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うなぎがおいしいです。
でも喉に刺さるんだ。骨が。
今年は二回あるようですね〜
八月五日…八雲の誕生日の二日後…
どうせなら八雲の誕生日の方が良かったなぁ…ネタとして。
そして昨夜というか地震ありましたね!
樂さんが無事でなによりです…
今回は亡くなった方がいらっしゃらず、安心しました。
私が見るテレビは、どうにか三都道府県(単位ね)の甲子園の予選が見れます。
関東の方ばかりなのですが
もうチャンネルぱちぱち回しまくりですよ!
でも今日は東京の見てました。
日二と日鶴の試合がすごかった!
兄弟校同士で、抜いたり抜かれたり…
しかも本日は日大系三校もありました!
結局、一校しか残りませんでしたが…
最近の趣味。フグの餌やりになりそうです。
ちなみにアカミミズを。
指でやるのはなんだか怖いので、楊枝であげているんですがね。
ラーメン食うみたいにちゅるちゅる食べるんだ。
しかもポッキーゲームしてるんだ!
ちう…ってかわいすぎるんだ!
しかもですね!フグって床で眠るんですよ!
夜中に水槽の中覗いてみたら、みんな床で眠っていて…
しかも土管の中で寝てる子もいたーっ!
そういえば舞台八雲のサントラ、届いてるそうですね〜
私はまだ頼んでいません。
いつでもいいならば、いつでもいいかなって。
コメント御返事。
空麗欄さんへ。
ふんもっふに気付いて下さり感激です!
さすが空麗欄さん!
空麗欄さんの描かれる高校生日記、素敵過ぎます〜!
そりゃあ、気付きますよ!
八晴高校だなんて…どこにいけば通えるのですか!?
八雲という地名があるのなら、八晴という地名があってもおかしくないはずです!
八雲町と晴香町が合併して、八晴市の誕生です!(え
間接ちう(またもや便状)ばんざい!
どこに行けばこの光景が見えるんでしょうねぇ…
ふふふ…そんな二人の会話を見たら、創作威力が湧きましたよ。(にやり
気付いたらお話が上がってた〜ってことがあるかもしれません!
さて、さっそく話を練ろう。
あ!何系でもない動画、楽しみにしてますね〜!
どのメンバーが踊るのか、今からどきどきですっ!
ナツヲさんへ。
ナツヲさんをキュンキュンむらむらさせてしまいましたか!うちの晴香さんが!
投げ飛ばすとこに萌えましたか!
ちょうど、甲子園の予選中ですんでね、結構飛ばさせてもらいました。(だから何
フード付きの服でしたので、上から脱がしです!
上から脱がし、好きなんですよね〜。子供のようで。
晴香に「お嬢様とお呼び」って言わせてみたかったんです。(こら
始めは「嬢王様とお呼び」と言わせようとしたんですがね…
八雲のお返しが怖く、止めさせてもらいました^^
八雲は始めから日付が変わるのを待っていまいt(ry
一度で良いから二人にSMプレイをさせてみたいです。
どちらがSでも楽しそうなので。(Mの方も
これもなにも、ナツヲさんが美麗な漫画を描いて下さったおかげです!
どうぞどうぞ!トレジャの方に上げても貼っても下さってかまいませんよ!
ナツヲさんの好きにして下さい!
コメントありがとうございます!
さて、土用の丑の日ネタ。
ウナギとニンニクは精がつくって本当なんですかね?
サラリーマン八雲
でも喉に刺さるんだ。骨が。
今年は二回あるようですね〜
八月五日…八雲の誕生日の二日後…
どうせなら八雲の誕生日の方が良かったなぁ…ネタとして。
そして昨夜というか地震ありましたね!
樂さんが無事でなによりです…
今回は亡くなった方がいらっしゃらず、安心しました。
私が見るテレビは、どうにか三都道府県(単位ね)の甲子園の予選が見れます。
関東の方ばかりなのですが
もうチャンネルぱちぱち回しまくりですよ!
でも今日は東京の見てました。
日二と日鶴の試合がすごかった!
兄弟校同士で、抜いたり抜かれたり…
しかも本日は日大系三校もありました!
結局、一校しか残りませんでしたが…
最近の趣味。フグの餌やりになりそうです。
ちなみにアカミミズを。
指でやるのはなんだか怖いので、楊枝であげているんですがね。
ラーメン食うみたいにちゅるちゅる食べるんだ。
しかもポッキーゲームしてるんだ!
ちう…ってかわいすぎるんだ!
しかもですね!フグって床で眠るんですよ!
夜中に水槽の中覗いてみたら、みんな床で眠っていて…
しかも土管の中で寝てる子もいたーっ!
そういえば舞台八雲のサントラ、届いてるそうですね〜
私はまだ頼んでいません。
いつでもいいならば、いつでもいいかなって。
コメント御返事。
空麗欄さんへ。
ふんもっふに気付いて下さり感激です!
さすが空麗欄さん!
空麗欄さんの描かれる高校生日記、素敵過ぎます〜!
そりゃあ、気付きますよ!
八晴高校だなんて…どこにいけば通えるのですか!?
八雲という地名があるのなら、八晴という地名があってもおかしくないはずです!
八雲町と晴香町が合併して、八晴市の誕生です!(え
間接ちう(またもや便状)ばんざい!
どこに行けばこの光景が見えるんでしょうねぇ…
ふふふ…そんな二人の会話を見たら、創作威力が湧きましたよ。(にやり
気付いたらお話が上がってた〜ってことがあるかもしれません!
さて、さっそく話を練ろう。
あ!何系でもない動画、楽しみにしてますね〜!
どのメンバーが踊るのか、今からどきどきですっ!
ナツヲさんへ。
ナツヲさんをキュンキュンむらむらさせてしまいましたか!うちの晴香さんが!
投げ飛ばすとこに萌えましたか!
ちょうど、甲子園の予選中ですんでね、結構飛ばさせてもらいました。(だから何
フード付きの服でしたので、上から脱がしです!
上から脱がし、好きなんですよね〜。子供のようで。
晴香に「お嬢様とお呼び」って言わせてみたかったんです。(こら
始めは「嬢王様とお呼び」と言わせようとしたんですがね…
八雲のお返しが怖く、止めさせてもらいました^^
八雲は始めから日付が変わるのを待っていまいt(ry
一度で良いから二人にSMプレイをさせてみたいです。
どちらがSでも楽しそうなので。(Mの方も
これもなにも、ナツヲさんが美麗な漫画を描いて下さったおかげです!
どうぞどうぞ!トレジャの方に上げても貼っても下さってかまいませんよ!
ナツヲさんの好きにして下さい!
コメントありがとうございます!
さて、土用の丑の日ネタ。
ウナギとニンニクは精がつくって本当なんですかね?
サラリーマン八雲
結婚してから日課になった、カレンダーチェック。
晴香は本日の夕飯は何にしようかと、考えていた。
カレンダーには、どこのスーパーでいつまで安売りなのか…詳しいことがメモしてあるのだ。
ついでに本日きた広告と見合わせ、どこのスーパーに行くか決める。
ふとそこで、どこのスーパーでもウナギが安売りしていれのに気が付いた。
「7月24日かぁ…」
思い出せそうで思い出せず、晴香はカレンダーに助けを求める。
そして気付いた。
「土用の丑の日…」
小学生が帰路につきだす頃。
最近の下校時間は遅いなぁ…なんて事を考えながら、商店街への下り坂を歩いていた。
ウナギだけを買うのならば、商店街の方が安く安心なのだ。
「最近疲れるって言ってたし、栄養つけてもらわなくちゃね!」
いつだったか雑誌で読んだ
『ウナギには栄養があり、夏を乗り越えるために食べると言われている』という言葉。
ここ最近、仕事から返ってくるとすぐにソファーに寝転がる八雲。
それが夏に弱いのか、仕事が忙しいのかは知らないが、疲れている様子だった。
「ウナギだったら、やっぱ鰻丼かな?」
考えただけで香りが漂い、よだれが垂れそうになる。
「でも、やっぱりご飯とは別に食べた方が食べやすいよね」
おいしそうに食べる旦那様の姿を想像し、晴香は幸せそうに微笑んだ。
もし八雲がここにいたなら、きっと抱きしめられただろう。
商店街につく頃には、夕焼けが晴香を照らしていた。
そんな空を見上げながら、晴香は料理方法を考える。
「斉藤さん、今日は牛肉が安いよ!」
斉藤さん…と呼ばれていちいち照れなくなった。
それだけの事だが、晴香にとってはずいぶんの進歩である。
でも、少し気恥ずかしい気持ちが心の隅にあった。
「すみません、今日はウナギなんですっ」
お肉屋の若い店員に、笑顔で断る晴香。
すると店員は惜しそうに苦笑を浮かべ、髪を掻き回す。
「斉藤さんなら忘れてると思ったんだけどなぁ」
「もう、忘れてませんよーっ」
少し膨れながら返すと、晴香は魚屋に向かった。
「もう…そんなに忘れてるように見えるのかな…」
大きく溜め息を吐き、ふてくされるように頬を膨らます。
晴香は行く先々で声を掛けられ、その度に同じ返答を返すはめになった。
「まぁ…途中まで忘れてたんだけどね」
ぼそりと呟き、晴香は苦笑を浮かべながら頬を掻く。
そんなこんなしている間に、目的地である魚屋についた。
「いらっしゃい!」
昔懐かしな香りを放つ魚屋の店主。
漁師だったという噂がたつほど、年にしては元気だった。
「ウナギくださいなっ」はじめてのおつかいのような言葉を並べる晴香。
「今日はウナギがよく売れるなぁ」
「土用の丑ですからね」
そりゃそうだ、と軽快に笑いながらパックされたウナギを選ぶ。
「そうだ、今年はもう一度土用の丑があるぞ」
「その時もここで買わせてもらいますね」
ふふっと笑う姿は、どこからみても奥さんだった。
「斉藤さんちは旦那さんと二人だったよな…」
独り言のように呟き、ほどよい大きさのものを手にとる。
「最近、八雲君元気なくって…だから元気出してほしいなぁ…って」
「………」
晴香の言葉に魚屋は手を止めた。
「?」
「…なるほどね。ウナギは元気が出るからな」
うんうんと意味深そうに何度も頷きながら、ウナギをビニール袋に入れようとした。
晴香は理解できず、不思議そうに首を傾げる。
「あ、袋はいりません!」
だがそこには深く考えず、慌てて止めた。
「お買い物袋、持ってますから」
ニコリと笑い、肩に掛けたカバンを見せる。
「…さすが、斉藤さん」
店主は唖然としたように口を開いた。
家についた晴香は、桃色のエプロンを纏う。
「よーしっ!やるぞぉ!」
ぐっ…と拳を握り、ウナギパックに巻かれたラップをはがす。
そして皿に乗せ、それをレンジに入れた。
「って言っても、レンジで温めるだけなんだけどね…」
ははは、と笑いながらレンジのスイッチを押す。
すると、玄関が開く音が耳に入った。
「ただいま…」
元気のない小さな声が後から聞こえる。
それはもちろん、斉藤家の旦那様の声。
晴香は考える前に廊下を走り出した。
「おかえりなさいっ」
玄関につき、抱きつきそうになるのを寸で止める。
「ただいま」
スーツ姿の八雲は、晴香に微笑みかけるが、微かに引きつってた。
それが疲労を我慢しているものだと気付くのは、晴香だけだろう。
「…今日はね、元気が出るもの作ったんだ!」
晴香は気付かないふりをしながら、八雲のカバンを受け取る。
きっと八雲は心配させないようにと我慢しているのだろうから。
「先に風呂入った方がいいか?」
「そうだね」
そっちの方が少しでも疲れがとれるであろうから…
八雲はネクタイを晴香に渡し、洗面所に入る。
晴香は八雲が消えたドアをじっ…と見つめていた。
だがレンジに呼ばれ、気を入れ替えるように頬を叩く。
「さて!早く準備しなくっちゃ」
風呂から上がると、良い香りが鼻をくすぐる。
リビングに入ると、エプロン姿の晴香が鼻歌を歌っていた。
テーブルの方に目を向けると、そこにはご飯とウナギ。
そこで今日が土用の丑ということを思い出した。
「ささっ。早く食べよ?」
「あ…あぁ」
晴香に進められるがままに、向かい合って椅子に腰を下ろす。
「いただきます」
声が合ったことに、晴香は嬉しそうに笑う。
その笑顔を見るだけで八雲の疲れが和らいだ。
晴香はウナギを小さく切り、ご飯と共に食べる。
「ん〜。おいしいっ」
それに釣られるように、八雲もウナギを食べ始めた。
ほとんどを食べ終えた頃、八雲はあることを
思い出す。
そういえばウナギって精を出す…っていうよな。
八雲は何だか気恥ずかしくなり、箸を置いた。
そんな姿を横目で見つめると、おそるおそる晴香は訪ねる。
「八雲君、最近元気なかったよね?」
「………」
その質問に八雲は気まずそうに表情を歪めた。
どちらの意味で…だ?
「でね、元気出して欲しいから…」
「…ま、まて…」
思わず止め、八雲は頭を抱えた。
そしてここ数週間の営みを思い出す。
仕事で疲れ、確かに元気はなかったかもしれない。
なら、やっぱりそういう意味なのか?
「晴香…」
ゆっくりと立ち上がり、晴香の隣に立つ。
「?」
不思議そうな顔で晴香が口を開きかけたとき、八雲はそれを塞いだ。
「っ!?」
反抗しようとする手を掴み、頭の上で固定する。
晴香が酸欠になりかけたのを見て抱き上げ、ベッドの上に下ろす。
「…どうやら元気が出てきたようだ。ありがとう」
ニヤリと笑い、八雲は晴香の唇にキスを落とした。
END。
八月の時はどんなのにしようかな?
晴香は本日の夕飯は何にしようかと、考えていた。
カレンダーには、どこのスーパーでいつまで安売りなのか…詳しいことがメモしてあるのだ。
ついでに本日きた広告と見合わせ、どこのスーパーに行くか決める。
ふとそこで、どこのスーパーでもウナギが安売りしていれのに気が付いた。
「7月24日かぁ…」
思い出せそうで思い出せず、晴香はカレンダーに助けを求める。
そして気付いた。
「土用の丑の日…」
小学生が帰路につきだす頃。
最近の下校時間は遅いなぁ…なんて事を考えながら、商店街への下り坂を歩いていた。
ウナギだけを買うのならば、商店街の方が安く安心なのだ。
「最近疲れるって言ってたし、栄養つけてもらわなくちゃね!」
いつだったか雑誌で読んだ
『ウナギには栄養があり、夏を乗り越えるために食べると言われている』という言葉。
ここ最近、仕事から返ってくるとすぐにソファーに寝転がる八雲。
それが夏に弱いのか、仕事が忙しいのかは知らないが、疲れている様子だった。
「ウナギだったら、やっぱ鰻丼かな?」
考えただけで香りが漂い、よだれが垂れそうになる。
「でも、やっぱりご飯とは別に食べた方が食べやすいよね」
おいしそうに食べる旦那様の姿を想像し、晴香は幸せそうに微笑んだ。
もし八雲がここにいたなら、きっと抱きしめられただろう。
商店街につく頃には、夕焼けが晴香を照らしていた。
そんな空を見上げながら、晴香は料理方法を考える。
「斉藤さん、今日は牛肉が安いよ!」
斉藤さん…と呼ばれていちいち照れなくなった。
それだけの事だが、晴香にとってはずいぶんの進歩である。
でも、少し気恥ずかしい気持ちが心の隅にあった。
「すみません、今日はウナギなんですっ」
お肉屋の若い店員に、笑顔で断る晴香。
すると店員は惜しそうに苦笑を浮かべ、髪を掻き回す。
「斉藤さんなら忘れてると思ったんだけどなぁ」
「もう、忘れてませんよーっ」
少し膨れながら返すと、晴香は魚屋に向かった。
「もう…そんなに忘れてるように見えるのかな…」
大きく溜め息を吐き、ふてくされるように頬を膨らます。
晴香は行く先々で声を掛けられ、その度に同じ返答を返すはめになった。
「まぁ…途中まで忘れてたんだけどね」
ぼそりと呟き、晴香は苦笑を浮かべながら頬を掻く。
そんなこんなしている間に、目的地である魚屋についた。
「いらっしゃい!」
昔懐かしな香りを放つ魚屋の店主。
漁師だったという噂がたつほど、年にしては元気だった。
「ウナギくださいなっ」はじめてのおつかいのような言葉を並べる晴香。
「今日はウナギがよく売れるなぁ」
「土用の丑ですからね」
そりゃそうだ、と軽快に笑いながらパックされたウナギを選ぶ。
「そうだ、今年はもう一度土用の丑があるぞ」
「その時もここで買わせてもらいますね」
ふふっと笑う姿は、どこからみても奥さんだった。
「斉藤さんちは旦那さんと二人だったよな…」
独り言のように呟き、ほどよい大きさのものを手にとる。
「最近、八雲君元気なくって…だから元気出してほしいなぁ…って」
「………」
晴香の言葉に魚屋は手を止めた。
「?」
「…なるほどね。ウナギは元気が出るからな」
うんうんと意味深そうに何度も頷きながら、ウナギをビニール袋に入れようとした。
晴香は理解できず、不思議そうに首を傾げる。
「あ、袋はいりません!」
だがそこには深く考えず、慌てて止めた。
「お買い物袋、持ってますから」
ニコリと笑い、肩に掛けたカバンを見せる。
「…さすが、斉藤さん」
店主は唖然としたように口を開いた。
家についた晴香は、桃色のエプロンを纏う。
「よーしっ!やるぞぉ!」
ぐっ…と拳を握り、ウナギパックに巻かれたラップをはがす。
そして皿に乗せ、それをレンジに入れた。
「って言っても、レンジで温めるだけなんだけどね…」
ははは、と笑いながらレンジのスイッチを押す。
すると、玄関が開く音が耳に入った。
「ただいま…」
元気のない小さな声が後から聞こえる。
それはもちろん、斉藤家の旦那様の声。
晴香は考える前に廊下を走り出した。
「おかえりなさいっ」
玄関につき、抱きつきそうになるのを寸で止める。
「ただいま」
スーツ姿の八雲は、晴香に微笑みかけるが、微かに引きつってた。
それが疲労を我慢しているものだと気付くのは、晴香だけだろう。
「…今日はね、元気が出るもの作ったんだ!」
晴香は気付かないふりをしながら、八雲のカバンを受け取る。
きっと八雲は心配させないようにと我慢しているのだろうから。
「先に風呂入った方がいいか?」
「そうだね」
そっちの方が少しでも疲れがとれるであろうから…
八雲はネクタイを晴香に渡し、洗面所に入る。
晴香は八雲が消えたドアをじっ…と見つめていた。
だがレンジに呼ばれ、気を入れ替えるように頬を叩く。
「さて!早く準備しなくっちゃ」
風呂から上がると、良い香りが鼻をくすぐる。
リビングに入ると、エプロン姿の晴香が鼻歌を歌っていた。
テーブルの方に目を向けると、そこにはご飯とウナギ。
そこで今日が土用の丑ということを思い出した。
「ささっ。早く食べよ?」
「あ…あぁ」
晴香に進められるがままに、向かい合って椅子に腰を下ろす。
「いただきます」
声が合ったことに、晴香は嬉しそうに笑う。
その笑顔を見るだけで八雲の疲れが和らいだ。
晴香はウナギを小さく切り、ご飯と共に食べる。
「ん〜。おいしいっ」
それに釣られるように、八雲もウナギを食べ始めた。
ほとんどを食べ終えた頃、八雲はあることを
思い出す。
そういえばウナギって精を出す…っていうよな。
八雲は何だか気恥ずかしくなり、箸を置いた。
そんな姿を横目で見つめると、おそるおそる晴香は訪ねる。
「八雲君、最近元気なかったよね?」
「………」
その質問に八雲は気まずそうに表情を歪めた。
どちらの意味で…だ?
「でね、元気出して欲しいから…」
「…ま、まて…」
思わず止め、八雲は頭を抱えた。
そしてここ数週間の営みを思い出す。
仕事で疲れ、確かに元気はなかったかもしれない。
なら、やっぱりそういう意味なのか?
「晴香…」
ゆっくりと立ち上がり、晴香の隣に立つ。
「?」
不思議そうな顔で晴香が口を開きかけたとき、八雲はそれを塞いだ。
「っ!?」
反抗しようとする手を掴み、頭の上で固定する。
晴香が酸欠になりかけたのを見て抱き上げ、ベッドの上に下ろす。
「…どうやら元気が出てきたようだ。ありがとう」
ニヤリと笑い、八雲は晴香の唇にキスを落とした。
END。
八月の時はどんなのにしようかな?
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