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日和三期見れた!
うっひょひょい拳!
ルノワールとセザンヌの話と陰陽師やってほしい…
遣隋使と師弟はもちろんあるよね。
芭蕉さん=後藤さん
曽良くん=八雲
…に見える。漫画やらアニメ見るときに脳内変換されてますよ。
そういや冬ソナアニメ化らしいですね。
しかも主人公の声はペ・ヨンジュン。
……あの年代にもアニメブームがくるのかね…
そういや漫画版八雲発売日!
明日本屋に行くんでその時に買おう。
本誌の方で全部読んじゃったし…
今日の題名…うさみちゃんっぽくしたが…マサルさんとドグロちゃんみたいになった。
昨日の翌日話。ほのぼのからエロり。
甘・新婚設定
うっひょひょい拳!
ルノワールとセザンヌの話と陰陽師やってほしい…
遣隋使と師弟はもちろんあるよね。
芭蕉さん=後藤さん
曽良くん=八雲
…に見える。漫画やらアニメ見るときに脳内変換されてますよ。
そういや冬ソナアニメ化らしいですね。
しかも主人公の声はペ・ヨンジュン。
……あの年代にもアニメブームがくるのかね…
そういや漫画版八雲発売日!
明日本屋に行くんでその時に買おう。
本誌の方で全部読んじゃったし…
今日の題名…うさみちゃんっぽくしたが…マサルさんとドグロちゃんみたいになった。
昨日の翌日話。ほのぼのからエロり。
甘・新婚設定
朝早くから聴こえる歌…
その歌声で僕は目を覚ます…
朝起きるといつもある、腕の中の温もりが今日はなかった。
腕の中が冷めている所からみると、晴香は朝早くから起きていたようだ。
八雲はゴソゴソと体を起こすといつもよりも酷い寝癖をかき回す。
何で早起きなんかしてるんだ…
そこで昨日、出掛けると約束したのを思い出し苦笑する八雲。
それなら起きなくてはな…と八雲はベッドから降り、晴香が居るであろうリビングへと足を運んだ…
「何してるんだ?」
「あ、おはよう」
晴香はリビングに繋がっているキッチンで料理を作っていた。
「…おはよう」
恒例である抱擁をする八雲。朝一番に晴香を抱けなかったので、八雲はいつもより強く、長くぎゅーっと後ろから抱きしめた。
「もう、苦しいよ」
晴香は幸せそうに笑いながら後ろにいる寝癖だらけの髪を撫でる。
「…弁当、か?」
八雲は腕の力をほんの少し緩めると晴香の手元を見つめた。
正月に使った重箱の中には卵焼き、肉じゃが、煮物にからあげ…以下略、沢山の料理が並んでいた。この量からすると…
「君は何時に起きたんだ?」
ちなみに現在は8時…八雲の休日にしては…早い時間だ。
「えっと…6時頃…かな?」
「…そんな早くから」
八雲はそんな時間から弁当を一人で作っている姿を想像して顔を歪める。
だが晴香は重箱に詰める手を休めると八雲に笑いかけた。
「だって、楽しみなんだもん。だから料理もちゃんとしたいし…ね?」
八雲は微かに頬を染めると、その顔を隠すかのように晴香の髪に顔を埋めた。
しばらくすると八雲は晴香から離れ、隣に並ぶ。
そしてその量に顔を歪めた。
「…少し、作りすぎじゃないか?」
「朝ご飯、兼昼ご飯だから…」
ちょうどいいタイミングでグーっと腹がなり顔を染める晴香。
「君も食べてないのか?」
「うん…八雲君が起きるの待ってたの…」
晴香はますます顔を染め、とうとう俯いてしまった。
可愛い…と思ってしまうあたりなどやはり君のことが好きなんだ、と再び実感させられる。
「あ…」
八雲は重箱から唐揚げを一つ摘むと口に放り込む。
「…おいしい?」
晴香は首を傾げるともごもごと口を動かす八雲にそう訪ねる。
「自分で確かめてみろ…」
少々行儀が悪いながらも口を動かしながらしゃべる八雲。
「でも…これ以上食べたらなくな」
っちゃう…と言う前にぐいっと体を動かされ、頭を支えられる。
気付いたら、八雲に口移しで唐揚げを食べさせられていた…
八雲が噛みほぐした後で、唐揚げは跡形もなく晴香の口に入り込んできて晴香の顔が赤くなる。
味は…唐揚げじゃない味がした。
「で?おいしかったか?」
そういいながら晴香の体を抱き上げ、どこかへ向かう八雲。
一気に顔が青ざめた。
「ちょっ、何してるの!」
ついた先は…何故かテーブルの上。
晴香の体はテーブルの上に寝させられている。ちなみに八雲は床に足をついて前乗りになり、そして逃げられないように晴香の体の横に手を着いた。
「…朝飯?」
八雲はそういうと晴香の首に顔を埋めようと近づく…
「やめなさい!」
晴香は八雲の腹に蹴りを入れてやった…んだと思う。
実際は暴れていたからどうなったのかわからない。
八雲は蹴られた反動で床に尻餅をつき、横に倒れたかと思うと小さく震えながら腹を抱えるように丸まった。
八雲は面白くて丸まりながら震えているのではない。晴香からの蹴りを間にうけて、その痛みで腹を抱えるように丸まり、震えていた。
「ご…ごめん。痛かった?」
晴香はテーブルから降りるとしゃがみ込み、八雲を見下ろした。
八雲は微かに青ざめた顔を上げると涙目で晴香を見上げた。
「痛くないわけないだろ、この野郎…」
その後、八雲が回復するのを待ってから二人はシートとお弁当…カメラを持って家を出た。
「おいしい?」
晴香はシートの上で隣に座っている八雲に訪ねる。
二人は今、近くの大型の公園にきている。休日ともあり、広場には家族連れやカップルがピクニックに来ていた。
公園に植えてある桜はまだ蕾…だが晴香はそんな桜の木の下にシートを敷いたのだ。
桜が蕾のせいでもあるが、ちょうど二人が居る場所には他の人には見えない…丘と木の影になった場所だった…
天気は良好。小さな雲が浮かんでいる。
「…うまい」
八雲はそんな空を見上げながらもう一口卵焼きを口に入れる。
晴香は少しホッとした。
先ほど、蹴りを入れてしまった時から八雲は何故か不機嫌だったからだ。
パシャリ
…不意にそんな音がして振り返ると八雲が手にカメラを持っていた。
「ちょっ…なに撮ってるのよ!」
「なにって…君の顔」
平然とした表情でそう言うとカメラを弁当に向け、またパシャリ…
それを横目で見ながらオニギリを一口パクリと食べる。
八雲はまるでおもちゃをもらった子供のように、楽しそうにカメラを向けていた。
「私にも貸して」
八雲に手を出した。
別に八雲がずるいとか思ったわけではない。
絶対に違う…と心に言い付ける。
「…やだ」
八雲はそう答えると晴香の顔をパシャリ…
「いいじゃない!」
晴香は自分が写真に撮られた事と貸してくれない事に腹を立て、八雲のカメラに手を伸ばす。
「いやだね。僕だって使いたいんだ」
八雲は腕を上げる。
「さっきから弁当と私しか撮ってないじゃない!」
晴香はそのカメラを追う。
「…これから撮るんだ」
晴香から逃げるように体を倒す八雲。
「そんな事言って、また変なもの撮るんでしょ!」
晴香はそのカメラを取るために八雲に近付く。
「なんだ?君は自分の顔と弁当が変なものとでも言うのか?」
八雲は体を後ろに倒す…
「そうじゃなくって!」
晴香はやっと八雲を捕まえてカメラに手を伸ばす。
「それより、君は大胆だな」
「へ?」
八雲に言われてから気付く…
八雲はまるで晴香に押し倒されたかのようにシートの上に寝転がっている。
そして晴香は…その上に跨っていた…
「まぁ、君がその気なら僕はドコでもいいけど?」
一気に耳まで真っ赤になる晴香。
それとは対照的に八雲は楽しそうに口端を釣り上げ、晴香を見上げていた。
「さっき、やれなかったし…」
退こうと立ち上がろうとした時…八雲が晴香の腰を掴み、逃げられなくなった。
「ちょうど人目にならない場所を選んでくれたしな…」
そういわれ晴香は慌ててあたりを見渡す。周りには見渡す限り、二人しかいない…
しかも二人が居る場所は丘や木の影になり、広場に居る人の目には入らなかった…
「…カメラ、使いながらするか?」
八雲はニヤリと笑いながらそう言うと晴香から片手だけ離し、器用にカメラを構えた。
…カメラの先にはもちろん晴香。
「や…やっ!」
晴香は真っ赤な顔で目まで潤ませて八雲のカメラに手を伸ばす。
取られる前に一枚撮る。
……大切に保管しとこ…
八雲は伸びてくる手を簡単に避け、晴香に届かない…頭上にカメラを置く。
再開…しよう
そう思い、晴香の服に手をかけた。
「……お、願い…っだから、ここは、やっ…」
とうとう声まで上げて泣き出してしまう晴香。
正直ここまで泣くとは思わず、慌てて服から手を離す八雲。
「ぐすっ…誰か、に見られるの…やっだ」
「ご…ごめん」
八雲は晴香の腰から手を離し、上半身を上げて優しく抱きしめる。
晴香は八雲の肩に顔を埋めるとわんわん泣き始めてしまった…
本当に人がいなくて良かった…
「ごめん…」
しばらくすると晴香の泣き声が鼻をすする音に変わった。
八雲は優しく晴香の頭を撫でてやる。
「…意地悪、嫌い」
「………」
八雲はだんまりしてしまった。
そしてストレートに優しくした事のない自分に苦笑する…
「…わかった。できる限り優しくする…」
「………」
晴香は八雲から少し離れ、チラリと見上げた。
いくら泣き止んでいるからといっても、目が潤み顔が赤い晴香…
かわいい…
「帰ったら…続き、して?」
正直そんな事言われるとは思わなかった…
不意打ち…とはこの事だと実感する八雲。
気付いたら、キスをしていた。
あれだけ嫌がっていたから、軽いキスだが…
二人はその後、弁当を食べながら景色やお互いを撮り合っていた。
「帰ろ…?」
晴香は俯きながらポツリとそう言う。八雲からは見えないが真っ赤な顔をしている。
「弁当…まだ残ってるぞ?それにフィルムもまだ残ってるし…」
八雲は晴香のお誘いに気付かず、弁当の卵焼きを口に入れる。
そんな八雲の耳元に吐息と共につぶやく晴香。
「…家で写真、撮ろ?」
そこで晴香からのお誘いに気付いた八雲は真っ赤な顔をしながら片付けを始めた…
そして八雲は公園を出る所で一言…
「フィルム…買ってかないとな…」
END。
おかしい…ほのぼのになるはずだったのに…
その歌声で僕は目を覚ます…
朝起きるといつもある、腕の中の温もりが今日はなかった。
腕の中が冷めている所からみると、晴香は朝早くから起きていたようだ。
八雲はゴソゴソと体を起こすといつもよりも酷い寝癖をかき回す。
何で早起きなんかしてるんだ…
そこで昨日、出掛けると約束したのを思い出し苦笑する八雲。
それなら起きなくてはな…と八雲はベッドから降り、晴香が居るであろうリビングへと足を運んだ…
「何してるんだ?」
「あ、おはよう」
晴香はリビングに繋がっているキッチンで料理を作っていた。
「…おはよう」
恒例である抱擁をする八雲。朝一番に晴香を抱けなかったので、八雲はいつもより強く、長くぎゅーっと後ろから抱きしめた。
「もう、苦しいよ」
晴香は幸せそうに笑いながら後ろにいる寝癖だらけの髪を撫でる。
「…弁当、か?」
八雲は腕の力をほんの少し緩めると晴香の手元を見つめた。
正月に使った重箱の中には卵焼き、肉じゃが、煮物にからあげ…以下略、沢山の料理が並んでいた。この量からすると…
「君は何時に起きたんだ?」
ちなみに現在は8時…八雲の休日にしては…早い時間だ。
「えっと…6時頃…かな?」
「…そんな早くから」
八雲はそんな時間から弁当を一人で作っている姿を想像して顔を歪める。
だが晴香は重箱に詰める手を休めると八雲に笑いかけた。
「だって、楽しみなんだもん。だから料理もちゃんとしたいし…ね?」
八雲は微かに頬を染めると、その顔を隠すかのように晴香の髪に顔を埋めた。
しばらくすると八雲は晴香から離れ、隣に並ぶ。
そしてその量に顔を歪めた。
「…少し、作りすぎじゃないか?」
「朝ご飯、兼昼ご飯だから…」
ちょうどいいタイミングでグーっと腹がなり顔を染める晴香。
「君も食べてないのか?」
「うん…八雲君が起きるの待ってたの…」
晴香はますます顔を染め、とうとう俯いてしまった。
可愛い…と思ってしまうあたりなどやはり君のことが好きなんだ、と再び実感させられる。
「あ…」
八雲は重箱から唐揚げを一つ摘むと口に放り込む。
「…おいしい?」
晴香は首を傾げるともごもごと口を動かす八雲にそう訪ねる。
「自分で確かめてみろ…」
少々行儀が悪いながらも口を動かしながらしゃべる八雲。
「でも…これ以上食べたらなくな」
っちゃう…と言う前にぐいっと体を動かされ、頭を支えられる。
気付いたら、八雲に口移しで唐揚げを食べさせられていた…
八雲が噛みほぐした後で、唐揚げは跡形もなく晴香の口に入り込んできて晴香の顔が赤くなる。
味は…唐揚げじゃない味がした。
「で?おいしかったか?」
そういいながら晴香の体を抱き上げ、どこかへ向かう八雲。
一気に顔が青ざめた。
「ちょっ、何してるの!」
ついた先は…何故かテーブルの上。
晴香の体はテーブルの上に寝させられている。ちなみに八雲は床に足をついて前乗りになり、そして逃げられないように晴香の体の横に手を着いた。
「…朝飯?」
八雲はそういうと晴香の首に顔を埋めようと近づく…
「やめなさい!」
晴香は八雲の腹に蹴りを入れてやった…んだと思う。
実際は暴れていたからどうなったのかわからない。
八雲は蹴られた反動で床に尻餅をつき、横に倒れたかと思うと小さく震えながら腹を抱えるように丸まった。
八雲は面白くて丸まりながら震えているのではない。晴香からの蹴りを間にうけて、その痛みで腹を抱えるように丸まり、震えていた。
「ご…ごめん。痛かった?」
晴香はテーブルから降りるとしゃがみ込み、八雲を見下ろした。
八雲は微かに青ざめた顔を上げると涙目で晴香を見上げた。
「痛くないわけないだろ、この野郎…」
その後、八雲が回復するのを待ってから二人はシートとお弁当…カメラを持って家を出た。
「おいしい?」
晴香はシートの上で隣に座っている八雲に訪ねる。
二人は今、近くの大型の公園にきている。休日ともあり、広場には家族連れやカップルがピクニックに来ていた。
公園に植えてある桜はまだ蕾…だが晴香はそんな桜の木の下にシートを敷いたのだ。
桜が蕾のせいでもあるが、ちょうど二人が居る場所には他の人には見えない…丘と木の影になった場所だった…
天気は良好。小さな雲が浮かんでいる。
「…うまい」
八雲はそんな空を見上げながらもう一口卵焼きを口に入れる。
晴香は少しホッとした。
先ほど、蹴りを入れてしまった時から八雲は何故か不機嫌だったからだ。
パシャリ
…不意にそんな音がして振り返ると八雲が手にカメラを持っていた。
「ちょっ…なに撮ってるのよ!」
「なにって…君の顔」
平然とした表情でそう言うとカメラを弁当に向け、またパシャリ…
それを横目で見ながらオニギリを一口パクリと食べる。
八雲はまるでおもちゃをもらった子供のように、楽しそうにカメラを向けていた。
「私にも貸して」
八雲に手を出した。
別に八雲がずるいとか思ったわけではない。
絶対に違う…と心に言い付ける。
「…やだ」
八雲はそう答えると晴香の顔をパシャリ…
「いいじゃない!」
晴香は自分が写真に撮られた事と貸してくれない事に腹を立て、八雲のカメラに手を伸ばす。
「いやだね。僕だって使いたいんだ」
八雲は腕を上げる。
「さっきから弁当と私しか撮ってないじゃない!」
晴香はそのカメラを追う。
「…これから撮るんだ」
晴香から逃げるように体を倒す八雲。
「そんな事言って、また変なもの撮るんでしょ!」
晴香はそのカメラを取るために八雲に近付く。
「なんだ?君は自分の顔と弁当が変なものとでも言うのか?」
八雲は体を後ろに倒す…
「そうじゃなくって!」
晴香はやっと八雲を捕まえてカメラに手を伸ばす。
「それより、君は大胆だな」
「へ?」
八雲に言われてから気付く…
八雲はまるで晴香に押し倒されたかのようにシートの上に寝転がっている。
そして晴香は…その上に跨っていた…
「まぁ、君がその気なら僕はドコでもいいけど?」
一気に耳まで真っ赤になる晴香。
それとは対照的に八雲は楽しそうに口端を釣り上げ、晴香を見上げていた。
「さっき、やれなかったし…」
退こうと立ち上がろうとした時…八雲が晴香の腰を掴み、逃げられなくなった。
「ちょうど人目にならない場所を選んでくれたしな…」
そういわれ晴香は慌ててあたりを見渡す。周りには見渡す限り、二人しかいない…
しかも二人が居る場所は丘や木の影になり、広場に居る人の目には入らなかった…
「…カメラ、使いながらするか?」
八雲はニヤリと笑いながらそう言うと晴香から片手だけ離し、器用にカメラを構えた。
…カメラの先にはもちろん晴香。
「や…やっ!」
晴香は真っ赤な顔で目まで潤ませて八雲のカメラに手を伸ばす。
取られる前に一枚撮る。
……大切に保管しとこ…
八雲は伸びてくる手を簡単に避け、晴香に届かない…頭上にカメラを置く。
再開…しよう
そう思い、晴香の服に手をかけた。
「……お、願い…っだから、ここは、やっ…」
とうとう声まで上げて泣き出してしまう晴香。
正直ここまで泣くとは思わず、慌てて服から手を離す八雲。
「ぐすっ…誰か、に見られるの…やっだ」
「ご…ごめん」
八雲は晴香の腰から手を離し、上半身を上げて優しく抱きしめる。
晴香は八雲の肩に顔を埋めるとわんわん泣き始めてしまった…
本当に人がいなくて良かった…
「ごめん…」
しばらくすると晴香の泣き声が鼻をすする音に変わった。
八雲は優しく晴香の頭を撫でてやる。
「…意地悪、嫌い」
「………」
八雲はだんまりしてしまった。
そしてストレートに優しくした事のない自分に苦笑する…
「…わかった。できる限り優しくする…」
「………」
晴香は八雲から少し離れ、チラリと見上げた。
いくら泣き止んでいるからといっても、目が潤み顔が赤い晴香…
かわいい…
「帰ったら…続き、して?」
正直そんな事言われるとは思わなかった…
不意打ち…とはこの事だと実感する八雲。
気付いたら、キスをしていた。
あれだけ嫌がっていたから、軽いキスだが…
二人はその後、弁当を食べながら景色やお互いを撮り合っていた。
「帰ろ…?」
晴香は俯きながらポツリとそう言う。八雲からは見えないが真っ赤な顔をしている。
「弁当…まだ残ってるぞ?それにフィルムもまだ残ってるし…」
八雲は晴香のお誘いに気付かず、弁当の卵焼きを口に入れる。
そんな八雲の耳元に吐息と共につぶやく晴香。
「…家で写真、撮ろ?」
そこで晴香からのお誘いに気付いた八雲は真っ赤な顔をしながら片付けを始めた…
そして八雲は公園を出る所で一言…
「フィルム…買ってかないとな…」
END。
おかしい…ほのぼのになるはずだったのに…
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