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本日はお買い物しに行きました!以前行った、某大型文房具店に。
今回は家族と行ったんですがね。

ここの文房具屋に行ったら毎回アイス食べてたんですが…
洞爺湖サミットうだうだ〜で買えなかった…よ。
めそめそ…まぁ、市民の平和のためですね!
ちなみにそのアイスの販売機、毎回半分以上が売り切れなんですよ。

そういえば、電車の広告に銀魂がありました…
自宅の駅までまじまじと見てしまいました。
あとSQの広告もあったよ。
あ、帰りにカルピスバー買いました。

今週号のジャンプに日和が載ってるとの事で買いました。
でも、よく見たら来週号だった…OTZ
なんだか得したのかしてないのか…うん。明日がんばって今週号探そう。
本当にエムゼロって終わったんですね。

久しぶりに見たせいか、サムライウサギのラヴラヴ度にニヤニヤです。
かわいいなぁ、この二人。来週号はすごかった…
お友達に新刊借りなくては!
そして人気投票、こっちが上だったか…

本当に久しぶりだな〜。何ヶ月ぶりかな?
ずいぶん話が進みましたね…
ダブルアーツがおもしろい…というかかわいいんですがっ!

ゲゲゲの鬼太郎見てます!
猫娘かわいいなぁ…リニュ版鬼太郎の猫娘は萌ですね!(こら
一体何があったんでしょうね。

時かけやるんですね!好きなんですよ、時かけ!
キャラデザがエヴァで有名な貞本先生ですし。
毎度、千昭がカヲル君に見えて仕方ない。

最近○周年のサイトさんが多いですね。
ここも一周年とかできるかな?できるといいな…
できるかな?

追伸。
私通。
綾さんへ。
了解です!


さて、かわゆい晴香たんがいる、とらじまさん宅が三周年ということで。
お祝い小説です!
三周年って…すごいですね。
とらじまさんのみお持ち帰り可です!
おめでとうございます!

新婚設定

のどかな昼下がり。
昨日までの梅雨空は晴れ、久しぶりに太陽が顔を覗かせた。
清々しい日…とはこのような日を言うのだろう。
だからと言って、みんなの気分が清々しくなるとは限らない。

それを証明してくれる人物が、ここにいた。
もちろんそれは、ソファーに深く座りながら文庫本を手にしていた八雲のこと。
だが意味もなく不機嫌なわけではない。
それにも理由はあるのだ…



「おいでー」
その声が僕に向かってだったら、どんなに嬉しいだろうか。
八雲はチラリと、文庫本から晴香に視線を向けた。
「にゃっ」
そんな可愛らしく愛らしい声と共に、晴香に駆け寄る灰色の影。
影は晴香の前で止まると、甘えるように足に擦りよってきた。
「かわいいね〜。まめちゃんは」
まめちゃん…と呼ばれたそれは、止まると白と灰が混じったような毛並みを八雲に見せつけた。
そのフワフワな毛に、少々見取れながらも慌てて首を振る。

猫…なのだ。種類は知らないが。

「…それ、どうしたんだ?」
「それじゃなくて、その子でしょ」
口を尖らせながらもそう言うと、晴香は柔らかい毛並みを楽しむように撫でる。
「…その子、どうしたんだ?」
八雲は言い直し、一旦文庫本にしおりを挟んで机に置いた。
「預かったの。可愛いでしょ」
「またか…」
呆れたように溜め息を吐くと、晴香のその優しさに小さく笑う。

僕は、そんな君の優しさに救われた…

「駄目…だったかな?」
「いいや、駄目じゃない。だけど人様の猫だ。ちゃんと面倒みろよ」
八雲の言葉が嬉しかったのか、晴香の瞳の輝きが増した。
そんな眼差しに耐えきれず、八雲は逃げるように台所に駆け込んだ。



台所についた八雲は、二人とも飲める紅茶でも淹れようとお湯を沸かす。
その間もリビングから聞こえる、可愛らしい声と可愛らしい鳴き声は止むことがなかった。
「…猫ってこんなに鳴かなかったような…」
ずいぶん昔、一心の家に住み着いていた野良猫を思い出す。
オレンジに近い茶色の猫。
ケンカをしたのか知らないが、住み着いた頃には左目に傷があった気がする。
その猫は何事にも動じない、笑われるかもしれないがダンディーな猫だった。
だから八雲は、隠れてその猫をおっさん呼ばわりしていたのだ。

あの猫はいつから居なくなったのか…
八雲がそんなことを思っていると、湯が沸いたことを知らせる高音。
慌てて火を止め、紅茶を沸かせた。



リビングに戻るが、晴香は気付いていないらしく、無邪気に猫と遊んでいた。
八雲は紅茶が乗ったお盆を持ちながら、晴香の後ろに立つ。
「紅茶作ったから、お茶にしないか?」
「あ、うん。じゃあまめちゃん、ここで待っててね」
膝の上に寝転がっていた体を持ち上げる。
猫独特の伸びる体のせいで、猫の足は晴香の膝に乗ったまま。
「まめっていうより…この伸びようは餅だな。大福餅」
「もう!そんなこと言って!」
やっとの思いで猫を退けると、床に置く。
「にゃあ」
寂しそうに鳴くと、丸い瞳で見上げられる。
「ごめんね、あとで遊んであげるから」
晴香はそう言い、立ち上がろうとした。
実際は立ち上がりかけた、の方が正しい。
「っ!?」
立ち上がろうとした晴香の膝に、勢いよく衝突する猫。
晴香はバランスを崩し、前に倒れそうになる。
だが、前には猫がいて慌てて体重を後ろにかけた。
そこで晴香は思い出す。
後ろには八雲がいた。
その手には紅茶を持って…

「っ!?」
突然のことに驚き、八雲はうまく対処ができなかった。
無残にもドミノ倒しのように後ろに倒れる。
お盆の上の紅茶は宙に舞い、重力に任せて落下していった。
「熱っ!」
背中に痛みを感じたと同時にそんな声。
八雲は慌てて腰を上げると、前にいた晴香を覗く。
「大丈夫かっ!?」
その声からでも八雲が心配していることが伝わる。
「だ、大丈夫…」
八雲の手伝いもあって、晴香はやっと上半身を上げた。
だが晴香の姿を見ると八雲は、突如に表情を歪める。
晴香の体の上には、紅茶の入ったティーカップが逆立ちをしていた。
そして、服は無残にも紅茶色に染まっている。
「火傷とかしてないか?」
「うん。意外と熱くなかった」
床に転がった氷を見て理解する。
暑いから、と八雲が入れた氷が晴香を助けたわけだ。
「ティーカップも無事だな…」
体の上からティーカップを退けさせる。
「まめちゃんは大丈夫かな?」
ふと晴香が部屋を見渡すが、その姿がない。
「まめちゃんっ!?」
「…にゃ」
晴香が慌てて名前を呼ぶと、ひょこっと棚の後ろから覗く姿。
無事を確認し、胸を撫で下ろす。
「あ、八雲君は大丈夫だった?」
「…僕は大丈夫だ」
「八雲君も濡れてるじゃない!」
晴香に言われ、服を見下ろすとシャツが茶色に染まっていた。
「着替えなくちゃ…な」
「そうだね…。…まめちゃんはおとなしく待っててねっ」
晴香はそう言うと寝室に足を向けた。
「僕はここを拭いてからいく。先に着替えてろ」
「あ、うん。よろしくね」
その姿は寝室に消えていった。
「…心配される順番、あっちの方が優先なのか?」
溜め息を吐くと、八雲は雑巾を取りに向かった。



雑巾を洗いに寄った洗面所に、ちょうどシャツとジーパンがあり、とりあえずそれを着た八雲。
蒸し暑いので、シャツのボタンは全て外してある。
晴香の反応を考えては笑い、八雲は洗面所を出た。

リビングに戻ってみると、そこには晴香の姿はなく、かわりに猫がソファーに寝ている。
少し迷いながらも八雲はその隣に腰を下ろす。
一瞬、睨まれたような気がしたが、気のせいとしておく。


それにしても…
僕より先に着替え始めたのに…
少し遅くないか?


八雲がそんなことを考えてると、寝室のドアがゆっくり開く。
「おまたせ…」
その中からこっそり覗く晴香の顔。
戸惑ったようにその場で動かない。
八雲が手招きをすると、おそるおそるといった様子でドアから体を出した。
「っ!き…君はっ…」
八雲はそこまでいうと言葉につまる。
先に照れが回り、うまく口が動かなかった。
「そ…その。洗濯しちゃってこれしかなくって…」
そう言う晴香の格好は、素肌にシャツ…ちなみに八雲のシャツを着ただけ。
それだけ…なのだ。
「は、早く別なの着てこい!」
見て良いものなのかと不安になり、顔を背けてしまう。
「だ…だからこれ意外ないって…」
「じゃあコートでも羽織っとけ!」
「この時期にコートって…」
「つべこべ言わず、早く着替えろ!」
「わ、わかりました!」
八雲の珍しい怒声に、晴香は逃げるように寝室に駆け込んだ。


END。



とらじまさん、三周年おめでとうございます!
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