に乗せると、八雲の隣にちょこんと座った。
それから数分後。
二人はソファーに並んで座っていた。
手にはお揃いのマグカップ。
…八雲が青色で、晴香が桃色。
「でも珍しいな、君が映画を借りてくるなんて…」
いままで、二人で借りてきて一緒に見る…
ということは多々あったのだが、今回のようなことは初めてだった。
「このシリーズの番外編がね、こんどDVDで出るんだ〜。だからね、復習しておこうと思って」
そう話す晴香は何やら楽しそうだった。
「そうか…」
「それでね、番外編の主人公役の俳優さんがかっこいいんだ〜」
その言葉で晴香がやけに楽しそうな理由がわかった。
だか楽しそうな晴香とは逆に、八雲は不機嫌そうに顔をしかめる。
「…そうか」
八雲は珍しく鋭い眼差し睨みつけるが、晴香はその視線に気が付かなかった。
晴香が選んできた映画だ。
どうせ恋愛ものやファンタジーなものかと思っていた。
だが映画の内容は君にしては珍しく、推理もの…といっていいのか…
…そんな内容だった。
ときどき君に視線を向けたが、それに気付いてくれなかった。
ある人物が出てくる度に、晴香の瞳の輝きが増す。
八雲はそれをつまらなそうに眺めていた。
そんなこんなしている間に、映画が終わり、画面が真っ暗になった。
もちろん八雲の頭には、ある人物を熱心に見つめる晴香の姿しか印象に残っていなかったが…
「おもしろかったねー!」
マグカップの中身を飲み干すと、DVDの電源を切りにいく晴香。
「これね、後編もあるんだけど見る?」
そう言うとレンタルビデオ屋の袋から、もう一枚DVDを取り出す。
だが八雲はそれには答えず、晴香に手招きをする。
頭にクエッションマークを浮かべながらも晴香はそれに従い、八雲のもとに駆け寄った。
「どうしたの?八雲君」
ソファーに座った八雲の正面に立つ晴香。
自然と見下ろす形になる。
「っ!?」
すると突然、腰に手が回され引き寄せられた。
八雲はそのまま晴香の体に身を擦り寄せる。
「や…八雲君っ」
…ちょうど八雲の顔が胸に触れてくすぐったい…
晴香はどうにか身をよじり、それをこらえる。
だが八雲はますます腕の力を強め、晴香の頬は火照りだした。
「ど…どうしたの?」
深呼吸をし、一時落ち着くと八雲にそう訪ねる。
すると八雲は不機嫌そうな眼差しで晴香を見上げてきた。
「…君はああいうのが好みなのか?」
「は?」
八雲から発せられた言葉は、晴香に意味を伝えなかった。
「好みって…なにが?」
「君はああいう、目の下に隈がある甘党の…猫背でひきこもりな天才探偵が好きなのか?」
「ひ…引きこもりって…」
酷い言い方だ…
晴香は思わず口をへの字に曲げてしまうが、八雲の寂しそうな瞳を見て、思わずポカーンとしてしまう。
もしかして…ヤキモチ妬いてたの?
そう思うと晴香はクスリと笑ってしまう。
八雲はそれを見て、ますます不機嫌そうに眉を寄せた。
「なんだよ…」
「ごめんごめんっ」
謝りながらも笑うことは止めない晴香。
クスクスと笑っていたが、しばらくするとそこには笑みを浮かべた晴香がいた。
「…私は天才探偵さんより、心霊探偵さんの方が大好きだから…ね」
ちゅ…と寝癖だらけの黒髪に優しくキスを落とした。
八雲は目をパチクリとさせていが、意味を理解し耳まで赤く染める。
そしてぎゅ…と今度は優しく抱きしめた。
END。
二周年おめでとうございます!
多分…
講義が休講の八雲は、ソファーの上でのんびりとコーヒーを飲んでいた。
本当はココアが飲みたいのだが、晴香が作ったココアが飲みたいので今は我慢だ。
晴香はというと午前中から講義があり、八雲は一人、家で留守番をしているのだ。
午前中のうちに掃除を済ましてしまい、今は外に干した洗濯物が乾くのを待っている。
「…そろそろ終わるころか」
八雲は壁に掛かっている時計に目を向けると、空になったマグカップを机の上に置いた。
すると、それを合図と感じるほどのタイミングで玄関のチャイムが鳴る。
主人が帰ってきた犬のように八雲は反応すると、玄関に駆けていく。
玄関のドアがちょうど閉まる音。
「…おかえり」
八雲がそう声を掛けると、靴を脱いでいた晴香が振り返る。
「ただいまっ」
少々行儀が悪いが、靴を投げるように脱ぎ捨てると、晴香は勢い良く八雲に抱きつく。
そんな晴香に八雲は嫌がりはせず、優しく抱きしめ返した。
「ずいぶん早かったな」
しばらくして体が離れると、八雲が思い出したかのようにそう口にする。
晴香はしぶしぶと言うように体を離し、八雲を見上げた。
「うん。珍しく早く終わったんだ。それでね…」
ふふふ…と小さく笑う晴香を見て、八雲は怪しそうに表情を歪める。
「DVD借りてきたから一緒に見よう!」
満面の笑みで見せつけられたのは、レンタルビデオ屋の袋。
だが僕の視線が君に釘付けだったのは言うまでもない。
晴香がココアを淹れている間、八雲は洗濯物を取り込んでいた。
映画を見るのだから、途中で取り込むなんて、ムードを壊すようなことはしたくなかったから。
「ありがと、八雲君」
洗濯物を部屋に入れ、それを畳んでいるときにそう話しかけられる。
床に座っていた八雲が顔を上げると、そこにはお盆を持った晴香がいた。
お盆の上には色違いのマグカップが二つ。
その中から湯気がたっていた。
「…暑いのにホットココアか?」
いつだったか言ったセリフを口にする。
だがあの時とは違い、晴香の顔には笑みが浮かんでいた。
「洗濯物、一緒に畳もう?その間に冷めちゃうだろうし」
なるほど…な、八雲は関心すると同時に小さく笑う。
晴香はお盆ごと机の上に乗せると、八雲の隣にちょこんと座った。
それから数分後。
二人はソファーに並んで座っていた。
手にはお揃いのマグカップ。
…八雲が青色で、晴香が桃色。
「でも珍しいな、君が映画を借りてくるなんて…」
いままで、二人で借りてきて一緒に見る…
ということは多々あったのだが、今回のようなことは初めてだった。
「このシリーズの番外編がね、こんどDVDで出るんだ〜。だからね、復習しておこうと思って」
そう話す晴香は何やら楽しそうだった。
「そうか…」
「それでね、番外編の主人公役の俳優さんがかっこいいんだ〜」
その言葉で晴香がやけに楽しそうな理由がわかった。
だか楽しそうな晴香とは逆に、八雲は不機嫌そうに顔をしかめる。
「…そうか」
八雲は珍しく鋭い眼差し睨みつけるが、晴香はその視線に気が付かなかった。
晴香が選んできた映画だ。
どうせ恋愛ものやファンタジーなものかと思っていた。
だが映画の内容は君にしては珍しく、推理もの…といっていいのか…
…そんな内容だった。
ときどき君に視線を向けたが、それに気付いてくれなかった。
ある人物が出てくる度に、晴香の瞳の輝きが増す。
八雲はそれをつまらなそうに眺めていた。
そんなこんなしている間に、映画が終わり、画面が真っ暗になった。
もちろん八雲の頭には、ある人物を熱心に見つめる晴香の姿しか印象に残っていなかったが…
「おもしろかったねー!」
マグカップの中身を飲み干すと、DVDの電源を切りにいく晴香。
「これね、後編もあるんだけど見る?」
そう言うとレンタルビデオ屋の袋から、もう一枚DVDを取り出す。
だが八雲はそれには答えず、晴香に手招きをする。
頭にクエッションマークを浮かべながらも晴香はそれに従い、八雲のもとに駆け寄った。
「どうしたの?八雲君」
ソファーに座った八雲の正面に立つ晴香。
自然と見下ろす形になる。
「っ!?」
すると突然、腰に手が回され引き寄せられた。
八雲はそのまま晴香の体に身を擦り寄せる。
「や…八雲君っ」
…ちょうど八雲の顔が胸に触れてくすぐったい…
晴香はどうにか身をよじり、それをこらえる。
だが八雲はますます腕の力を強め、晴香の頬は火照りだした。
「ど…どうしたの?」
深呼吸をし、一時落ち着くと八雲にそう訪ねる。
すると八雲は不機嫌そうな眼差しで晴香を見上げてきた。
「…君はああいうのが好みなのか?」
「は?」
八雲から発せられた言葉は、晴香に意味を伝えなかった。
「好みって…なにが?」
「君はああいう、目の下に隈がある甘党の…猫背でひきこもりな天才探偵が好きなのか?」
「ひ…引きこもりって…」
酷い言い方だ…
晴香は思わず口をへの字に曲げてしまうが、八雲の寂しそうな瞳を見て、思わずポカーンとしてしまう。
もしかして…ヤキモチ妬いてたの?
そう思うと晴香はクスリと笑ってしまう。
八雲はそれを見て、ますます不機嫌そうに眉を寄せた。
「なんだよ…」
「ごめんごめんっ」
謝りながらも笑うことは止めない晴香。
クスクスと笑っていたが、しばらくするとそこには笑みを浮かべた晴香がいた。
「…私は天才探偵さんより、心霊探偵さんの方が大好きだから…ね」
ちゅ…と寝癖だらけの黒髪に優しくキスを落とした。
八雲は目をパチクリとさせていが、意味を理解し耳まで赤く染める。
そしてぎゅ…と今度は優しく抱きしめた。
END。
二周年おめでとうございます!
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この記事にコメントする
ふおおおおおおおおおおおおお!(大興奮!)
八雲とL様、心霊探偵様と天才探偵様の夢の共演ですよ、いやっほい!!(萌)
八雲とL様、両方からお祝いしてもらった気分です!
垂涎ものの小説、ありがとうございました!!
メールいただいて、すぐに飛んできちゃいましたよ!!
さすが由多さん、唯胡の趣味を熟知しているとしか思えないSSです。
思わず興奮しちゃったじゃないか、萌えちゃったじゃないか!
L様にヤキモチ妬く八雲を拝める日が来るとは!!
不貞腐れてる八雲に萌え。
その八雲を照れさせた晴香に萌え。
八雲にヤキモチ妬かせたL様に萌え。
萌えだらけの小説に悶絶したのは言うまでもありません…堪能させていただきました♪
もう本当に本当にありがとうございました!!
豪華すぎるお祝いに感無量です!!
これはもう是非、自分のサイトに転載したいのですが、大丈夫ですかね??
駄目なようなら早めにご連絡くださいね。
本当に豪華なプレゼントありがとうございました!!
大好きですーっ!!(熱烈告白)
八雲とL様、両方からお祝いしてもらった気分です!
垂涎ものの小説、ありがとうございました!!
メールいただいて、すぐに飛んできちゃいましたよ!!
さすが由多さん、唯胡の趣味を熟知しているとしか思えないSSです。
思わず興奮しちゃったじゃないか、萌えちゃったじゃないか!
L様にヤキモチ妬く八雲を拝める日が来るとは!!
不貞腐れてる八雲に萌え。
その八雲を照れさせた晴香に萌え。
八雲にヤキモチ妬かせたL様に萌え。
萌えだらけの小説に悶絶したのは言うまでもありません…堪能させていただきました♪
もう本当に本当にありがとうございました!!
豪華すぎるお祝いに感無量です!!
これはもう是非、自分のサイトに転載したいのですが、大丈夫ですかね??
駄目なようなら早めにご連絡くださいね。
本当に豪華なプレゼントありがとうございました!!
大好きですーっ!!(熱烈告白)