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はりゅかの大冒険〜アルバイト八雲編〜

「カボチャいかがですかー。安いですよー」
「やちゅー」
「あ、八雲君」
「…君はここで何をしているんだ」
「何って…近所だし、夜ご飯の買い出しだよ。そういう八雲君は…」
「見ての通りバイトだ」
「…本当、何買う為にバイトしてるか、そろそろ教えてくれないの?」
「……企業秘密だ」
「企業って…まぁいいけど。ねぇ、このあと暇?」
「暇だけど…」
「今日は家で食べてかない?」
「良いのか?」
「うんっ!ハロウィンだし、カボチャ買ってこうかな?」
「…まいど」
「じゃ、あとでね!」
「あぁ………で、お前は誰に売却されたんだ?」
「もきゅ?」
「…ま、いいけど」

あああ…どうしよう。
ハロウィンなお話、31日前と後…どっちがいいかな?
やっぱりパロの方でもハロウィン書きたいのですよ。
とりあえず、31日は普通のお話のハロウィン版を上げさせてもらうかと…
う〜ん…どうしよう、どうしよう。

なんだか最近、栗コーダー熱が再熱…
今もよつばとのCDを聴きながら書いてます。(ニコでね。
買おうかなぁ…買いたいなぁ。

ピタゴラスイッチって面白いですよね。
すっごく面白い。
何度見ても飽きないですよね。

ニコで見てるんですが、いつ止めれば良いのかわからない…
これ18分、全部見る気はないんだけど…
結局見ちゃった…

アルゴリズム体操も面白いですよね。
というか、これを八雲でやったら面白そう…
手描きとかで。空麗r(ry

私は全部踊れるよ。
踊ってやろうじゃないか!
ふはははは!踊ってやるぞ!(何

そういえば、これも栗コーダーですね。
お父さんスイッチ、後藤さんに向かってやりたい。
子供役は奈緒ちゃんか八雲で。

ぐはーっ!棟方志功のドラマにボロ泣きしました…
版画…あれ、絶対に指を怪我する人いましたよ。
べ、別に怪我なんてしてないんだからね!


*御返事

水無月 様へ
はじめまして!ようこそいらっしゃいました!
日参だなんて…嬉しいこと限りありません!
当ブログは、艶やら甘が沢山です^^
私の大好物ですからね!(きっぱり
逆にシリアスなものが無いに等しいですが…
ゆったりのんびり、まったりと暇な時に見て行ってください。
おおお!二次創作で八雲を始めたのですか!
八雲サイトは少ないので、私にとっては嬉しいことです!
そ…そんな、リンクを貼ってしまっただなんて…
ありがとうございます!
今度、遊びに行かせてもらいますね!
…とか思ってみましたが、どこに行けば良いのか…
のんびりまったり探して行くことにします^^
これからもお互いに頑張りましょうね!

コメントありがとうございます!


そういえばさ、結局八雲のシャワーシーンって無いんだね。
…八巻では期待してます!神永先生!

恋人未満

久しぶりに我が家に帰宅した。

理由なんて簡単だ。

段々と寒くなってきたから、湯船が恋しくなっただけ。

…それと、久しぶりに奈緒と遊びたかっただけ。

家につくまで、風呂に浸かる自分を想像し、口が緩むくらい楽しみであった。


なのに…

「へ、変態っ!」

「っ!?」

なんで、こんな事になってしまったんだ…



「ただいま…」

あらかじめ帰宅を宣言してはいなかったが、それだけで追い返すような家族じゃない。

それを知っていて、八雲は伝えなかったとも言えた。

「………」
靴を揃えるとき、玄関に一心と奈緒の靴が無いことに気が付いた。

そこにあるのは、奈緒が夏に履いていたビーチサンダル。
それと夏祭りの時にしか履かなかった、家族分の下駄。

ただ、それだけ…

「留守なのに鍵を閉めないなんて…」

まぁ、お寺に泥棒なんて入らないか。

あまり気にせず、自信も鍵を閉めないで廊下を進んだ。

その足は、始めは居間に向かっていたが、途中で目的地変更。
向かうは洗面所。

そろそろ風邪の季節だから、予防はしっかりしておかなければ。
風邪なんて引けば、彼女に心配をかけてしまう。

お節介だと言い続けていたが、心の奥では嬉しいと思っていた。

そういう心配をしてくれる人が…僕にも出来て…

今日は土曜日だから…次に会えるのは月曜日。
二日の辛抱だ。

「ん?」
洗面所のドアに手をかけたとき、中から聞こえる水音に気が付いた。
今まで浮かれ気分だったから、その音に気付かなかったのか…
それよりも、留守だと思ったこの家に、人が居たことに驚きだ。

八雲は洗面所のドアに手を掛け、ゆっくりと開ける。
「………」
だが、そこには誰もいない。
その代わりに、洗面所の奥…風呂場に電気が付いていた。
ついでに、そこから水音もする。
「なんだ…居たのか」
溜めていた息を吐き出し、洗面所に足を踏み入れた。
手を洗おうとしたが、その前に帰ってきたことを伝えようと、風呂場に向かう。

そして、風呂場のドアに手をかける…

「叔父さん、帰って…」

「っ!」

「………」

そこにいたのは、予想外な人物。

風呂場の椅子に座り、シャワーを片手にしている姿は、どこか女神のように見えた。

泉で水浴びをする、無邪気な女神…

濡れた栗色の髪が、いつもより長く感じる。

白い肌は水滴を弾き、普段見せない色っぽさを出させていた。

柔らかそうな裸体は、全てを包み込むような…
今のこの現状を許してくれるような気がした。

見慣れた彼女の、見慣れない場所に目が行く。

柔らかそうで…暖かいひだまりのような場所。


そこにいる裸の女神の名は…

小沢晴香…


「へ、変態っ!」

「っ!?」

お互い、みるみるうちに顔が真っ赤になった。

片手で隠しきれない身体を隠し、片手で桶を手に取る。
真っ赤な顔は隠さずに、晴香はそれを投げ飛ばしてきた。
「っ…」
ギリギリの所で避けるが、続いてはシャンプーボトルが飛んでくる。
これには追いつけず、顔の前で手を交差させると足に痛み。
どうやら、足にぶつかったようだ。
「お…落ち着けっ…」
その言葉は彼女に向けたものなのか、自分に向けられたものなのか。
今度は構えた腕に痛みが走る。
「馬鹿っ!変態っ!覗き!八雲君のえっち!」
「お…落ち着けって!」
目を隠そうにも、これでは隠すことが出来ない。
急いで洗面所を出ていこうにも、晴香が物を投げる限り、それは不可能。
集中しない頭で、八雲は一生懸命に考える。
だが、思い浮かぶのは彼女の裸体…
「っう…」
ついつい男たる本能が暴走しかける。
いや、もうすでにあっちの方は野生化している。
「いつまで居るのよ!えっち!」
「じ、じゃあ物を投げるのを止めろ!」
とりあえず目を瞑り、腹を抱えるようにして丸まる。
見ていない…というのをアピールするため。
すると、理解してくれたのか、物の嵐は止んだ。

「はぁ…」

安堵の溜め息を吐いて、ついつい顔を上げてしまう。

「えっち!八雲君のえっち!」

次に来たのは…お湯の大雨だった…

「あ、熱い!止めろっ…」



玄関に立つ二人は、そんな怒鳴り声に目を見開く。
しばらく固まっていたが、先に動き出したのは奈緒。
「…お兄ちゃんとお姉ちゃんの声だ」
口調は喜んでいるが、顔は年を疑いたくなるほど冷めている。
「奈緒、聞いちゃ駄目だよ」
こちらも冷めた目をした一心が、そんな奈緒の耳を塞ぐ。
耳から声を聞く奈緒ではないが、自然とそうしていた。

「…あの子たちはなにをしているんだ…」

苦笑を浮かべた一心は、微かな怒りと共に、声のする方へと向かった…



「………」

「………」

「二人とも、お掃除ご苦労様」

ニコリと微笑んだ一心から、数十分前の鬼面は想像出来ない。
その変化の仕様に、二人は恐怖すら抱いていた。
「…そう怖がらないで。二人が起こしたことなのだから、二人で解決しなさい」
それだけ告げると、縁側に隠れていた奈緒を連れて、部屋を出ていった。
「………」
残された二人は、気まずい空気に包まれる。
はぁ…と大きな溜め息をひとつ吐き、八雲は立ち上がった。
晴香はそれを、目の端で追う。
戻ってきた八雲は、薬箱を持っていた。
「ったく…君は容赦なく物を投げるな…」
そう言って捲ったジーパンの下は、痛々しい痣が出来ていた…
思わず息を飲み、目を反らしてしまう。
だが、私がしてしまったこと。
「…ごめんなさい」
素直に謝ったのが、そんなにも意外だったのか、驚いたように目を見開いている。
しばらくすると目を閉じ、八雲は深呼吸。
「僕の方も…すまなかった」
ごめん…と反省しているのか、バツが悪そうに髪を掻き回す。

「…湿布、貼ってあげるね」

「あぁ…」

ぎこちない笑顔を浮かべ、晴香は薬箱に手を伸ばした。



「そういえば、どうして君がいるんだ?」

「………」

「…どうしているんだ?」

「な、内緒!」


別に、誰も八雲君が来るかな〜って、昨日から泊まってたわけじゃないんだからね!


END。



ドタバタラブコメギャグ下ネタえろりを目指してみた。(長
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