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ぶはっ!突然思いだしちゃったよ。この台詞。
ついでに勇気凛々胸いっぱい団…も。

やばいよやばい。
今週中に部紙出さないといけないんだ…
まだ半分も終わってないよ。
下描きだけで出せれば良いのに…(´・ω・`)

ってなわけで。
部紙描いたよ。
半分になった!

ダブルアーツ漫画描いたよ〜
酷い…ちょっとふざけすぎた。
かげみちの方を見てね☆
まぁ…真面目に描いたのもあるしね!

文芸部の部紙も終わってない…
ま…まぁ、もしもの時はここに上げようとしてたの出せばいいよね!
どうにか書けるはず!

お!次回は久しぶりのキッド登場ですか!
あ、コナンの話です。
楽しみ楽しみ。

ヴェスペリア、精霊四人集まりました。
カロル先生のネーミングセンス…
何故ノームとシルフだけないんだっ!

フレン戦のBGMかっけぇぇぇえええ!
な…めっちゃかっけぇぇぇえええ!
演出もかっけぇぇぇえええ!

さてまたばんぷばなし。
冬にスノースマイルとか、お話で書きたい!
スノースマイルって、八晴っぽくないですか!?

そろそろ拍手変えなきゃなぁ…
今回はどうしよう?
他ジャンル混ぜるか、それとも八雲だけか…

気まぐれで書くか。
それか拍手外しちゃおうか…
コメントないし…(寂

気付いちゃったよ。
もう少しで十万打…どどどどどうしよう。
一万の時になんかするって…言ったような言わんかったような…

そして来客数が千越え…
当ブログ四回目!
ありがとうございます!


*更新記録

カテゴリー増やしました。

「小説:危険!」と「高校生日記」です。
移動するのめんどくさかった(´・ω・`)
特に危険の方。


さて、雷なお話。
晴香が雷嫌いってよく見るけど、八雲が雷嫌いって聞かないよね。

恋人設定

講義が終わり、晴香は階段を降りていた。

そんな時でも考えるのは八雲のこと。
今日も遊びに行こうとか、何を話そうかなど、脳内会議中だ。


玄関につくと、そこには玄関には溢れんばかりの人の群れ。

なにか事件でも起きたのかな…

そんなことを考えながら、晴香は人の群の中を進んで行った。

そこで見たのは、空から打ち付けられる大粒の雨…

「うわっ…酷い雨…」

朝は青かった空には、薄暗い灰色の厚い雲がかかっていた。

最近、こんな天気ばっかり続いている。
朝は晴れていたのに、夕方になると大雨になる…というのが。


こりゃ、どこかで雨宿りしなくちゃな…

ここにいる人たちもそんなことを思っているのか、階段を上がっていくものも見えた。
一部の人は、鞄を傘にして走っていく。

ここからバス停までは遠いであろうに…

「…雨宿りといったらあそこでしょ」
楽しそうに笑うと、晴香は鞄を傘に雨の中を走っていく。


その途中、雷まで出現し、晴香は猛スピードで走り出した…



映画研究同好会…

今は私にとっての雨宿り場所。

きっと八雲に文句を言われるだろうなぁ…なんて思いながら、そのドアを開けた。

「やぁ、八雲…君?」
だが、中の現状を見て、晴香は首を傾げる。

珍しくカーテンの閉まった窓。

散らばったプリント類。

この部屋の主、八雲は指定席からずり落ち、ぺたんと床に尻餅をついていた。
「な…なんだ、君か…」
何故か安堵のような溜め息を吐き、立ち上がろうとする。

その時、カーテンの上から窓の外が光った。
「っ!?」
顔を青ざめ、体が跳ねたのは、意外にも八雲…
ぎゅっ…と目を強く瞑り、両手を耳にあてて塞ぐ。
「………」
すぐにゴロゴロという雷音が聞こえるも、八雲はなかなか開こうとはしなかった。
「終わった…か?」
その先の瞳が見えないくらい、細く目を開け、晴香に訪ねる。
耳にあてられた手はそのままだ。
「う…うん」
こくりと頷くと、再び安堵の溜め息。
そして目と耳を解放した。
「ね…ねぇ。まさかだけどさ…」
晴香はゆっくり八雲に近寄り、目を合わせるようにしゃがみこんだ。
「…なんだよ」
苦笑を浮かべた晴香に、嫌な気配を感じたのか、表情を歪める八雲。

「八雲君、雷怖いの?」

これは私も信じたくない。

あの八雲が。
あの怖いもの知らずのかっこいい八雲君が、雷が怖いだなんて…

そんな子供みたいなわけない!

「そ、そんなわけ…っ」
慌てて返そうとした八雲の顔は、何故だか赤い。
次の言葉が続く前に、再び窓の外が光った。
八雲の目が見開き、びくんと体が揺れる。
次の刹那、自分の体にも衝撃がきた。
「うぅ…」
耳元で野獣の唸り声が聞こえる。
「や、八雲君っ」
抱きつかれた…と理解したのはそれからすぐのこと。
言葉を言い終わる前に、地鳴りのような鈍い音。
回された腕にますます力がこもる。

さっきは遠くてわからなかったが、ブルブルと子犬のように震えていた。

「…あります」
はー、はー…と深い息をしながら、ぼそりと呟かれる。
その声に泣き声が混じっていた気がした。
「雷…怖いんだ」
意外過ぎて、なかなか言葉がでない。
その変わりに笑みがこぼれた。

雷が怖いだなんて、かわいい…

「なに笑ってんだよ」
晴香の肩から顔を上げずに、そのまま文句を言う。
気付かないうちに、声に出して笑っていたようだ。
「べっつに〜。笑ってませんよぉ」
そうは言うが、晴香は笑うのをやめなかった。
「…笑ってるじゃないか」
こんな立場だというのに、ふん…と鼻で笑う。
震える声は、今にも泣きそうだ。
「そんなこと言うなら、帰っちゃうよ?」
するりと八雲の腕から抜け、一歩後ろに下がった。
「だ、駄目だっ!」
求めるられるような腕を見事に避ける。
「あ…」
だが、その時見てしまった…

眉がだらしなく八の字に垂れている。
今にも…ではなく、もうすでに泣いている八雲を…


だが、それも一瞬。
自らの泣き顔を隠すように、八雲は晴香を引き寄せた。

「や、八雲君…泣いて」

その時、また空が光る。
今度はすぐに音が聞こえた。
「あ…近くに落ちたのかな?」
窓の外を見に行こうと、立ち上がる。
だが、すぐに八雲に引き寄せられてしまった。
無理矢理座らされ、八雲の足の中にすっぽりだ。
「…行くな」
ぎゅっ…と腕に力を込められた。
シャツを握るその手は、弱々しい力で微かに震えていた…
「………」
そんな言葉に、晴香は目をまん丸くさせる。
「僕から離れるな」
足まで背中に回され、完全に八雲に捕まった。
「はいはい」
それに答えるように、晴香は八雲の背中に手を回す。
手と同じように震えた体を、優しく撫でていく。
すると、魔法にかかったかのように、みるみるうちに震えは治まっていった。


しばらくはこのままで…



こういうのを、頼られてる…っていうんだよね。

こんなにも八雲に近付けたことに、晴香は微笑む。
声を出しては、また八雲に怒られるので、我慢我慢。
だが、顔のにやけはどうやっても止まらなかった。



窓の外が光った。

その時…
辺りが真っ暗になる。

「っ!?」
ぎゅっと、腕と足で抱きしめられた。
少し痛いが、我慢だ。
「て…停電?」
上を見上げると、確かに電球は消えていた。
「な、なんとかしろっ!」
命令口調だが、その声はなんとも弱々しい。
今にも崩れそうだ。
「な…なんとかって…」
停電なら、復旧を待つしかない。

もう夕方だ。
空には雲がかかり、太陽もない。
カーテンの閉まったこの部屋は、夜のように真っ暗だった。
その中で光る雷は、一際輝いて見えた。
「っ…」
「…大丈夫、だよ」
大丈夫大丈夫…晴香は何度も唱えながら、窓の方を向いた。
カーテンの隙間から覗く空は、晴れることを知らない…

今夜はお泊まりかな…

天気もだが、八雲もだ。
このまま八雲を置いていくなんて…そこまで鬼じゃない。

「八雲君…今晩、泊まった方が良い?」

「勝手にしろっ」

「…じゃ、帰ろっ」

「え…ま、待てっ!」

「ん?」

「そ…その…」


「ちゃんと言わなくちゃ、わからないよ?」


END。



猫って雷苦手…ですよね。
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