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へい〜!今日もペットショップに行きましたよ!
電車に乗っておでかけです!
もうね!大好きなんだよ!ペットショップ!
一日中居てもいいです!
もう暮らしたい。
今日行った所はですね…
今は亡きロボちゃん(ロボロフスキーはむ)飼った場所ですね…
もうロボちゃんかわいかったんですよ!
このハムちゃんはですね、観賞用ですね。もう本当。
ぜんぜん人に馴れませんでした…
信用出来るのは同居人。いや、同居はむ。
なので二匹飼うのがオススメですね。
手を入れると逃げるや逃げる。
捕まえたら捕まえたらで、手の中から逃げようとする。
うなぎみたいです。
いつもびびりな子でした…二匹とも。
でもね、寝方は腹だし。
警戒心が強いのか弱いのかは未だ謎です。
あと、随分とすばしっこいです。
逃げたら捕まえるのが大変…でもなかったです。
ちっちゃいからね…すぐに追いつけちゃうんです。
そしてぜんぜん噛みませんでした。我が家は。
噛んでもあんまり痛くないですし。
…口が開かないのかな?
でもね!こっち見てくるんですよ〜(親ばか
で、近寄ると逃げられる…
うん…この子達は何がしたいんだ…
キンクマさんたちと比べると、ものごっすい軽いです。
ひょい、ですもん!
持ってるのかわかんないくらい軽いですもん!
そして細いです。
あ、そろそろペットショップの話に戻りますね。
うろうろしてたら、亀を飼って行くカップルがいました。
うん…本当に大きくなるよ。
そして長生きだよ。最後まで面倒見てくれ。
亀も馴れるんですよ〜
寄ってくるんです!
いとこの家にあずけたら、ずっと窓の方を見ていたそうですから。
ちゃんと人を見分けているようです。
また戻らなくては…
どうしてこうも脱線するかな〜
うーん…まぁいいか。
その後、五、六年前に近くの駅からペットショップにいったのを思い出したんです。
駅は憶えてたんで、母と行ってみたんですよ。
方角も憶えてたんで、そっちの道を歩いてたんです。
でもね、なかなか見つからないんだ。
ためしに犬を散歩している人に聴いたんです。
そしたらですね…
「このあたりにペットショップ…見た事も聴いた事もないですね」
…ん?
犬を散歩させているってことは近所のペットショップ知ってる訳ですよね?
なのに知らない…ということは?
ためしに交番にも聴いてみたんですが、なかなか見つからない。
夢でも幻覚でもないしな…
いまいちわかりません。
まぁまぁ近くだし、時間がある時にでも探検するか。
その前に宿題終わらせなくては…
うぅ…ぎりぎり終わるかな?
そうそい、今更ですがね!
舞台八雲DVD化おめでとうございます!
シナリオ付きですか!
もうそういうの大好きさ!
神永先生と関係者の方々、大好きです!
さて、久しぶりな赤ずきんパロ。
おおかみさんとあかずきん。
赤ずきん。
電車に乗っておでかけです!
もうね!大好きなんだよ!ペットショップ!
一日中居てもいいです!
もう暮らしたい。
今日行った所はですね…
今は亡きロボちゃん(ロボロフスキーはむ)飼った場所ですね…
もうロボちゃんかわいかったんですよ!
このハムちゃんはですね、観賞用ですね。もう本当。
ぜんぜん人に馴れませんでした…
信用出来るのは同居人。いや、同居はむ。
なので二匹飼うのがオススメですね。
手を入れると逃げるや逃げる。
捕まえたら捕まえたらで、手の中から逃げようとする。
うなぎみたいです。
いつもびびりな子でした…二匹とも。
でもね、寝方は腹だし。
警戒心が強いのか弱いのかは未だ謎です。
あと、随分とすばしっこいです。
逃げたら捕まえるのが大変…でもなかったです。
ちっちゃいからね…すぐに追いつけちゃうんです。
そしてぜんぜん噛みませんでした。我が家は。
噛んでもあんまり痛くないですし。
…口が開かないのかな?
でもね!こっち見てくるんですよ〜(親ばか
で、近寄ると逃げられる…
うん…この子達は何がしたいんだ…
キンクマさんたちと比べると、ものごっすい軽いです。
ひょい、ですもん!
持ってるのかわかんないくらい軽いですもん!
そして細いです。
あ、そろそろペットショップの話に戻りますね。
うろうろしてたら、亀を飼って行くカップルがいました。
うん…本当に大きくなるよ。
そして長生きだよ。最後まで面倒見てくれ。
亀も馴れるんですよ〜
寄ってくるんです!
いとこの家にあずけたら、ずっと窓の方を見ていたそうですから。
ちゃんと人を見分けているようです。
また戻らなくては…
どうしてこうも脱線するかな〜
うーん…まぁいいか。
その後、五、六年前に近くの駅からペットショップにいったのを思い出したんです。
駅は憶えてたんで、母と行ってみたんですよ。
方角も憶えてたんで、そっちの道を歩いてたんです。
でもね、なかなか見つからないんだ。
ためしに犬を散歩している人に聴いたんです。
そしたらですね…
「このあたりにペットショップ…見た事も聴いた事もないですね」
…ん?
犬を散歩させているってことは近所のペットショップ知ってる訳ですよね?
なのに知らない…ということは?
ためしに交番にも聴いてみたんですが、なかなか見つからない。
夢でも幻覚でもないしな…
いまいちわかりません。
まぁまぁ近くだし、時間がある時にでも探検するか。
その前に宿題終わらせなくては…
うぅ…ぎりぎり終わるかな?
そうそい、今更ですがね!
舞台八雲DVD化おめでとうございます!
シナリオ付きですか!
もうそういうの大好きさ!
神永先生と関係者の方々、大好きです!
さて、久しぶりな赤ずきんパロ。
おおかみさんとあかずきん。
赤ずきん。
おおかみさん おおかみさん。
どうしてあなたの耳は大きいの?
それはね、君の甘い甘い声をよく聞くためだよ。
どうしてそんなに尖った牙があるの?
それはね、僕のものだっていう証拠を刻むためだよ。
どうしてあなたの口は大きいの?
それはね…
「君を食べるためだよ」
「いい加減にしなさい!」
空色のずきんをした少女が、ふわふわ尻尾を力強く踏みつぶす。
「っ…!」
ふわふわ尻尾の持ち主はというと、痛みに堪えるようにしゃがみ込んでしまった。
火傷をしてしまったときのように、フーフーと息を吹きかけている。
「だ…大丈夫?」
夕焼け色のずきんを被った少女が、心配そうにしゃがみ込んだ。
「晴香…よくそんな、のんきなこと言ってられるわね…」
だから鈍感って言われるのよ…と諦めの息を吐く。
「ど、鈍感じゃないもん!綾香お姉ちゃんは大袈裟なの!」
そう言われ、反発しないところが姉妹の差か…
綾香は溜め息を吐き、足元で転がっている獣を見下ろした。
「…もう少しで食われるとこだったのよ?」
この年中発情期の腹ぺこ狼にね…
晴香と綾香が見下ろす先には、一人の狼青年。
頭に大きな耳と、ふわふわ尻尾を持った青年だ。
それがなければ、普通の人間と変わりない。
…赤色の左目を除いて…
「もう少しで食えたのな…」
よいしょ、と立ち上がった獣は、二人の背丈を越えていく。
立場逆転とはこのことであろうか…
だが見下ろされているにも関わらず、綾香の睨まは緩むことを知らない。
「狼さん。尻尾、大丈夫?」
心配そうに尻尾に触れる晴香。
それに反応するかのように、ふわりと尻尾が弧を描いた。
「良かった…大丈夫みたいで」
ほっと胸を撫で下ろすと、猫のようにふさふさと動く尻尾を追いかけ回す。
「…それで、あなたはいつまでここにいる気ですか?」
腕を組んだ綾香は、今にも出ていけなオーラが滲み出ている。
「そうですね…彼女が離してくれるまで、ですかね」
ニヤリと笑い、尻尾に釣れた晴香の頭を撫でやった。
「っ…」
妹を捕られた綾香は、苛立ち気に顔を歪める。
そして晴香を八雲の尻尾から引き剥がした。
「あ…」
尻尾を求めるように、両手を伸ばす。
「晴香!早く狼から離れなさい!」
「で…でも…」
名残惜しそうに尻尾を見つめる。
八雲の尻尾は上下に揺れるばかりだ。
「狼は怖いのよ!食べられちゃってもいいの?」
綾香の言葉に、しょぼんと晴香は肩を落とす。
「だって…狼さん、独りぼっちで可哀想なんだもん…」
その言葉に、八雲と綾香が黙り込んだのは言うまでもない。
言った張本人は、きょとんと首を傾げるだけ。
「…わかった」
はぁ…と人一倍大きな溜め息を吐く。
晴香の表情が、ぱぁっと明るくなった。
「でも、もし食べられそうになったら逃げるのよ?」
「うんっ!」
大きく頷くと、晴香は八雲のふわふわ尻尾を抱きしめる。
八雲も顔には出さないが、嬉しそうに尻尾を振っていた。
「…じゃ、私はお店の手伝いがあるから行くわね…」
本当に大丈夫かな…と最後まで振り返っていた綾香も、店に入り見えなくなった。
「はぁ…」
本日何度目になるのか、大きな溜め息を吐いた。
「ずいぶんお疲れね」
奥から手を拭きながら出てきたのは、エプロンをまとった恵子の姿。
「そりゃ疲れるわよ。あの狼…いつ晴香に手を出すかわからないし…」
というか、食べかけてたし…
「晴香を捕られて、拗ねてるのね」
「………」
返事を返さないとこからして、事実なのであろう。
実際、拗ねたように頬を膨らましていた。
「食べられる食べられないは、晴香が決めることよ」
「でも…」
まだなにか言いたいが、なかなか言葉にならない。
「綾香は晴香馬鹿なの。少しは自由にしてあげなさい」
「………」
悩むように黙っていたが、結局は了承するように頷いた。
「狼さん?」
きょとんと小首を傾げ、少し上にある顔を見上げる。
八雲はというと、ずいぶん悩むように腕を組んでいたが、それを解く。
「…独りぼっちで可哀想に見えたのか?」
「そ…そうだけど…」
もしかして怒った…晴香はいつでも逃げられるように、身を固めた。
「そうか…」
どうやら食べる気はないようだ。
よいしょ、と芝生の上に座り込む。
立っているのもなんだったので、晴香も隣に座ることにした。
「狼さん、最近よく来るね」
初めて出会った日以来、八雲はちょくちょく山を降りてきていたのだ。
それは日がたつにつれ、回数は増していった。
すべてが晴香に会うため…というのは言うまでもない。
「そんなことより…ずいぶんと似てない姉妹だな」
思い浮かぶのは、晴香と並んだ綾香の姿。
ロングヘアーの綾香に比べ、晴香はショートカット。
男の子っぽい晴香と、女の子らしい綾香。
微かにだが、晴香の方が心身の発達が遅い気がする。
特に身体の方。
すべて八雲の見た目での感想だが。
…そうだな、直接調べてみるか。
「よく言われます…」
肩を落とし、落ち込んだように溜め息を吐く。
自覚しているようで、膝を抱えて顔を埋めた。
「確かめてみるか?」
ニヤリと八雲が怪しく笑った刹那、晴香の目の前には青い空。
あ、あの雲…オニギリに見える…
そんなのんきな事を考えていると、空が八雲に入れ替わった。
押し倒された…とわかったのは、ずいぶんと静寂に包まれてから。
「お、おおかみさんっ!?」
「ん〜…どこからチェックしようか?」
よいしょ、と晴香の上に座り直し、両手を上げる八雲。
その手は怪しく指を小刻みに動かす。
「ま、待って…」
「たんまはなし」
身を低く倒し、声までも低くする。
逃げなくては…と思うも、上に乗られていては逃げるに逃げられない。
「…そういえば、心身ともに一発で確認する方法があったな…」
空は晴れているというのに、八雲の顔は怪しく曇っていた。
そして晴香の顔は、今にも雨が降りそうな表情だ。
するりと、乱れたスカートの中に手を滑らせる。
真っ赤に頬を染めた晴香の眉間に、可愛らしいシワが浮かんだ。
「やっ…」
びくんと、晴香の身体が大きく跳ねる。
「遠慮はするな。…なんなら、今から僕の家で…」
真っ赤に染まった可愛らしい耳に、甘い吐息をかけながら囁いた。
ぷるぷると一生懸命に首を横に振り、否定を現す。
だが、いまさら八雲に効くわけがない。
「おいそこぉっ!」
諦めかけていた晴香の耳に、地鳴りのような声。
いまだけは天使の歌声に聞こえなくもない。
「ちっ…あのくまさんめ…」
良いところだったのに…とつぶやいた声は、聞こえないふり。
「森のくまさんは森の中に帰ったらどうです?」
「何度も言うがな!俺はくまさんでも、森のくまさんでもない!」
体から重みがなくなる。
どうやら助かったようだ。
「じゃ、なんなんですか」
「だから人間だって!」
「ちょっと!あなた晴香を襲おうとしてたでしょ!」
これが、私の毎日…
END。
綾香お姉ちゃん…キャラ崩壊?
どうしてあなたの耳は大きいの?
それはね、君の甘い甘い声をよく聞くためだよ。
どうしてそんなに尖った牙があるの?
それはね、僕のものだっていう証拠を刻むためだよ。
どうしてあなたの口は大きいの?
それはね…
「君を食べるためだよ」
「いい加減にしなさい!」
空色のずきんをした少女が、ふわふわ尻尾を力強く踏みつぶす。
「っ…!」
ふわふわ尻尾の持ち主はというと、痛みに堪えるようにしゃがみ込んでしまった。
火傷をしてしまったときのように、フーフーと息を吹きかけている。
「だ…大丈夫?」
夕焼け色のずきんを被った少女が、心配そうにしゃがみ込んだ。
「晴香…よくそんな、のんきなこと言ってられるわね…」
だから鈍感って言われるのよ…と諦めの息を吐く。
「ど、鈍感じゃないもん!綾香お姉ちゃんは大袈裟なの!」
そう言われ、反発しないところが姉妹の差か…
綾香は溜め息を吐き、足元で転がっている獣を見下ろした。
「…もう少しで食われるとこだったのよ?」
この年中発情期の腹ぺこ狼にね…
晴香と綾香が見下ろす先には、一人の狼青年。
頭に大きな耳と、ふわふわ尻尾を持った青年だ。
それがなければ、普通の人間と変わりない。
…赤色の左目を除いて…
「もう少しで食えたのな…」
よいしょ、と立ち上がった獣は、二人の背丈を越えていく。
立場逆転とはこのことであろうか…
だが見下ろされているにも関わらず、綾香の睨まは緩むことを知らない。
「狼さん。尻尾、大丈夫?」
心配そうに尻尾に触れる晴香。
それに反応するかのように、ふわりと尻尾が弧を描いた。
「良かった…大丈夫みたいで」
ほっと胸を撫で下ろすと、猫のようにふさふさと動く尻尾を追いかけ回す。
「…それで、あなたはいつまでここにいる気ですか?」
腕を組んだ綾香は、今にも出ていけなオーラが滲み出ている。
「そうですね…彼女が離してくれるまで、ですかね」
ニヤリと笑い、尻尾に釣れた晴香の頭を撫でやった。
「っ…」
妹を捕られた綾香は、苛立ち気に顔を歪める。
そして晴香を八雲の尻尾から引き剥がした。
「あ…」
尻尾を求めるように、両手を伸ばす。
「晴香!早く狼から離れなさい!」
「で…でも…」
名残惜しそうに尻尾を見つめる。
八雲の尻尾は上下に揺れるばかりだ。
「狼は怖いのよ!食べられちゃってもいいの?」
綾香の言葉に、しょぼんと晴香は肩を落とす。
「だって…狼さん、独りぼっちで可哀想なんだもん…」
その言葉に、八雲と綾香が黙り込んだのは言うまでもない。
言った張本人は、きょとんと首を傾げるだけ。
「…わかった」
はぁ…と人一倍大きな溜め息を吐く。
晴香の表情が、ぱぁっと明るくなった。
「でも、もし食べられそうになったら逃げるのよ?」
「うんっ!」
大きく頷くと、晴香は八雲のふわふわ尻尾を抱きしめる。
八雲も顔には出さないが、嬉しそうに尻尾を振っていた。
「…じゃ、私はお店の手伝いがあるから行くわね…」
本当に大丈夫かな…と最後まで振り返っていた綾香も、店に入り見えなくなった。
「はぁ…」
本日何度目になるのか、大きな溜め息を吐いた。
「ずいぶんお疲れね」
奥から手を拭きながら出てきたのは、エプロンをまとった恵子の姿。
「そりゃ疲れるわよ。あの狼…いつ晴香に手を出すかわからないし…」
というか、食べかけてたし…
「晴香を捕られて、拗ねてるのね」
「………」
返事を返さないとこからして、事実なのであろう。
実際、拗ねたように頬を膨らましていた。
「食べられる食べられないは、晴香が決めることよ」
「でも…」
まだなにか言いたいが、なかなか言葉にならない。
「綾香は晴香馬鹿なの。少しは自由にしてあげなさい」
「………」
悩むように黙っていたが、結局は了承するように頷いた。
「狼さん?」
きょとんと小首を傾げ、少し上にある顔を見上げる。
八雲はというと、ずいぶん悩むように腕を組んでいたが、それを解く。
「…独りぼっちで可哀想に見えたのか?」
「そ…そうだけど…」
もしかして怒った…晴香はいつでも逃げられるように、身を固めた。
「そうか…」
どうやら食べる気はないようだ。
よいしょ、と芝生の上に座り込む。
立っているのもなんだったので、晴香も隣に座ることにした。
「狼さん、最近よく来るね」
初めて出会った日以来、八雲はちょくちょく山を降りてきていたのだ。
それは日がたつにつれ、回数は増していった。
すべてが晴香に会うため…というのは言うまでもない。
「そんなことより…ずいぶんと似てない姉妹だな」
思い浮かぶのは、晴香と並んだ綾香の姿。
ロングヘアーの綾香に比べ、晴香はショートカット。
男の子っぽい晴香と、女の子らしい綾香。
微かにだが、晴香の方が心身の発達が遅い気がする。
特に身体の方。
すべて八雲の見た目での感想だが。
…そうだな、直接調べてみるか。
「よく言われます…」
肩を落とし、落ち込んだように溜め息を吐く。
自覚しているようで、膝を抱えて顔を埋めた。
「確かめてみるか?」
ニヤリと八雲が怪しく笑った刹那、晴香の目の前には青い空。
あ、あの雲…オニギリに見える…
そんなのんきな事を考えていると、空が八雲に入れ替わった。
押し倒された…とわかったのは、ずいぶんと静寂に包まれてから。
「お、おおかみさんっ!?」
「ん〜…どこからチェックしようか?」
よいしょ、と晴香の上に座り直し、両手を上げる八雲。
その手は怪しく指を小刻みに動かす。
「ま、待って…」
「たんまはなし」
身を低く倒し、声までも低くする。
逃げなくては…と思うも、上に乗られていては逃げるに逃げられない。
「…そういえば、心身ともに一発で確認する方法があったな…」
空は晴れているというのに、八雲の顔は怪しく曇っていた。
そして晴香の顔は、今にも雨が降りそうな表情だ。
するりと、乱れたスカートの中に手を滑らせる。
真っ赤に頬を染めた晴香の眉間に、可愛らしいシワが浮かんだ。
「やっ…」
びくんと、晴香の身体が大きく跳ねる。
「遠慮はするな。…なんなら、今から僕の家で…」
真っ赤に染まった可愛らしい耳に、甘い吐息をかけながら囁いた。
ぷるぷると一生懸命に首を横に振り、否定を現す。
だが、いまさら八雲に効くわけがない。
「おいそこぉっ!」
諦めかけていた晴香の耳に、地鳴りのような声。
いまだけは天使の歌声に聞こえなくもない。
「ちっ…あのくまさんめ…」
良いところだったのに…とつぶやいた声は、聞こえないふり。
「森のくまさんは森の中に帰ったらどうです?」
「何度も言うがな!俺はくまさんでも、森のくまさんでもない!」
体から重みがなくなる。
どうやら助かったようだ。
「じゃ、なんなんですか」
「だから人間だって!」
「ちょっと!あなた晴香を襲おうとしてたでしょ!」
これが、私の毎日…
END。
綾香お姉ちゃん…キャラ崩壊?
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