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サイトを作ろうとしたが…むりぽ。
うん。あきらめた。窓の方のサイトの簡単な作り方は見つかるのに…
林檎の方のサイトの作り方が簡単なのがない…
そういえば図書館戦争の郁ちゃんって某月面兎兵器さんときっちりの声なのね…
ミーナは色々と面白かった。
汁実!きっちりしなさい!
拍手御返事。
18日 >「高校生ネタ面白かったです!〜」の方。
……はっ!ありがとうございます!
あの、あなたが初・拍手コメントなんですよ…
愛してまs(殴
こんな変態作品なのに、面白かったと言って下さって嬉しいです!
続きを書いてほしいとの事なので書こうと思います!(やめようとしていた人)
ここで色々と語りたいところですが、語れば変態発言が出るだろうし、無駄に長くなりそうなので裏話〜にて。今週中くらいには続き書けたら…と思います!
ありがとうございました!
さてはて…本日はほのぼの。
カメラネタ。
微甘・新婚設定
うん。あきらめた。窓の方のサイトの簡単な作り方は見つかるのに…
林檎の方のサイトの作り方が簡単なのがない…
そういえば図書館戦争の郁ちゃんって某月面兎兵器さんときっちりの声なのね…
ミーナは色々と面白かった。
汁実!きっちりしなさい!
拍手御返事。
18日 >「高校生ネタ面白かったです!〜」の方。
……はっ!ありがとうございます!
あの、あなたが初・拍手コメントなんですよ…
愛してまs(殴
こんな変態作品なのに、面白かったと言って下さって嬉しいです!
続きを書いてほしいとの事なので書こうと思います!(やめようとしていた人)
ここで色々と語りたいところですが、語れば変態発言が出るだろうし、無駄に長くなりそうなので裏話〜にて。今週中くらいには続き書けたら…と思います!
ありがとうございました!
さてはて…本日はほのぼの。
カメラネタ。
微甘・新婚設定
君に何が欲しいかと聞くと悩みながらもこう言った…
カメラが欲しい…と。
「本当にこれでいいのか?」
八雲は大型の電気屋で晴香に念をおしている。
「うん。これがいい」
晴香が言うのは最新型のデジタルカメラでもなく、ビデオ機能付きのビデオカメラでもなく…
フィルムを入れて写真を撮るタイプのカメラだった…
まぁ、君がそれで良いなら僕はいいか…
そう思い、八雲は店の人を呼んだ…
帰りの電車の中。
平日の昼間ということもあり、車内は太陽の光もあってか暖かかった。
行きに降っていた雨もあがっており、あたりは独特の空気に包まれているようであった。
それがまた気持ちよかった…
八雲の隣で幸せそうに笑う晴香は今にも鼻歌を歌い出しそうである。その手には電気屋の紙袋が握られていて、袋の中を不定のリズムで覗く晴香。
この時間の下りの電車は空いていて、車両には八雲と晴香以外には寝ている中年男しかいなかった。
もしも満員なら、この笑顔は怪しまれるだろう…空いていて本当に良かったと思う八雲であった。
「そんなに嬉しいのか?」
晴香を見てみると、ニコニコとした幼稚な笑顔を八雲に向けてきた。
「うん!」
「そうか…」
晴香はもう一度袋の中を覗き、幸せそうに頬を緩める。実際幸せなんだろう。
……カメラ>僕なのか?
八雲は少し眉をひそめる。
だが、それに気付かない晴香は袋の中を覗いたままだった。
嫉妬するぞ…
八雲が晴香からカメラの入った袋を奪い取ろうとした時、晴香が口を開く。
「…私の家は、いつもこの形のカメラだったんだ」
八雲は奪い取ろうとした手を下げる。
気のせいか晴香の顔に影が入ったように見えたのは…僕の気のせいなのか?
「よくね、お姉ちゃんとこっそりカメラで写真撮ってたんだ」
晴香はその時の事を思い出しているのか、また違う幸せな表情を浮かべた。まるで昔の思い出を語るように。
実際に昔の思い出を語っているのであるがな。もしも思い出表情大会というのでもあったら是非とも晴香を推薦したい。
それほどまでに、その表情が似合いすぎていて見とれてしまった。
「でも、ある日ね。落としちゃって壊しちゃったの」
晴香は苦笑を浮かべ、頬を掻く。
その時のことでも思い出しているのだろう…晴香は車内の一点をしばらく見つめていた。
「……家に帰ったら、どこか出掛けよう」
「え?」
珍しい…八雲君から出掛けようなんて言ってくるなんて…
晴香はそう思い、目を見開いた。
…そんなに驚くことでもないだろ?
「…新しくカメラも買ったんだ…どうせなら写真、撮りたいだろ?」
八雲は照れ隠しのように目をそらしながら頬を掻く。
「…うん。でも明日にしよ?どうせなら午前中から出掛けた方がゆっくりできるしっ」
そういうと嬉しさのあまり、八雲に体を近付けて笑顔で腕を絡める晴香。
ふわりと香る、君の香りにドキッとする…
「そ…そうだな」
八雲は木を紛らわせるように車内の広告を見つめる。どこかのデパートでやっているバーゲンセールがあと三日で終わるらしい。
そんな事、どうでもいいが…
「これから…どうする?」
少しだけだが落ち着きを取り戻した八雲はチラッと晴香を見る。晴香はというと紙袋の中にあるカメラの箱を見ていた。
「まずはカメラの使い方…八雲君、教えてくれる?」
「あぁ…もちろんだ」
そういうと八雲は晴香の頭を優しく撫でてあげた。主人に誉められた犬のように嬉しそうな表情で頬を染めた晴香は八雲に身を任せた…
しばらくすると、電車が走る音に紛れて小さな寝息が聞こえた…
「ほら、次の駅だぞ」
晴香は重い瞼を開く。目の前の窓からぼんやりと見える景色は晴香が見慣れている街であった…
そこで自分が寝てしまった事に気が付き、恥ずかしさのあまりに頬を染めて小さくなる晴香。
同じ車両に乗っていた中年の男も晴香が寝ていた間にいなくなり、この車両には八雲と晴香しかいなかった…
「眠いのか?」
「うん…昨日あんまり眠れなかったから…」
目を擦りながらそういうと、心配をかけたくない晴香は八雲に笑いかける。
だが八雲はというとすぐにその嘘を見破り、晴香に気付かれないように顔を歪めた。
自然と晴香の肩に手を回す八雲。
晴香は驚き、目をパチクリとしながら八雲を見上げた。
「…カメラの使い方教えたら、一緒に昼寝しよう」
そう言い放つと、まるで晴香の視線から逃れるように八雲は見慣れた景色を覗く。
いつもと変わらない街並み…
「うん…」
晴香は頬を赤くさせながらも八雲に寄りかかり小さく笑う。
だがすぐに降りる駅に付き、しぶしぶといった感じで晴香から手を離した八雲であった。
「…わかったか?」
「うん!ここを押せば撮れて、こっちはフィルムが入ってるから開けちゃ駄目なんだよね?」
「あぁ、わかったなら……」
八雲は晴香に手を伸ばし、抱きしめようとする。
だが晴香はするりと八雲の腕から抜けるとカメラを構える。
パシャリ
本当にそんな音がした。
そして気付く。写真を撮られたと…
「…明日までとっとくんじゃなかったのか?」
「試しだよ。試し」
晴香は楽しそうに笑いながらカメラを構える。
…カメラの先には不機嫌そうに顔を歪めた八雲がいた…
「……いいか。これ以上、僕は撮るなよ」
八雲は撮られないようにカメラのレンズの前に手をかざす
「はーい」
晴香は口をとんがらせてつまんなそうにそういう。
「あ、じゃああっち撮ろっ!」
そういいながら晴香はベランダに駆け出した。
八雲もあとを追うと、プランターに植えてある蕾にカメラを構えている晴香がいた。
「あまり無駄遣いするなよ…」
八雲は溜め息まじりに言うと、普段あまり使われない和室へ向かう。
畳の上に寝転がると畳まれていたバスタオルを体にかける八雲。
…八雲も昨日は寝ていないのは確かで、数分もしないうちに眠りについた。
その頃、晴香はベランダで花と、そこから見える景色を撮っていた。
雨上がりの空。
蕾だけの鉢植え。
空に浮かぶ小さな雲。
葉の上に雫が垂れている植物。
いつもと同じはずなのに、カメラ越しで見る世界は晴香にとっては違って見えた…
「寝ちゃってる…」
晴香は畳で寝ている八雲を見下ろしていた。
…八雲は寝室で寝ているものとばかり思っていた晴香はカメラを構える。
パシャリ
「八雲君の寝顔ゲット!」
晴香はしゃがみこむともう一枚、今度はドアップの八雲を撮った。
八雲の顔は幸せそうだった。
そして沸き起こる言葉にできない感情…
「なに一人で楽しんでるのよ」
晴香はムスッとした表情をすると八雲からバスタオルを奪う。
多分、小さな嫉妬なんだと思う…幸せそうに眠る、八雲に対して…
バスタオルを奪ってもなかなか起きない八雲。
晴香はますます顔を歪め、八雲の隣に寝転がり寝顔を見つめてやる。
だが、いつの間にか八雲の寝顔を見ているうちに、嫉妬が幸せな気持ちに変わってきていた。
八雲君の寝顔…落ち着く…
八雲の髪を優しく撫でると、額にキスをしていた晴香。
「おやすみ…八雲君」
晴香はそういうと静かに目を閉じたのだった…
「まったく…撮るなって言ったのに…」
八雲は上半身を起こすと爆睡している晴香の手の中からカメラを奪い顔を歪める。
「残り…一枚」
八雲はつぶやくと晴香を見下ろす。
パシャリ
「…おかえしだ」
八雲は幸せそうに笑うと優しく晴香の頭を撫で、その髪にキスをした。
そして、窓から青い空を見上げ、晴香が部屋の中で育てている鉢植えを見る。
名前なんて知らないが、小さな花が一つ咲いていた。
季節は春に向かう…
END。
カメラマン晴香参上!
カメラが欲しい…と。
「本当にこれでいいのか?」
八雲は大型の電気屋で晴香に念をおしている。
「うん。これがいい」
晴香が言うのは最新型のデジタルカメラでもなく、ビデオ機能付きのビデオカメラでもなく…
フィルムを入れて写真を撮るタイプのカメラだった…
まぁ、君がそれで良いなら僕はいいか…
そう思い、八雲は店の人を呼んだ…
帰りの電車の中。
平日の昼間ということもあり、車内は太陽の光もあってか暖かかった。
行きに降っていた雨もあがっており、あたりは独特の空気に包まれているようであった。
それがまた気持ちよかった…
八雲の隣で幸せそうに笑う晴香は今にも鼻歌を歌い出しそうである。その手には電気屋の紙袋が握られていて、袋の中を不定のリズムで覗く晴香。
この時間の下りの電車は空いていて、車両には八雲と晴香以外には寝ている中年男しかいなかった。
もしも満員なら、この笑顔は怪しまれるだろう…空いていて本当に良かったと思う八雲であった。
「そんなに嬉しいのか?」
晴香を見てみると、ニコニコとした幼稚な笑顔を八雲に向けてきた。
「うん!」
「そうか…」
晴香はもう一度袋の中を覗き、幸せそうに頬を緩める。実際幸せなんだろう。
……カメラ>僕なのか?
八雲は少し眉をひそめる。
だが、それに気付かない晴香は袋の中を覗いたままだった。
嫉妬するぞ…
八雲が晴香からカメラの入った袋を奪い取ろうとした時、晴香が口を開く。
「…私の家は、いつもこの形のカメラだったんだ」
八雲は奪い取ろうとした手を下げる。
気のせいか晴香の顔に影が入ったように見えたのは…僕の気のせいなのか?
「よくね、お姉ちゃんとこっそりカメラで写真撮ってたんだ」
晴香はその時の事を思い出しているのか、また違う幸せな表情を浮かべた。まるで昔の思い出を語るように。
実際に昔の思い出を語っているのであるがな。もしも思い出表情大会というのでもあったら是非とも晴香を推薦したい。
それほどまでに、その表情が似合いすぎていて見とれてしまった。
「でも、ある日ね。落としちゃって壊しちゃったの」
晴香は苦笑を浮かべ、頬を掻く。
その時のことでも思い出しているのだろう…晴香は車内の一点をしばらく見つめていた。
「……家に帰ったら、どこか出掛けよう」
「え?」
珍しい…八雲君から出掛けようなんて言ってくるなんて…
晴香はそう思い、目を見開いた。
…そんなに驚くことでもないだろ?
「…新しくカメラも買ったんだ…どうせなら写真、撮りたいだろ?」
八雲は照れ隠しのように目をそらしながら頬を掻く。
「…うん。でも明日にしよ?どうせなら午前中から出掛けた方がゆっくりできるしっ」
そういうと嬉しさのあまり、八雲に体を近付けて笑顔で腕を絡める晴香。
ふわりと香る、君の香りにドキッとする…
「そ…そうだな」
八雲は木を紛らわせるように車内の広告を見つめる。どこかのデパートでやっているバーゲンセールがあと三日で終わるらしい。
そんな事、どうでもいいが…
「これから…どうする?」
少しだけだが落ち着きを取り戻した八雲はチラッと晴香を見る。晴香はというと紙袋の中にあるカメラの箱を見ていた。
「まずはカメラの使い方…八雲君、教えてくれる?」
「あぁ…もちろんだ」
そういうと八雲は晴香の頭を優しく撫でてあげた。主人に誉められた犬のように嬉しそうな表情で頬を染めた晴香は八雲に身を任せた…
しばらくすると、電車が走る音に紛れて小さな寝息が聞こえた…
「ほら、次の駅だぞ」
晴香は重い瞼を開く。目の前の窓からぼんやりと見える景色は晴香が見慣れている街であった…
そこで自分が寝てしまった事に気が付き、恥ずかしさのあまりに頬を染めて小さくなる晴香。
同じ車両に乗っていた中年の男も晴香が寝ていた間にいなくなり、この車両には八雲と晴香しかいなかった…
「眠いのか?」
「うん…昨日あんまり眠れなかったから…」
目を擦りながらそういうと、心配をかけたくない晴香は八雲に笑いかける。
だが八雲はというとすぐにその嘘を見破り、晴香に気付かれないように顔を歪めた。
自然と晴香の肩に手を回す八雲。
晴香は驚き、目をパチクリとしながら八雲を見上げた。
「…カメラの使い方教えたら、一緒に昼寝しよう」
そう言い放つと、まるで晴香の視線から逃れるように八雲は見慣れた景色を覗く。
いつもと変わらない街並み…
「うん…」
晴香は頬を赤くさせながらも八雲に寄りかかり小さく笑う。
だがすぐに降りる駅に付き、しぶしぶといった感じで晴香から手を離した八雲であった。
「…わかったか?」
「うん!ここを押せば撮れて、こっちはフィルムが入ってるから開けちゃ駄目なんだよね?」
「あぁ、わかったなら……」
八雲は晴香に手を伸ばし、抱きしめようとする。
だが晴香はするりと八雲の腕から抜けるとカメラを構える。
パシャリ
本当にそんな音がした。
そして気付く。写真を撮られたと…
「…明日までとっとくんじゃなかったのか?」
「試しだよ。試し」
晴香は楽しそうに笑いながらカメラを構える。
…カメラの先には不機嫌そうに顔を歪めた八雲がいた…
「……いいか。これ以上、僕は撮るなよ」
八雲は撮られないようにカメラのレンズの前に手をかざす
「はーい」
晴香は口をとんがらせてつまんなそうにそういう。
「あ、じゃああっち撮ろっ!」
そういいながら晴香はベランダに駆け出した。
八雲もあとを追うと、プランターに植えてある蕾にカメラを構えている晴香がいた。
「あまり無駄遣いするなよ…」
八雲は溜め息まじりに言うと、普段あまり使われない和室へ向かう。
畳の上に寝転がると畳まれていたバスタオルを体にかける八雲。
…八雲も昨日は寝ていないのは確かで、数分もしないうちに眠りについた。
その頃、晴香はベランダで花と、そこから見える景色を撮っていた。
雨上がりの空。
蕾だけの鉢植え。
空に浮かぶ小さな雲。
葉の上に雫が垂れている植物。
いつもと同じはずなのに、カメラ越しで見る世界は晴香にとっては違って見えた…
「寝ちゃってる…」
晴香は畳で寝ている八雲を見下ろしていた。
…八雲は寝室で寝ているものとばかり思っていた晴香はカメラを構える。
パシャリ
「八雲君の寝顔ゲット!」
晴香はしゃがみこむともう一枚、今度はドアップの八雲を撮った。
八雲の顔は幸せそうだった。
そして沸き起こる言葉にできない感情…
「なに一人で楽しんでるのよ」
晴香はムスッとした表情をすると八雲からバスタオルを奪う。
多分、小さな嫉妬なんだと思う…幸せそうに眠る、八雲に対して…
バスタオルを奪ってもなかなか起きない八雲。
晴香はますます顔を歪め、八雲の隣に寝転がり寝顔を見つめてやる。
だが、いつの間にか八雲の寝顔を見ているうちに、嫉妬が幸せな気持ちに変わってきていた。
八雲君の寝顔…落ち着く…
八雲の髪を優しく撫でると、額にキスをしていた晴香。
「おやすみ…八雲君」
晴香はそういうと静かに目を閉じたのだった…
「まったく…撮るなって言ったのに…」
八雲は上半身を起こすと爆睡している晴香の手の中からカメラを奪い顔を歪める。
「残り…一枚」
八雲はつぶやくと晴香を見下ろす。
パシャリ
「…おかえしだ」
八雲は幸せそうに笑うと優しく晴香の頭を撫で、その髪にキスをした。
そして、窓から青い空を見上げ、晴香が部屋の中で育てている鉢植えを見る。
名前なんて知らないが、小さな花が一つ咲いていた。
季節は春に向かう…
END。
カメラマン晴香参上!
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