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八雲の日記
ヒーターを出しました。
後ろで順番待ちする奴の目が眩しかった…
どうすればいい?
これは順番を譲った方が良いのか?
…一体、僕になにを求めているんだ!
はい、ヒーターを出しました。
寒いですねぇ…ヒーターの前から動きたくないです。
もうずっとここにいたい…
我が家にはおこたがありません。
欲しいけど、家が狭くて置けません。
欲しい…欲しいよ、おこた。
うぅ…結局、アニーの学園祭に行けなかった…
家でごろーんとお留守番してました。
せっかく…せっかくネタ収集出来るかと思ったのに!
ちなみに、今年はコスプレしてる人少なかったそう…(´・ω・`)
着ぐるみばかりだったらしいよ。
でも、ナースさんが綺麗だったそうです。
もちろん男の方です。
あぁ…八雲にナース服着せたい。(え
凄い…ここ二、三日…拍手の数が無いに等しかったのに…
アイコンをにゃんこさんに変えた途端、凄い拍手数です!
おおおお!皆さんありがとうございます!
私の為に押された拍手じゃないと知っていても、すっごく嬉しいです!
ありがとう!にゃんこさん!
はくしゅください。
あのアイコン細かいですよね〜
みかん…って書いてあるんですよ!
凄い細かいです…尻尾ピコピコ可愛い…
ワタシコノアイコン、ズットミツメテタイ。
拍手の広告欄で君と僕の最新刊が出ているのを知った…
まだ買ってないよ…(´・ω・`)
本屋に行かなくては!
ままんがアクエリアスに緑茶を混ぜました…
緑茶がまだ染みてなかったんで、色が薄かったんだ…
私も飲んでみましたが…不思議な味がしました。
あぁ…キャシャーン見てると暗くなりますね。
リビングが静かになる。
あの全身タイツ…
ぱぱんの手が、キャシャーンの滅びみたいに割れているそうです。
えぇ…パリパリと。
……手荒れですね。
あ、一つ前にバトン上げました。
絵師バトンです!
…やっぱ鉛筆描きが一番多いかな?
れもさんありがとうございます!
*御返事
>水無月さんへ
いらっしゃいませ〜♪
サラリーマン八雲好きですか!
好きというお言葉が、私の原動源です!
よし!また書いちゃおう!
いや…八雲って大学卒業したら仕事はどうするんだろうなぁ…って思いましてね!
晴香ちゃんが働いて、八雲が主夫〜になるのかな?とか。
いやいや、八雲が無職って…(笑)とか妄想して出来た作品なのですよ^^
ちなみに、主夫版八雲も微妙に好評(?)連載中です!
まぁ簡単に言ってしまえば…スーツ×メガネにきゅんと来るかr(ry
ごほんごほん。
カテゴリーも新しく作りましたで、そちらから過去作品も見れますんでどうぞ!
寝ぼけに甘えて、八雲に甘々させてもらいましたよ!
どこから八雲が豹変したかはご想像にお任せしますね^^
八雲は狩りが上手ですからね〜
晴香ちゃんは無自覚で誘ってますね。確実に。
天然は最強の武器ですから!
なので天然晴香ちゃんに振り回される八雲のお返しです!
八雲は大変ですね(´・ω・`)
もう朝っぱらからムラムラしているに違いありません。
彼もまだまだ若いですからねぇ…
若いって素敵っ!
五日連続ハロウィン企画、読んで頂きありがとうございます〜♪
そうですねぇ…次はクリスマスあたりですね!
行事とか大好きなので、祭日ネタとかはたくさん書いて行きますがね^^
>「大好きです!1人でニヤニヤしてしまいます!〜」
おおお!久しぶりの拍手での一言コメント!何ヶ月ぶりだろうか…
こ…これも拍手にゃんこのおかげですかね!?
あ、私もあなたが大好きです!お話は私にとって愛娘ですからね!
娘を褒められてるのと同じなのです!そのお言葉にニヤニヤですよ^^
更新頑張りますね!
コメント、ありがとうございました!
さて、やっぱりネタが無くなるとパロに逃げるみたいです。
というか、パロばかり思いつく(´・ω・`)
きょうのはるか
「きゅふきゅふもきゅーん!」
「気に入ったか?」
「きゅ!」
その言葉に偽りはないようで、隠せきれていない尻尾が揺れた。
少しぶかぶかな帽子だが、晴香は気にした様子がない。
…帰ったら、少し調整するか。
はじめてのおかいもの、その2。
次に八雲たちが向かったのは、これまたスーパーの片隅にあるペットショップ。
ずいぶん前に奈緒と来た覚えがある。
確か犬猫はいないが、グッズはあった気がした。
うろ覚えだけど…
…八雲の記憶は正しかった。
そこにはちゃんとペットショップがあって、犬猫はいないがグッズはある。
「…うろ覚えっていうのも、役に立つものだな」
そう呟くと、八雲は目的のものを探した。
「…見つけた」
「みちゅてた?」
八雲が手にしたのは、犬用の首輪。
犬を飼うとしたら、やっぱり首輪をつける。
…そんな願望が、八雲には昔からあったのだった。
「…首輪って色んな種類があるんだな」
シンプルに首に巻くタイプや、胴にも巻くタイプ。
オシャレで可愛いものから、どこぞの極道犬がつけそうな鎖まである。
「やっぱりシンプルに皮だよな」
鎖だと重いしな…
ちらりと手を繋いだ晴香を見下ろす。
眼をキラキラと輝かせ、ペットショップ内を見渡していた。
「サイズも色々あるんだな…」
腕輪くらいの小型犬用から、子供用のベルトくらいなものまである。
「何かお探しですか?」
突然声をかけられ、振り返るとそこには一人の店員の姿。
可愛い動物柄のエプロンをして、ニコリと笑う姿は、どこか幼稚園の先生のイメージだ。
「えっと…首輪を」
「わんちゃんですか?ねこちゃんですか?」
「……犬…です」
「犬種は?」
「………」
店員の質問に口を結び、晴香を見下ろす。
飽きないのか、いまだに目を輝かせていた。
「人間…」
「へ!?」
素敵な笑顔が一瞬で凍りつき、犯罪者を見るような眼で見られる。
いや、睨まれる。
慌てて両手を振り、言葉を繋げた。
「に、人間のように可愛がっているってことです!」
「あ…あぁ」
良いことですね、と笑顔を取り戻し、どちらと共なく安堵の息を吐く。
「そ、それで犬種は?」
「拾い犬なんで…よく分かりません」
拾ったのは確か。
嘘はついていない。
「雑種ですかね?」
「わかりませんが…これくらいです」
「中型犬…くらいですね」
何度か頷き、店員が首輪を探してくれる。
「どんな首輪が良いんですか?」
「とりあえずはシンプルなので」
「シンプルシンプル…」
何種類か首輪を選び、それら八雲に渡す。
それはちょうど良い大きさで、八雲の求めていたシンプルだった。
「どうぞ、ごゆっくりご覧になっていって下さい」
一礼すると、店員は店の奥に戻っていく。
その後ろ姿を最後まで見届けず、八雲は首輪に視線を戻した。
「赤と青と黄色…白に黒」
しゃがみ込むと晴香の首にあてがう。
ひとつひとつ確認していき、消去法で消していく。
「赤…」
最後のひとつは、赤だった…
夕暮れ空。
太陽が遠くの街並みに沈み、辺りが赤に染まった頃。
「ぎうにうみるく。みるくぎうにう」
「ホットミルクもあるぞ?」
「ほっとみるく。ぎうにう。みるく」
空いた手で、ひとつひとつ確認していく。
三本指を開き、その指を八雲に突きつけた。
「3つ…だな」
「みっちゅ?」
「あぁ、そうだ」
すると晴香は理解したのか、指を三本立てる。
「みっちゅ…」
今度はその指を空高く上げた。
「みっちゅ!」
三本指でコンクリートの地面を差し、再び上げる。
「?」
小首を傾げながらも、八雲は晴香が指差した方を向いた。
そこには、予想通りにコンクリートの地面。
「…お」
それと…
「影…」
夕焼けに染まった大地に、黒い二人の影。
一人は大きくて、もう一人は小さな影だ。
小さな影は片手を上げて、指を三本を上げている。
大きい影は、離れないように反対側の手を握りしめていた。
その影は、どこかの親子のよう。
子供の頃の僕のような、のどかな風景。
もう少しこうしていたかったが、もう帰らなくてはいけない時間。
最後にもう一度だけ目に焼き付けると、晴香の手を引いて歩きだした。
「やきゅもきゅん、ほちい」
「何がだ?」
こんな純粋な子供が、僕の身体など欲しいだなんて…
「んっ」
次に晴香が指差したのは…
「………」
八雲が持った、スーパーのビニール袋。
中は買った物がたくさん詰まっている。
片手に三つ持っていて、肩がそちらに下がり掛けていた。
「牛乳飲みたいのか?」
「………」
ブルブルと首を横に振る。
晴香はまだ、ビニール袋を指差したまま。
「…持ってくれるのか?」
試しに一番軽い、首輪が入っている袋を渡してみる。
すると、素直にビニール袋を受け取った。
「もちゅて、くれる」
「…持ってあげるだ。…ありがとう」
晴香はお礼を聞き、口端をぐいーっと上げた。
「どういたたまちて!」
教えていない言葉に驚いたが、すぐに思い出す。
牛乳売り場の人に、お礼を言ったときに返された言葉。
…物覚えが良いのは、確かにそうかもな。
小さくくすりと笑い、八雲は歩きだした。
赤い赤い道のりを、ゆっくりゆっくり晴香に合わせて…
「ただいまー…」
誰もいないはずの家なのに、挨拶をしてしまうのは、僕が行儀がいいのか。
それとも、実家暮らしの癖が治らないのか。
「たらいまー!」
八雲の真似をして、楽しそうに隣を駆けていく。
晴香が向かったのは…トイレ。
そこで八雲は、オムツを買うのを忘れたことを思い出した。
ついでに、晴香の下着類や服も。
買ったのは、耳を隠すための帽子と、首輪だけ。
「…買い忘れが激しいな…」
苦笑いを浮かべながら、八雲は食品を冷蔵庫にしまいだした。
しばらくすると、水が流れる音。
それからドアが開く音。
そして、たたた…と駆けてくる音。
「やきゅもきゅーん!といれ、でけたー!」
「…いいこだな」
背中に飛びついてきた晴香の頭を何度か撫でる。
まだ帽子を被っていたようで、柔らかい髪には触れられなかった。
「………」
八雲は無言で晴香の帽子を取り、わしゃわしゃと頭を撫でてやった。
はじめてのおかいものは、とっても疲れた、晴香ちゃんなのでした。
END。
実はまだ続く?
「気に入ったか?」
「きゅ!」
その言葉に偽りはないようで、隠せきれていない尻尾が揺れた。
少しぶかぶかな帽子だが、晴香は気にした様子がない。
…帰ったら、少し調整するか。
はじめてのおかいもの、その2。
次に八雲たちが向かったのは、これまたスーパーの片隅にあるペットショップ。
ずいぶん前に奈緒と来た覚えがある。
確か犬猫はいないが、グッズはあった気がした。
うろ覚えだけど…
…八雲の記憶は正しかった。
そこにはちゃんとペットショップがあって、犬猫はいないがグッズはある。
「…うろ覚えっていうのも、役に立つものだな」
そう呟くと、八雲は目的のものを探した。
「…見つけた」
「みちゅてた?」
八雲が手にしたのは、犬用の首輪。
犬を飼うとしたら、やっぱり首輪をつける。
…そんな願望が、八雲には昔からあったのだった。
「…首輪って色んな種類があるんだな」
シンプルに首に巻くタイプや、胴にも巻くタイプ。
オシャレで可愛いものから、どこぞの極道犬がつけそうな鎖まである。
「やっぱりシンプルに皮だよな」
鎖だと重いしな…
ちらりと手を繋いだ晴香を見下ろす。
眼をキラキラと輝かせ、ペットショップ内を見渡していた。
「サイズも色々あるんだな…」
腕輪くらいの小型犬用から、子供用のベルトくらいなものまである。
「何かお探しですか?」
突然声をかけられ、振り返るとそこには一人の店員の姿。
可愛い動物柄のエプロンをして、ニコリと笑う姿は、どこか幼稚園の先生のイメージだ。
「えっと…首輪を」
「わんちゃんですか?ねこちゃんですか?」
「……犬…です」
「犬種は?」
「………」
店員の質問に口を結び、晴香を見下ろす。
飽きないのか、いまだに目を輝かせていた。
「人間…」
「へ!?」
素敵な笑顔が一瞬で凍りつき、犯罪者を見るような眼で見られる。
いや、睨まれる。
慌てて両手を振り、言葉を繋げた。
「に、人間のように可愛がっているってことです!」
「あ…あぁ」
良いことですね、と笑顔を取り戻し、どちらと共なく安堵の息を吐く。
「そ、それで犬種は?」
「拾い犬なんで…よく分かりません」
拾ったのは確か。
嘘はついていない。
「雑種ですかね?」
「わかりませんが…これくらいです」
「中型犬…くらいですね」
何度か頷き、店員が首輪を探してくれる。
「どんな首輪が良いんですか?」
「とりあえずはシンプルなので」
「シンプルシンプル…」
何種類か首輪を選び、それら八雲に渡す。
それはちょうど良い大きさで、八雲の求めていたシンプルだった。
「どうぞ、ごゆっくりご覧になっていって下さい」
一礼すると、店員は店の奥に戻っていく。
その後ろ姿を最後まで見届けず、八雲は首輪に視線を戻した。
「赤と青と黄色…白に黒」
しゃがみ込むと晴香の首にあてがう。
ひとつひとつ確認していき、消去法で消していく。
「赤…」
最後のひとつは、赤だった…
夕暮れ空。
太陽が遠くの街並みに沈み、辺りが赤に染まった頃。
「ぎうにうみるく。みるくぎうにう」
「ホットミルクもあるぞ?」
「ほっとみるく。ぎうにう。みるく」
空いた手で、ひとつひとつ確認していく。
三本指を開き、その指を八雲に突きつけた。
「3つ…だな」
「みっちゅ?」
「あぁ、そうだ」
すると晴香は理解したのか、指を三本立てる。
「みっちゅ…」
今度はその指を空高く上げた。
「みっちゅ!」
三本指でコンクリートの地面を差し、再び上げる。
「?」
小首を傾げながらも、八雲は晴香が指差した方を向いた。
そこには、予想通りにコンクリートの地面。
「…お」
それと…
「影…」
夕焼けに染まった大地に、黒い二人の影。
一人は大きくて、もう一人は小さな影だ。
小さな影は片手を上げて、指を三本を上げている。
大きい影は、離れないように反対側の手を握りしめていた。
その影は、どこかの親子のよう。
子供の頃の僕のような、のどかな風景。
もう少しこうしていたかったが、もう帰らなくてはいけない時間。
最後にもう一度だけ目に焼き付けると、晴香の手を引いて歩きだした。
「やきゅもきゅん、ほちい」
「何がだ?」
こんな純粋な子供が、僕の身体など欲しいだなんて…
「んっ」
次に晴香が指差したのは…
「………」
八雲が持った、スーパーのビニール袋。
中は買った物がたくさん詰まっている。
片手に三つ持っていて、肩がそちらに下がり掛けていた。
「牛乳飲みたいのか?」
「………」
ブルブルと首を横に振る。
晴香はまだ、ビニール袋を指差したまま。
「…持ってくれるのか?」
試しに一番軽い、首輪が入っている袋を渡してみる。
すると、素直にビニール袋を受け取った。
「もちゅて、くれる」
「…持ってあげるだ。…ありがとう」
晴香はお礼を聞き、口端をぐいーっと上げた。
「どういたたまちて!」
教えていない言葉に驚いたが、すぐに思い出す。
牛乳売り場の人に、お礼を言ったときに返された言葉。
…物覚えが良いのは、確かにそうかもな。
小さくくすりと笑い、八雲は歩きだした。
赤い赤い道のりを、ゆっくりゆっくり晴香に合わせて…
「ただいまー…」
誰もいないはずの家なのに、挨拶をしてしまうのは、僕が行儀がいいのか。
それとも、実家暮らしの癖が治らないのか。
「たらいまー!」
八雲の真似をして、楽しそうに隣を駆けていく。
晴香が向かったのは…トイレ。
そこで八雲は、オムツを買うのを忘れたことを思い出した。
ついでに、晴香の下着類や服も。
買ったのは、耳を隠すための帽子と、首輪だけ。
「…買い忘れが激しいな…」
苦笑いを浮かべながら、八雲は食品を冷蔵庫にしまいだした。
しばらくすると、水が流れる音。
それからドアが開く音。
そして、たたた…と駆けてくる音。
「やきゅもきゅーん!といれ、でけたー!」
「…いいこだな」
背中に飛びついてきた晴香の頭を何度か撫でる。
まだ帽子を被っていたようで、柔らかい髪には触れられなかった。
「………」
八雲は無言で晴香の帽子を取り、わしゃわしゃと頭を撫でてやった。
はじめてのおかいものは、とっても疲れた、晴香ちゃんなのでした。
END。
実はまだ続く?
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