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このCM、夏が過ぎたからもう見れないのかぁ…(´・ω・`)
歌も映像も好きだったんですよねぇ。

ちなみにこの歌、くるりさんで「さよならリグレット」です。
ラジオ(昨日の)を聞いて、初めて全部を聞いたんですが…
とても好きな歌に入りました。

歌詞がね、お話のような感じなんですよ。
子供の冒険…というか、懐かしいんです。
まだ借りていませんが、オススメです。

くるりさんはね、良い歌がたくさんですよ。
泣ける歌…かもしれません。
「ブレーメン」…聞いてると悲しくなります。
是非是非聞いてみて下さい。
お話書く時に聞くと、必ずほのぼのになってしまいます…

今日って9.11ですよね…
年が経つ度、だんだんと話を聞かなくなります。
こういうのを感じる時、時は流れてると実感します。

そういえば、テレビチャンピオンに801ちゃんが出てきたのは驚いた…
元祖の方ですよ!もちろん。
ま…まさか出てくるとは…
しかもちゃんと飛んだよ!

ゆるきゃら好きなんですよ〜
前回のも面白かったけど、今回のも面白かった!
出てこなかったけど、onちゃん好きなんですよね。
北海道テレビのキャラです。
ぬいぐるみ持ってますよ〜♪

CMって素敵ですよね。
十五秒の世界。
でも、その制作には時間がかかっている…
十五秒の為の制作。

未来サザエさんみたけど…あれには驚いた。
もう、見た瞬間ポカーンです。
イクラちゃん…スーパーカー乗ってたよっ。

何故かプチプチアニメに再ハマり…
時間的に見れないんだけどね!
ビデオに撮ったのが残っていたので、それ見てます。画質が…
皆さん、見たこと…ありますよ、ね?

私は、ニャッキとジャムとパルタですね。
うん…何故か他のを見た覚えが無い…
この三つが一番印象に残ってるのかなぁ…

でも。意外とプチプチアニメってトラウマになりますよね。
ニャッキとか…ね。
面白いんだけど…ニャッキが…ね。

ジャムのエンディング、聞いてると悲しくなります。
しかも音楽、栗コーダーカルテットだったんだっ!
意外と豪華ですね。

やっぱニャッキとジャムが好きですね。
ネンドアニメ好き〜♪
普通のアニメとは違った…暖かさがあるんですよね!

ピングーとかもう、大好き!
オープニングの歌…いったい何を言っていたんだろう(´・ω・`)
また放送してくれないかなぁ…

声の無いアニメ…って良いですよね!
それを伝える方も凄いですよね!
う〜ん…最近、そういうアニメありませんよね。
無いのかなぁ…

幼少時代見てたアニメ…変身系少女アニメ、見てなかったなぁ…
あ、おじゃ魔女とかは見てたけど、セーラームーンとか見なかった。
忍ペン面白かったです。
全巻揃えるの大変でした。


さてさて。
昨日の続きですよ〜

あかずきん。


八雲が次に起きたのは、良い香りが部屋に充満する頃…


背中にはふわふわとは言い難い、固いベッド。
額がひんやりとして、気持ちがいい。


確か…
晴香ちゃんが迷子になったって、熊が言ってて、
僕はあいつを探しに行ったはず。

なのに、なんでベッドなんかに…?



カタンという物音に耳を揺らし、視線を音のした方を向いた。
ずるりと額を冷やしていたタオルが落ちる。

そこには、台所で作業をする白い姿…

「天使…」

八雲の声に晴香が振り返る。

その時、すべてが繋がった。


そうだ…

倒れたんだ。


目を覚ました八雲を見て、安心したように微笑む晴香。
「よかった…目、覚ましてくれて」
手が放せないのか、振り返ったまま口を動かす。
だが、晴香の格好に目が行ってしまい、返す言葉が思いつかない。

八雲のシャツを羽織っている。
そこまでなら良い。
だが、下は何も穿いていなかった…

晴香もその視線に気付いたらしく、恥ずかしそうにシャツを出来るだけ下に引っ張った。
「そ…そんなにジロジロ見ないで」
「無理だ」
体が自由に動くならば、後ろからガブリといきたかったな…
「もう少しで出来上がるから…おとなしく待っててくれる?」
「ん」
返事を聞き、真っ赤な顔が逃げるように見えなくなる。

こちらを背にして台所に立つ晴香の足は、程良い具合に肉がついていた。

太ももとか…かじりたいな。

じゅるりと涎をすすり、白い白い足を見つめる。
「あ…」
コロンと、赤い赤いリンゴが転がり落ちた。
「あ〜あ…」
溜め息を吐きながら、リンゴを拾おうと屈む…
「………」

見える…か?

ぐっ…と目を凝らし、覗くように顔を動かす。
「むっ!」
だが、その眼差しに気が付いた晴香は、慌てて屈むのを止めた。
「むむむ…」
そして、こちらを威圧するように睨みながら、しゃがんでリンゴを取ろうとする。
「………」
晴香は気付いていないようだが、八雲にとってはベストポジションだった。

けれども、その中まではよく見えない。
ちょうど隠すように、リンゴと晴香の腕が邪魔をしている。

「くそっ…」
舌打ちをした八雲に、不思議そうに首を傾げる晴香。
「…?」
そして、八雲の視線の先を辿っていく。
そこにあるのは…
「っ!」
慌てて足を閉じ、ぺたんと尻餅。
「な、ななななに見てるのよ!」
目を白黒させ、大声で怒鳴りつける。
「見てない。いや、見たけど見えなかった」
ゴホッと最後に咳をオマケ。
「それなら…良いけど」
リンゴを拾い、流しで洗う。
その間も、こちらを睨む視線は収まらなかった。



それから数分もしないうちに、晴香はお皿を片手に八雲の元に来ていた。
機嫌は治っているようで、いつも見るようなニコニコ笑顔。
「ご飯…食べれる?」
「…多分」
よいしょと上半身だけ起き上がると、当たり前だが額のタオルが落ちる。
皿の中には、クリームシチュー。
もう一枚あった小皿の上には、りんごが可愛らしくウサギ型に切られていた。
「食べさせてあげるね」
ジャガイモを小さき切り、スプーンですくう。
「あ〜ん」
晴香の言葉に、おとなしく従い、口を開けた。

口の中には、甘い甘いクリームシチューの味…
ジャガイモが少し固く、手作り…というのを実感する。

「おいしい?」
期待するかのような眼差し。
床に座っているため、八雲を上目遣いするようだ。
「…ジャガイモが煮えきってない」
「そんなわけないもん」
八雲に指摘され、晴香もジャガイモを食べる。
噛んでいくうちに、晴香の表情が渋くなった。
「………」
「な?」
「……はい」
そんなにもショックだったのか、しょぼんと俯いてしまう。
深い溜め息までついて、確認するようにまた食べる。
…ますます表情が暗くなった。
「はぁ…」
傍にある机の上に皿を乗せ、何度目かの溜め息。
どうしようかと悩んだが、すぐに結論が出た。
重い体を、無理矢理動かす。

「…でも」

八雲の口が動いたとき、首に違和感…
「っや…!」
ガブリと首に噛みつかれたとわかったのは、痛みを感じたから。
人よりも伸びた犬歯が食い込み、涙が出てくる。
「い…痛、いっ…」
どうにか離そうとするが、背中にしっかりと腕を回されていたため、無理だ。
ぎゅっ…と八雲のシャツを握りしめると、すんなり噛むのをやめる。
その変わり、傷が付いた場所を治療するかのように舐められた。
「ふぁ……っん…」
傷付いて場所がジクジクと沁みて痛い。
それと、微かな快感…
なんとも言えない感情が、晴香の中で入り混じる。
「はぁ…はっ…」
とうとう身体の力が抜け、八雲に寄りかかると、ふわりと身体が浮かんだ。
下ろされた先は、固いベッドの上…

「…おいしかったぞ」
平然という八雲の顔が赤いのは、風邪のせいか…
「なにが…よっ…」
何故だかわからないが、胸が高鳴る。
「クリームシチューも、…君も」
傷跡を熱い指で撫でられ、ぶるりと身体が震えた。

このまま喰われてもいいかも…

ぼんやりとする晴香の頭の中に、そんな思いが掠める。
けれども、そこで思い出したのが、綾香の言葉…

「…他の子にも、こんなことしてるの?」

「は?」

意味がわからない、と言うように眉を寄せる。
傷を撫でる指が止まった。
「他の女の子にも!…こんなことしてるの…?」
「………」
真剣に言っているというのに、八雲に溜め息をつかれた。
「な…なによ」
「するわけ…ないだろ。…誰も僕に近寄らないんだから」
「………」
八雲の顔が寂しそうで、どこかに消えてしまいそうだった。
衝動だ。
気が付いたら、八雲を抱きしめていた。
「…ね。おおかみさんは…私のこと…好き?」
顔が熱い。
きっと、耳まで真っ赤になってるんだろうな…
「…何をいきなり」
見られたくないから、八雲の肩に顔を埋める。
「好き…なら、いいよ?」
「………」
晴香の言葉に、目を見開く八雲。
自分でもこんな言葉が出てきたのに驚いてる。

でも…私も実際、おおかみさんのことが…

八雲の口がゆっくりと動く。
「…君が、好」
きだ…と続くであろう言葉は、そこで途切れた。
晴香が八雲の口を塞いだからだ。
「や…やっぱり恥ずかしいから、また!またにしよ!」
ボスンとベッドに背中を打ち、苦笑を浮かべている晴香。
そんなに恥ずかしいのか、首まで赤い。
「…ここまで来て、放置か?」
黒と赤の瞳が、不満げに見下ろす。
「おおかみさん風邪だし、ね?動くの辛いでしょ?」
「出したら早く治るって言うぞ」
「ま…待って!そんなことしたら、私に風邪が…」
「やるき満々じゃないか」
「ち…違うの!」
うぅ…と晴香がうなだれた。

…まぁ、今日のところは我慢しておこう。
風邪で感覚がはっきりしないのも、惜しいしな…

「でも…」


これだけは、いま伝えておこう。


「僕は、君が好きだ」


END。



その後はイチャイチャしてましたとさ。(一方通行で
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無題
ここにきて初のコメントです。
大好きです、あかずきん!!
今回の話も最高でした!!
これからも続きを楽しみにしてます!!
柚依 2008/09/12(Fri)22:20:53 編集
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