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今日は終業式でした。
グッバイ・教室。
グッバイ・ヲタ友。
グッバイ・先生。
グッバイ・その他のクラスメイト。(ゴメン
まぁ、卒業じゃないんでいつでも会えるがね。
このクラスメイトで授業は二度とないだろうしね。
楽しかったです。
通知表のことは聞かないでよ、お友達☆
美術だけ点とれてれば…ね?(よくない

さーて、本日は友達と本屋巡りしてきました。
大阪行くとき用に読む漫画と文庫八雲を手に入れるため!
友達は刀語ともののけものを手に入れるため!
いざ、本屋へ出陣!
一つ目の本屋で文庫八雲とぼのぼの30巻ゲッチュ。
二つ目の本屋ではなにも買わなかった。
三つ目の本屋でぼのぼの25〜29巻ゲッチュ。
結果…重っ!
その後、友達の家で漫画読んでました。
西尾維新ベージックとやらをもらいました。二つもいらないそうです。
カフェオレをありがとう。友達よ。

あ、明日は大阪なのでかげみちの方に出没するかと…
小説はどうにかしてupできるようにします。

八雲サイト様は携帯から観覧できるから大丈夫だ。
良かった…

文庫八雲の感想は一つ前にupしたので…


本日はお題です。

白黒ごっこ. さまからお借りした
『斉藤八雲と小沢晴香で8つのお題』より

恋人設定

1・喧嘩

「…八雲君なんて大っ嫌い!」

そう叫んだ晴香は机を思い切り叩くと、八雲の返事など待たずに映画研究同好会の部室を飛び出す。

その時晴香は、忘れ物をした事に気が付かなかった…

八雲は呼び止める事もせず、追うこともせずにイライラとした様子で髪をかき回す。

八雲も晴香の忘れ物に気が付かなかった…


最初は些細なことだったんだと思う…
晴香の買ってきたドーナツを勝手に八雲が全て食べてしまったところから始まった。
その事が原因でお互いの悪口を言い始めてしまった二人は、素直に謝る事も出来ずに晴香は帰ってしまった。


八雲は一人残された部屋で立ち上がると、ドアを開けて晴香がいない事に少し落ち込んだ。
そんな思いを首を振り、消し去る八雲。

「……僕は悪くない…」

「私は……悪くない…」

晴香は帰り道を早足で歩きながらそんな事をつぶやき、後ろを振り返る。
誰もいない…
当たり前の事なのに、泣きたくなった。

「あ、ない…」
晴香は胸元を見て慌てたように辺りを見回した。
だが、晴香が探しているものは見つからず、家に帰ってから泣いた…



一日目は全然平気だった。

二日目は君の忘れ物に気が付いた。

三日目は何故か落ち着かなくなった。その理由は何となくわかっていたが、それに錘を巻きつけて心の奥底に沈めた。

四日目…自分に嘘をつくのはやめた。

…アイツに逢いたい。


五日目…映画研究同好会のドアにノックの音が響いた。

…忘れ物を取りに来たのか?

八雲は期待の眼差しをドアに向けたが、すぐに顔を歪めた。
「…なんだよ。その顔は…」
ドアの向こうにいる後藤は八雲の顔を見るとこちらも顔を歪める。
八雲は気付かれないように溜め息を付くと立ち上がり忘れ物を片手にコートを羽織る。
「おい。どこ行くんだ?」
「どうせ事件に巻き込もうとしてるんでしょう?…たまには自分で考えてください」
八雲は後ろで文句を言う後藤を無視して部屋を出るとある場所へと足を向けた…



今日で五日目…
晴香は自分の部屋でカレンダーを見ると自然に溜め息をついた。
今日は休日だから学校には行かなくていい…
だから学校の中でいつ八雲君に逢うかなんてドキドキしなくていいはずなのに…
なんでこんなに辛いんだろう…
八雲君が悪いんだ。
謝るまで絶対に許さない…

───ピンポーン

晴香はその音に驚き目を見開いた。そしてドアを見つめる。

八雲君…なわけないよね…

晴香は期待と不安を心にドアに足を向けた。
なんて事ない距離のはずなのに足が錘をつけられたように重い…

再び鳴るチャイム…


晴香はやっとの思いでドアにたどり着くと、チェーンを付けたままドアを開ける。
晴香は隙間からそーっと覗くが誰もいない。
「……?」
晴香は一度ドアを閉めるとチェーンを外し、再びドアを開けた。
すると影が現れる…
「っ!?」
そこには、八雲がいた…
「…不用心だな」
晴香は慌ててドアを閉めようとしたが八雲が足を入れてそれを塞いだ。
そしてすきまに手を滑り込ませると八雲は簡単にドアを開けてしまった。
「…忘れ物を届けにきただけだ」
八雲はそういうと開けた手とは逆の手を晴香に見せた。
「…あ」
晴香は目を見開いた。
八雲の手の中には、赤い石がついたネックレスが収まっていた。
晴香が探していたもの…
晴香は無言で見上げると、八雲は勝手に家の中に足を踏み入れる。


「…隠れ家に落ちてた」
ドアが閉まる音を後ろで聞くと八雲は口を開き、晴香の手を引くと手の中にそれを収めた。
「……よかった…」
晴香はそう言うとその場に崩れ落ちる。
そんな晴香を見下ろしていた八雲だが、しばらくするとしゃがみこみ晴香の肩に触れる。
晴香が顔をあげる前に八雲はネックレスを奪うと首に手を回した。
「んっ…」
八雲の冷たい手が首に触れ、思わず縮まる晴香。
八雲が首から肩に手を移動させ、じっと晴香を見つめる。
「よかっ…た…」
晴香は首にかかったネックレスをギュッと握りしめると肩を震えさせ、泣き出した。


八雲はしばらく肩にかけていたが、突然手を肩から首へ…そして頭へと移動させる。
晴香は驚いたように泣き顔を上げると八雲は、唇を自身を押しつけていた。
久しぶりに触れるそれを懐かしむように晴香それに返す。

気付いた時には熱いキスをしていた…




「…っはぁ」
やっと唇が離れたときは晴香が酸欠状態になっていた時だった。
「………ごめん」
八雲は晴香の背中に腕を回すとぎゅっと抱きしめ、肩に顔を埋める。
「…?」
「…僕が悪かった。…ごめん…」
八雲は小さくそういうと肩を震わせ、鼻をすすった。
それが泣いている…と気付いた晴香は慌てて八雲の背中に手を回す。
「きみが、いないと…寂しいんだ…」
八雲はより一層強く抱きしめると声を殺しながら泣き出してしまった。

ど…どうしよう…

晴香は取りあえず優しく背中を撫で、泣きやむのを待った…



「……ぐすっ…」
「その、八雲君…」
八雲が落ち着くのを待ち、晴香は八雲の肩を押し顔を覗く。
改めて八雲の顔を見て、正直驚いた。

泣き止んだ直後だから目は潤み、眉も下がり歯を食いしばっているようだった。
そして何より驚いたのは、普段は白い肌が目の下だけ黒ずんでいたからだ。
晴香はそらしそうになる目を無理矢理八雲に合わせ、見つめる。
「私も、ごめんね…。酷いこと……嫌いっていっちゃって…」
「……嫌い、じゃないのか?」
八雲は驚いたように目を見開くと涙が一粒、重力に任せて流れ落ちた。
「好きだよ。大っ好き!」
晴香は八雲を思い切り引き寄せると、涙を舌で拭いとった。
八雲は目をパチクリとさせ、突然耳まで真っ赤に染まる。
そして慌てたように目をそらして口をへの字に歪ませる。
「…君が攻めるのは…気にくわない…」
八雲はそういうと晴香を抱き上げると立ち上がり、部屋の中にズカズカと入っていく。
「お姫様だっこ〜」
晴香は仲直り出来たことがそんなに嬉しいのか、八雲に抱きかかえられた状態で体にすり寄った。
「八雲君…寝てないの?目の下にくまがあるけど…」
「…眠れない」
「今日は一緒に寝ようね?」
八雲はそんな晴香を赤く染まった頬で見下ろしている。
だが突然足を止めた。
ベッドの上に下ろされる晴香の体。
だが晴香は反抗せずに八雲を見つめる。

しばらくすると深い溜め息をつき、八雲が覆い被さってきた。
「…五日分、溜まってるんだから…覚悟しろよ…」
「自分で処理しなさい」
晴香は笑いながらそう言うが、こちらも頬が赤かった。
そんな晴香を見下ろしていた八雲はふっ、と小さく笑う。
「君こそ、我慢してるんじゃないのか?」
「バレちゃった」
晴香はてへへ、と舌を出して笑うと八雲のシャツのボタンに手をかける。
「君が止めてって言っても…満足するまで止めないから」
八雲はそういうと晴香のシャツを脱がせた…



「五日分…溜まってるんだから…な」

八雲はそういうと火照りきった晴香を今度はうつぶせにさせた…


END。



喧嘩…というより仲直り?
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