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ふぐ飼いました〜。
淡水魚の阿部さんみたいな名前なんですよ。アベニだっけな?
かぁいいんです。
ぷかーっと浮かんでいて、一生懸命泳いでいて…
五匹飼ったんですがね、水槽の大きさに比べて小さいんです。
近づかないと見えないくらいで…かわいいっ!
そしてですね…
アカミミズを冷凍庫で飼う事になりました。
冷凍用なのでまだ安心なのですがね。
食べ方がめっさ可愛かったです!
ちゅるちゅる〜ってそうめん食べるように食べるんです。
もう愛らしいったらありゃしない!
んでね!ペットショップで見たんですがね!
一本の端と端をお互いで食べて…ようするにポッキゲームですね!
ポッキーゲームして、ちゅ…ですよ!
も…萌えぇえっぇぇえええぇえ!
アカミミズで思い出しましたが…
我が家の野菜室にはイナゴがあるんです。食用の。
田舎のおばあさまとおじいさまが送って下さったのですが…
ごめん、食べれない。
息子である父に「食べるの?」と聴いたんですがね。
「食べるわけない。というか食べた事無い」
とのこと。…なんで送ってきたんだろう?
ふふっ♪今日はやけに上機嫌なんですっ!
なんでって聴かれると、ですね!
昨日の甚平小説をとらじまさんが具現化してくださったんですっ!
本当、感動です!
そして、四十万HITおめでとうございます!
コメント御返事。
ねこまんまさんへ。
サイト持ってられるのですか!
今度、お邪魔させてもらいますね〜
そしてにゃんこ好きですか!同志っ!(がし
家がマンションなので、にゃんこは飼えないんですがね…
八雲が彼氏ですか…私は遠慮させてもらいますね。
あんなサディスティック青年が彼氏だなんて…
考えただけで身震いがっ!
それに八雲は晴香の婿!ですからね♪
髪の毛切られたんですか〜。
晴香ちゃんのショート、かわいいですものね!
えろり真っ盛りですよ、あの青年は!
そしてむっつりです!
あの無表情の裏では、あ〜んなことやこ〜んなことをかんg(殴
神永先生のメルマガは、神永先生のオフィシャルサイトに行けばわかるかと…
コメントありがとうございました!
さて、今回は甚平ネタ晴香攻め。
とらじまさんが書かれた、朝起きたら晴香甚平乱れお話も書きたいです!
恋人設定
淡水魚の阿部さんみたいな名前なんですよ。アベニだっけな?
かぁいいんです。
ぷかーっと浮かんでいて、一生懸命泳いでいて…
五匹飼ったんですがね、水槽の大きさに比べて小さいんです。
近づかないと見えないくらいで…かわいいっ!
そしてですね…
アカミミズを冷凍庫で飼う事になりました。
冷凍用なのでまだ安心なのですがね。
食べ方がめっさ可愛かったです!
ちゅるちゅる〜ってそうめん食べるように食べるんです。
もう愛らしいったらありゃしない!
んでね!ペットショップで見たんですがね!
一本の端と端をお互いで食べて…ようするにポッキゲームですね!
ポッキーゲームして、ちゅ…ですよ!
も…萌えぇえっぇぇえええぇえ!
アカミミズで思い出しましたが…
我が家の野菜室にはイナゴがあるんです。食用の。
田舎のおばあさまとおじいさまが送って下さったのですが…
ごめん、食べれない。
息子である父に「食べるの?」と聴いたんですがね。
「食べるわけない。というか食べた事無い」
とのこと。…なんで送ってきたんだろう?
ふふっ♪今日はやけに上機嫌なんですっ!
なんでって聴かれると、ですね!
昨日の甚平小説をとらじまさんが具現化してくださったんですっ!
本当、感動です!
そして、四十万HITおめでとうございます!
コメント御返事。
ねこまんまさんへ。
サイト持ってられるのですか!
今度、お邪魔させてもらいますね〜
そしてにゃんこ好きですか!同志っ!(がし
家がマンションなので、にゃんこは飼えないんですがね…
八雲が彼氏ですか…私は遠慮させてもらいますね。
あんなサディスティック青年が彼氏だなんて…
考えただけで身震いがっ!
それに八雲は晴香の婿!ですからね♪
髪の毛切られたんですか〜。
晴香ちゃんのショート、かわいいですものね!
えろり真っ盛りですよ、あの青年は!
そしてむっつりです!
あの無表情の裏では、あ〜んなことやこ〜んなことをかんg(殴
神永先生のメルマガは、神永先生のオフィシャルサイトに行けばわかるかと…
コメントありがとうございました!
さて、今回は甚平ネタ晴香攻め。
とらじまさんが書かれた、朝起きたら晴香甚平乱れお話も書きたいです!
恋人設定
もぞりと布団の中を動く。
おそるおそる、その中から顔を出してみると、一番に見たものは白い壁。
「………」
それが八雲の胸板だと気付くのに、それほどの時間はいらなかった。
着乱れた甚平の隙間から覗く白い肌。
それが綺麗に見えるのは、いまが朝だから。
カーテンの隙間から覗くのは、朝独特の白い光。
まだ寝たりないのか、うとうととしてきた。
あと一分…
晴香は自分に言い聞かせると、布団に潜り込んだ。
真正面に八雲の胸板が見えるのは、晴香を抱えるようにしながら瞳を閉じているから。
その顔は朝日に負けないくらいに白かったが、出会った頃と比べると、まだ血色が良くなった。
ぷに…
眠っているのを良いことに、頬をつついてみる。
「…最近太ってきたのかな?」
太ったといっても、平均であろう。
そのまま指を頬から胸元まで下げていく。
途中、くすぐったそうに身を捩ったが瞼は閉じたまま。
そこで気が付いた。
昨夜、晴香の記憶が飛んだ時、確かに二人とも甚平は脱いでいたのだ。
改めて自らの服装をチェックする。
きっちり…とまではいかないが、甚平はちゃんと着ていた。
…と、いうことは。
「…八雲君が着せてくれたの?」
眠っているの八雲に訪ねたのだ。
答えは返ってくるわけないのに、ついつい訪ねてしまう。
着せ方を知らない八雲だ、一生懸命がんばったのであろう。
晴香の方は紐まで綺麗に結んであったが、八雲の方は外れかけていた。
八雲が苦戦している姿を想像すると、思わずクスリと笑ってしまう。
「ありがと、八雲君」
寝癖だらけの前髪を掻き分けると、白い額に優しくキスをした。
「んっ…」
寝返りを打った八雲を見て、起きたかな?と思ったが違った。
本当に、ただ寝返りを打っただけ。
それがなんだか悔しくて、晴香は八雲から布団を剥ぎ、腰あたりに跨る。
違和感を感じて確かめてみる。
そしてその正体を知り、晴香はニヤリと笑った。
「うぅ…」
天井の方を向いた八雲が、なにやら苦しそうに唸った。
微かだが、八雲の顔は火照っている。
晴香の下には寝乱れた姿の八雲。
寝返りをうったせいもあり、白い胸元が露わになっている。
「やーくーもくん?」
八雲の名を呼びながらその胸元に指を這わす。
「んっ」
晴香の指が触れた途端、ピクリと小さく反応した。
それがなんだか可愛くて、悪戯心が疼きだす。
「起きなきゃ悪戯しちゃうよ?」
五秒間だけ返事を待ったが、返ってくる様子はない。
寝ているのだから当たり前か。
そんなことを思い、晴香は小悪魔のように笑う。
「いたずらしちゃおーっと!」
八雲の胸板に擦り寄ってみる。
微かに震えた後、静かなメロディーが聴こえた。
メトロノームのように、一定のリズムを保った音楽。
それが子守歌に感じ、眠気を引き立てる。
だが首を振って、どうにかそれを拒んだ。
「駄目駄目。八雲君に悪戯するんだからっ」
体を起こし、次は甚平に手をかける。
荒々しく止めてある紐をほどく。
すると中にも結び目が見えた。
だが、そっちの方はめんどくさかったのだろうか…紐が解けたまま。
試しに自らの方も見てみたが、こちらはちゃんと結ばれている。
「意外と面倒くさがりやさんなのかな?」
そう口にしてみたが、今までの言動を思い出すと、確かに面倒くさがりやかもしれない。
「…ま、いっか」
そこまで考えると、晴香は思考を中断させる。
今は悪戯優先なのだ。
そんな考えに構ってる暇はない。
「ふふっ…まずは縛っちゃお」
語尾にオンプマークでも付けたような声。
八雲の両手を頭の上に移動させ、手短に甚平で縛ってしまう。
移動させたとき、八雲の体が揺れたが起きることはなかった。
「意外と筋肉あるんだ〜」
腹筋を指で撫で、筋肉を確認する。
ふと目に入る、八雲の弱点。
「………」
興味本位で指を横に滑らせ、脇腹をつつく。
「っ!?」
すると痙攣したかのように大きく体が跳ねた。
そして慌てて起き上がる上半身。
「起きちゃった…」
「な、なにしてるんだっ!」
目が覚めたばかりだというのに、八雲の瞳はパッチリと開いている。
「おはよう」
晴香は気にせず、習慣であるおはようのキスを落とした。
「おはよう…じゃなくって!」
そして現状を見て、慌てて晴香を退かそうとした。
「退け!」
だが、八雲は両手を縛られているのだ…
そう簡単には体は自由に動かず、逆に晴香にその手首を掴まれてしまう。
「いーやっ。悪戯するんだもん」
「君は季節を間違えてる。悪戯はハロウィンにでもやってろ!」
寝起きのせいか、はたまたこんな状態だからか…八雲お得意の皮肉が少しだがおかしい。
「ハロウィンだって悪戯させてくれないじゃない」
「当たり前だ!」
だからこんなにも言葉が矛盾しているのだ。
「ね、どんな夢見てたの?」
「…君には関係ない」
言いにくそうに口を歪める。
「…続きしよっか」
八雲の膝に跨っている晴香。
そのせいもあって、目線は同じであった。
「…君は欲求不満なのか?夜はあんなに愛してやったのに」
どうにか主権を取り返そうと、そう口にする。
なのに晴香はまったくもって動じない。
「…八雲君こそ。昨日はあんなにしたのに…まだ足りないの?」
不気味に笑い、八雲の体を撫でていく。
「やめろ!」
晴香の指の動きから、どこに行くか察して慌てて止める。
「じゃ、これはなにかな?」
「っ!?」
「…やっぱり、八雲君もオトコノコなんだね」
空いた手で、八雲の頬に指を滑らせた。
「君こそ正気を取り戻せ。…なんでこんなこと…」
晴香に見えないように、八雲は縛ってある甚平を解こうとする。
「だって…悪戯したいんだもん。…ね、どんな夢見てたの?」
だが、ずいぶんと固く縛られているため、無理だった。
「悪戯がすぎる。…もし、これ以上のことをしたら…どうなるかわかってるよな?」
「…わかりませーんっ」
歌うように言ったかと思うと、八雲は勢いよくタックルを受ける。
押し倒されるがままに倒れた。
「…おい!」
「わかんないもんっ」
かぷり、と八雲の喉に噛みついた。
自分のものだ、と印を刻むように…
「っ…」
「八雲君、かわいいよ」
ふふっ…と笑いながら、晴香は体を倒した。
八雲が最後に見たものは、火照った顔の晴香だった…
「………」
「八雲君…」
「…なんだよ」
ベッドにへたっていた八雲は、苛立ち気に晴香を睨む。
晴香はというと、八雲の上で猫のように目を擦っていた。
「眠い…」
「そうか…って、寝る前にコレをどうにかしてくれ」
そういうと晴香の前に腕をつきつけた。
「ん〜?」
眠気からか、珍しく不機嫌そうな顔をされる。
だが引くわけにはいかないのだ。
こんな体勢のまま寝られるなんて…僕には拷問と言ってもいい。
「えー…あとで」
「駄目に決まってる」
ぽふっ…と縛られた両手で晴香の頭を優しく叩く。
「むー…わかりましたっ」
口をへの字に歪めると、不機嫌そうに縛られた甚平を解きにかかる。
あんなにも苦労して解けなかったというのに、晴香の手に掛かればすぐに解けてしまう。
これが自由の特権なのか…
「じゃ、おやす」
「よいしょ…」
眠ろうとした晴香を、自らと一緒に起こす。
ぷくーっと怒ったように頬を膨らませていたが、すぐに萎み、顔が青ざめた。
「ま…まさかお仕置き?」
「………」
一応は悪いことをしたと思っているのか、きゅ…っと目を閉じる。
だが、八雲からお仕置きらしいお仕置きは来ず、変わりに指が額に触れた。
「…?」
晴香が目を開けてみると、八雲の手が目の前にあった。
「痛っ!」
そして額に感じる、ジクジクとした痛み。
それがでこピンをされた…とわかるまで数秒。
「これと…」
痛む額を晴香はさする。
「甚平、着せるのがお仕置きだ」
思わぬ八雲の言葉に、晴香はポカーンと口を開いた。
「なんだ、しないのか?」
「し、します!」
もしもこれ以上のことだったら…と想像するだけで寒気がする。
でも、これで許してもらえてよかった…
END。
また書きたいなぁ。甚平ネタ。
おそるおそる、その中から顔を出してみると、一番に見たものは白い壁。
「………」
それが八雲の胸板だと気付くのに、それほどの時間はいらなかった。
着乱れた甚平の隙間から覗く白い肌。
それが綺麗に見えるのは、いまが朝だから。
カーテンの隙間から覗くのは、朝独特の白い光。
まだ寝たりないのか、うとうととしてきた。
あと一分…
晴香は自分に言い聞かせると、布団に潜り込んだ。
真正面に八雲の胸板が見えるのは、晴香を抱えるようにしながら瞳を閉じているから。
その顔は朝日に負けないくらいに白かったが、出会った頃と比べると、まだ血色が良くなった。
ぷに…
眠っているのを良いことに、頬をつついてみる。
「…最近太ってきたのかな?」
太ったといっても、平均であろう。
そのまま指を頬から胸元まで下げていく。
途中、くすぐったそうに身を捩ったが瞼は閉じたまま。
そこで気が付いた。
昨夜、晴香の記憶が飛んだ時、確かに二人とも甚平は脱いでいたのだ。
改めて自らの服装をチェックする。
きっちり…とまではいかないが、甚平はちゃんと着ていた。
…と、いうことは。
「…八雲君が着せてくれたの?」
眠っているの八雲に訪ねたのだ。
答えは返ってくるわけないのに、ついつい訪ねてしまう。
着せ方を知らない八雲だ、一生懸命がんばったのであろう。
晴香の方は紐まで綺麗に結んであったが、八雲の方は外れかけていた。
八雲が苦戦している姿を想像すると、思わずクスリと笑ってしまう。
「ありがと、八雲君」
寝癖だらけの前髪を掻き分けると、白い額に優しくキスをした。
「んっ…」
寝返りを打った八雲を見て、起きたかな?と思ったが違った。
本当に、ただ寝返りを打っただけ。
それがなんだか悔しくて、晴香は八雲から布団を剥ぎ、腰あたりに跨る。
違和感を感じて確かめてみる。
そしてその正体を知り、晴香はニヤリと笑った。
「うぅ…」
天井の方を向いた八雲が、なにやら苦しそうに唸った。
微かだが、八雲の顔は火照っている。
晴香の下には寝乱れた姿の八雲。
寝返りをうったせいもあり、白い胸元が露わになっている。
「やーくーもくん?」
八雲の名を呼びながらその胸元に指を這わす。
「んっ」
晴香の指が触れた途端、ピクリと小さく反応した。
それがなんだか可愛くて、悪戯心が疼きだす。
「起きなきゃ悪戯しちゃうよ?」
五秒間だけ返事を待ったが、返ってくる様子はない。
寝ているのだから当たり前か。
そんなことを思い、晴香は小悪魔のように笑う。
「いたずらしちゃおーっと!」
八雲の胸板に擦り寄ってみる。
微かに震えた後、静かなメロディーが聴こえた。
メトロノームのように、一定のリズムを保った音楽。
それが子守歌に感じ、眠気を引き立てる。
だが首を振って、どうにかそれを拒んだ。
「駄目駄目。八雲君に悪戯するんだからっ」
体を起こし、次は甚平に手をかける。
荒々しく止めてある紐をほどく。
すると中にも結び目が見えた。
だが、そっちの方はめんどくさかったのだろうか…紐が解けたまま。
試しに自らの方も見てみたが、こちらはちゃんと結ばれている。
「意外と面倒くさがりやさんなのかな?」
そう口にしてみたが、今までの言動を思い出すと、確かに面倒くさがりやかもしれない。
「…ま、いっか」
そこまで考えると、晴香は思考を中断させる。
今は悪戯優先なのだ。
そんな考えに構ってる暇はない。
「ふふっ…まずは縛っちゃお」
語尾にオンプマークでも付けたような声。
八雲の両手を頭の上に移動させ、手短に甚平で縛ってしまう。
移動させたとき、八雲の体が揺れたが起きることはなかった。
「意外と筋肉あるんだ〜」
腹筋を指で撫で、筋肉を確認する。
ふと目に入る、八雲の弱点。
「………」
興味本位で指を横に滑らせ、脇腹をつつく。
「っ!?」
すると痙攣したかのように大きく体が跳ねた。
そして慌てて起き上がる上半身。
「起きちゃった…」
「な、なにしてるんだっ!」
目が覚めたばかりだというのに、八雲の瞳はパッチリと開いている。
「おはよう」
晴香は気にせず、習慣であるおはようのキスを落とした。
「おはよう…じゃなくって!」
そして現状を見て、慌てて晴香を退かそうとした。
「退け!」
だが、八雲は両手を縛られているのだ…
そう簡単には体は自由に動かず、逆に晴香にその手首を掴まれてしまう。
「いーやっ。悪戯するんだもん」
「君は季節を間違えてる。悪戯はハロウィンにでもやってろ!」
寝起きのせいか、はたまたこんな状態だからか…八雲お得意の皮肉が少しだがおかしい。
「ハロウィンだって悪戯させてくれないじゃない」
「当たり前だ!」
だからこんなにも言葉が矛盾しているのだ。
「ね、どんな夢見てたの?」
「…君には関係ない」
言いにくそうに口を歪める。
「…続きしよっか」
八雲の膝に跨っている晴香。
そのせいもあって、目線は同じであった。
「…君は欲求不満なのか?夜はあんなに愛してやったのに」
どうにか主権を取り返そうと、そう口にする。
なのに晴香はまったくもって動じない。
「…八雲君こそ。昨日はあんなにしたのに…まだ足りないの?」
不気味に笑い、八雲の体を撫でていく。
「やめろ!」
晴香の指の動きから、どこに行くか察して慌てて止める。
「じゃ、これはなにかな?」
「っ!?」
「…やっぱり、八雲君もオトコノコなんだね」
空いた手で、八雲の頬に指を滑らせた。
「君こそ正気を取り戻せ。…なんでこんなこと…」
晴香に見えないように、八雲は縛ってある甚平を解こうとする。
「だって…悪戯したいんだもん。…ね、どんな夢見てたの?」
だが、ずいぶんと固く縛られているため、無理だった。
「悪戯がすぎる。…もし、これ以上のことをしたら…どうなるかわかってるよな?」
「…わかりませーんっ」
歌うように言ったかと思うと、八雲は勢いよくタックルを受ける。
押し倒されるがままに倒れた。
「…おい!」
「わかんないもんっ」
かぷり、と八雲の喉に噛みついた。
自分のものだ、と印を刻むように…
「っ…」
「八雲君、かわいいよ」
ふふっ…と笑いながら、晴香は体を倒した。
八雲が最後に見たものは、火照った顔の晴香だった…
「………」
「八雲君…」
「…なんだよ」
ベッドにへたっていた八雲は、苛立ち気に晴香を睨む。
晴香はというと、八雲の上で猫のように目を擦っていた。
「眠い…」
「そうか…って、寝る前にコレをどうにかしてくれ」
そういうと晴香の前に腕をつきつけた。
「ん〜?」
眠気からか、珍しく不機嫌そうな顔をされる。
だが引くわけにはいかないのだ。
こんな体勢のまま寝られるなんて…僕には拷問と言ってもいい。
「えー…あとで」
「駄目に決まってる」
ぽふっ…と縛られた両手で晴香の頭を優しく叩く。
「むー…わかりましたっ」
口をへの字に歪めると、不機嫌そうに縛られた甚平を解きにかかる。
あんなにも苦労して解けなかったというのに、晴香の手に掛かればすぐに解けてしまう。
これが自由の特権なのか…
「じゃ、おやす」
「よいしょ…」
眠ろうとした晴香を、自らと一緒に起こす。
ぷくーっと怒ったように頬を膨らませていたが、すぐに萎み、顔が青ざめた。
「ま…まさかお仕置き?」
「………」
一応は悪いことをしたと思っているのか、きゅ…っと目を閉じる。
だが、八雲からお仕置きらしいお仕置きは来ず、変わりに指が額に触れた。
「…?」
晴香が目を開けてみると、八雲の手が目の前にあった。
「痛っ!」
そして額に感じる、ジクジクとした痛み。
それがでこピンをされた…とわかるまで数秒。
「これと…」
痛む額を晴香はさする。
「甚平、着せるのがお仕置きだ」
思わぬ八雲の言葉に、晴香はポカーンと口を開いた。
「なんだ、しないのか?」
「し、します!」
もしもこれ以上のことだったら…と想像するだけで寒気がする。
でも、これで許してもらえてよかった…
END。
また書きたいなぁ。甚平ネタ。
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