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…結局、見に行ってきましたよ!
とても面白く、綺麗なお話でした。

突然…ね。昨日の夜にチケット予約したんですよ。
見に行かないで後悔するより、見に行って後悔した方がマシだ!
…てなことになりましてね。

ついでにローソンでチケット受け取ってきました。
なんのチケットかというと、ライブのチケットですよ〜♪
はうはう。初代お友達さんがちゃんと行けますようにっ!

ポニョも宗佑もかわいかったよ。
でもね、何故かポニョのおとんに惹かれました…
フジモトさんですよ!

そう、フジモトさんに萌えてしまった人がここにいるんです。
なんだろうね…娘を持つ父…が表現されてた気がします。
もう見てるだけで面白かった!

あ、ちゃんとした感想を書かねば…
久しぶりに安心して見れる映画でした。
見て後悔はしませんでした。

それにしても、ポニョが凄かった。
ネタバレになるんで、あまり言えないんですがね。
全速力で走る車と並んで走ってたんです。

宗佑とポニョのあの幼いラブラブが良かったです!
見てるだけでニヤニヤ。
あぁ…あの子達が大人になった姿が見たいね。

映画見終わった後は、昼飯にはなまるうどん食べました。
あれ…このうどん屋ってこんなにおいしかったけ?
安いしうまいし…言うこと無しでしたよ!

んでもって、ペットショップへ。
亀の餌が切れちゃって大変でしたよ〜
でも無事にげっちゅできました!

ついでに、ハムちゃんに小屋買って行きました。
いや…我が家のハムちゃんには小屋がないんです。
ジャンガリたちは水槽で買ってるんで、少し狭いんですよね〜

ハムちゃんのケージ類、一回全部捨てちゃったんです。
一時期、我が家からハムちゃんがいなくなってしまいましてね…
その時に捨てちゃったんです。
ひとつだけ新しいのは残しておいたんですがね。

で、ジャンガリ達が来た時に「昔、亀に使ってた水槽でいいよね」ってことになりまして。
回し車と水飲みだけ買ったんです。
だから餌箱も、人間用に使っていたガラスの器…

そしてキンクマが来たときは取っておいた大きなお家で飼い始めました。
この時は餌箱だけ取っておいたので、回し車と水飲みだけ買ったんです。
今は遊び道具でかじり木入れてます。

…てなわけで、小屋がないんですよ。
そして今日買ったのは、水槽用のたこつぼ。
ちょ…ちょうど良かったんですって!サイズが!
しかもお手頃価格でしたし!

ペットショップの子達にも入ってたし…大丈夫だよね?
もし使わなければ、水槽の方に入れればいいし。
でも三つもいらないか…

使ってくれました!(たこつぼ
もうめっさかわいいよ!いや、ごっさかわいいです!
上に登ろうとするんだけど、ちゅるんって滑るんだ!
あぁ…かぁいいよぅ。

そうそう、別冊図書館戦争二巻買いましたよ〜
まだ手も付けておりませぬ…
読み終わるのに時間かかるだろうなぁ…

そうそう。
一つ前にバトン上げました。
指名バトンです。

あ!空麗欄さん!
二周年おめでとうございます!
もし何かリクがあれば、なんなりと!

さて、結構長くなったので打ち切りです。(え
小ネタで中間部分上げて行きますね。第六話!最終回!

恋人設定

暗い暗い夜の中。

木々に囲まれた神社は、夜よりも深い色に染まっていた。

遠くから太鼓の音が聞こえる。
だが、すべての音が、この神社を避けているように聞こえた。



「…次は君の番だな」
八雲の言葉に、冷たい声に晴香はますます体を震わす。

やっぱり怒られるんだ…

晴香はぎゅっ…と瞼を閉じる。
ついでに泣きそうになり、唇も噛み締めた。

空気が動き、八雲が傍にやってきたのがわかる。
だが、いつまで経っても怒声は聞こえず、変わりに良い香りに包まれた。
背中に腕が回され、ぎゅっ…と引き寄せられる。
「泣くの…もう我慢しなくて良いぞ?」
「………」
晴香は八雲の胸の中で、首を左右に振る。
「…奈緒がいたから、泣くの我慢してたんだろ?」

八雲には全部お見通しだ…

それがスイッチだったのかもしれない。
何かが切れたように、晴香は八雲の胸に顔を埋め、わんわんと鳴き始めた。
「えらいえらい」
子供をあやすように、背中を優しく叩く。
「…こ、わか…たっ」
晴香の手が、八雲の浴衣を握った。
弱々しい力だが、離れまいと力を入れているのがわかる。
「こんなに暗いのに、よく頑張った」
「さみっ…しかっ…」
「ごめんごめん」
「…ばかぁっ」
「………」
これには何と答えればいいのかわからず、八雲は口を閉ざしてしまう。
「ば…かっ」
「あぁ…わかったよ。僕は馬鹿だっ!」
八雲は階段に座ると晴香を抱き上げ、膝に座らせた。
ほんの少し離れただけなのに、晴香はぎゅうっ…と八雲に抱きつく。
「許してくれるか?」
「………」
まだ泣きじゃくっている晴香だが、浴衣に顔を埋めながらも、確かに頷いた。
「いい子だ」
「子供じゃないもんっ…」
「君は立派な大人だよ。こうやって我慢してたんだから…」
「んっ…」
こくりと頷いた晴香の背中を、八雲は優しく優しく撫でていた。
そこで、晴香がいつの間にかしゃくりあげていないことに気付く。
「…泣き止んだか?」
「まだっ!」
そう言うと、晴香は八雲を抱きしめる腕の力を強めた。
その声からも、泣いている気配は感じず、逆に嬉しそうな声である。
「…はいはい」
八雲はそれをわかっていて、晴香を抱き締め返した。



どれだけの時間、そうしていたのだろうか。
八雲はずっと気になっていた事を口にする。
「そういえば…なんで携帯に出なかったんだ?」
すると見るからに動揺した晴香の姿。
「…晴香?」
滅多に呼ばない…今日はたくさん呼んだ名前で呼ぶと、おそるおそる顔が上がる。
「………」
その顔は涙でぐちゃぐちゃになっていた。
「…その前に拭け」
呆れたように溜め息を吐くと、八雲は自らの袖で晴香の涙を拭う。
「んっ…汚れちゃうよっ」
「汚れても良い」
平然と言いながら、八雲は袖で涙を拭っていく。
少し考えるように俯いていたが、意を決したように顔を上げた。
「…携帯ね。落としちゃったの…」
「そんなことだろうと思った。…本部に行けば、見つかったかもしれないのに…」
ついでに言うと、迷子センターにも寄れば良かったのに…
と言いかけたが、どうにか飲み込む。
きっと迷子じゃない!と怒るんだろうな。

八雲の問いかけに、晴香は否定を表すようにブルブルと首を振った。
「…もし、ストラップが取れてたらって思ったら…見に行くのが怖くて…」
「ストラップって…猫の?」
少し驚いたように目を開き、晴香の顔を覗き込む。
「ん…」
こくりと頷いた晴香は、再び泣きだしそうで、内心慌てる八雲。
「なくなってたら、僕が探してやるから」
「え…?」
八雲の言葉に、晴香は度肝を抜かれた用な表情を浮かべる。
そんな晴香を気にも止めず、八雲はガシリと肩を掴んだ。
「もしストラップがなかったら、僕が探す。で、君に渡す」
「こんなに広いのに?」
信じられない…と言いたげな顔を見て、八雲は微かに表情をしかめる。
「あぁ。探してやる」
まるで結婚宣言をするくらい真面目な八雲を見て、晴香はくすりと笑う。
「八雲君、やっぱり馬鹿だよ…」
「…馬鹿って認めただろ」
ブスッとした表情で、八雲は不機嫌丸出しだ。
「うん。八雲君は馬鹿っ」
ニコリと笑い、八雲の首に腕を回し、ぎゅっ…と抱きつく。
八雲もそれに答えるように、晴香の背中に腕を回した。



八雲と晴香は、一時も離れまいと、手を繋いでいた。
しかも指を絡める、いわゆる恋人繋ぎで…

「さくら先輩…僕らも…」
「何をのんきなこと言ってる!山猫が近くにいるんだぞ!」

周りからの視線が少し痛かったが、ひとりぼっちだった晴香に比べれば、どうってことない。
八雲は晴香の顔を窺うが、肩を落として落ち込んでいるようだった。
どうにか励ましたいのだが、なかなか言葉が見つからない。
「…!」
そうだ…と、八雲は晴香の手を引き、ある場所に向かった。


見つからなかったらどうしよう…

八雲君、なくすなよって言ってたのに…


「…ほら」
八雲に声を掛けられ、晴香は視線を上げる。
そこには赤くて丸いものが、テカテカと光を受けていた。
「りんご…飴?」
「…これ食べて、元気だせ?」
ニコリと珍しく笑った八雲が、そこにいる。
思わず泣きそうになり、それを隠すように晴香は袖で顔を隠す。
「…ほら」
「んっ…」
晴香はそれを受け取ると、精一杯の笑顔を浮かべた。



落とし物の管理スペースは、本部にあった。
スタッフに確かめてみると、どうやら迷子センターも兼ねているようだ。

それを聞いた八雲は、少々表情を歪める。
「…どうしたの?」
「君はここで待っててくれ」
くるりと振り返ってそう言うが、しょぼんとした晴香がそこにいた。
「す、すぐ帰ってくるから…」
「一人になるのは…やっ」
そんな恥ずかしい台詞を吐くと、離さないと言いたげに八雲の手を強く握る。
「…わかったよ」
溜め息混じりに返事を返し、八雲は本部があるテントに入りこんだ。

手を握ったまま…



「お!奥さん見つかったのか」
テーブルには、先ほどと同じ青年が座っていた。
「お、奥さん!?」
目を白黒させた晴香が、意味を求めて八雲を見上げる。
「…奥さんじゃないのか?」
青年が気まずそうに髪を掻き回す。
「…違います。それより、落とし物ありませんでしたか?」
「どんな?」
八雲は晴香に説明しろ…と目で訴えた。
「あ…白色で…。…猫のストラップが付いた…」
最後になるにつれて、言葉が小さくなる。
それを八雲も心配そうに見ていた。
青年はダンボール箱を抱え、中を探り出す。
「…携帯はこれしかないな」
机の上に、白い携帯を置く。
だが、それに猫のストラップはついていなかった。
「あ、これ…です…」
晴香はそれを手に取り、肩を落とす。
八雲もどうにか励まそうと言葉を探してるときだった。
「猫のストラップってのはこれか?」
後ろからそんな声が聞こえ、三人は振り返る。
そこには、八雲たちよりも年がいった、男の姿。
良い大人だというのに、おかめのお面なんかを顔に被っていた。
「あ…それです」
パァッ…と見るからに晴香の表情が明るむ。
男はお面をずらし、晴香の姿を窺う。
お面の下の顔は、意外にも綺麗に整った顔。
「…はい」
ニコリとアイドルに負けないぐらいな微笑みを浮かべ、晴香にストラップを渡す。
「あ…ありがとうございますっ」
深々と頭を下げる晴香の隣で、八雲が不機嫌そうに眉を寄せた。
「休憩所に落ちてましたよ…。どうです?これからお茶なんて…」
その言葉を聞いた途端、八雲は男と晴香の間に割り込む。
そして晴香の体を引き寄せ、力一杯に抱きしめた。
「すみませんが先客がいるんです」
「や、やくっ…」
晴香が動揺する中、八雲は気にした様子なく、腕の力を強める。
そして少し上にある男の顔を睨みつけた。
「…と、まぁ…ボディガードが固いので止めますね」
楽しそうに笑いながら、男はお面をつけると去っていった。
一瞬の静寂が包んだあと、奥の方から声がする。
「真田!あんた楽な仕事ばっかやってないで、こっちも手伝いなさい!」
「はーいはい。じゃ、志乃。ここは任せたぞ」
「あ!はいっ」
少し離れたところで様子を見ていた少女は、慌てて車椅子を動かした。



「…僕らも行こうか」

「うんっ」

八雲は晴香から体を離すと、手を繋いで歩き始めた。



二人の影は、離れることを知らない…


END。



本編終わりです。
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