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間違えた、高血圧!
そして私は低血圧!
今日は…ごろごろしたり、珍しく午前中からお出かけしました。
頭痛が酷いんで、病院に行ったのですよ。あのかわいい看護士さんがいる場所に。
小さい子がいっぱいいてニヤニヤしてました。
めっさかわいいんす!お母さんに絵本やらぬいぐるみやら運んで…
小さい子は大好きだっ!
帰りに近所の商店街にせんべい買いに行きました。
お茶屋さんでマヨネーズせんべい買いました。
マヨせんべいがうまいですっ!
そして…痛いです。何がって口内炎が!
いつだったか書いた小説のようにハチミツ塗ったんですが…
意外としみました…。炎症が酷かったこともあるんでしょうが…ね。
最近眠れないんですよね…
眠いんですが、眠れない…と、いまいち分からないような…
うーん…あくびは出るのに眠れない…です。
それで朝の四時くらいまで起きてたんです。
カラスが鳴いてて、たまに車の音…新聞配達のバイクの音。
なんだか不思議な世界!眠いがこういうのは好きだ!
さて、小説。
眠れないから子守唄ネタ。
恋人設定
そして私は低血圧!
今日は…ごろごろしたり、珍しく午前中からお出かけしました。
頭痛が酷いんで、病院に行ったのですよ。あのかわいい看護士さんがいる場所に。
小さい子がいっぱいいてニヤニヤしてました。
めっさかわいいんす!お母さんに絵本やらぬいぐるみやら運んで…
小さい子は大好きだっ!
帰りに近所の商店街にせんべい買いに行きました。
お茶屋さんでマヨネーズせんべい買いました。
マヨせんべいがうまいですっ!
そして…痛いです。何がって口内炎が!
いつだったか書いた小説のようにハチミツ塗ったんですが…
意外としみました…。炎症が酷かったこともあるんでしょうが…ね。
最近眠れないんですよね…
眠いんですが、眠れない…と、いまいち分からないような…
うーん…あくびは出るのに眠れない…です。
それで朝の四時くらいまで起きてたんです。
カラスが鳴いてて、たまに車の音…新聞配達のバイクの音。
なんだか不思議な世界!眠いがこういうのは好きだ!
さて、小説。
眠れないから子守唄ネタ。
恋人設定
暗い暗い部屋の中。
カーテンの隙間から月の光が差し込んでくる。
それは見事なまでに綺麗だった…
目の前には天井。
それと役割を果たしていない電気。
聴こえる音は、時計が時を刻む音。
君の小さな寝息。
…眠れない。
八雲は体の向きを変えた。
そこには低い壁。
その上を見上げると、小さな背中が見える。
その背中は呼吸音と合わせるように、ゆっくりと上下に動く。
その正体は、ベッドの上で眠る晴香の姿…
健全なお付き合い中の二人は、別々の場所で眠っていた。
晴香がベッドの上。
八雲はその横に布団を敷いて眠っている。
同棲を始めた日、一緒に寝ようと晴香が誘ってきたが、八雲はそれを断った。
八雲にとっては一緒に寝るなんて事は、まだまだ早すぎるのだ。
それでも、君と同じ屋根の下で眠れるだけで、こんなにも胸が締め付けられるとは…
そんな自分に呆れ、溜め息を吐くと、再びゴロリと転がる。
再び視界に天井と電気が現れた。
手探りで枕元から時計を掴む。
…三時、か…
早く寝ないと…もしクマなんて出来たら、また君に心配をさせてしまう。
時計を枕元に戻し、八雲は目をつぶる。
いつもは何てこと思わない月の光が、今日は憎かった。
それが邪魔をして、なかなか眠ることを許さない。
「くそっ…」
八雲は目元に手をかざすように置き、真っ暗な世界を作る。
「ねむれないの?」
そんな世界に響く、大好きな声。
ゆっくりと手を下ろし、ベッドの方に視線を向ける。
そこには声の持ち主である晴香が、ベッドの上にちょこんと座っていた。
「起きてたのか?」
「ううん、いま起きた」
「…起こしてしまったのか?」
「違うよ、これのせい…」
晴香はそう言うと、ベッドの側にある窓を指差す。
釣られるように八雲の視線がそちらに向く。
「つきあかりがね、まぶしかったの」
ニコリと微笑みながら、晴香はベッドサイドに座る。
自然と見上げるような視線になりながらも、八雲は起きあがることはしなかった。
「そうか…」
「眠れないの?」
「あぁ…。眠れないんだ…」
八雲がそう言うと晴香はベッドサイドから下り、布団の横に佇む。
不思議そうな顔でそれを見上げる八雲。
「子守歌、歌ってあげようか?」
「………」
晴香の言葉に八雲は思わず怪訝そうに眉を寄せた。
それでも晴香はニコニコと笑い続けている。
何も言わないことを良いことに、晴香は八雲の布団に寝転がった。
「っ!?なにしてるんだっ!」
夏も近づき、少々寒いが八雲はタオルケット一枚しか掛けていない。
その中には入らず、晴香はそれを体全体で踏むように寝転がっていたのだ。
タオルケットを引くにも、晴香の体が邪魔をして不可能だった。
「しっ…こんなに夜遅いんだから、近所迷惑になっちゃうでしょ?」
口元に人差し指を立てた手をかざす。
「そういう問題じゃない!」
夜遅い…と言われ、八雲はますます意識をしてしまう。
夜遅い、同じ布団、近い距離…八雲にとって、そのすべてが意識を強ませた。
「そ、それに君だって眠いだろ!」
「眠くないよ」
「嘘付けっ」
「…八雲君」
突然晴香に呼ばれ、八雲は何かを言おうとしていた口を開く。
だがそれよりも早くに、何かが体に触れる。
晴香の方を向くように寝ているので、それは脇腹…いや、背中に触れていた。
…そして、一定のリズムで優しく叩かれる。
その手は優しく背中を撫でもしていた。
驚きから体を揺らしたが、それは止むことをしない。
そんな晴香から、優しい歌が聴こえた。
ねむれ
ねむれ
ははのむねで
ねむれ
ねむれ
ははのてで
そこ、ははのむねにだろ…
なんて皮肉、言えなかった。
それほどまでに、それは心地よいものとして八雲を包み込む。
いつだったか聴いたことのある唄…
記憶もおぼろな小さな頃。
母親が歌ってくれた唄。
それを聴くと、どんなに怖い夢を見たあとだってすんなりと眠れた。
その頃は魔法の呪文だと思っていた。
自分でやっても効かない、母親だけが使える秘密の呪文。
それを…まさか、君も使えるとはな…
八雲はゆっくりと瞼を下ろす。
それに気付いた晴香は、微笑ましく笑うと、八雲の柔らかい髪を優しく撫でる。
そして、何度だって唱えてくれる。
僕だけにしか効かない、君だけの魔法。
ねむれ
ねむれ
ははのむねで
ねむれ
ねむれ
ははのてで
「………」
八雲は閉じていた瞼をゆっくりと上げる。
眠くないわけではない、晴香の子守歌のおかげで眠れそうだったのだ。
目の前には晴香がいた。
瞼を閉じ、スー…スー…と呼吸に合わせて肩も揺れる。
「歌ってる本人が眠るとはな…」
髪に触れている手を、起こさないようにそっと退ける。
「やっぱり…眠かったんじゃないか…」
それを我慢して、僕に子守歌を歌ってくれたなんて…
「本当に…君は良い母親になるよ…」
僕が保証する…八雲はそう言うと、ベッドの上から布団を運び、晴香の上に掛けてやる。
そしてすこし迷ったが、八雲もタオルケットの上に寝転がり、自らにも布団を掛けた。
「おやすみ…」
そう言うと八雲は布団の外に手を出し、布団の上から晴香の体に触れる。
そして僕も唱える。
君に贈る、魔法の呪文を…
END。
我が家の子守歌はこれかオリジナルでした。
カーテンの隙間から月の光が差し込んでくる。
それは見事なまでに綺麗だった…
目の前には天井。
それと役割を果たしていない電気。
聴こえる音は、時計が時を刻む音。
君の小さな寝息。
…眠れない。
八雲は体の向きを変えた。
そこには低い壁。
その上を見上げると、小さな背中が見える。
その背中は呼吸音と合わせるように、ゆっくりと上下に動く。
その正体は、ベッドの上で眠る晴香の姿…
健全なお付き合い中の二人は、別々の場所で眠っていた。
晴香がベッドの上。
八雲はその横に布団を敷いて眠っている。
同棲を始めた日、一緒に寝ようと晴香が誘ってきたが、八雲はそれを断った。
八雲にとっては一緒に寝るなんて事は、まだまだ早すぎるのだ。
それでも、君と同じ屋根の下で眠れるだけで、こんなにも胸が締め付けられるとは…
そんな自分に呆れ、溜め息を吐くと、再びゴロリと転がる。
再び視界に天井と電気が現れた。
手探りで枕元から時計を掴む。
…三時、か…
早く寝ないと…もしクマなんて出来たら、また君に心配をさせてしまう。
時計を枕元に戻し、八雲は目をつぶる。
いつもは何てこと思わない月の光が、今日は憎かった。
それが邪魔をして、なかなか眠ることを許さない。
「くそっ…」
八雲は目元に手をかざすように置き、真っ暗な世界を作る。
「ねむれないの?」
そんな世界に響く、大好きな声。
ゆっくりと手を下ろし、ベッドの方に視線を向ける。
そこには声の持ち主である晴香が、ベッドの上にちょこんと座っていた。
「起きてたのか?」
「ううん、いま起きた」
「…起こしてしまったのか?」
「違うよ、これのせい…」
晴香はそう言うと、ベッドの側にある窓を指差す。
釣られるように八雲の視線がそちらに向く。
「つきあかりがね、まぶしかったの」
ニコリと微笑みながら、晴香はベッドサイドに座る。
自然と見上げるような視線になりながらも、八雲は起きあがることはしなかった。
「そうか…」
「眠れないの?」
「あぁ…。眠れないんだ…」
八雲がそう言うと晴香はベッドサイドから下り、布団の横に佇む。
不思議そうな顔でそれを見上げる八雲。
「子守歌、歌ってあげようか?」
「………」
晴香の言葉に八雲は思わず怪訝そうに眉を寄せた。
それでも晴香はニコニコと笑い続けている。
何も言わないことを良いことに、晴香は八雲の布団に寝転がった。
「っ!?なにしてるんだっ!」
夏も近づき、少々寒いが八雲はタオルケット一枚しか掛けていない。
その中には入らず、晴香はそれを体全体で踏むように寝転がっていたのだ。
タオルケットを引くにも、晴香の体が邪魔をして不可能だった。
「しっ…こんなに夜遅いんだから、近所迷惑になっちゃうでしょ?」
口元に人差し指を立てた手をかざす。
「そういう問題じゃない!」
夜遅い…と言われ、八雲はますます意識をしてしまう。
夜遅い、同じ布団、近い距離…八雲にとって、そのすべてが意識を強ませた。
「そ、それに君だって眠いだろ!」
「眠くないよ」
「嘘付けっ」
「…八雲君」
突然晴香に呼ばれ、八雲は何かを言おうとしていた口を開く。
だがそれよりも早くに、何かが体に触れる。
晴香の方を向くように寝ているので、それは脇腹…いや、背中に触れていた。
…そして、一定のリズムで優しく叩かれる。
その手は優しく背中を撫でもしていた。
驚きから体を揺らしたが、それは止むことをしない。
そんな晴香から、優しい歌が聴こえた。
ねむれ
ねむれ
ははのむねで
ねむれ
ねむれ
ははのてで
そこ、ははのむねにだろ…
なんて皮肉、言えなかった。
それほどまでに、それは心地よいものとして八雲を包み込む。
いつだったか聴いたことのある唄…
記憶もおぼろな小さな頃。
母親が歌ってくれた唄。
それを聴くと、どんなに怖い夢を見たあとだってすんなりと眠れた。
その頃は魔法の呪文だと思っていた。
自分でやっても効かない、母親だけが使える秘密の呪文。
それを…まさか、君も使えるとはな…
八雲はゆっくりと瞼を下ろす。
それに気付いた晴香は、微笑ましく笑うと、八雲の柔らかい髪を優しく撫でる。
そして、何度だって唱えてくれる。
僕だけにしか効かない、君だけの魔法。
ねむれ
ねむれ
ははのむねで
ねむれ
ねむれ
ははのてで
「………」
八雲は閉じていた瞼をゆっくりと上げる。
眠くないわけではない、晴香の子守歌のおかげで眠れそうだったのだ。
目の前には晴香がいた。
瞼を閉じ、スー…スー…と呼吸に合わせて肩も揺れる。
「歌ってる本人が眠るとはな…」
髪に触れている手を、起こさないようにそっと退ける。
「やっぱり…眠かったんじゃないか…」
それを我慢して、僕に子守歌を歌ってくれたなんて…
「本当に…君は良い母親になるよ…」
僕が保証する…八雲はそう言うと、ベッドの上から布団を運び、晴香の上に掛けてやる。
そしてすこし迷ったが、八雲もタオルケットの上に寝転がり、自らにも布団を掛けた。
「おやすみ…」
そう言うと八雲は布団の外に手を出し、布団の上から晴香の体に触れる。
そして僕も唱える。
君に贈る、魔法の呪文を…
END。
我が家の子守歌はこれかオリジナルでした。
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