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何でしたっけ…このセリフ。漫画かなにかで見たのかな?
それよりデスクトップバトンがやりたいです…時間ないなぁ。

今日は暑かったです。汗がだくだくです…
とつぜん過ぎて驚きましたよ!
よかった…夏服着ていって…

そして、帰宅後すぐにクーラーかけてたら…
現在、寒過ぎます!
扇風機が恋しいよぉ…
去年壊れてしまい、ミニ扇風機しかないんですよ。ぐすん。

ですが、がんばったよ。自分。
スケットダンス買う為に、この暑い中お出かけしました。
徒歩数分なんですがね、やけに遠く感じました。

猫の恩返し可愛かったなぁ…
にゃんこがね、可愛すぎる。
来週はゲドかぁ…見たこと無いので楽しみだ!
あとトトロも!DVDあるけどね。
スカイクロラが気になる…押井監督ですもの!

最近、水曜どうでしょうと並んで面白いのが、探偵ナイトスクープ。
ローカル番組の方が意外と好きなんですよね。
アニメもバラエティー番組も。

拍手御返事。
綾さんへ。
今度こそ是非!
詳しくはメールの方に送らせてもらいますね!
と、言う事でここではここまでにさせていただきます♪

コメントありがとうございました!


今日、こんなにも暑かったというのに梅雨ネタ。
べ…別に間違えたんじゃないんだからね!

恋人設定

「暇だなぁ…」
溜め息混じりに晴香はそうぼやくと、目の前の八雲を見る。
晴香のぼやきは聞こえているのであろうか。
八雲は一人、おとなしく読書に耽っていた。



天気は雨。
映画研究同好会があるプレハブ内は、梅雨独特のジメジメした空気に包まれている。
晴香は雨宿り…というのを口実に、ここに居座っていた。

「ひま〜」
こうなったら…と、机に伸び、八雲を上目遣いで晴香は見上げる。
簡単に言ってしまえば、かまってほしい…のだ。
でも、八雲の視線は本に釘付けのまま。
晴香になんて興味がないとでも言いそうだ。
「ひまーっ!」
机をバシバシと叩き、どうにか視線をこちらに向けようとする。
だが八雲は微動だにしない。
細く白い指で静かにページを捲るだけ。


八雲君、絶対ワザと無視してる…


「ひーまーっ!八雲君、ひーまっ!」
今度は八雲の椅子を蹴りながらそう言う。
これには顔を上げざるをえない八雲。
「そんなに暇なのか?」
「うん。暇なの」
一歩進めたことの喜びに、晴香は胸を撫で下ろした。
そして次に出てくる言葉を待つ。
「…宿題でもやってたらどうだ?」
「………」
八雲の口から出た言葉に、晴香は顔を歪める。
「…宿題は終わりましたっ!」
「君にしては珍しいな。明日は雨が降る…ってもう降ってるな」
そして馬鹿にしたような表情で晴香を見下ろした。

八雲とゆっくりお喋りするために、はやく終わらせたんですよーだっ!


晴香は胸の中でそう叫ぶと、心の中の八雲を蹴り飛ばした。
そんなことを思っているうちに、八雲の視線が本に帰ってしまう。
晴香は思わずぷくーっと頬を膨らまし、今度は八雲を睨みつける。
「やーくーもーくんっ!」
怒ったことを少しでも伝わってほしくて、晴香は強く八雲の名前を呼んだ。
そこで八雲の顔がゆっくりと起きる。
そして晴香を見て、静かに首を傾げた。
「なんだ?」
「なんでさっきっから無視するの?」
「ちゃんと話しただろ」
さっきの小さな会話のことを言ったのだろう。
「その前も呼んでたの!」
悪気はないのか、八雲は不快そうに眉を寄せ、ますます首を傾げる。
「…呼んでたのか?」
「呼んではいないけど…。ずっと暇だって言ってたのに…」
晴香はそこまで言うと口ごもり、思わず頬を掻いてしまう。
「僕に用事があるなら、ちゃんと呼べ。じゃないと独り言だと思うだろ」
「独り言って!…そりゃ、独り言だったけど…」
かまってほしい…ということが伝わらず、晴香はしょぼんと肩を落としてしまう。
しばらく静寂があたりを包んだが、それは八雲の溜め息によって崩壊された。
溜め息に晴香はピクッと体を揺らしてしまう。

呆れられた…と思ったから。

パタンと本が閉ざされる音。
「…その」
思ったよりもその声が優しく、晴香は顔を上げる。
そこには何やら言いにくそうに髪を掻き回す、八雲がいた。
晴香は気が付かなかったが、その頬は微かに赤くなっている。
「…僕は、こういうことに鈍いから…言葉にしてくれないとわからないんだ…」
「………」
珍しく言いにくそうに言う八雲に、晴香は思わず目を見開いた。
滅多に言わないことを言ったせいか、今度は晴香にもわかるくらいに頬を染める八雲。
「だから、何か言いたいならちゃんと僕に言え」
八雲のその言葉は嬉しかった。
一瞬、許してやろうかとすら思ってしまう。
だが恋する乙女心としては、気付いてもらいたい。
緩みそうになる表情を、慌てて止める。
「…わかりましたっ!」
だからせめてでもの反撃として、つんと拗ねてやった。
口をへの字に歪め、フグのように膨らんだ頬。
鈍い…といっていた八雲にも、拗ねた…ということが伝わった。
「じゃあ、君はわかるっていうのか?」
「私は八雲君のこと、なんでも知ってるんですぅ」
それだけ言うと、腕を組んでそっぽを向かれた。

だが八雲だって、わからないものはわからない。
拗ねられても困るのだ。

切りを付けるため、大きく溜め息を吐いた。
手に持った本置くと、八雲はゆっくりと立ち上がる。
そして晴香の隣に座ると、跪いてその手を取った。
「っ!?」
首を傾げながらその様子を見ていた晴香だったが、八雲の行動には驚きを隠せない。
だが八雲は止まらず、その白い手の甲に優しくキスを落とす。
そして二度目は跡が残るように吸い付いた。
「や、八雲君?」
小さく体を揺らすと、晴香はその手を引こうとする。
「ん?」
だが八雲がそう簡単に離してくれるわけはなく、その跡を舐める。
「っん!…そ、その…なにしてるの?」
「実験」
「じっ…?」
首を傾げると、八雲が晴香の正面から覗いてきた。
「君は、言葉がなくても僕の考えがわかるか…の実験」
「へっ!?」
気の抜けた晴香の声に、八雲はクスリと笑う。
次の瞬間、首に熱いものが触れた。
「んっ…」
それが八雲の舌だと気が付くのに、それほどの時間は必要なかった。

しばらくの間、その肌触りを楽しむようにしていた八雲。
晴香はただ、体を固めていることしかできなかった。
だが突然、晴香の体を撫で始める。
顎から始まり、その手はゆっくりと下に下がりだす。
「やっ…くんっ」

首から伝わる快感。

八雲のこの行動。

「…で?僕のことならなんでもわかるんだよな?」
首から離れ、口元を拭いながらそう訪ねる。
「え…?」

「僕がなにをしたいのか…当ててごらん?」

晴香には、八雲がなにをしたいのかがわかっていた。

「えぇっ!?」

「外れたら…そうだな。罰でも与えよう」

「ち、ちょっと待ってよ!」

「さぁ、制限時間は十秒だ」

晴香の言葉は、八雲の口の中に消えた…



「…僕は、ちゃんと言ってくれないとわからない」

「へ…?」

「どうしてほしいのか…言え」

「ま、まって…こんなとこ、…止めな、いで…」

「わからないって…言っただろ?」

「んっ!」

「…ほら、正直にどうしてほしいのか…言ってごらん?」

「………」

「それか、僕にわかるように…やって?」


END。



佐渡…目指したが…
色々おかしくなった…
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