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雨が降っていないのに雷鳴ってたよ。
不思議な天気だ。

関東の方、雷雨で電車とか止まってるっていうのにな…
私のとこじゃ、雨が降ってないんだ。
雷もう止んでるし…

なかなかブログの管理ページに入れず困った。
でもどうにか入れた!
あの時間って混雑しやすいね。

昨夜はまたトナトさん宅で絵チャしてきました!
moggyさんも居たんですよ!
すっごく楽しかったです!

トナトさんの描かれる晴香ちゃんが可愛いこと!
moggyさんの描かれる八雲がカッコいいったらありゃしません!
何描けばいいかわからず、とりあえず奈緒ちゃん描いてました。

始めは絵だったんですがね、途中で物語になったのですよ!
しかも八晴漫画ですよ!
ある意味、良い立ち位置にいました。奈緒ちゃん。

三人だったんですが、後ろに描こう!みたいな事になり、一心さんと明美先生追加!
moggyさんの描かれる一心さんがダンディーなんだよ。
トナトさんの背景うますぎるんだよ。
私は何故かストーカーな先生描いちゃったんだ。
トナトさん、moggyさん。ありがとうございます!

そうだ、moggyさんのブログに描かれた八雲が良いです。^^
やっぱ八雲はボクサーですよね^^
いつかパンツ一丁ネタ書きたいです。

いつもはトランクスで勝負下着にボクサーを。
…なに喋ってるんだ…私。
実はボクサーかトランクスか迷いました。

そうそう。学校主催の遠出遠足(違)行きでの新幹線内の友達との会話がパンツ談。
しかも男の方。

私「いや、私は断然ボクサーがいいと思うよ」
友1「え…普通トランクスじゃないかい?」
友2「私もトランクス派だな〜」
私「いいじゃないか!ぴっちり!」

別に後悔はしていない。

ファンタのCMが好きだということを改めて知りました。
うん、いいよね。
ファンタの学園シリーズいいよね。

ついでにいうと、C.C.レモンの歌は同感できるんだ。
うん…席替えして前の人がデカくて困ったことがある人です。
私より小さい人、クラスに二人しかいないんだ。

そうだ。
明日ですね、私がよく聴いているラジオに押井監督がくるんですよ〜
栗山さんもくるんです!

そしてですね、本日はリップさんが来てるんですが…
プレゼントがパイル地のビキニなのです!
おぉ!晴香に着せたい!緑色のズボン型の水着です〜
ふふふ…妄想が!


さて、お祭り小説第二話。
お祭りというよりまだ浴衣ネタ。

恋人設定

八雲の部屋に入ると、言われるがままに、ドアをゆっくりと閉めた。

どこかで蝉が、その命を削りながら鳴いている。

窓際に吊された風鈴が風に靡いて、音を響かせている。

いつもは日常の音として耳にしていたのに、今日は何故かそれが特別大きく聞こえた。


そして、心臓の音も…



八雲は部屋に入ってきた晴香の姿を見て息をのんだ。

恐ろしかったのではない…
その姿が美しかったのだ。

深い海の底のような紺色。
所々に散る、無数の赤い花びらに、思わず目が奪われる。

「…どう、かな?」

窓から入る光に、僕があげた…母さんの片見の赤い石が、まぶしいほどに輝いた。

「綺麗だ…」

きっと君に酔わされたのだろう。
だから、ついついそんな言葉を口にしてしまった。
言った直後に、思わず自分自身も驚いてしまう。

「えっ!?」
それには晴香も驚き、目をまん丸くさせて八雲を見た。
「え…っと…浴衣が綺麗ってことだっ…」
後から嘘の言い訳をしたが、そんなの晴香でも見抜いてしまう。
「うん。わかってるよ」
だからクスクスと、笑いながらそう言ったのだ。
八雲は敗北感を感じ、苦虫を噛みしめたような表情を浮かべる。
その間に晴香は八雲の傍に寄った。
「さっ!早く着替えようね」
「…本当に出来るのか?」
八雲は不安を感じ、前に回った晴香に声をかける。
「うーん…多分っ」
ニコッと笑う晴香を見て、八雲は文句を言うのも忘れてしまった。
「…じゃ、お願いします」
「お願いされましたっ」
晴香は迷うように手をさまよわせた後、とりあえず衿に手を伸ばす。
パンっ…とシワを伸ばしてから、順調に事を進めていった。



「八雲君。ちょっと手、上げて?」
「ん…」
帯に掛かり始めたとき、晴香にそう言われ、大人しく従う。
帯を持ちながら八雲の真横に移動した晴香は、ちょうど八雲の脇の下に来ていた。
「………」
一生懸命に帯を弄る晴香を見ていると、なんだか心がほんわかとしてくる。
すると、あることに気が付いた。


…良い香り、だ。


甘いような…でもどこか落ち着く香り。

それは一度、彼女を抱いたときにも感じたこと。

シャンプーの香りでもないそれは、彼女の香り。


「…良い香りだ」
八雲がぼそりとつぶいたかと思うと、突然目の前が紺色に染まった。
「っ!?」
八雲に抱きしめられた…と分かったのは、彼の香りに包まれたから。
慌てて離そうとするが、いつの間にか背中に腕を回されていて、それはできない。
「や…八雲君っ!」
「…ん?」
髪に顔を埋め、その香りを堪能する八雲。
「な、なにしてるの?」
「抱きしめてる」
平然に言われたかと思うと、力を強められる。
「抱きしめてるって…」

「もう少し…こうしてたい」

子供がわがままを言うように、口を尖らせてそう言われる。

「もうっ…しょうがないな…」

呆れたように溜め息を吐いたが、晴香は優しく抱きしめ返した。


これが、いま僕にできる精一杯の愛情表現…



「よしっ。終わったよ」
終わりの合図ごとく、ポンっと八雲の腰を叩く。
そして、一仕事やりとげたような顔で、晴香は大きく伸びをした。

八雲はというと、自らの姿を見渡している。

「…その、ありがと…な」

髪を掻き回しながら、言いにくそうにそれだけ呟く。

「どういたしまして」

ふふふ、と嬉しそうに笑うと、晴香も八雲の姿を見渡した。
「八雲君、かっこいいよ…」
改めてその姿を見た晴香は、恥ずかしそうに頬を染めながらそう言う。
「…そんなわけないだろ」
照れたように鼻を掻き、火照った頬を隠すようにそっぽを向く。
「そんなことあるの」
ぎゅっ…と裾を握る晴香。

「………」

気まずい空気が漂う中、晴香は部屋のドアを開ける。
「早く行こ!お祭りは始まってるんだからっ」
今度は八雲の手をぎゅっ…と握り、部屋を出ていった。



手を繋いだまま居間に入りそうになり、二人は慌てて離した。
どちらとも、惜しそうに離したのは言うまでもない。
二人の手のひらには、相手のぬくもりがまだ残っていた…

「あらまぁ。ずいぶんと長い間、一体なにをしていたのかしらね」
居間に入ると、開口一番にそう言われた。
奈緒がそんなこと言うわけがなく、もちろん敦子が言ったのである。
「着物に時間がかかってたんです」
八雲は即答でそう返した。
「おにーちゃんもおねーちゃんも、似合ってるよ!」
たたた…と八雲の足元に駆け寄る奈緒。
「それは夫婦として見えるってことね」
麦茶を飲みながら、のんきにそんなことを言われる。
思わず晴香は赤面し、俯いてしまう。
八雲はというと、射抜くような視線で敦子を睨んだ。
「そんなに見つめちゃって。私は人妻よ?八雲君」
「…もういいです」
呆れたというより、疲れたといいたげに八雲は溜め息を吐く。

「ね、ね。早く行こ?」
ぎゅ…と奈緒が八雲の着物を握る。
「そ、そうだね。早く行こ?」
引きつった笑みを浮かべた晴香も、八雲の着物を握った。
「じゃ、あの人が来たら電話するように言っておくわね」
「敦子さんは行かないんですか?」
首を傾げながら訪ねると、敦子は楽しそうに笑う。
「私も行くわよ。でもね、あの人…誰かさんみたいに一人じゃ着物着れないのよ」
そう言いながらも、視線は八雲から離れない。
「…なんでそこで僕を見るんです?」
「あら、ごめんなさい?」
謝ってはいるが、勝者は敦子さんだ…と、晴香は心の奥底で呟いた。
「おにーちゃん!早く行こうよっ」
ぎゅーっと奈緒は八雲の着物を引っ張る。
「あーはいはい。着崩れするからそんなに引っ張るなって…」
奈緒をあやしながら、八雲は玄関に向かって歩き出した。

晴香も行こうとしたが、その前に敦子に呼ばれる。

「?…なんですか?」
「なるべく早く、二人っきりにしてあげるからね」
「は、はぁ…」
「帰りも遅くなっても何も聞かないから、安心しなさい」
「へ!?」
詳しく説明を求めたが、敦子はニコニコと笑ったまま何も答えてくれなかった。

「おかーさーん!カラカラ鳴るサンダルどこーっ」
ナイスタイミングというより、バッドタイミングで奈緒の呼ぶ声が聞こえる。
「…下駄のことですー」
付け足しというより、説明するように八雲の声も聞こえた。
「はいはーい」
敦子はニコニコと笑ったまま玄関に向かう。
晴香もその後を駆け足で追いかけた。



「じゃ、いってきまーす!」
大きく手を振る奈緒の両端に、八雲と晴香の姿。
「いってらっしゃい」
敦子もそれに答えるように手を振ると、三人は前を向いて歩き始めた。


「私たちより家族に見えるわね…」


遠くなる背中を見つめながら、敦子は小さく微笑んだ。


END。


続きますぜ。
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