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何が楽しいのだろうか。
文庫八雲とコンダクターげっちゅ!
わーいわーい!
本屋二件目でげちゅ。
付属ファイルは読みましたが、コンダクターはまだだよ。
今夜、徹読するんです〜♪
たっのしみ〜です!
神永先生関係の本は、いつも徹読です。
やっぱりね、夜中が一番静かで良いんですよね。
それで、読み終わる頃には朝日が昇ってて…
もう、清々しい!そして数時間眠る!
結構、今日買う事ができなかった人がいますね…
文庫八雲は出てたのになぁ。
やっぱり文庫とハードカバーの違いかな?
今日は文庫八雲とコンダクターのはっつばいび〜♪
そして今日はおとんのたっんじょうび〜♪
母がケーキを買いに行こうというまで、半分忘れt…
べ、別に忘れて何か無いんだからね!
おとん、誕生日おめでとう!
そうそう…今日、九死に一生スペシャル見てたんですが…
後藤敦子さんが出てきました。
…息子思いの、優しいお母さんでした。
ぶはっ…今ラジオ聴いてたら…
塾の友達にほにゃらららを見られたそうです。
外でやってたそうなんですが…ね。
ちなみに10日のほにゃらららと同じワードが入ります^^
*御返事
雛紗さんへ
こんばんは〜♪
おぉ!私と同じですね!(持ってない
テイルズはアビスとマイソロジーしか持ってません…(´・ω・`)
何故、箱になったのか、今でも謎です。
是非とも移植して欲しいものです!
空麗爛さんの動画は、サイトかニコ動に行けば見れます♪
八雲がアイドルステップしてますよ。ふふふ…
八雲のボスラッシュは…いつになるかわかりません^^
絵版…じゃ、もう少し絵を溜めてから表に持ってきますね〜
おとん、いまいちわからないんですよ!
ポスターの絵で、ちょろっと出てきただけなので…
あれが本当におとんなのかも、知りませんし。
とりあえず、髪を後ろにしたメガネのスーツ親父でいいだろt(殴
…あの人に「いいともー!」って言わせたいですね。
コメントありがとうございました!
さて、今日は久しぶりにきょうのわんこを見ました。
これって、たまに切なくなるんですよね…
きょうのはるか
散らかった机の上。
缶ジュースがひとつと、ホットミルクが入ったコップがひとつ。
あとは、つまみ変わりの枝豆。
…缶ジュースなのに、つまみといっていいのか。
いまは、八雲の日課である、晩酌タイム。
…缶ジュースなのに、晩酌でいいのか。
ラジオを付けて、枝豆を頬張る。
テレビなんてない。
あんなの、電気代の無駄だ。
時間は九時過ぎ。
ほとんどのチャンネルがバラエティー。
その中から気まぐれで一局を選び、ラジオに耳を澄ます。
はるかvsらじお。
『もうさ、鍵忘れて困っちゃったよ!』
「きゅ!」
『馬鹿ですねぇ』
「…きゅっ」
『馬鹿って言うなよぉ!』
「もきゅ」
「………」
枝豆を頬張る手を止めた八雲の視線は、先ほどからラジオのパーソナルティーと話す晴香。
膝の上でタオルを握りしめていた。
ちなみに、胡座をかいた八雲の膝の上で。
机の上に置いたラジオをジッと見つめ、何やらお喋りをしている。
それでも、やはり怖いらしく、机に顔を隠すようにしていた。
「…これはラジオだ」
枝豆を食べていた手を拭かず、そのままラジオを取って晴香に見せる。
やはり怖いようで、膝から飛び退いて背中に隠れた。
タオルを忘れ、慌てて取りに戻る。
「ら…りお?」
八雲のシャツを握り、ちょこんと見上げた。
「…ラジオだ」
ラジオを机に置くと、すぐに晴香が駆けよってくる。
そして膝の上に座る。
「別に怖いものじゃない」
「………」
じーっとラジオを見つめ、指でつついた。
バタンと倒れ、電波を失いノイズが掛かる。
「きうっ!」
慌てて逃げようとしたのか、八雲に飛びつく。
「…怖がるなら倒すな」
溜め息を吐きながら、その小さな背中を撫でた。
空いた片手で、ラジオの電波を器用に直す。
「ほら、直ったぞ」
「………」
そろりと振り返り、ラジオを確認。
『しかも外は大雨!大家は留守!』
『だから昨日、風邪だったんですね』
「な?」
「…きゅ」
ラジオに手を伸ばしたのを見て、八雲は一安心。
ほっと胸を撫で下ろしたとき。
バタン…
「きうっ!」
そして再び、ノイズ音。
体当たりしてくる体。
「…遊んでないか?」
見下ろした先にある体が、ピクリと揺れた。
…図星のようだ。
「まったく…」
溜め息を吐き、ラジオの電源をオフにする。
静寂があたりを包み、しばらくすると晴香が顔を上げた。
「きゅ…きゅ!」
ラジオを指差し、何かを訴えている。
その顔を見ると、怒ったように眉端が上がっていた。
「つけて欲しいのか?」
「ちゅ…ちゅけてほち…い、か!」
頑張って復唱しようとしているが、なかなか言葉にならない。
「ちゅけ…ちゅ!」
そこで止められると、なんだかこそばゆくなる。
「そういうときは、つけて…っていうんだ。つ・け・て」
「ちゅ…けて!」
難しい発音なのか、つ…が言えない。
「ちゅけて!ちゅけて!ちゅてけ!」
だが、本人は言ったつもりのようで、自慢気に何度も繰り返す。
「はいはい…」
今度、日本語というものを教えた方がいいな。
カチンとラジオをつけると、音楽が流れている最中だった。
子守歌のようなバラード。
曲名は知らないが、多分流行りの歌だ。
コンビニで何度か流れていた気がする。
「きぅ…」
そんな声とともに、晴香が寄りかかってきた。
眠たそうに、目をゴシゴシと掻いている。
「眠いのか?」
ブルブルと左右に首を振る晴香。
だが、先ほどよりも目が閉じていた。
「………」
八雲は膝の上の晴香を退け、無言で立ち上がる。
慌てて晴香も後を追いかけた。
タオルを持って…
晴香が追いつく頃には、ダンボールを抱えて戻ってくる八雲。
「きゅ」
話しかけても、八雲は何も返さない。
再びどこかに行ってしまう。
今度は、晴香が追いかける前に戻ってきた。
両手にタオルを抱えて。
「…いまから、君の寝床を作る」
…といっても、ただタオルを敷くだけだが。
ダンボールの蓋を開け、その中にタオルを敷き詰める。
そして、布団代わりのタオルを数枚。
「ここが、君の寝床だ」
振り返ると、そこには目を輝かせた晴香がいた…
ダンボールの中に飛び込み、タオルをかき集めている。
その中には、もちろん八雲が上げた薄汚れたタオルも。
「もっふ〜!」
タオルに顔を埋め、ぎゅ〜と抱きしめている。
「タオル…好きなのか?」
なでなでと頭を撫でてやると、プロペラのように振られる尻尾。
「タオル…ちゅ、き、にゃ、かっ!」
「…こう言うときは、タオル好き…って言うんだ。タオル好き」
そう教え込むと、パクパクと金魚のように口を動かしている。
「?」
「タオル、ちゅき!」
ジタバタとダンボールの中で、両足を鳴らす。
そこで思い出した。
「ちょ…しっ!」
慌てて足を押さえつけて黙らす。
「し?」
「この下にも人が住んでいるんだ。だから夜遅くは静かにしないと」
「しぃ?」
口に手を当て、小首を傾げた。
八雲は無言で頷く。
「わかったか?」
「きゅ」
それっきり黙ってしまった。
「…ま、静かなのは良いことだよな」
そう自分に言い聞かせると、八雲は小棚からノートを出す。
日記帳だ。
毎日とはいかないが、気まぐれで書いている。
机の前に座り、ペン立てから鉛筆を出して筆を走らせた。
今日の出来事を書いている。
…もちろん、晴香のことを。
隣ではラジオが流れている。
くだらない会話に耳を傾けながら、今日の出来事を思い出す。
雨の日。
傘を忘れて買ったこと。
帰りに犬を拾ったこと。
まだ飼うとは決めてないが、名前をつけたこと。
タオルが好きなこと。
「あとは…」
その時、何かが膝に潜り込んできた。
慌てて見下ろすと、そこには晴香の姿。
「きゅっ」
膝の上に寝転がり、八雲を見上げていた。
「…なんだ?」
「ぐー」
「まだ腹減ってるのか?」
ブルブルと首を左右に振る。
そして、何かを伝えようと口を動かす。
「…ぐー」
でもやっぱり、この言葉しか出てこない。
「眠い…のか?」
「ね…むい」
大きなあくびをひとつ。
初めてちゃんと言葉が言えた。
あのまま寝るのかと思ったが、寝なかったのか…
この明るさで寝ろ…っていうのが間違ってるのか。
「…寝るか」
普段よりも、何時間も寝る時間が早い。
でも、たまには良いかもな。
八雲は日記帳を閉じると、晴香の体を抱き上げた。
ダンボールの中に入れ、タオルを被せてやる。
「…おやすみ」
「おやちゅ…み」
優しく頭を撫でてやると、八雲も自分の寝床に入った。
高いベッドの位置から、丸まった体が見える。
ウトウトと、目が閉じていく。
それを確認すると、八雲は電気を消した…
嬉しい事がたくさんあって疲れた、晴香ちゃんなのでした。
END。
次回、実はまだこの日は終わっていないらしい。
缶ジュースがひとつと、ホットミルクが入ったコップがひとつ。
あとは、つまみ変わりの枝豆。
…缶ジュースなのに、つまみといっていいのか。
いまは、八雲の日課である、晩酌タイム。
…缶ジュースなのに、晩酌でいいのか。
ラジオを付けて、枝豆を頬張る。
テレビなんてない。
あんなの、電気代の無駄だ。
時間は九時過ぎ。
ほとんどのチャンネルがバラエティー。
その中から気まぐれで一局を選び、ラジオに耳を澄ます。
はるかvsらじお。
『もうさ、鍵忘れて困っちゃったよ!』
「きゅ!」
『馬鹿ですねぇ』
「…きゅっ」
『馬鹿って言うなよぉ!』
「もきゅ」
「………」
枝豆を頬張る手を止めた八雲の視線は、先ほどからラジオのパーソナルティーと話す晴香。
膝の上でタオルを握りしめていた。
ちなみに、胡座をかいた八雲の膝の上で。
机の上に置いたラジオをジッと見つめ、何やらお喋りをしている。
それでも、やはり怖いらしく、机に顔を隠すようにしていた。
「…これはラジオだ」
枝豆を食べていた手を拭かず、そのままラジオを取って晴香に見せる。
やはり怖いようで、膝から飛び退いて背中に隠れた。
タオルを忘れ、慌てて取りに戻る。
「ら…りお?」
八雲のシャツを握り、ちょこんと見上げた。
「…ラジオだ」
ラジオを机に置くと、すぐに晴香が駆けよってくる。
そして膝の上に座る。
「別に怖いものじゃない」
「………」
じーっとラジオを見つめ、指でつついた。
バタンと倒れ、電波を失いノイズが掛かる。
「きうっ!」
慌てて逃げようとしたのか、八雲に飛びつく。
「…怖がるなら倒すな」
溜め息を吐きながら、その小さな背中を撫でた。
空いた片手で、ラジオの電波を器用に直す。
「ほら、直ったぞ」
「………」
そろりと振り返り、ラジオを確認。
『しかも外は大雨!大家は留守!』
『だから昨日、風邪だったんですね』
「な?」
「…きゅ」
ラジオに手を伸ばしたのを見て、八雲は一安心。
ほっと胸を撫で下ろしたとき。
バタン…
「きうっ!」
そして再び、ノイズ音。
体当たりしてくる体。
「…遊んでないか?」
見下ろした先にある体が、ピクリと揺れた。
…図星のようだ。
「まったく…」
溜め息を吐き、ラジオの電源をオフにする。
静寂があたりを包み、しばらくすると晴香が顔を上げた。
「きゅ…きゅ!」
ラジオを指差し、何かを訴えている。
その顔を見ると、怒ったように眉端が上がっていた。
「つけて欲しいのか?」
「ちゅ…ちゅけてほち…い、か!」
頑張って復唱しようとしているが、なかなか言葉にならない。
「ちゅけ…ちゅ!」
そこで止められると、なんだかこそばゆくなる。
「そういうときは、つけて…っていうんだ。つ・け・て」
「ちゅ…けて!」
難しい発音なのか、つ…が言えない。
「ちゅけて!ちゅけて!ちゅてけ!」
だが、本人は言ったつもりのようで、自慢気に何度も繰り返す。
「はいはい…」
今度、日本語というものを教えた方がいいな。
カチンとラジオをつけると、音楽が流れている最中だった。
子守歌のようなバラード。
曲名は知らないが、多分流行りの歌だ。
コンビニで何度か流れていた気がする。
「きぅ…」
そんな声とともに、晴香が寄りかかってきた。
眠たそうに、目をゴシゴシと掻いている。
「眠いのか?」
ブルブルと左右に首を振る晴香。
だが、先ほどよりも目が閉じていた。
「………」
八雲は膝の上の晴香を退け、無言で立ち上がる。
慌てて晴香も後を追いかけた。
タオルを持って…
晴香が追いつく頃には、ダンボールを抱えて戻ってくる八雲。
「きゅ」
話しかけても、八雲は何も返さない。
再びどこかに行ってしまう。
今度は、晴香が追いかける前に戻ってきた。
両手にタオルを抱えて。
「…いまから、君の寝床を作る」
…といっても、ただタオルを敷くだけだが。
ダンボールの蓋を開け、その中にタオルを敷き詰める。
そして、布団代わりのタオルを数枚。
「ここが、君の寝床だ」
振り返ると、そこには目を輝かせた晴香がいた…
ダンボールの中に飛び込み、タオルをかき集めている。
その中には、もちろん八雲が上げた薄汚れたタオルも。
「もっふ〜!」
タオルに顔を埋め、ぎゅ〜と抱きしめている。
「タオル…好きなのか?」
なでなでと頭を撫でてやると、プロペラのように振られる尻尾。
「タオル…ちゅ、き、にゃ、かっ!」
「…こう言うときは、タオル好き…って言うんだ。タオル好き」
そう教え込むと、パクパクと金魚のように口を動かしている。
「?」
「タオル、ちゅき!」
ジタバタとダンボールの中で、両足を鳴らす。
そこで思い出した。
「ちょ…しっ!」
慌てて足を押さえつけて黙らす。
「し?」
「この下にも人が住んでいるんだ。だから夜遅くは静かにしないと」
「しぃ?」
口に手を当て、小首を傾げた。
八雲は無言で頷く。
「わかったか?」
「きゅ」
それっきり黙ってしまった。
「…ま、静かなのは良いことだよな」
そう自分に言い聞かせると、八雲は小棚からノートを出す。
日記帳だ。
毎日とはいかないが、気まぐれで書いている。
机の前に座り、ペン立てから鉛筆を出して筆を走らせた。
今日の出来事を書いている。
…もちろん、晴香のことを。
隣ではラジオが流れている。
くだらない会話に耳を傾けながら、今日の出来事を思い出す。
雨の日。
傘を忘れて買ったこと。
帰りに犬を拾ったこと。
まだ飼うとは決めてないが、名前をつけたこと。
タオルが好きなこと。
「あとは…」
その時、何かが膝に潜り込んできた。
慌てて見下ろすと、そこには晴香の姿。
「きゅっ」
膝の上に寝転がり、八雲を見上げていた。
「…なんだ?」
「ぐー」
「まだ腹減ってるのか?」
ブルブルと首を左右に振る。
そして、何かを伝えようと口を動かす。
「…ぐー」
でもやっぱり、この言葉しか出てこない。
「眠い…のか?」
「ね…むい」
大きなあくびをひとつ。
初めてちゃんと言葉が言えた。
あのまま寝るのかと思ったが、寝なかったのか…
この明るさで寝ろ…っていうのが間違ってるのか。
「…寝るか」
普段よりも、何時間も寝る時間が早い。
でも、たまには良いかもな。
八雲は日記帳を閉じると、晴香の体を抱き上げた。
ダンボールの中に入れ、タオルを被せてやる。
「…おやすみ」
「おやちゅ…み」
優しく頭を撫でてやると、八雲も自分の寝床に入った。
高いベッドの位置から、丸まった体が見える。
ウトウトと、目が閉じていく。
それを確認すると、八雲は電気を消した…
嬉しい事がたくさんあって疲れた、晴香ちゃんなのでした。
END。
次回、実はまだこの日は終わっていないらしい。
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