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ハロウィン祭〜サラリーマン八雲編〜

「…ただいま」
「おかえりなさいっ!…ちゅ」
「ちう」
「っ……」
「早く早く!今日の晩ご飯は凄いんだよ!」
「ハロウィン…か」
「正解!」
「……これはなんだ」
「カボチャだよ!おいしそうでしょ〜」
「いや…カボチャじゃなくって…」
「かぼちゅ〜っ」
「カボチュでもなくって…」
「ほら!早く食べよう?」
「いや!だから待て!」

栗コーダーに影響を受け、リコーダー吹いています。
リコーダーって楽しいですよね。
大好きな楽器ナンバー1がリコーダーかハーモニカ。
というか、出来る楽器がそれくらいしか無い…(´・ω・`)

楽しいですね、音が好き〜
吹きながら踊りたくなります。(危
ぴーひょろろろりー♪

ぐはっ…特に書くことがないという悲しい休日。
えっと…どうぶつ奇想天外に出てきたヤマネちゃんが可愛いかったです。
ヤマネって名前が好きです。
オリジナルっこに付けるくらい可愛い。

オリ(略)っこに動物の名前付けるの好きなんです。
お気に入りはネコとカラスとヤマネ。
響きがね、良いんだよ。

久しぶりに千越えしました…えっと、八回目!八雲の八!
日曜日だからかな。
日曜日って好きだけど、明日からまた平日が来ると思うと悲しい…
随分前のちびまる子ちゃんのEDを思い出す。
だからわくわく寝て起きてまた明日♪


*御返事

空麗rで略された人 さんへ。
あ、本当ですか。なら私が踊りますよ。
リコーダー練習して…そしたら歌が…
そうだ!是非とも空麗爛さんも一緒に踊りまs(ry
え?駄目(´・ω・`)

水無月さんへ
いえいえいえいえいえっ!
そんな頭を下げないでください!
ドジでマヌケでアンポンタンという言葉は、私が世界で一番似合う人間ですよ!
ヘボ!ヘボとドベは魔法の言葉☆(何
そしてそれは、私の変身魔法!(だから何
串刺しだなんて、されていいのは団子だけです!
えぇ、団子三兄弟でs(ry
それにサイト探し(巡りとも言う)は主食ですからね^^
しかも八雲サイト様となれば、大好物です!
水無月さんのような、素敵サイト様を見つけることが多々ありますので。
さてさて、早速遊びに行かせてもらいましたよ〜
ゴーストハントも扱ってるのですね!
どこか雰囲気似てますよね、八雲とGH!
素直(?)じゃない男たちに、可愛いおにゃのこたち!
お話読みましたが…ヘタレばんざーいっ!八雲のヘタレ野郎!(褒め言葉ですよ!
私はかっこいい八雲君もかっこ悪い八雲君も大好きだよ!(by.晴香
…そんな台詞、是非とも八巻くらいで言ってもらいたいです。
メルトにワールドイズマイン…初音さんソングですね!
両方とも大好きですよ〜♪歌も水無月さんの作品も!
これからもドキドキわくわくしながら、木の上から双眼鏡で覗かせてもらいますね!
七巻も良いですよ。八晴が^^

コメントありがとうございました!


ほい、憶えてるか知りませんが微妙に水曜日の続き。
ホットケーキをうす〜く焼いて、クレープ作るとおいしいよ。

恋人設定

甘い甘い匂いが、朝のキッチンに充満している。

その中心で、鼻歌混じりに手を動かす一人の姿。


「よし、あとはこれを…っと」


おいしそうに食べる、彼の姿を想像すると口元が緩む。

こんなところを彼に見られては、絶対に襲われること間違いない。


だが、そんな彼はただいま朝寝坊中。

翌日が休日というのを良いことに、ずいぶんと遅くまで起きていたから無理はない。

まぁ、それは晴香も同じなのだが…



朝の目覚めは最悪だ。

いつもは居るはずの温もりが居ず、布団の中は冷めきっていた。

しかも何も着ないで寝たせいか、鼻水が垂れそうになる。

いつまでも、夏ではないのだ。
こんな格好で寝ていられるのも、そろそろ限界らしい。

そんなことを思いながら、何か着る物を求めて布団の中を漁る。
とりあえず下だけ穿いておけば問題ないと、お目当てのものを探した。

「っと…あった…」
布団の中でそれを穿き、起き上がる。

早く温もりを見つけて、暖まりたい…

その思い一心で、八雲は起き上がった。

彼女の温もりに比べたら、こんな薄っぺらい布団なんて必要ないのだから…

「…腰痛い…」



それから晴香は移動し、リビングにお皿を並べていた。
先ほど盛り付けたものを慎重に運び、コップやら朝ご飯の準備中。

「よし、完成!」

パンパンと手を叩くと、それが合図だと言わんばかりに八雲が現れた。
起きたばかりなのか、寝ぼけ眼である。
「おはよう、八雲く…」
ん…は、発せられなかった。
「おはよう」
それに気が付いていないのか、八雲は腰をさすりながら晴香に近寄る。
「ちょ…待ってストップ!」
伸ばされた腕を振り払い、一歩後ずさる晴香。
「んだよ…」
抱き締められなかったことが不満なのか、口をへの字に歪まされた。
朝っぱらからそんな顔してほしくないのだが、今は別。

「な、なななんでズボン履いてないのよ!」

晴香の怒鳴り声は、頬の赤みに比例していた…

「………」
言われて八雲は見下ろすが、あまり気にした様子がない。
「何か変か?」
「変に決まってるでしょ!し、下着だけなんてそんな…」
「別に良いだろ。こんなんで恥ずかしがるような関係じゃないんだから…」
ニヤリと笑ったその笑みが、今は憎たらしい。
「もうっ…」
「それよりもおはようのキスを…」
だが八雲の腕をすり抜け、晴香は寝室に消えていった。
しばらくして戻ってくると、八雲の胸板にパジャマ一式を押し付ける。

昨夜脱いだ…布団の中に残っていたものだ。
シワがずいぶんと入っている。

「…穿いてくれるまで、口聞かないもん」
「はいはい…」
それは勘弁だ、と肩を竦めてからズボンを穿き、パジャマのボタンも止めた。
「じゃ、早速おはようのキスから…」
素直に唇を合わせるところから、愛おしさが混み上げてくる。

ついつい舌まで入れたく…

「った!」
唇に痛みが走り、思わずしゃがみ込んでしまう。
「昨夜あんなにしたんだから、我慢しなさい」
上からそんな声が降ってきて、小さく笑われる。
「………」
恨めしそうに睨み上げると、目の前に手が差し出された。
「朝ご飯、早く食べよう?」
「朝ご飯よりも君を…」
「だーめっ」
差し出された手が、八雲の額をパシンと弾く。
「今日は豪華だよ〜」
再び手が差し出されることはなかった…
しぶしぶ自分で立ち上がり、腰をさする。
だが、すぐに手を引かれてテーブルの前に連れてこられた。
「じゃじゃーん!」
「ホット…ケーキ」

テーブルに並ぶのは、朝ご飯にしては珍しい…ホットケーキだ。

他にもトッピングに使われるのか、クリームや苺も並んでいる。

朝ご飯では…
八雲にとって初めてのことであった…

「八雲君、この間おやつ食べられなかったでしょ?」

数日前、確かにそんなことがあった。

「だからね、サプライズで朝からホットケーキです!」
てへへ〜と笑い、八雲を椅子に座らせる。
「ほら、あったかいうちに食べよ?…いただきます」
「…いただきます」
遅れて手を合わし、ナイフとフォークでホットケーキを食べやすいように切っていく。

「こんな朝ご飯、初めてなんじゃない?」

「あぁ…」

「……おいしい?」

「…うまい」

口の中が、甘いものでいっぱいになる。
トッピングした蜂蜜とバターが、ほどよくとろけた。

「良かった、喜んでもらえて!」

「…君も、食べろ」

「うんっ!」


甘い甘いホットケーキ。

「…ほっぺに付いてるぞ」

次のトッピングは何にしよう。

「…八雲君がとって?」

あぁ、そうだ。

「まったく…」

甘い甘い会話をトッピングにしよう。



「朝から甘いものも…結構良いな」
「毎日こんなに食べてたら、デブ猫になっちゃいますよ〜」
小さく笑いながら、洗い物を終えた晴香がやってくる。
「君はデブ猫が嫌いか?」
手招きでソファーに誘って、腕の中に閉じ込めた。
すっぽりと入ってしまい、その小ささに改めて男女の違いを感じる。
「嫌いじゃないけど…」
文句を言いたげであったが、どこか幸せそうに頬を緩めた。
「なら、良いんだ」
額に優しくキスを落とし、髪を何度も撫でる。
いつもの彼女の香りに混じって、甘い香りがした。
「君と一緒なら…それが一番なんだから…」
それを聞いた晴香は、どこか恥ずかしそうに、どこか嬉しそうに微笑んだ。
「…私もだよっ」
ぎゅっと背中に腕を回し、八雲の胸板に顔を埋める。
ベッドよりも固いけれど、どこよりも安心出来る場所…


「材料…」

ふとした時、八雲がぼそりと口を開いた。

「ん?」

胸板から顔を上げ、八雲の顔を見上げる。

黒と赤の瞳が、ぼんやりと宙を見上げていた。

「ホットケーキの材料、まだあるか?」

「あるけど…また作るの?」

「駄目なのか?」

少し甘えたような、子供のわがままのような声。

「駄目じゃないけど…なんで?」

…最近、よく耳にするような気がする。

「今度は…君と二人で作りたい」

これもやっぱり、八雲君が心を開いてくれた証拠なのかな?

「うん…作ろっか!」

「でもその前に…」

「?」

「少し、寝かせてくれ…」

「まったく…あんな遅くまでしてるからですよ〜?」

「ん……」

「…おやすみ」


二人を包むのは、どんなものよりも甘い空気…


END。



朝ご飯にホットケーキって、豪華な気がしませんか?
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