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聖☆おにいさんおもしろいです。
今日の新聞に載ってたんだ。
本日、お薬貰いに病院に行ったんですがね。
少し暇な時間が出来て、そこの先生とお喋りしてたんです。
私「最近、夜眠れないんですよ〜」
先生「夜は何してるの?」
私「え…えっと漫画読んでます」
私(お話書いてますとは断じて言わぬ!)
先生「ふ〜ん…(随分省略)コスプレしたりコミケとか行くの?」
私「っ!?え…えっと、しませんが…行きたいですね」
あぁ…何だろうこの親近感は…
しかもその先生、銀魂やブリーチ、リボーンまでお知りでした。
スケットが面白いですよ。と宣伝しておきました。
そうそう。その帰りに昨日と同じ場所でにゃんに逢いました。
また「にゃんにゃん」鳴いてたんだ。
近寄るとすぐに逃げちゃうんだけどね。
捨て猫なのかな?
それともお母さんとはぐれちゃったのかな?
近くにゼリーカップがあって、そのの中にお水が入ってたんです。
きっと誰かが置いておいてくれたんだね。
そうだ…暑中見舞い描かなくちゃ。
ペンタブで描こうかな?
それとも手描きでコピーしようかな?
うーん…七月中に出せば大丈夫だよね。
随分と遅い気がしますが、夏休みの旅行計画が決まりました。
八月の終わりに富士山の方に天体観測です!
ついでにキャンプ!
富士山の方は星空が綺麗なんですよ〜
数年前にも行ったんですが、その時は流れ星がすごかったです…
その間もお話を更新出来たらしますね。
祖父母の家にも行きたいです。
お米がおいしい地域に住んでるんですよ。
雪が良く降る。
日課になってきた放鳥タイム。
独りでお留守番中だったんですがね…
今日はハプニングだらけでした。
まず一匹が畳の部屋に飛んで行きました。
畳の部屋にはね、洗濯物が山積みにされてるんだ。
だから速攻で追いかけたよ。
高い所に止まらないで…
その二。
鳥がエアコンの上を気に入り始めたんだ。
ちびなんでね、ジャンプしてエアコンの上から退けようとしたのさ。
んで、エアコンを叩いた瞬間に蓋が少し開きました。
未だに開いたまんま…
誰か気付いて下さい…逆に寂しいです。
いつ気付くのかなぁ。
頂き物倉庫…作りたいです。
ブログだから、もう一つブログ作っちゃおうかな?
頂き物用の。
童話パロ、もっと書きたいなぁ…
アリスやりたいね!
図書室でアリス借りたけど、全然読んでないんだ。
うん…話を知らないからこそ、創作世界が広がるんだ!
あとはコラボのお話。
山猫さんとは数回コラボってますが、今回は本格的に。
内容は喫茶店でバイトする人々とお客さん〜って感じです。
そして女装ネタも書きたい。
操作の為に女子大に侵入〜とか。
八雲は肌も白いし、細いからきっと似合うと思う。
七巻の凛さんの変装は八雲で良かったんじゃ(こら
コメント御返事。
空麗欄さんへ。
八雲学園ありますよね!
ずいぶん前にその近くに行ったのですが…
地名が八雲なんで、色んな所に八雲の文字が!
コンビニ行ったら、八雲店の文字がありました!
もうウハウハで、レシートを大切にとっといています!
八雲学園は女子校なんですよね〜
しかも英語が進んでいるような!
制服見たんで、思わず八雲が着ているのを想像してしまいましたよ…
晴香ではなく、八雲が。
女装はいいです!(こら
コメントありがとうございます!
さて、動物園行ったんだネタ。
デートっデートっデートっ!
恋人設定
今日の新聞に載ってたんだ。
本日、お薬貰いに病院に行ったんですがね。
少し暇な時間が出来て、そこの先生とお喋りしてたんです。
私「最近、夜眠れないんですよ〜」
先生「夜は何してるの?」
私「え…えっと漫画読んでます」
私(お話書いてますとは断じて言わぬ!)
先生「ふ〜ん…(随分省略)コスプレしたりコミケとか行くの?」
私「っ!?え…えっと、しませんが…行きたいですね」
あぁ…何だろうこの親近感は…
しかもその先生、銀魂やブリーチ、リボーンまでお知りでした。
スケットが面白いですよ。と宣伝しておきました。
そうそう。その帰りに昨日と同じ場所でにゃんに逢いました。
また「にゃんにゃん」鳴いてたんだ。
近寄るとすぐに逃げちゃうんだけどね。
捨て猫なのかな?
それともお母さんとはぐれちゃったのかな?
近くにゼリーカップがあって、そのの中にお水が入ってたんです。
きっと誰かが置いておいてくれたんだね。
そうだ…暑中見舞い描かなくちゃ。
ペンタブで描こうかな?
それとも手描きでコピーしようかな?
うーん…七月中に出せば大丈夫だよね。
随分と遅い気がしますが、夏休みの旅行計画が決まりました。
八月の終わりに富士山の方に天体観測です!
ついでにキャンプ!
富士山の方は星空が綺麗なんですよ〜
数年前にも行ったんですが、その時は流れ星がすごかったです…
その間もお話を更新出来たらしますね。
祖父母の家にも行きたいです。
お米がおいしい地域に住んでるんですよ。
雪が良く降る。
日課になってきた放鳥タイム。
独りでお留守番中だったんですがね…
今日はハプニングだらけでした。
まず一匹が畳の部屋に飛んで行きました。
畳の部屋にはね、洗濯物が山積みにされてるんだ。
だから速攻で追いかけたよ。
高い所に止まらないで…
その二。
鳥がエアコンの上を気に入り始めたんだ。
ちびなんでね、ジャンプしてエアコンの上から退けようとしたのさ。
んで、エアコンを叩いた瞬間に蓋が少し開きました。
未だに開いたまんま…
誰か気付いて下さい…逆に寂しいです。
いつ気付くのかなぁ。
頂き物倉庫…作りたいです。
ブログだから、もう一つブログ作っちゃおうかな?
頂き物用の。
童話パロ、もっと書きたいなぁ…
アリスやりたいね!
図書室でアリス借りたけど、全然読んでないんだ。
うん…話を知らないからこそ、創作世界が広がるんだ!
あとはコラボのお話。
山猫さんとは数回コラボってますが、今回は本格的に。
内容は喫茶店でバイトする人々とお客さん〜って感じです。
そして女装ネタも書きたい。
操作の為に女子大に侵入〜とか。
八雲は肌も白いし、細いからきっと似合うと思う。
七巻の凛さんの変装は八雲で良かったんじゃ(こら
コメント御返事。
空麗欄さんへ。
八雲学園ありますよね!
ずいぶん前にその近くに行ったのですが…
地名が八雲なんで、色んな所に八雲の文字が!
コンビニ行ったら、八雲店の文字がありました!
もうウハウハで、レシートを大切にとっといています!
八雲学園は女子校なんですよね〜
しかも英語が進んでいるような!
制服見たんで、思わず八雲が着ているのを想像してしまいましたよ…
晴香ではなく、八雲が。
女装はいいです!(こら
コメントありがとうございます!
さて、動物園行ったんだネタ。
デートっデートっデートっ!
恋人設定
何故だ…
何故なんだ…
何故、デートで動物園なんだ!
八雲は額の汗を拭うと溜め息を吐いた。
目の前には『動物園』と書かれた大きな看板。
その周りを可愛らしい動物たちが包んでいた。
入園時間がまだのこともあり、受付に並んでいる。
隣には晴香が目を輝かせながら並んでいた。
目で前後に並ぶ客を窺うが、ほとんどが子供連れの家族だ。
その中に良い大人な成人男女が二人。
何だか気まずいというか、居ずらかった。
ふとした時、後ろから射抜くような視線を感じ、おそるおそる振り返る。。
「ママー。あんなお兄ちゃんも来てるよー」
後ろ目に見てみると、そこには奈緒ぐらいの少年の姿。
少年はぽかーっと口を開き、八雲を指差していた。
「しっ!そういうこと言っちゃめ、よ!」
母親らしき女性が、慌てて少年の口を塞ぐ。
顔を上げ、八雲と視線を合わせるとワザとらしくフフフと笑った。
「………」
八雲は聴いていませんよ、というようにスルーする。
「あ!開いたよ!」
そんな中、隣にいる晴香がそう声を上げた。
声につられるように視線を向けた時、受付のシャッターがちょうど開く。
それと同時に、少しずつ進んでいく列。
晴香の表情も、列が進むごとに輝きを増した。
「フェネックって可愛かったね!」
興奮気味に、八雲に話しかける晴香。
「あぁ…」
君の方が何億倍もかわいいがな…
そんなことを心の中で呟きながら、八雲はパンフレットを覗く。
隣を歩く晴香はそれを覗くように八雲に身を寄せた。
「次はどこに行く?」
「…ちょうどふれあいコーナーが開いたが…」
行く分けないよな…という言葉はどこかに飲み込まれてしまう。
晴香は胸を高鳴らせ、瞳をキラキラと輝かせていたのだ。
「ねっ。行かない?」
腕に絡まるようにして掴まると、八雲を見上げる。
「………」
ここまで期待されては、断るに断れず、八雲は無言で頷いた。
ふれあいコーナーは、広場のようなスペースに作られていた。
そこにいるほとんどが子供と言ってよく、大人は保護者である。
この中に入るには少し躊躇うが、晴香に引かれるようにして足を踏み入れた。
「わー!かわいいっ」
そういった晴香の目の前には大きな縦長な木の箱。
キュイキュイ…
…ポヨポヨ
プイッ
その中には茶色や白、様々な毛玉が動いていた。
「モルモット…か」
「八雲君知ってるの!?」
「君は知ってたのか?」
「小学生だって知ってるわよ」
「…じゃ、僕が知っててもおかしくないだろ」
「ん〜…何か八雲君ってこういうのに疎いイメージが…」
腕を組み、なにやら脳内会議をしている。
「君の中での僕を見てみたいものだな」
皮肉を込めて、鼻で笑ってやった。
「私の中の八雲君は、本物と一緒でかっこいいもん」
すると怒ったように頬を膨らまし、目をつり上げる。
八雲はというと、なんだか気恥ずかしくなり、ガリガリと頭を掻き回した。
「この子にしよっと…」
両手を構え、晴香は一匹に集中する。
話しかけては悪いと思い、モルモットに視線を向けた。
「………」
そして晴香のように構えずに、栗色の一匹を捕まえてしまう。
晴香を窺うが、頑張って捕まえようとしているのを見て、黙って近くのベンチに腰を下ろした。
抱き上げた時は騒ぐように鳴いていたモルモットだったが、膝に乗せるとおとなしくなる。
安心したようにこちらに身を預けていた。
「…可愛いけど、あいつには勝てないな」
ニコリと笑い、話しかける。
「う〜…やっと捕まえたぁ…」
顔を上げると、そこにはクタクタになった晴香がいた。
へだるように八雲の隣に腰を下ろす。
晴香の膝に目を向けると、そこには白い毛並みに赤い瞳。
「ね、この子八雲君にそっくりでしょ!」
へへへ〜と自慢げに笑いながら、八雲に見せびらかす。
だが赤目のモルモットは嫌がるようにジタバタともがいていた。
「この照れ屋なとこも八雲君にそっくり」
楽しそうに笑う晴香に比べ、八雲は不満げに表情を歪める。
「…じゃ、こいつは君そっくりだ」
ニヤリと口を歪め、膝の上の栗色を撫でる。
すると心地良さそうに擦り寄ってきた。
「この甘えん坊なとこが…」
「私はそこまで甘えん坊じゃありませんっ」
ぷいっとそっぽを向き、白い毛並みを撫でる。
「それにしても、八雲君馴れてるね」
ふとした疑問に気付き、晴香は声をかけた。
「ん。幼稚園で飼ってたんだ。夏休みとかに預かったりもしたな…」
「へぇ…いいなぁ」
羨ましそうに指を加える、子供のような顔をする晴香。
八雲は笑いそうになるのを堪えながら、次の言葉を探す。
「君のとこはなかったのか?」
「ん〜…モルモットみたいな動物なら、山の中で会えたからなぁ…」
苦笑を浮かべ、晴香は白い背中を何度も撫でる。
「あ、寝ちゃった…」
晴香の言葉を聞き、八雲は白いモルモットに視線を向けた。
赤い瞳は白い瞼に閉ざされ、おだやかに眠っている。
「可愛いっ」
「………」
晴香はその毛並みを楽しむように、何度も何度も愛おしげに撫でた。
それを八雲が恨ましそうに睨んでいたのは、晴香は知らない。
ランチタイムに入り、二人は広場にある木製のテーブル付きベンチに腰をかけていた。
「今日のお弁当は唐揚げとサンドイッチですっ」
テーブルの方に弁当箱を置き、二人は並ぶように座っている。
「結構自信作なんだよ〜」
楽しそうに笑いながら、晴香は二人分の箸を取り出した。
だが八雲はそれを受け取らず、ごろりと寝転がる。
晴香の膝に…
「八雲君?」
「ん…」
困ったような声の晴香。
八雲は気にしないと言ったように、のんきに欠伸をひとつ。
「ご飯食べないの?」
「今は疲れた。だから少し休憩だ」
瞼を開くと、すぐそこに困った表情をした晴香がいた。
でも晴香は諦めたのか、箸で唐揚げを摘み食べ始める。
「………」
しばらく無言で見つめていたが、とつぜん八雲は手招きをする。
「?」
不思議そうに首を傾げながらも、晴香は八雲に近寄った。
すると、とつぜん頭に手を回され、引き寄せられる。
そして次の瞬間には、唇を塞がれていた。
もちろん八雲の唇で…
「おいしいな…」
「…ちゃんと自分の口で食べて下さいっ」
END。
続きを書くか書かないか…
何故なんだ…
何故、デートで動物園なんだ!
八雲は額の汗を拭うと溜め息を吐いた。
目の前には『動物園』と書かれた大きな看板。
その周りを可愛らしい動物たちが包んでいた。
入園時間がまだのこともあり、受付に並んでいる。
隣には晴香が目を輝かせながら並んでいた。
目で前後に並ぶ客を窺うが、ほとんどが子供連れの家族だ。
その中に良い大人な成人男女が二人。
何だか気まずいというか、居ずらかった。
ふとした時、後ろから射抜くような視線を感じ、おそるおそる振り返る。。
「ママー。あんなお兄ちゃんも来てるよー」
後ろ目に見てみると、そこには奈緒ぐらいの少年の姿。
少年はぽかーっと口を開き、八雲を指差していた。
「しっ!そういうこと言っちゃめ、よ!」
母親らしき女性が、慌てて少年の口を塞ぐ。
顔を上げ、八雲と視線を合わせるとワザとらしくフフフと笑った。
「………」
八雲は聴いていませんよ、というようにスルーする。
「あ!開いたよ!」
そんな中、隣にいる晴香がそう声を上げた。
声につられるように視線を向けた時、受付のシャッターがちょうど開く。
それと同時に、少しずつ進んでいく列。
晴香の表情も、列が進むごとに輝きを増した。
「フェネックって可愛かったね!」
興奮気味に、八雲に話しかける晴香。
「あぁ…」
君の方が何億倍もかわいいがな…
そんなことを心の中で呟きながら、八雲はパンフレットを覗く。
隣を歩く晴香はそれを覗くように八雲に身を寄せた。
「次はどこに行く?」
「…ちょうどふれあいコーナーが開いたが…」
行く分けないよな…という言葉はどこかに飲み込まれてしまう。
晴香は胸を高鳴らせ、瞳をキラキラと輝かせていたのだ。
「ねっ。行かない?」
腕に絡まるようにして掴まると、八雲を見上げる。
「………」
ここまで期待されては、断るに断れず、八雲は無言で頷いた。
ふれあいコーナーは、広場のようなスペースに作られていた。
そこにいるほとんどが子供と言ってよく、大人は保護者である。
この中に入るには少し躊躇うが、晴香に引かれるようにして足を踏み入れた。
「わー!かわいいっ」
そういった晴香の目の前には大きな縦長な木の箱。
キュイキュイ…
…ポヨポヨ
プイッ
その中には茶色や白、様々な毛玉が動いていた。
「モルモット…か」
「八雲君知ってるの!?」
「君は知ってたのか?」
「小学生だって知ってるわよ」
「…じゃ、僕が知っててもおかしくないだろ」
「ん〜…何か八雲君ってこういうのに疎いイメージが…」
腕を組み、なにやら脳内会議をしている。
「君の中での僕を見てみたいものだな」
皮肉を込めて、鼻で笑ってやった。
「私の中の八雲君は、本物と一緒でかっこいいもん」
すると怒ったように頬を膨らまし、目をつり上げる。
八雲はというと、なんだか気恥ずかしくなり、ガリガリと頭を掻き回した。
「この子にしよっと…」
両手を構え、晴香は一匹に集中する。
話しかけては悪いと思い、モルモットに視線を向けた。
「………」
そして晴香のように構えずに、栗色の一匹を捕まえてしまう。
晴香を窺うが、頑張って捕まえようとしているのを見て、黙って近くのベンチに腰を下ろした。
抱き上げた時は騒ぐように鳴いていたモルモットだったが、膝に乗せるとおとなしくなる。
安心したようにこちらに身を預けていた。
「…可愛いけど、あいつには勝てないな」
ニコリと笑い、話しかける。
「う〜…やっと捕まえたぁ…」
顔を上げると、そこにはクタクタになった晴香がいた。
へだるように八雲の隣に腰を下ろす。
晴香の膝に目を向けると、そこには白い毛並みに赤い瞳。
「ね、この子八雲君にそっくりでしょ!」
へへへ〜と自慢げに笑いながら、八雲に見せびらかす。
だが赤目のモルモットは嫌がるようにジタバタともがいていた。
「この照れ屋なとこも八雲君にそっくり」
楽しそうに笑う晴香に比べ、八雲は不満げに表情を歪める。
「…じゃ、こいつは君そっくりだ」
ニヤリと口を歪め、膝の上の栗色を撫でる。
すると心地良さそうに擦り寄ってきた。
「この甘えん坊なとこが…」
「私はそこまで甘えん坊じゃありませんっ」
ぷいっとそっぽを向き、白い毛並みを撫でる。
「それにしても、八雲君馴れてるね」
ふとした疑問に気付き、晴香は声をかけた。
「ん。幼稚園で飼ってたんだ。夏休みとかに預かったりもしたな…」
「へぇ…いいなぁ」
羨ましそうに指を加える、子供のような顔をする晴香。
八雲は笑いそうになるのを堪えながら、次の言葉を探す。
「君のとこはなかったのか?」
「ん〜…モルモットみたいな動物なら、山の中で会えたからなぁ…」
苦笑を浮かべ、晴香は白い背中を何度も撫でる。
「あ、寝ちゃった…」
晴香の言葉を聞き、八雲は白いモルモットに視線を向けた。
赤い瞳は白い瞼に閉ざされ、おだやかに眠っている。
「可愛いっ」
「………」
晴香はその毛並みを楽しむように、何度も何度も愛おしげに撫でた。
それを八雲が恨ましそうに睨んでいたのは、晴香は知らない。
ランチタイムに入り、二人は広場にある木製のテーブル付きベンチに腰をかけていた。
「今日のお弁当は唐揚げとサンドイッチですっ」
テーブルの方に弁当箱を置き、二人は並ぶように座っている。
「結構自信作なんだよ〜」
楽しそうに笑いながら、晴香は二人分の箸を取り出した。
だが八雲はそれを受け取らず、ごろりと寝転がる。
晴香の膝に…
「八雲君?」
「ん…」
困ったような声の晴香。
八雲は気にしないと言ったように、のんきに欠伸をひとつ。
「ご飯食べないの?」
「今は疲れた。だから少し休憩だ」
瞼を開くと、すぐそこに困った表情をした晴香がいた。
でも晴香は諦めたのか、箸で唐揚げを摘み食べ始める。
「………」
しばらく無言で見つめていたが、とつぜん八雲は手招きをする。
「?」
不思議そうに首を傾げながらも、晴香は八雲に近寄った。
すると、とつぜん頭に手を回され、引き寄せられる。
そして次の瞬間には、唇を塞がれていた。
もちろん八雲の唇で…
「おいしいな…」
「…ちゃんと自分の口で食べて下さいっ」
END。
続きを書くか書かないか…
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