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かげみちがあるあたりに設置完了!
ゴチャゴチャになってきました…

別名・ペンタブ練習がらくた倉庫。
ペンタブ馴れないから、文字書くのも一苦労。
絵版もあるんですがね…こっちの方が描きやすかったので。

改めて自分の絵の下手さに絶望した!
絶望先生…結局十巻止まりのままです。
買いたい漫画が多過ぐる!

基本こっちが本館(?)になるんで、あっちはなかなか更新されないかと…
私のきまぐれで更新して行きます!
ジャンルは…晴八中心によろずで行きます!

さてさて。甲子園、東京代表は日鶴になりました!
早実お疲れさまです!
明日は最後ですね〜

兄が吹奏楽で応援しているんで…見に行こうかな?
この上に上がらない可能性だってあるもんね。
願わくは甲子園優勝っ!

うーん…
夏と言えば蕎麦でしょうか?そうめんでしょうか…
それともひやむぎ?

ひやむぎは可愛くって好きです!
あの白い中にたまに混じった桃色と緑…
大好きです。

小さい頃、兄と取り合いになりましたよ。
食卓に置かれてから数分で色付きがなくなった程ですから!
毎回、兄に負けていた覚えがあります…

マクロス、やっと追いつきましたー!
ランカちゃんかわいいよ。
父がバインダーに挟むやつ買ってきました…
結構面白かったです!

もう二十七時間テレビの季節になりましたね。
毎年これと二十四時間テレビは楽しみなんです!
あとはじめてのおつかいっ!

あぁ…本日は放鳥ができませんでした…
一日忙しかったもんなぁ…
ごめん、鳥さん。

はとさん、二十万HITおめでとうございます!
凄いな〜…二十万かぁ…
私にとって夢のまた夢ですね。

れもさんの描かれるマウス絵がツボ過ぎます。
マウス八雲見た時、腹筋崩壊しましたから!
私も描いてみようと思ったが、何かが違う…

やりたいバトンがあるんですが…
明日やろうかな?
バトン好き〜

アリスパロ…誰が誰をやるかの配置に迷っております…
だいたい決まってるんですがね、晴香ちゃんがアリスか奈緒ちゃんがアリスか…
奈緒ちゃんの場合、晴香ちゃんがうさぎなんですよね。
で、八雲がねこ。

赤ずきんも書きたいな〜
オオカミさんと晴香ちゃん。
と、愉快な仲間達。

空麗欄さんに頂いた絵から妄想したお話。
間接ちうネタは良いですね。

高校生日記

「ありがとうございましたーっ」
明るい店員の声を背中に、二人はファーストフード店から出てきた。
空には太陽が昇りきり、上から見おろされているお昼過ぎ。



八雲は溜め息を吐きながら、用無しになった財布をポケットに仕舞う。
「まったく…何で昼飯がこんなのなんだよ…」
溜め息の理由はこれだった。
両手に持った袋の中には、ハンバーガーやポテトといった食べ物が入っている。
そして、これが本日の昼飯だった。
「たまには良いじゃない」
横を歩く晴香が、楽しそうに笑いながらそう言う。
「…それより、お前も少しは持て」
右手を上げ、それを晴香に渡そうとした。
でもそれはうまく逃れられてしまう。

重いといえば重い。
袋の中には四人分…奈緒も合わせれば五人分の昼飯が入っているのだ。
まぁ、どうにか我慢できる重さではある。
だがこの暑さだ。
無駄に汗をかきたくない八雲は、どうにかしてでも持たせたかった。
「…軽い方でも良いから」
「いーやっ!力仕事は男の仕事でしょ。だらしないなぁ」
だらしないってな…と思わず怒鳴りそうになるが堪える。
余計に汗をかくだけだ。
しばらく頭を捻らせ、考えを練る。
「…持たないなら、君のポテトもらうからな」
「え…」
驚いたというより、唖然とした顔をする晴香。
引っかかったな…と八雲は隠れ笑う。
「どうする?」
「…わかりました」
しぶしぶといった様子で晴香は首を縦に振った。
「それで良いんだ」
満足げに何度も頷きながら、八雲は軽い方を渡す。
一瞬、重い方を渡そうとしたが、気付かれた時が恐いので止めることにした。



家につく頃にはクタクタに疲れていた二人。
倒れ込むようにして畳の上に腰を下ろした。
「あっつ…」
八雲はシャツのボタンを数個開け、胸元を扇ぐ。
ノースリーブのシャツを着ていた晴香は、これ以上涼しくなれず、恨めしそうに八雲を睨んだ。
「おかえり。二人とも」
台所から現れた一心の手には、雫がはったグラスのコップ。
その後ろからよちよち歩きの奈緒が歩いてくる。
一心がグラスをテーブルに置くと同時に、餌に群がる野良犬のような勢いで飲み干す二人。
「はー…生き返った」
晴香は寝転がり、涼しい場所を求めるように畳の上を這う。
奈緒がそれを楽しそうに追いかける。
「…おじさん。食べるんなら早く食べましょう」
「その前にお釣りを出しなさい」
一心に言われ、思い出す。
おつかいに行ってきたので、全て一心のお金で買ったことを。
ポケットから財布を出し、レシートから返す値段を調べてから渡した。
「はいよ」
「…じゃ、美雪ちゃんも呼んでこようか」
よいしょ…と一心が立ち上がろうとした時、襖が開き、掃除機を抱えた美雪が入ってきた。
「一心さーん、八雲君の部屋にこんなものが…って、八雲君じゃない」
「…おい待て。その手にあるのは何だ」
八雲は微かに頬を染め、嫌そうに顔を歪める。
「あらぁ〜?八雲君が買ったんじゃないのかしらー…」
目をそらしながら言う美雪に、八雲は眉を吊り上げた。
「勝手に俺が買ったことにするな!どうせまた自作自演だろ!」
「ちっ…最近賢くなったわね」
悔しそうに親指を噛み締め、美雪は掃除機を抱えながらどこかに行ってしまう。
「…八雲君、あんな雑誌読んで」
「るわけないだろ!」
八雲は声を上げ、晴香に怒鳴りつけた。



疲れたというように、ドリンクを口にする八雲。
その横では、野犬のごとく晴香がハンバーガーに貪りついていた。
「そんなんばっか食ってるから太るんだろ」
「太ってませーんよーだっ」
べー、と舌を出して八雲に反抗する。
「そうだな。胸とか」
「っ!?」
八雲を睨みながら、胸の前で手を交差させた。
「あら?八雲君ったらそんなとこばっか見てるの?」
ふふん、と美雪は艶やかな唇を舐める。
「…どうしてそういう方向に向けたがるんだ…」
「そういう方向に向いているからだろ」
軽快に笑うと、ハンバーガーに噛みつく一心。

「ったく…」
そんな二人の様子を慣れたようにかわし、ストローをくわえる。
吸ってみたが、いつまで経っても口の中に飲み物が流れ着かなかった。
「…なくなった」
蓋を外し、なくなった事を確認すると、ファーストフード店の袋からもう一本取り出す。
「あ!二本もずるーいっ」
「八雲、まさか私のお金で…」
「自腹だよ。レシート見てみろよ」
財布からレシートを出し、一心に渡す。
確認してみるが、確かに飲み物一本代分が先ほど渡された小銭に足されていた。
「私も買えばよかった…」
晴香はしょぼんと、うなだれるように肩を落とす。
「君とはココが違うからな」
ニヤリと憎たらしく笑いながら、八雲はこめかみを叩く。
「ふんっ。八雲君とはココが違いますよーだっ」
背中をのけぞり、胸を叩く。
「そうか?」
「八雲君みたいに冷血じゃありませんっ!」
「…そっちの意味だったのか」
晴香の言葉に、八雲はポカーンとする。
「…どういう意味よ」
射抜くような眼差しで八雲を睨むが、気にしていない様子だ。
のんきにストローをくわえている。
「胸がないことを自慢してるのかと」
「そんなこと自慢しませんっ!…少しくらいは女の子として見ないのかなぁ…」
しょぼんと肩を落とし、こちらもストローをくわえた。
「八雲はいつも女の子として見てるよな?」
一心はニヤリと笑い、奈緒にポテトをやる。
「…見ていませんっ」
照れ隠しのように言い張った。
そんな姿を見て、晴香はニヤリと笑い、八雲に顔を寄せる。
「えいっ」
ぱくっ…とストローをくわえる晴香。
八雲の手にある物を…
「っ!?」
「おやおや」
「あら」
慌てて晴香を引き剥がすが、ドリンクは一口分軽くなった後だった。
「っ…なにしてんだ!」
警戒したように後ろに引く。
真っ赤な顔をした八雲がそこにはいた。
「ふふ…女の子として見てないなら飲んでみなさいよ」
微かに頬を染めながらも、晴香は勝ち気で言う。
そんな言葉に、八雲は悔しそうに奥歯を噛み締める。
「私は八雲が飲んだものを飲めたわよ?」
「っ…もう勝手にしろ!」
ドリンクを荒々しくテーブルの上に置き、八雲は居間を出ていってしまった。
「よし!勝った…」
残された晴香は、ガッツポーズを組む。
だが後から恥ずかしさがこみ上げてきたらしく、みるみるうちに真っ赤に染まった。



「うぅ〜…」

「どうやら引き分けのようだね」

「ですね」


END。



おぅ…何か失敗した?
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