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行ってきました!甲子園!
燃えました!

朝は三時半に起き、四時半に出掛けました。
もう眠い眠い。
でも寝なかったよ。頑張った!

向こうも同じくらい暑かったです。
でも球場は熱さが違いました!
入場前の行列は勘弁ですがね^^

もうね、知らない大学生と肩組んじゃいましたよ!
点が入る度に肩組んで、応援歌歌って…
メガホン叩き合ったりしましたよ!

応援歌数曲あるんですが、ほとんど歌詞憶えてしまいましたよ!
まぁ、アニーが歌っていて憶えたのもあるんですがね…
応援歌とか大好きなんですよね。

一塁側のね。おみやげ売り場にですね、オリゼーらしきキャラがいました…
思わず写真をパジャリ…
かげみちの方に上げましたんで、見てみて下さいね。

空がすっごい綺麗でした。
青いんだ。雲は白いの。
当たり前だけどね、すっごい綺麗だったんだ。

あまりにも綺麗過ぎて、写真バシャバシャ撮りまくったよ。
右手にデジカメ。左手に携帯。
お友達さんに写真を送ったら「どこのおおふりだ」って返ってきました。

帰り道の夜空がすっごい綺麗でした。
月がね、眩しいんだ。
街灯に負けじと輝いてるんだ。

帰りの電車は爆睡でした…
夕焼け空とか見たかったなぁ…
つかれてたもんね。

話は変わるんですが…
れもさん宅に、私が変なリクした漫画が素敵すぎます!
ほぉぉぉぉぉぉぉおおおおおっ!鼻血が…誰かティッシュを恵んでっ!

まさかオールキャラ登場になるとは思いませんでしたよ!
敦子さんのシナリオも気になりますね〜
れもさん!本当にありがとうございます!


さて、八雲がちっちゃくなっちゃた話。
いまだに小さいまま。

幼児化八雲

朝はあんなにも晴れていたというのに、今は空から雨粒が降り落ちてきていた。

『…というわけだから、晴香ちゃん。もうしばらくお留守番お願いね』

「はい…わかりました。奈緒ちゃんは大丈夫ですか?」

『奈緒は元気よ。雨が止まなくって不機嫌そうだけど。…今晩は泊まってく?』

「そんな!悪いですよ」

『八雲君も、泊まっていって欲しいって思ってるわよ?』

「………」

『それじゃ、なるべく早く帰ってくるわね』

そう告げると、プー…プー…という音が耳に入ってくる。

雨は、止みそうにはない…



晴香は後藤家に遊びに来ていた。
買い出しに行っている間、八雲の面倒を見る…というのが本心であったが…


奈緒も八雲に会ったようだが、それほど驚きもしなかったそうだ。
逆に八雲の方が、警戒心を剥き出しにしていたそう。

敦子も、本当は二人とも買いものに連れていきたいのだ。
だが、女一人でやんちゃ盛りの子供二人はきつい。

だから毎回、晴香に来てもらってどちらかを預けるのだが…
晴香が預かるのは毎回、八雲であった。

自分からは直接言わないが、自分からお留守番がしたいと言っているそう。

それが留守番目当てなのか、晴香目当てなのかは誰も知らない。


そして現在。
いつも通りに買い物に出かけた敦子と奈緒。
だが、とつぜんの大雨で、スーパーで立ち往生しているらしい。

傘を差せばいいのではないか、と思うが、風一吹きで傘が飛ばされそうな勢いだ。
雨宿りをするのが正解らしい。



晴香は縁側から外の様子を窺う。
木々が激しく揺れ、雨が窓に貼りついてくる。

「晴香おねーちゃんっ」
トテトテと後ろで足音が聞こえ、振り返ってみるとそこには八雲の姿。
奈緒と同じくらいの背をした八雲は、大きな瞳でこちらを見つめてくる。

何をするのかと見ていると、とつぜんスカートに手をかけられた。
まさか…と思ったときには遅く、気付いたときはスカートが目の前で揺れている。
慌てて手で押さえるが、すべてが遅い。
「しましま!緑と白のしましまだった!」
目を輝かせ、晴香のスカートの中を指差す。
「そっ、そんなことより!どうしたの?」
そんなことを訪ねると、見せつけるように両手に持ったものを晴香に見せつける。
手には白いシャツが、なんとなく畳まれていた。
「どう?上手?」
胸を張ってシャツを晴香に突きつける。

二人はただいま、洗濯物を畳んでいた。
洗濯物を取り込んだ後、雨が降り出し、ナイスタイミングであったのだ。

「んー…80点、かな?」
本当はもっと下なのだが、少しだけ高めに点数をつけてやる。
だが八雲は、その点数だけでは足りなかったらしく、頬を膨らました。
「じゃ、お姉ちゃんやって」
晴香の手を握ると、洗濯物の山で座らせる。
八雲も隣に腰を下ろし、じっ…と晴香の手元を睨んでいた。
「…はいはい」
仕方なく、だが自慢気に胸を張りながら素早い動きでシャツを畳む。
ちらりと八雲を窺うと、ポカーンと気の抜けた顔で畳まれたシャツを見つめていた。
「何点ですか?先生っ」
クスクスと笑いながら訪ねると、せっかく畳んだシャツをぐしゃぐしゃにされてしまう。
「0点っ!失格だ!失格っ!しましまパンツは失格っ!」
そう怒鳴り散らすと、八雲は拗ねたように晴香の背中に回る。
そして背中に背中を合わせた。
「先生は厳しいですねぇ」
体を捻り、八雲の髪を優しく撫でてやる。
ふわふわで柔らかい、子供だけが持つ髪質。
「お前なんかまだまだだっ」
後ろからそんな声がしたかと思うと、背中に乗っかられた。
体に腕が回され、ぎゅっ…と服を握られる。

そんな可愛さに、思わず抱きしめたくなるのを我慢。
晴香は洗濯物を畳み始めた。



それから、しばらくした後。
晴香の背中にいる八雲が、うとうととしだした頃。

とつぜん、窓の外が光った。

ビクリと揺れる二人。

遅れてやってくる、地鳴りのような音。

雷だ…と理解する前に、胸を誰かに握られた。
おそるおそる確認すると、そこには小さな小さな手。
「や、八雲君っ!?」
晴香は声をかけるが、八雲は何も答えない。
代わりに、微かに震えていることに気付く。
その時、辺りが再び光に包まれた。
今度は近いのか、音がすぐに追いかけてくる。
「っ…」
ぎゅっ…と頼りなさそうにしがみついつくる、小さな手。
「八雲君…」
晴香はそっとその手を離し、八雲と向き直る。
俯いたまま、肩を小刻みに揺らす八雲。
「…怖いの?」
「怖くないっ」
そう返されたかと思うと、正面から抱きしめられた。
「絶対怖くないっ…」
その声には、微かだが泣き声が混じっている。
晴香は何も言わずに、小さな背中に腕を回した。



寝かしつけるように、ポンポンと優しく背中を叩く。
八雲も少しは落ち着いた様子で、晴香に身を任せていた。
「あ…」
とつぜん声を上げたかと思うと、少しだけ晴香から離れる。
そして慌ててシャツの裾を、ズボンに仕舞いだした。
「…?どうしたの」
小首を傾げながら晴香が訪ねると、眉を上げた八雲は顔を上げる。
「おへそ出してちゃ、駄目っ!」
そう言いながら、晴香のシャツもスカートに仕舞おうとする八雲。
だが、なかなかうまくいかず、苦戦しているようだ。
「なんで出しちゃ駄目なの?」
八雲の手を優しく握り、その行為を止めさせようとする。
だが、八雲は負けじと逃れようとするばかりだ。
「だって…雷さまはおへそを出しておくと、おへそを持ってっちゃうんだ」
喋りながらも、八雲の手は止まらない。
「………」
そんな子供らしい理由に、晴香は思わず手を離してしまう。
その隙をつき、晴香のシャツを仕舞おうとしだす。
「早く…早く仕舞わないと。お姉ちゃんのおへそ持ってかれちゃう…」
一生懸命に頑張る姿を見て、晴香はクスリと笑った。
「そうだね。おへそなくなっちゃったら大変だねっ」
笑いを堪えながら言うと、自分でシャツの裾をスカートに仕舞う。
「これで大丈夫かな?」
「うんっ」
シャツが仕舞われたことを確認し、八雲は大きく頷いた。
そして飛びつくように、晴香に抱きつく。



晴香も小さな八雲の体を抱きしめた。



雷が止むまで、このままで…


END。



雷が鳴ると、おへそを取られると言われました。
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