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はるかvsドライヤー3。
負け…はるか。
夏アニメ…
思ってみれば、マクロスしか見てなかった…
あとソウルイーター。
あ、深夜限定だよ。普通の時間はいっぱい見てた。
マクロス最終回見たよ〜
色々と昔のマクロスも混じってますなぁ(ニヤリ
これは過去作品を見た方のみ、楽しめる要素ですね!
映画化もおめでとう!
続編なら父は見に行くと。
総集編なら見に行かないと。
ちなみに「愛・おぼえてますか」は父の会社友達と見に行ったそう。
この歌、最終回で流れて思わず感動!
最終回のメドレーに感動!
あっはっは…くーれーたんを怖がらせてしまったようですね。
ごめーんねっ☆
詳しくは空麗爛さん宅の絵チャログで!
何がかは内緒です。
はふー…いったい何を書こうとしていたんだっけ。
思い出せ…思い出せなーいっ!
あ、一つ前にバトン上げましたよ〜
まぁ、別にいいかな?
約一ヶ月ぶり。
アルバイト八雲
「ん〜…」
晴香は身を捩ると、枕元に手を伸ばす。
固い何かに触れ、それを手に取った。
手の中には晴香の携帯。
サイドボタンを押して、時間を確認する。
「五時…かぁ」
起きるにはまだ早い。
だが、もう目は覚めてしまったようで、寝る気にならない。
布団の中で三度寝返りを打つと、晴香は起き上がる。
「んーっ…」
大きく伸びをし、ベッドサイドのカーテンを開け放つ。
周りの住人が寝ていても、太陽は起きていた。
どこかでカラスも鳴いており、続くようにスズメも鳴く。
「…今日も良い天気っ!」
頬をぱちんと叩きつけると、晴香はベッドから飛び下りた…
朝ご飯を作ろうか、それとも講義の支度をしようか…
ベッドから飛び降りた晴香は、腕を組んだ。
「新聞屋さん…来てるかな?」
いつもなら、新聞は講義が終わった帰りに取りに行く。
でも、たまには朝早くに取りに行くのでも良いかな?
「よし!そうしよう」
ぽんっと手を叩くと、晴香はカーディガンを羽織り、携帯と鍵をポケットに入れた。
「どうせだれも来ないよね…」
もう一度、自らの服装を見下ろしてみる。
ピンク色のパジャマに、白のカーディガン。
足は素足だから、サンダルを履いていこう。
「大丈夫大丈夫!」
何度か自分自身に言い聞かせると、晴香は部屋を飛び出した。
エレベーターを待つ間に、風が頬を撫でていく。
「…カーディガン着てきて良かった…」
思わず身を震わすと、晴香は手を擦り合わせた。
吐く息が白くなるほどではないが、とにかく寒い。
ここ数日の間に、季節は秋に入ったのか、それとも冬に入ったのか…
確実に寒くなっていくのは確か。
「八雲君…」
こういう時、人肌が恋しくなる…
思ってみればここ最近、恋人と肌を合わせていない。
「…講義が終わったら、誘ってみよ」
その時、ちょうどエレベーターが来たので、晴香は考えるのをやめた。
「新聞来てるかなぁ…まさか、まだだったりして…」
新聞屋さんより早起きかぁ〜…
なんだか特別な気がして、晴香はくすりと笑った。
小沢…と書かれた、新聞受けの中を覗く。
「…当たっちゃった」
晴香の言う通り、郵便受けの中に、新聞は入っていなかった。
「…どうしよう」
この服装のまま、ここにいるのは気が引ける。
だが、せっかく来たのに、帰るのもなんだ。
「う〜ん…」
腕を組み、なにもない天井を見上げたときだ。
「…ずいぶんと早起きなんだな」
突然声をかけられ、晴香は体を揺らした。
慌てて振り返ると、そこには八雲の姿…
上下に黒のジャージを着た八雲が、そこに立っていた。
「や、八雲君!?なんでここに…」
まさか、寒くて私の身体を求めに…
「これだよ」
そう言って上げた手には、新聞が何部もあった。
まさしく、新聞の花束だ。
「…そんなに新聞読むの?」
晴香が小首を傾げると、八雲は呆れた様子で溜め息を吐いた。
「君は馬鹿か?」
「こ、こんな朝っぱらから、馬鹿って言わなくても…」
しょぼんと肩を落とし、サンダルを履いた足元を見下ろす。
「…バイトだよ」
そんな晴香に負けたのか、八雲はガリガリと頭を掻き回した。
「バイト?」
「あぁ…新聞配達のバイト」
そう呟くと、八雲は手に持った新聞を、次々と新聞受けに入れていく。
ちゃんと場所はわかっているようで、リズム良く新聞を投函する。
「…ね、このバイトが終わったら…うちに来ない?」
ジャージの裾をぎゅっと握り、誘うような眼差しで見上げた。
八雲と目が合ったが、負けじと見つめる。
「…そうだな。時間があったら行くよ」
八雲の優しい微笑みは、晴香にとって焦らし同然。
「それにしても、そんな服装でなにしてたんだ?」
「べ、別に良いでしょ!」
いま思ってみれば、ノーメイク。
寝癖だって整えてもいない。
ほんのちょっぴり、恥ずかしい…
「…良いんだ」
その言葉は、とても冷たく、冷めていた…
「僕以外に、そんな服装…見せてたまるかよ」
「八雲君?」
聞こえないように口にしたはずなのだが、どうやら聞こえてしまったようだ。
「そんな服装してたら、僕が襲うぞ」
「や、八雲君っ!?」
「嘘だ」
そう告げると、投函を再開する。
晴香はそれを恨めしそうに、じっと眺めていた。
「…確か、君の家もそうだったな」
振り返ったかと思わと、目の前に新聞を差し出される。
「あ、ありがと…」
「っと、そうだ」
晴香が受け取ろうとしたとき、突然それを拒まれた。
ポケットをガサゴソと漁り、何かを探しているようだ。
「なにしてるの?」
「…オマケだ」
見つけたらしく、それをポケットから出すと、新聞の間に挟む。
「?」
「家に帰ってから、それは見ろ」
「う…うん」
新聞ごと受け取り、八雲を見上げる。
「…じゃ、僕はまだ仕事があるから」
すると背を向け、八雲は離れていく。
その背中は小さくなり、自転車に跨った。
「ま、待って!」
慌てて呼び止めると、晴香は八雲に駆け寄る。
「どうした?」
「その…頑張ってね!」
ちゅ…
頬に、柔らかいものが触れた。
「じ、じゃあね!」
火照った頬を隠すように後ろを向くと、晴香は来たときのように駆け足で去っていった。
「………」
冷たい体が、晴香が触れた場所からジワジワと暖かくなる。
「…頑張らなくちゃな」
幸せそうに微笑むと、唇が押し当てられた場所に優しく触れた。
部屋に戻った晴香は、新聞を机の上に投げ捨て、自身はベッドに沈んだ。
「うぅ…恥ずかしかった」
外は寒かったというのに、戻ってくるときはこんなに熱いとは…
恥ずかしさのあまり、晴香は枕に顔を埋めた。
別に、キスで恥ずかしがるような関係ではない。
だが、何度しても、自分からのキスにはなれないのだ…
「そういえば、オマケってなんだったんだろ…」
晴香は思い出し、ちらりと机の上の新聞を見つめた。
ゆっくりと起き上がり、新聞に手を伸ばす。
「ん、取れた」
そのとき、なにかがパサリと落ちた…
「っ!?」
それは、小さくて薄い小包…
「…朝っぱらから、襲う気満々だったんじゃないの…」
微かに頬を染め、それを拾い上げる。
「…八雲君の分も、朝ご飯作っておこう…」
晴香は呟くと、それを枕元に置いてから立ち上がった。
講義には、二人して遅れそうになった…
END。
八雲は常に、常備中。
晴香は身を捩ると、枕元に手を伸ばす。
固い何かに触れ、それを手に取った。
手の中には晴香の携帯。
サイドボタンを押して、時間を確認する。
「五時…かぁ」
起きるにはまだ早い。
だが、もう目は覚めてしまったようで、寝る気にならない。
布団の中で三度寝返りを打つと、晴香は起き上がる。
「んーっ…」
大きく伸びをし、ベッドサイドのカーテンを開け放つ。
周りの住人が寝ていても、太陽は起きていた。
どこかでカラスも鳴いており、続くようにスズメも鳴く。
「…今日も良い天気っ!」
頬をぱちんと叩きつけると、晴香はベッドから飛び下りた…
朝ご飯を作ろうか、それとも講義の支度をしようか…
ベッドから飛び降りた晴香は、腕を組んだ。
「新聞屋さん…来てるかな?」
いつもなら、新聞は講義が終わった帰りに取りに行く。
でも、たまには朝早くに取りに行くのでも良いかな?
「よし!そうしよう」
ぽんっと手を叩くと、晴香はカーディガンを羽織り、携帯と鍵をポケットに入れた。
「どうせだれも来ないよね…」
もう一度、自らの服装を見下ろしてみる。
ピンク色のパジャマに、白のカーディガン。
足は素足だから、サンダルを履いていこう。
「大丈夫大丈夫!」
何度か自分自身に言い聞かせると、晴香は部屋を飛び出した。
エレベーターを待つ間に、風が頬を撫でていく。
「…カーディガン着てきて良かった…」
思わず身を震わすと、晴香は手を擦り合わせた。
吐く息が白くなるほどではないが、とにかく寒い。
ここ数日の間に、季節は秋に入ったのか、それとも冬に入ったのか…
確実に寒くなっていくのは確か。
「八雲君…」
こういう時、人肌が恋しくなる…
思ってみればここ最近、恋人と肌を合わせていない。
「…講義が終わったら、誘ってみよ」
その時、ちょうどエレベーターが来たので、晴香は考えるのをやめた。
「新聞来てるかなぁ…まさか、まだだったりして…」
新聞屋さんより早起きかぁ〜…
なんだか特別な気がして、晴香はくすりと笑った。
小沢…と書かれた、新聞受けの中を覗く。
「…当たっちゃった」
晴香の言う通り、郵便受けの中に、新聞は入っていなかった。
「…どうしよう」
この服装のまま、ここにいるのは気が引ける。
だが、せっかく来たのに、帰るのもなんだ。
「う〜ん…」
腕を組み、なにもない天井を見上げたときだ。
「…ずいぶんと早起きなんだな」
突然声をかけられ、晴香は体を揺らした。
慌てて振り返ると、そこには八雲の姿…
上下に黒のジャージを着た八雲が、そこに立っていた。
「や、八雲君!?なんでここに…」
まさか、寒くて私の身体を求めに…
「これだよ」
そう言って上げた手には、新聞が何部もあった。
まさしく、新聞の花束だ。
「…そんなに新聞読むの?」
晴香が小首を傾げると、八雲は呆れた様子で溜め息を吐いた。
「君は馬鹿か?」
「こ、こんな朝っぱらから、馬鹿って言わなくても…」
しょぼんと肩を落とし、サンダルを履いた足元を見下ろす。
「…バイトだよ」
そんな晴香に負けたのか、八雲はガリガリと頭を掻き回した。
「バイト?」
「あぁ…新聞配達のバイト」
そう呟くと、八雲は手に持った新聞を、次々と新聞受けに入れていく。
ちゃんと場所はわかっているようで、リズム良く新聞を投函する。
「…ね、このバイトが終わったら…うちに来ない?」
ジャージの裾をぎゅっと握り、誘うような眼差しで見上げた。
八雲と目が合ったが、負けじと見つめる。
「…そうだな。時間があったら行くよ」
八雲の優しい微笑みは、晴香にとって焦らし同然。
「それにしても、そんな服装でなにしてたんだ?」
「べ、別に良いでしょ!」
いま思ってみれば、ノーメイク。
寝癖だって整えてもいない。
ほんのちょっぴり、恥ずかしい…
「…良いんだ」
その言葉は、とても冷たく、冷めていた…
「僕以外に、そんな服装…見せてたまるかよ」
「八雲君?」
聞こえないように口にしたはずなのだが、どうやら聞こえてしまったようだ。
「そんな服装してたら、僕が襲うぞ」
「や、八雲君っ!?」
「嘘だ」
そう告げると、投函を再開する。
晴香はそれを恨めしそうに、じっと眺めていた。
「…確か、君の家もそうだったな」
振り返ったかと思わと、目の前に新聞を差し出される。
「あ、ありがと…」
「っと、そうだ」
晴香が受け取ろうとしたとき、突然それを拒まれた。
ポケットをガサゴソと漁り、何かを探しているようだ。
「なにしてるの?」
「…オマケだ」
見つけたらしく、それをポケットから出すと、新聞の間に挟む。
「?」
「家に帰ってから、それは見ろ」
「う…うん」
新聞ごと受け取り、八雲を見上げる。
「…じゃ、僕はまだ仕事があるから」
すると背を向け、八雲は離れていく。
その背中は小さくなり、自転車に跨った。
「ま、待って!」
慌てて呼び止めると、晴香は八雲に駆け寄る。
「どうした?」
「その…頑張ってね!」
ちゅ…
頬に、柔らかいものが触れた。
「じ、じゃあね!」
火照った頬を隠すように後ろを向くと、晴香は来たときのように駆け足で去っていった。
「………」
冷たい体が、晴香が触れた場所からジワジワと暖かくなる。
「…頑張らなくちゃな」
幸せそうに微笑むと、唇が押し当てられた場所に優しく触れた。
部屋に戻った晴香は、新聞を机の上に投げ捨て、自身はベッドに沈んだ。
「うぅ…恥ずかしかった」
外は寒かったというのに、戻ってくるときはこんなに熱いとは…
恥ずかしさのあまり、晴香は枕に顔を埋めた。
別に、キスで恥ずかしがるような関係ではない。
だが、何度しても、自分からのキスにはなれないのだ…
「そういえば、オマケってなんだったんだろ…」
晴香は思い出し、ちらりと机の上の新聞を見つめた。
ゆっくりと起き上がり、新聞に手を伸ばす。
「ん、取れた」
そのとき、なにかがパサリと落ちた…
「っ!?」
それは、小さくて薄い小包…
「…朝っぱらから、襲う気満々だったんじゃないの…」
微かに頬を染め、それを拾い上げる。
「…八雲君の分も、朝ご飯作っておこう…」
晴香は呟くと、それを枕元に置いてから立ち上がった。
講義には、二人して遅れそうになった…
END。
八雲は常に、常備中。
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