2008/10/01 (Wed) 23:31:36 ハロウィン強化月間！

ハロウィン祭！
カノンノコス：晴香ちゃん

よっし！今月はハロウィンということで…
今月はコスプレさせまするじょー！（え
仮装＝コスプレ…って、読み方、間違えてr

マイソロ２にカノンノが出てくると言う事で、マイソロのコスで。
カノンノ可愛いよなぁ…
この子のキャラデザって…誰だ？

２の方の服もかわいいなぁ…
ラタの人…か？このぺったんこは。（おいこら
ラタの人の絵、好きなんですよね〜♪

というか、マイソロ２のあのキャラクターの所のアイコン誰だ！
可愛いんだが！なんかもの凄く可愛いんだが！
それは裸エプロンなのか！？
かわいいんだよ！モルモと同じ生物か！？

そしてそしてそして！皆さん見ましたかな？もう見たよね！

と　ら　じ　ま　さ　ん　宅　の　犬　晴　香　を　！

あぁ〜もうっ！可愛さが止まらない！（何
心がきゅんと締まって、ばたーんですよ！

書いてる本人がきゅんきゅんしてるのに…
それがとらじまさんのきゅんきゅんな絵で描かれていて…
もうきゅんきゅんが止まらない！（何
私が描く、犬晴香とはぜんぜん違いますね！

一旦…一旦落ち着こう。はい、深呼吸…
………やっぱりきゅんきゅんが止まらない！
とらじまさんは神様です！御釈迦様です！
もう本当にありがとうございます！

あとね！気付いたよ！
YシャツのYは、八雲のYなんだよね！
そうなんだよね！

そうそう、文庫八雲のCMが公式HPで見れますね〜
しかもガンダムの時間帯で見れるんですね！
よし、やっぱりガンダム見よう。

そして誰だっけな…この声。
聴いた事がある…誰だ。宮野さん…かな？
違うかな？自信が無い…
へるぷみーしょうみさーん！

そういえば、アビスのED…冒険彗星聴きました〜
ラジオで流れたよ(´･ω･`)
確かに、バンプっぽかったですね。
でもやっぱり 榎本さんらしい！最高のコラボでした！

珍百景…時間帯変わっちゃうんだ…
今の時間帯だからこそ、面白いのになぁ〜
多分、忘れる事が多そう。


さて、何ヶ月ぶりだよ。
何ヶ月ぶりだろうね。

サラリーマン八雲

腕の中にいたはずの彼女が、いなくなっていたから慌てた。


「っ！？」


慌てて起き上がり、寝室を見渡すがどこにもいない。

その変わりに、良い匂いが鼻をくすぐった。

トーストの焦げる匂いだ…

「…もう起きてるのか」

肌寒さとともに、安心感。
その二つが八雲に、二度寝を誘う。

だが、そんな気持ちを振り払い、八雲はベッドから降りた。


台所には、何よりも暖かいものが、寒がっているだろうから…


「…おはよ」
ぎゅっと、台所にいた小さな背中を抱きしめる。
すると面白いくらいに、腕の中の体が跳ねた。
「あ…おはよっ」
もじもじとしながら体を半回転させ、八雲と向き合う晴香。

お揃いのパジャマにエプロン。
微かに頬を染めたその姿は、八雲の心をきゅんと締め付けた。
「かわいい…」
小さく呟くと、今度は正面からぎゅっと抱きしめる。
寝癖で跳ねた晴香の髪が、八雲の鼻をくすぐった。
「…馬鹿っ」
晴香も諦めたのか、小さな溜め息をひとつ。
相手の背中に腕を回し、大きな胸板にひっついた。

香るのは、甘くてどこかほんのり苦い…
言うならば、大人のビターチョコレート。
そのチョコレートに、お酒は混じっているのだろうか。

「ねぇ…」
しばらくの間、抱きしめ合っていたが、突然胸板を押されて離される。
「ん？」
見下ろした八雲が見たのは、どこか拗ね、期待したような晴香。
モジモジと腕の中で捩り、何かを言いたそうに見上げてきた。
「その…おはようのキスは？」
照れからか、晴香の頬はほんのり赤い。
子供染みだ行動だが、言葉はちゃんとした大人のものだ。
「…してほしい？」
こういうのを見ると、ついついいじめたくなってしまうのが悲しい性。
それは恨みや、憎しみからくるものではない。
…愛しさからくるものだ。
「意地悪っ」
ぷすーっと頬を膨らまし、八雲に体当たり。
八雲はそれを全身で受け止め、そのまま腕の中に再び閉じ込めた。
「捕まえた」
「…捕まった」
胸板に顔を埋める晴香の頬を両手で包み、上を向かせる。
「じゃ、お望み通り…おはようのキスタイムだ」

そして、晴香の返事を待つ前に、唇を合わせた…

「んっ！」

それは、いつもの軽いものとは違う。

深い深い、とろけてしまうような、甘いもの…

「ゃっ…」

旦那様はこれから仕事。

だから、平日のおはようのキスは軽いもの…と、決まっていた。

それなのに…
こんなキスをされては…

「ふぁっ…っん…」
「感じちゃった？」
ふらふらな晴香の体を、八雲は支えてニヤリと笑う。
小刻みに震える晴香は、恨めしそうに睨むも、こんな状態では逆効果。
「…そういうのが、その気にさせるんだ…」
溜め息を吐き捨てると、どうにか落ち着かせようと背中を撫でた。
しばらくは怒ったように黙っていたが、時間が経つにつれて、柔らかくなるのがわかる。
「馬鹿八雲っ…」
晴香は八雲の背中に手を回し、パジャマに顔を埋めた。

もう少し…こうしていたい。

「名前で呼ばれるのは嬉しいが、朝ご飯の準備はいいのか？」
指摘をされ、慌てて八雲から離れる。
時計を確認すると、いつもなら朝ご飯を食べている時間…
「きゃっ！早く準備しなくちゃ！」
頬をぺちんと叩き、顔を引き締める晴香。
そして、奥様としての仕事に戻った。
「…頑張れよ」
「八雲君は先に着替えておいて！」
フライパンを操りながら、晴香は指示する。
「…はいはい」
八雲の応援に気付いたのか知らないが、どこか嬉しそうな顔をしていた…



いつもは朝ご飯を済ましてから、着替えに入る。
…奥様のお手伝いつきで。

だが、今日は順番が違う。
朝ご飯を作りながら、着替えだ。
「………」
もちろん、朝ご飯を作っている晴香の手伝いはなし。

別に、一人で着替えられないわけではない。
だが、晴香に着替えの手伝いをしてもらいたい…

それは八雲の小さな甘えだった。

「…これで、良し」
鏡に映る自分を見つめ、最終確認。
いつもならば、隣に映る彼女が居ず、映る範囲が広い。
人が一人いないだけで、こうも寂しくなるのか…

八雲は溜め息を吐くと、わざとネクタイを軽く緩め、晴香のいるリビングに向かった。



リビングに戻ると、テーブルには軽い食事。
トーストとスープ。
朝は余り食べない八雲への、特別な献立。
「あ…ご飯出来てるよ」
ニコリと笑った晴香が、台所から出てくる。

まるでドラマのような、幸せな新婚生活。

笑うことに慣れた八雲が、小さく微笑んで返し、席に着こうとした。
「ま、待って！」
だが、その前に晴香に止められる。

作戦通り…

しばらく八雲の胸元をじっと見つめ、見上げてきた。
「…ネクタイ。もっとしっかりしないと」
そう言うと、晴香はネクタイをキツく締め始める。

これが、ネクタイを緩めた理由。


ネクタイも結び終わり、二人して席につく。
「いただきます…」
「どうぞ、召し上がれ」
正面に座った晴香が、楽しそうに返す。
晴香の前にも、八雲と同じ朝ご飯。
だが、それになかなか手を着けようとしない。
「…食べないのか？」
「あとでっ」
何かに気付き、ぴょんと立ち上がるとどこかに行ってしまった。
時間があまりないこともあり、八雲は気にせずに食事を進める。

インスタントのコーンスープだが、晴香がつくるとどこか美味しさが増す。
きっと隠し味になにか入れているんだろうが、何度聞いても答えてはくれない。
隠し味は内緒…とのことだ。

「もう！寝癖頭じゃだらしないよ！」
そんな声で現実に戻ったかと思うと、髪を引っ張られる。
鷲掴みに引っ張るのではなく、優しく解くように…
クシで解かされてる…と分かったのはすぐのこと。
毎日、これが日課のようなものだから。
「仕方ないだろ。こういう髪型なんだ」
そんなことを良いながらも、八雲はどこか幸せそう。
「でも…水で濡らせば直るから。ちょっと待っててね！」
そう言うと、晴香はどこかに駆けていく。
何度も経験していて、どこに行ったかわかる。
洗面所だ…
「じゃーん！霧吹き〜」
晴香の手には、水が満タンにつめられた霧吹き。
寝癖直しにいつも使っているものだ。
時々、サボテンの水やりにも使われているのを、八雲は知っていたが、黙っておく。
隠れてコソコソと水をあげるのを見るのが、八雲の楽しみでもあったから。

「？…なにニヤニヤしてるの？」

「なんでも」


そう答えたが、八雲のにやけ顔はしばらく治まらなかった…


ＥＮＤ。



ネクタイを直す…って、きゅんってきませんか？