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ハロウィン祭!
トリックオアトリート!
スペル…あってますよね?
すっごく不安です。
調べたら二種類出てきてさ…どっちか間違ってるんだろう。
今年は晴香ちゃんが獣で、八雲が吸血鬼〜っていうのが多かったですね。
とらじまさんと空麗爛さんだけですがね…
我が家の吸血鬼は二日前のアルバイト少年で。
我が家は、デザートにスイートカボチャ作っています。
スイートポテトのカボチャ版。
おまけでカボチャお化けも作りました^^
ままん凄い!
ハムちゃんにもあげましたよ〜♪
人が食べれない、真ん中の種のあたり。
あれ、種の皮剥いて食べてるんですが…食べるとこ少なそうね(´・ω・`)
「HALLO WEEN」って日本語に訳すと「おはようなんちゃら」ですね。
なんか、小学校のあいさつ運動みたい。
どっちが一番「おはよう」って言ったか、よく勝負してました。
あと、どっちが先に言えたか。
今日でアイさんの金赤が閉鎖されてしまいます…
うぅ…悲しいですが、オリジナルの方が続くと言うのでお別れじゃないんですよね。
TOP絵の幸せ家族を見た途端、すっごくほのぼのしてきました^^
お言葉に甘えて、お持ち帰りさせてもらいます!
私もアイさんが大好きです!
moggyさん宅のにゃんこな二人が可愛いです。
こちょこちょする八雲が可愛いです。
それを受けるお昼寝晴香ちゃんが可愛いです。
昨日、動物園に行きたいとか言ってたけど無理だった…(´・ω・`)
一日中ごろごろ寝てた…
ちゃんと再放送のドラマはチェックしましたよ!
*追伸
週間ってweekだね。
間違えた…ってな訳で少し訂正。
weenってなんだ。
さて、本日はハロウィン小説!
おはよう!
恋人設定
「トリック・オア・トリート!」
ドアを開けたそこには、馬鹿がいた…
映画研究同好会。
そんな叫び声が聞こえてから数秒の間、二人は無言で固まっていた。
動いたのは八雲の方が早い。
大きな大きな溜め息をひとつ吐き、手に持っていた辞書みたいな厚みの本を机に置いた。
「………」
そして、冷めた目でじっ…と見つめる。
「ち、ちょっと!何か言ってよ、恥ずかしい!」
そう言うと、晴香はいつもより短いスカートを、きゅっと握った。
白いシャツに紺色のミニスカート。
これだけならば、どこかの高校に混じっても平気であろう。
だが、問題は他の場所にある。
手には童話に出てくるような、バスケット。
床までつきそうな紺色のマント。
それは首元で、赤くて大きなリボンで止められていた。
問題はここからだ。
晴香の頭には、魔法使いなんかが被っている紺色の三角帽。
帽子の前には、小さな三角が二つある。
最近、よく雑誌で見る…
ネコミミ…というやつだ。
そして、どこから生えているのであろうか…
猫耳にあった尻尾まで、マントの隙間から覗いていた。
これはまさしく、魔女っ子猫さんだ。
「…一応は、恥ずかしさはあるんだな」
もう一度、細かいところまで見てみる。
所々に装飾として、ハロウィンらしいブローチがついていた。
シャツの胸元に、デフォルメされたカボチャのぬいぐるみ。
三角帽子にも、可愛いお化けがついている。
太ももまで伸びた靴下なんか、黒とオレンジの縞々だ。
スカートと靴下の間の、白い太ももがまぶしい。
「は、恥ずかしくないもんっ!」
微かに頬を染めながらそう言うと、八雲のもとに駆け寄る。
聞き慣れないヒールの音が、部屋に響き渡った。
八雲はそこで気が付いた。
近付くにつれて、やけに良い笑顔になる晴香に…
ニコリともニヤリとめ見える笑みを浮かべ、すばやい動きで何かを取り出した。
「はい!八雲君の分!」
嫌な予感を感じ逃げる前に、晴香はなにかを八雲に被せる。
「できたーっ!」
「………」
すぐに外してしまうのも可哀想になり、少し乗ってやることにした。
無言でそれに触れてみる。
カチューシャのようになっているそれには、三角が二つ。
「鬼…か?」
「ぶーっ!…なんでハロウィンに鬼なのよ」
呆れ顔で溜め息を吐くと、カバンの中から手鏡を出して八雲に渡す。
「………」
そこに映し出されたのは、茶色い三角を二つ頭に付けた自分自身…
「オオカミ男さんです!」
「オオカミ…」
確かにそれは、見ようによってはオオカミに見える。
だが、猫…にしか見えない。
…やっぱり僕は、化け猫なのか。
認めてしまうのが悔しくて、猫には見えないと心の中で唱えた。
「うん!似合ってる似合ってる」
何度も頷き、八雲から鏡を奪い仕舞う。
「…で?なんで君はそんな格好をしているんだ?」
僕だけのために、こんなにも細かい物…作らないし買わないと思う。
「この近くでね、仮装祭りがあるから…ダブルデートしちゃいます!」
何故か一人で拍手喝采。
ついて行けない八雲は、もう一度復唱した。
「……は?」
けれども理解出来ず、聞き返す。
「美樹とね、約束したんだ〜。お互いの彼氏も参加させる…って」
「勝手に決めるな」
耳を外そうとする八雲を、慌てて引き止める。
「うぅ…勝手に決めたのは謝るから、ね?行かない?」
「………」
「わ…わかった。一泊一食付けます」
「…仕方ないな」
ついでに、そのまま彼女をベッドに押し倒すか…
そんなことを考えて、八雲はニヤリと笑った。
「…じゃ、早速」
一歩後ろに下がって、斜めになっていた帽子を直す。
何をするのかと、欠伸を噛み締めながらその姿を見つめる。
「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」
どこからか取り出した魔法のステッキなるものを振り、ウインクを投げ飛ばしてきた。
そんな晴香を呆れ顔で見つめ、深い深い溜め息をひとつ。
「な…なによっ」
やはり恥ずかしさがあったようで、晴香の頬が染まっていた。
だが、晴香に返事は返さず、胸ポケットを漁る。
何かを取り出して、無言で晴香に投げ飛ばした。
「へっ!?」
突然のことに驚き、お手玉をするように両手でそれを弄ぶ。
床に落ちる寸前で捕まえた。
「?」
拳の中にあったのは、一粒のキャンディ。
「これって…」
ぱぁっ…と顔を上げれば、そこには顔を背けた八雲。
よくよく見てみると、ほんのり赤く染まっていた。
「イタズラされるなら、安いもんだ」
そんな八雲にきゅんときたのか、それとも狼耳にきゅんときたのかは分からない。
だが、抱きつきたくて仕方がなかった。
「八雲君っ!」
パイプ椅子に座る八雲に、勢いよく飛びつく。
一瞬、椅子が後ろに下がったがシーソーのように戻ってきた。
「なっ…なにしてるんだ!」
「抱きついちゃってます!」
慌てる八雲の足に跨り、正面から抱きしめて、胸板に顔を埋める。
帽子が床に落ちてしまったが、気にしない。
「抱きついちゃってますってな…離れろ!」
「いーやっ!」
「嫌じゃない!」
その時、甘ったるい空気に似合わない吹奏楽の音…
「あ、メールだ」
スカートのポケットから携帯を出し、新着メールを開く。
「その友達からか?」
「うん」
それは八雲が言う通り、美樹からのメール。
行くのが遅れるかもしれない…という、美樹らしい内容だった。
「美樹、遅れるかもしれないって」
振り返り際に、八雲に携帯を取られる。
じ…と画面を見つめ、ふむだとか呟いて、文字を打ち出した。
「ちょ…勝手に返さないでよ!」
携帯を奪おうとしたが、そう簡単には返してくれない。
手での追いかけっこが終わる頃には、送信ボタンを押されていた。
「あぁっ!な、なに送ってるのよ!」
慌てて携帯を奪い、送信メールを確認する。
「っ……」
そこには、行けなくなったという知らせと…
その内容が書かれていた。
「なっ…なによ!これ!」
ごめん。
行けなくなった。
彼氏が突然、求め…
「はるか…」
だが、それは八雲に名前を呼ばれたせいで、晴香の怒りは中断された。
滅多に呼ばれない名前に、晴香は手を止めて八雲を見上げる。
そこにいた八雲は…
「トリックオアトリート?」
意地悪な笑みを浮かべていた。
嫌な予感は当たるもの。
この先に起きるであろう事を想像し、思わず息を呑む。
きっと、お菓子がないとかで、イタズラを…
「ま、待っててね!カバンにお菓子が…」
確か、カバンの中に新商品のチョコがあったはず。
八雲の膝から退こうとしたが、逆に腰に手を回されて引き寄せられた。
ここにいる八雲は、まさしく狼になりきっている。
「なにを言ってる?」
「え…お、お菓子を…」
「ここにあるじゃないか」
世界で一番、甘い君が…
END。
「僕の甘いものをあげようじゃないか」と迷った…
ドアを開けたそこには、馬鹿がいた…
映画研究同好会。
そんな叫び声が聞こえてから数秒の間、二人は無言で固まっていた。
動いたのは八雲の方が早い。
大きな大きな溜め息をひとつ吐き、手に持っていた辞書みたいな厚みの本を机に置いた。
「………」
そして、冷めた目でじっ…と見つめる。
「ち、ちょっと!何か言ってよ、恥ずかしい!」
そう言うと、晴香はいつもより短いスカートを、きゅっと握った。
白いシャツに紺色のミニスカート。
これだけならば、どこかの高校に混じっても平気であろう。
だが、問題は他の場所にある。
手には童話に出てくるような、バスケット。
床までつきそうな紺色のマント。
それは首元で、赤くて大きなリボンで止められていた。
問題はここからだ。
晴香の頭には、魔法使いなんかが被っている紺色の三角帽。
帽子の前には、小さな三角が二つある。
最近、よく雑誌で見る…
ネコミミ…というやつだ。
そして、どこから生えているのであろうか…
猫耳にあった尻尾まで、マントの隙間から覗いていた。
これはまさしく、魔女っ子猫さんだ。
「…一応は、恥ずかしさはあるんだな」
もう一度、細かいところまで見てみる。
所々に装飾として、ハロウィンらしいブローチがついていた。
シャツの胸元に、デフォルメされたカボチャのぬいぐるみ。
三角帽子にも、可愛いお化けがついている。
太ももまで伸びた靴下なんか、黒とオレンジの縞々だ。
スカートと靴下の間の、白い太ももがまぶしい。
「は、恥ずかしくないもんっ!」
微かに頬を染めながらそう言うと、八雲のもとに駆け寄る。
聞き慣れないヒールの音が、部屋に響き渡った。
八雲はそこで気が付いた。
近付くにつれて、やけに良い笑顔になる晴香に…
ニコリともニヤリとめ見える笑みを浮かべ、すばやい動きで何かを取り出した。
「はい!八雲君の分!」
嫌な予感を感じ逃げる前に、晴香はなにかを八雲に被せる。
「できたーっ!」
「………」
すぐに外してしまうのも可哀想になり、少し乗ってやることにした。
無言でそれに触れてみる。
カチューシャのようになっているそれには、三角が二つ。
「鬼…か?」
「ぶーっ!…なんでハロウィンに鬼なのよ」
呆れ顔で溜め息を吐くと、カバンの中から手鏡を出して八雲に渡す。
「………」
そこに映し出されたのは、茶色い三角を二つ頭に付けた自分自身…
「オオカミ男さんです!」
「オオカミ…」
確かにそれは、見ようによってはオオカミに見える。
だが、猫…にしか見えない。
…やっぱり僕は、化け猫なのか。
認めてしまうのが悔しくて、猫には見えないと心の中で唱えた。
「うん!似合ってる似合ってる」
何度も頷き、八雲から鏡を奪い仕舞う。
「…で?なんで君はそんな格好をしているんだ?」
僕だけのために、こんなにも細かい物…作らないし買わないと思う。
「この近くでね、仮装祭りがあるから…ダブルデートしちゃいます!」
何故か一人で拍手喝采。
ついて行けない八雲は、もう一度復唱した。
「……は?」
けれども理解出来ず、聞き返す。
「美樹とね、約束したんだ〜。お互いの彼氏も参加させる…って」
「勝手に決めるな」
耳を外そうとする八雲を、慌てて引き止める。
「うぅ…勝手に決めたのは謝るから、ね?行かない?」
「………」
「わ…わかった。一泊一食付けます」
「…仕方ないな」
ついでに、そのまま彼女をベッドに押し倒すか…
そんなことを考えて、八雲はニヤリと笑った。
「…じゃ、早速」
一歩後ろに下がって、斜めになっていた帽子を直す。
何をするのかと、欠伸を噛み締めながらその姿を見つめる。
「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!」
どこからか取り出した魔法のステッキなるものを振り、ウインクを投げ飛ばしてきた。
そんな晴香を呆れ顔で見つめ、深い深い溜め息をひとつ。
「な…なによっ」
やはり恥ずかしさがあったようで、晴香の頬が染まっていた。
だが、晴香に返事は返さず、胸ポケットを漁る。
何かを取り出して、無言で晴香に投げ飛ばした。
「へっ!?」
突然のことに驚き、お手玉をするように両手でそれを弄ぶ。
床に落ちる寸前で捕まえた。
「?」
拳の中にあったのは、一粒のキャンディ。
「これって…」
ぱぁっ…と顔を上げれば、そこには顔を背けた八雲。
よくよく見てみると、ほんのり赤く染まっていた。
「イタズラされるなら、安いもんだ」
そんな八雲にきゅんときたのか、それとも狼耳にきゅんときたのかは分からない。
だが、抱きつきたくて仕方がなかった。
「八雲君っ!」
パイプ椅子に座る八雲に、勢いよく飛びつく。
一瞬、椅子が後ろに下がったがシーソーのように戻ってきた。
「なっ…なにしてるんだ!」
「抱きついちゃってます!」
慌てる八雲の足に跨り、正面から抱きしめて、胸板に顔を埋める。
帽子が床に落ちてしまったが、気にしない。
「抱きついちゃってますってな…離れろ!」
「いーやっ!」
「嫌じゃない!」
その時、甘ったるい空気に似合わない吹奏楽の音…
「あ、メールだ」
スカートのポケットから携帯を出し、新着メールを開く。
「その友達からか?」
「うん」
それは八雲が言う通り、美樹からのメール。
行くのが遅れるかもしれない…という、美樹らしい内容だった。
「美樹、遅れるかもしれないって」
振り返り際に、八雲に携帯を取られる。
じ…と画面を見つめ、ふむだとか呟いて、文字を打ち出した。
「ちょ…勝手に返さないでよ!」
携帯を奪おうとしたが、そう簡単には返してくれない。
手での追いかけっこが終わる頃には、送信ボタンを押されていた。
「あぁっ!な、なに送ってるのよ!」
慌てて携帯を奪い、送信メールを確認する。
「っ……」
そこには、行けなくなったという知らせと…
その内容が書かれていた。
「なっ…なによ!これ!」
ごめん。
行けなくなった。
彼氏が突然、求め…
「はるか…」
だが、それは八雲に名前を呼ばれたせいで、晴香の怒りは中断された。
滅多に呼ばれない名前に、晴香は手を止めて八雲を見上げる。
そこにいた八雲は…
「トリックオアトリート?」
意地悪な笑みを浮かべていた。
嫌な予感は当たるもの。
この先に起きるであろう事を想像し、思わず息を呑む。
きっと、お菓子がないとかで、イタズラを…
「ま、待っててね!カバンにお菓子が…」
確か、カバンの中に新商品のチョコがあったはず。
八雲の膝から退こうとしたが、逆に腰に手を回されて引き寄せられた。
ここにいる八雲は、まさしく狼になりきっている。
「なにを言ってる?」
「え…お、お菓子を…」
「ここにあるじゃないか」
世界で一番、甘い君が…
END。
「僕の甘いものをあげようじゃないか」と迷った…
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