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あきのおわりと、だいすきなひとへのおみやげ。
昨日の狼八雲とセットで。
イメージはトトロで。
あの青トトロ追いかける辺りのシーンで。
これ、永遠にループですよ。
狼さんが落としたのをはりゅかが拾って、はりゅかが落としたのを狼さんが拾って…
どんぐりひろい。
犬科の二匹が好きです。
子供には興味の無い狼さんは、怖いもの知らずはりゅかの遊び相手です。
後ろを付きまとって、しつこく尻尾に噛み付こうとします。
あ、そうだそうだ。
拍手の十回目…もう皆さんは気付いたかな?
なかなか全制覇出来ない人だけ見れる日記です。
最近、みかん色ばかりですね。
…秋だからかな?
……違いますね。私がはりゅかばっか描いてるからですね。
マックスコーヒー…あれおいしいですよね^^
この間、県民ショーでも見ました。
やっぱり地域限定だったんですねぇ〜
このコーヒー、確か中学の担任の先生が「おいしいおいしい」連呼してました。
そのせいでクラス…いや、学年のほとんどが飲んだという噂のコーヒー。
おいしい派と甘すぎる派に分かれたのを憶えています。
私はおいしい派^^
家の近くにある自販機で売り始めたんで、いつでも買えます。
それと最近、よく行くディスカウントショップでも売り始めたんですよ!
しかもしかも!ペットボトル!
このディスカウントショップ、色んな物が売っててよく行くんです!
お店で売れ残った物を売っているようなお店なんで、安くてお買い得〜♪
昔ながらな感じで、雰囲気がお気に入りです!
甘いものが大好きなんですよ!
ケーキのような甘さじゃなくって…こうほんわかな甘さ!
ケーキのような甘さも好きですけどね^^
昔のお菓子の甘さ…っていうか…
駄菓子屋…最近行ってないなぁ…
少し遠いんですよね、駄菓子屋。
駄菓子好きです。
安いですし、美味しいですし。
それにちょこ〜っとした時に食べれますし!
なんだかんだで、サザンのドラマが面白いです。今日も楽しみ!
流れる曲が懐かしかったり、知らない曲だったり…
「TUNAMI」のドラマが好きでした。
一つ前にバトン上げましたよ〜
一部の方にはわかる、メップル空麗爛さん。
めぽー!
*更新記録
カテゴリー増加。
「コラボ:高校生日記」「アルバイトシリーズ」「幼児化シリーズ」
「きょうのはるか」追加!
ず…ずいぶんと頑張りました。探すの疲れた…
パロディのカテゴリーが随分と減りました。
*御返事
>空麗爛さん
めぽー!
もの凄く少人数ですめぽ^^
知らない人はきょとんきょとん。気付いた人はにーやにや。
そして私もにーやにや!
光の使者、空麗爛さんですから!
コメントありがとうございました!
さて、微妙に前回の続きです。
憶えてますかね?控えめ先生。
斉藤医院
午前中の患者さんは0人。
健康なのは良いことだが、このままではこの病院の将来が不安だ。
「はぁ……」
暇そうに溜め息を吐いた晴香は、八雲の机に座っていた。
折り紙で暇つぶしに作った鶴を、机の端に並べていく。
今日だけで十数個も作ったそれは、晴香が地道に作った千羽鶴。
晴香としては、季節を楽しみながら、ゆっくりのんびりと作りたいという願望もある。
けれどもこのペースでは、一ヶ月以内に出来上がってしまいそうだ。
千羽はまだまだ遠いけど…
今まで作り上げた数を数え、晴香は溜め息を吐く。
「…冬が終わる前に完成しちゃいそう…」
ポツリと呟くと、晴香は窓の外を見つめた。
葉がまた一枚、ゆっくりと落ちていった…
「ごほっ…ごほごほ」
「………」
そんな悲しき景色に聞こえた、枯れ果てたような声。
くるりとタイヤ付きの椅子を回し、声がした方を振り返る。
そこにはベッドの上で昼寝中の医院長。
しばらく無言のまま見つめていたら、恨めしそうに睨まれた。
「…何度も言うがな…勝手に僕の席に座るな」
文句を言った声は、どこかハスキーボイス。
「先生、風邪ですか?」
それを無視して訪ねれば、ますます睨まれる。
だが、布団から顔だけ覗かせた姿が、どことなく犬に見えてしまい、可愛くて仕方ない。
なにも言わないで見つめ返していたら、八雲が先に折れた。
「風邪…じゃない」
言い終わると。途端に咳込み出す。
「……それのどこが風邪じゃないんですか?」
じ…と、嘘を見抜くようにその瞳を、睨むように見つめる。
「………」
初めは睨み返してきたが、時間が経つにつれて、眼差しもどこかに飛んでった。
無言ではあるが、どうやら風邪であることを認めてくれたみたいだ。
「まったく…」
はぁ…と溜め息を吐き、医者だというのに風邪を隠す…
なんて、子供みたいな行動に小さく笑う。
それに気が付いた八雲に睨まれるが、今はもう子供みたいに見えて仕方がない。
「…なんだよ」
「なんでもないですよ」
ぐるりと椅子を回転させ、文句を言いたげな八雲に背を向ける。
千羽鶴の続きでも折ろうと、折り紙に手を伸ばしたとき…
ガタンっ…
という音が、後ろから聞こえた。
「?」
不審に思い、振り返ってみれば…
何故か八雲が、ベッドからずり落ち、床の上にうつ伏せでいた。
…なんだ、寝てるだけじゃない…
「って、のんきなこと考えてる場合じゃない!」
慌てて椅子から飛び起き、床の上に倒れた八雲に駆け寄った。
次に体の下に手を差し入れ、力ずくで起きあがらせる。
触れた白衣の上からでも、その体が異常に熱いことがわかった。
「先生!しっかりしてください!」
懸命に呼びかけるが、それぞれ違う色をした瞳を窺うが出来ない。
えっと…こういう時はどうするんだっけ…
「えっと…うんと…」
取りあえず、火照りかえった八雲の頬を、ペチペチと叩いてみる。
ますます赤くなっているような気がするが、他の処置方法を思い出せない。
「っぅ…」
しばらく叩いていたら、苦しそうに眉を寄せながら、うっすら瞳を開けさせた。
「せ…先生っ!」
感激のあまり、思わず抱きしめてしまう。
起きてくれた感激よりも、適した処置だったという感激に…
「うっ……叩くのは、遭難したときだ…」
「あ…」
晴香の腕の中で「ギブギブ」という言葉が連呼される。
慌てて腕の力を緩めれば、途端に咳き込みだす医者が一名…
「だ…大丈夫ですか?」
「大丈夫だから…寝かせろ」
ふらふらとした足取りで立ち上がると、晴香の手助けも無しにベッドによじ登っていく。
「風邪…ですか?」
八雲がベッドに寝たのを見て、布団を掛けてやる。
「…寝てれば…治る」
「私が聞いてるのは風邪かどうかです…それによって、閉めるか決めるんですから…」
病気を治すはずの医者が風邪なんて引けば、逆に免疫力の弱った患者に移ってしまう。
…まぁ、閉めなくたって患者は来ないと思うけど…
万が一のためだ。万が一の。
「…わかった。午後は休診にする」
「はーい」
へたれる八雲をよそに、晴香は元気な返事をし、診療所の玄関へと駆けていった。
「………」
晴香が戻ってくるまでの間、ポカーンと天井を眺めている八雲。
まさか、医者である自分が風邪を引くとは…
少し油断をしていたのかもしれない。
「…ま、休めて良いけど…」
どうせ誰も来ないだろうが。
「多分…移されたんだな」
ここのおてんば看護士に。
やっぱり、風邪を引いたやつと、間接キスなんてしなければ良かった…
…いや、あれは僕のせいじゃないな。
ぼんやりとする頭のせいで、あまり深く考えられなくなっているようだ。
そう言い訳をして、八雲は目を閉じようとした。
「先生ー。お薬の時間ですよ〜」
そんなやけに楽しそうな声に、閉じ掛けていた目をこじ開ける。
背中に冷や汗を感じながらも、ゆっくりと声のした方を振り返れば…
「シロップと粉のお薬、どっちが良いですか?」
お医者さんごっこ気分の馬鹿看護士がいた。
「シロップってな…僕を馬鹿にしてるのか?」
「てへへ〜」
どうやら、八雲が風邪で寝込んでいるのを良いことに、晴香は楽しんでいるようだ。
…風邪が治ったら、お仕置きが必要みたいだな。
「…錠剤。この前、君にあげた残りが机の中に入ってるはずだ」
「ちゃんと調べないと駄目ですよ?」
そう何度も使っていない聴診器を片手に、何やら息を荒立てている。
…なにを調べる気だ。
「…君から移されたんだ」
「あ…なるほど」
ポンと手を叩き、少し残念そうに机の引き出しを荒らし出す。
「………」
机の中に、見られてはいけないようなものが入っていなかったか…
働かない頭で、よく考えた。
「あ…あった!」
そんな声に続き、冷蔵庫を開ける音。
それからこちらに向かって駆けてくる音。
「はい!お薬と水です!」
本当は何か食べてからが良いんだが、いまは仕方ない。
目の前にいる看護士を食べたとしても、腹は満腹にはならないしな。
別なモノは満腹になるが。
「………」
おとなしく薬を水で流し込み、撃たれたように後ろに倒れる。
「僕は寝る…あとは任せた…」
「はーい」
「………」
「そういえば、何で移ったんですかね?」
「空気感染だろ…」
「でも、空気感染だけでこんなに酷くならないと思いますし…」
「………」
「…何か私が口付けたものとか食べましたか?」
「…ぐー…ぐー」
「先生!寝たフリ禁止です!」
END。
君を食べて腹を一杯にするとか、風邪の永遠ループですよね。
健康なのは良いことだが、このままではこの病院の将来が不安だ。
「はぁ……」
暇そうに溜め息を吐いた晴香は、八雲の机に座っていた。
折り紙で暇つぶしに作った鶴を、机の端に並べていく。
今日だけで十数個も作ったそれは、晴香が地道に作った千羽鶴。
晴香としては、季節を楽しみながら、ゆっくりのんびりと作りたいという願望もある。
けれどもこのペースでは、一ヶ月以内に出来上がってしまいそうだ。
千羽はまだまだ遠いけど…
今まで作り上げた数を数え、晴香は溜め息を吐く。
「…冬が終わる前に完成しちゃいそう…」
ポツリと呟くと、晴香は窓の外を見つめた。
葉がまた一枚、ゆっくりと落ちていった…
「ごほっ…ごほごほ」
「………」
そんな悲しき景色に聞こえた、枯れ果てたような声。
くるりとタイヤ付きの椅子を回し、声がした方を振り返る。
そこにはベッドの上で昼寝中の医院長。
しばらく無言のまま見つめていたら、恨めしそうに睨まれた。
「…何度も言うがな…勝手に僕の席に座るな」
文句を言った声は、どこかハスキーボイス。
「先生、風邪ですか?」
それを無視して訪ねれば、ますます睨まれる。
だが、布団から顔だけ覗かせた姿が、どことなく犬に見えてしまい、可愛くて仕方ない。
なにも言わないで見つめ返していたら、八雲が先に折れた。
「風邪…じゃない」
言い終わると。途端に咳込み出す。
「……それのどこが風邪じゃないんですか?」
じ…と、嘘を見抜くようにその瞳を、睨むように見つめる。
「………」
初めは睨み返してきたが、時間が経つにつれて、眼差しもどこかに飛んでった。
無言ではあるが、どうやら風邪であることを認めてくれたみたいだ。
「まったく…」
はぁ…と溜め息を吐き、医者だというのに風邪を隠す…
なんて、子供みたいな行動に小さく笑う。
それに気が付いた八雲に睨まれるが、今はもう子供みたいに見えて仕方がない。
「…なんだよ」
「なんでもないですよ」
ぐるりと椅子を回転させ、文句を言いたげな八雲に背を向ける。
千羽鶴の続きでも折ろうと、折り紙に手を伸ばしたとき…
ガタンっ…
という音が、後ろから聞こえた。
「?」
不審に思い、振り返ってみれば…
何故か八雲が、ベッドからずり落ち、床の上にうつ伏せでいた。
…なんだ、寝てるだけじゃない…
「って、のんきなこと考えてる場合じゃない!」
慌てて椅子から飛び起き、床の上に倒れた八雲に駆け寄った。
次に体の下に手を差し入れ、力ずくで起きあがらせる。
触れた白衣の上からでも、その体が異常に熱いことがわかった。
「先生!しっかりしてください!」
懸命に呼びかけるが、それぞれ違う色をした瞳を窺うが出来ない。
えっと…こういう時はどうするんだっけ…
「えっと…うんと…」
取りあえず、火照りかえった八雲の頬を、ペチペチと叩いてみる。
ますます赤くなっているような気がするが、他の処置方法を思い出せない。
「っぅ…」
しばらく叩いていたら、苦しそうに眉を寄せながら、うっすら瞳を開けさせた。
「せ…先生っ!」
感激のあまり、思わず抱きしめてしまう。
起きてくれた感激よりも、適した処置だったという感激に…
「うっ……叩くのは、遭難したときだ…」
「あ…」
晴香の腕の中で「ギブギブ」という言葉が連呼される。
慌てて腕の力を緩めれば、途端に咳き込みだす医者が一名…
「だ…大丈夫ですか?」
「大丈夫だから…寝かせろ」
ふらふらとした足取りで立ち上がると、晴香の手助けも無しにベッドによじ登っていく。
「風邪…ですか?」
八雲がベッドに寝たのを見て、布団を掛けてやる。
「…寝てれば…治る」
「私が聞いてるのは風邪かどうかです…それによって、閉めるか決めるんですから…」
病気を治すはずの医者が風邪なんて引けば、逆に免疫力の弱った患者に移ってしまう。
…まぁ、閉めなくたって患者は来ないと思うけど…
万が一のためだ。万が一の。
「…わかった。午後は休診にする」
「はーい」
へたれる八雲をよそに、晴香は元気な返事をし、診療所の玄関へと駆けていった。
「………」
晴香が戻ってくるまでの間、ポカーンと天井を眺めている八雲。
まさか、医者である自分が風邪を引くとは…
少し油断をしていたのかもしれない。
「…ま、休めて良いけど…」
どうせ誰も来ないだろうが。
「多分…移されたんだな」
ここのおてんば看護士に。
やっぱり、風邪を引いたやつと、間接キスなんてしなければ良かった…
…いや、あれは僕のせいじゃないな。
ぼんやりとする頭のせいで、あまり深く考えられなくなっているようだ。
そう言い訳をして、八雲は目を閉じようとした。
「先生ー。お薬の時間ですよ〜」
そんなやけに楽しそうな声に、閉じ掛けていた目をこじ開ける。
背中に冷や汗を感じながらも、ゆっくりと声のした方を振り返れば…
「シロップと粉のお薬、どっちが良いですか?」
お医者さんごっこ気分の馬鹿看護士がいた。
「シロップってな…僕を馬鹿にしてるのか?」
「てへへ〜」
どうやら、八雲が風邪で寝込んでいるのを良いことに、晴香は楽しんでいるようだ。
…風邪が治ったら、お仕置きが必要みたいだな。
「…錠剤。この前、君にあげた残りが机の中に入ってるはずだ」
「ちゃんと調べないと駄目ですよ?」
そう何度も使っていない聴診器を片手に、何やら息を荒立てている。
…なにを調べる気だ。
「…君から移されたんだ」
「あ…なるほど」
ポンと手を叩き、少し残念そうに机の引き出しを荒らし出す。
「………」
机の中に、見られてはいけないようなものが入っていなかったか…
働かない頭で、よく考えた。
「あ…あった!」
そんな声に続き、冷蔵庫を開ける音。
それからこちらに向かって駆けてくる音。
「はい!お薬と水です!」
本当は何か食べてからが良いんだが、いまは仕方ない。
目の前にいる看護士を食べたとしても、腹は満腹にはならないしな。
別なモノは満腹になるが。
「………」
おとなしく薬を水で流し込み、撃たれたように後ろに倒れる。
「僕は寝る…あとは任せた…」
「はーい」
「………」
「そういえば、何で移ったんですかね?」
「空気感染だろ…」
「でも、空気感染だけでこんなに酷くならないと思いますし…」
「………」
「…何か私が口付けたものとか食べましたか?」
「…ぐー…ぐー」
「先生!寝たフリ禁止です!」
END。
君を食べて腹を一杯にするとか、風邪の永遠ループですよね。
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