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描く時間がなく、上げ忘れていたハロウィン祭!の絵。
月面兎兵器ハルカ。
本屋行ってきたよー!
ポイントを溜める為にツンデレ探偵八雲(略して蔦屋)に!
ふふふ…本のポイントが二倍でした。
年賀状用の本も買ったので、結構溜まりました。
今年も私は手描きコピーにするよ!
牛…かぁ…
本日は君と僕六巻、よつばと七巻、荒川アンダーザブリッジ二巻買いました!
君と僕…ふふっ、バレンタイン話がニヤニヤでした。
どうなるのかなぁ〜、この後♪
車の中で、何故か父とライオンを熱唱していました。
デュエットです。
ぱぱん&セツナーです。
サンレッドが面白いです。
tvkで見た後、そのままニコで見るのが楽しいです。
再生数二ケタの時とか、もの凄く嬉しいです。
いや…まぁ、意味ないけどね。
あ、一つ前にバトン上げました!
れもさん宅から〜♪アビスは楽しいですか!?
見るか見ないかは…あなた次第。
*御返事
>大好きです!更新頑張ってください!〜の方
ありがとうございます!
大好きだなんてそんなっ…嬉しいです!
はぐーっ!更新頑張らせてもらいます!
>面白いです!最近は私の原動力になってます♪〜の方
そんなお言葉が私の原動源です!わわわっ!凄いですね!
永遠に止まることがありませんよ!この愛は永遠ですね!(ぐっ
えろりな二人が好きですか^^
ふふっ…私も大好きですよ!
コメントありがとうございました!
拍手でもコメントが二件もあり、もの凄くふわふわな気分です〜♪
無コメの方も、いつもありがとうございます!
さて、休日はほのぼの家族率が上がります。
ほーのぼのぼの斉藤家〜♪
新婚設定
木枯らし一号が、先週くらいに吹いたと聞いた。
確かに、晴香の頬を撫でていく風は冷たく、それは本当のみたいだ。
「きゃっ」
風に吹かれたスカートを慌てて押さえ、ちらりと八雲を窺う。
「…見た?」
「見てない…」
そう言ったかと思えば、とつぜん辺りを見渡し始めた。
「?…どうしたの?」
「……別に」
彼女のスカートの中を覗いたやつは…いないな。
土曜日の午前中。
朝ご飯を食べ終わった二人は、近くの公園に遊びに来ていた。
休日のお昼前だ。
公園には、子供連れの親子や、休憩中のOLらしき人がたくさんである。
あとは…落ち葉の上を歩く、八雲と晴香のような恋人たち…
公園内を一通り歩いて回った二人は、売店が近くにある、中央の広場にいた。
広場といっても地面は芝生で、ただ木々を切り倒したような空間である。
そんな広場のテーブル付きのベンチに、お互いに向き合いながら座っていた。
売店で軽食を買って、二人はサンドウィッチを食べている。
「…八雲君のは何サンド?」
サンドウィッチを頬張る手を止め、目の前に座る八雲を窺う。
少し口をモゴモゴとさせてから、ゴクリと飲み込んだ。
「…ハムサンドだ」
「ふ〜ん…」
晴香の返事は、素っ気ないものであったが、その目はキラキラと輝きを増す。
「……食べるか?」
「うんっ」
大きく頷くと、八雲は少々呆れ顔でサンドウィッチを渡した。
だが、どことなくその顔は幸せそうである。
「わー!」
八雲が口を付けたところから構わず、ガブリと大口でかぶりつく。
「んーっ!おいしい!」
「君の手料理の方が何千倍もおいしいと思うけど…」
テーブルに肘を突いて、自分の昼飯が減っていくのを眺めるのは…
正直つらい。
「んーっ…私も八雲君の料理の方がおいしいと思うけど…」
確認するためか、もしくは空腹だからか、もう一口頬張る。
「外で食べるのって、おいしくない?」
小さく首を傾げる姿は、何度見ても可愛い。
「……錯覚だろ」
頬が熱くなるのを感じ、隠すようにそっぽを向いた。
「そうなんだけど…」
うーん…と粘り、珍しく反発する。
「こう…新鮮な空気と一緒に…それでいて、歩いて疲れたから…うーん」
なかなかうまく言葉が出ないのか、喋っては唸っての繰り返し。
悩む彼女を見るだけで、こんなにも胸が締め付けられるのは重症か…
「…ま、どこで食べたって、君の手料理はおいしいな」
それは胸を張って言える。
「そんなに褒めないでよ、馬鹿っ」
今まで悩んでいたのがショートしたかのように、しゅーっと晴香が小さくなる。
いつもほんのりと赤い頬が、今はもっと赤い。
「…次はお弁当持ってくるか」
どこまでも青い空を見上げ、ポツリと呟く。
その言葉に晴香は、何度も大きく頷いた。
「あ、じゃあ。八雲君は唐揚げ作って!」
「唐揚げ好きだな」
半分呆れたように、半分微笑ましい微妙な表情の八雲。
随分前も「お弁当に唐揚げを入れて」と頼まれた。
「普通の唐揚げじゃなくって…八雲君が作る唐揚げが好きなの」
拗ねたように口をへの字に歪め、子供みたいに膨れる。
しょうがないな…と寝癖だらけの髪を掻き回し、少しだけ楽しそうに了承した。
「…じゃ、君は肉じゃがを作ってくれ」
「うん!」
「……それより、いつになったらサンドウィッチを返してくれるんだ?」
「あ……」
ポカーンとした表情で手元を窺うと…
そこにはビニールだけになったサンドウィッチの姿。
顔を上げた晴香の先には、しょぼんとした八雲の顔。
「………」
「えっと…私のタマゴサンドウィッチあげるから!」
「…あぁ」
ベンチに寝転がり、ぼんやりと空を見上げる。
少し肌寒いが、日も強くないし快適だ。
そろそろコートを出した方がいいな…
そんなことを考えていたら、こちらに駆け寄る足音。
顔を横に向ければ、何かを持ちながら走ってくる晴香がいた。
「…転ぶなよ」
注意をしてやれば、晴香の足にブレーキがかかる。
「ただいま!」
「…おかえり」
ニコニコと笑って、微かに息を切らせる姿は、飼い主に呼ばれた犬のよう。
主人に呼ばれるのが嬉しくて、息も上がった…主人に忠実な犬。
「八雲君、少しずれて」
「ん…」
正面に座れば良いのに…という言葉を飲み込んで、上半身を起こす。
すると、すかさず開いた席に晴香が腰を下ろした。
「飲み物買ってきたよ〜」
よいしょ、と手に持っていたものをテーブルに置く。
そこには、アイスココアとホットココアの缶が各一つずつ。
よく自販機で売っているようなやつだ。
「…こんなに寒いのにアイスココアか?」
人差し指の先で、アイスココアの缶に触れてみる。
ひんやりと指先から震えた。
「いいのっ!今は冷たい気分だから」
むっとした顔でアイスココアの缶を手に取り、プルを力づくで開ける。
「気分…ねぇ」
苦笑を浮かべる八雲を無視し、両手で持ちながらアイスココアを飲んでいく晴香。
「…そんなガバカバ飲んでたら、腹壊すぞ」
「…大丈夫だもん」
コトン…と缶をテーブルに置き、八雲を見上げる。
「?」
何かを求めるような眼差しに、小首を傾げてしまう。
意味が通じなかったことに苛立ちを覚えたのか、眉を寄せた。
すると八雲の手を取ったかと思うと、今度はぎゅっ…と握られる。
「!?」
突然のことに驚いて手を引こうとしたが、握る力が強くて出来ない。
「こうすれば…あったかいもん」
八雲の手を握ったまま口元に運び、大きくて固い手の甲にキスを落とした。
「っ!?」
キスをされたということと、こんな場所での行為に顔が熱くなる。
「あったかいもん…ね」
確認するように上目遣いで窺われ、手の甲に頬摺りされた。
自分のものだと確認するように、自分のものだと言い張るように。
「…確かにあったかい」
僕としては熱いくらいだ。
「てへへ、良かった」
ニコリと笑った晴香の額に、八雲は自然とキスをした。
「…そろそろコート出した方が良いかもな」
「えー…まだ良いよ」
「なんで?」
「……こうやって、熱いくらいにくっつけないからっ」
「っ……」
END。
ほのぼのごはん。
確かに、晴香の頬を撫でていく風は冷たく、それは本当のみたいだ。
「きゃっ」
風に吹かれたスカートを慌てて押さえ、ちらりと八雲を窺う。
「…見た?」
「見てない…」
そう言ったかと思えば、とつぜん辺りを見渡し始めた。
「?…どうしたの?」
「……別に」
彼女のスカートの中を覗いたやつは…いないな。
土曜日の午前中。
朝ご飯を食べ終わった二人は、近くの公園に遊びに来ていた。
休日のお昼前だ。
公園には、子供連れの親子や、休憩中のOLらしき人がたくさんである。
あとは…落ち葉の上を歩く、八雲と晴香のような恋人たち…
公園内を一通り歩いて回った二人は、売店が近くにある、中央の広場にいた。
広場といっても地面は芝生で、ただ木々を切り倒したような空間である。
そんな広場のテーブル付きのベンチに、お互いに向き合いながら座っていた。
売店で軽食を買って、二人はサンドウィッチを食べている。
「…八雲君のは何サンド?」
サンドウィッチを頬張る手を止め、目の前に座る八雲を窺う。
少し口をモゴモゴとさせてから、ゴクリと飲み込んだ。
「…ハムサンドだ」
「ふ〜ん…」
晴香の返事は、素っ気ないものであったが、その目はキラキラと輝きを増す。
「……食べるか?」
「うんっ」
大きく頷くと、八雲は少々呆れ顔でサンドウィッチを渡した。
だが、どことなくその顔は幸せそうである。
「わー!」
八雲が口を付けたところから構わず、ガブリと大口でかぶりつく。
「んーっ!おいしい!」
「君の手料理の方が何千倍もおいしいと思うけど…」
テーブルに肘を突いて、自分の昼飯が減っていくのを眺めるのは…
正直つらい。
「んーっ…私も八雲君の料理の方がおいしいと思うけど…」
確認するためか、もしくは空腹だからか、もう一口頬張る。
「外で食べるのって、おいしくない?」
小さく首を傾げる姿は、何度見ても可愛い。
「……錯覚だろ」
頬が熱くなるのを感じ、隠すようにそっぽを向いた。
「そうなんだけど…」
うーん…と粘り、珍しく反発する。
「こう…新鮮な空気と一緒に…それでいて、歩いて疲れたから…うーん」
なかなかうまく言葉が出ないのか、喋っては唸っての繰り返し。
悩む彼女を見るだけで、こんなにも胸が締め付けられるのは重症か…
「…ま、どこで食べたって、君の手料理はおいしいな」
それは胸を張って言える。
「そんなに褒めないでよ、馬鹿っ」
今まで悩んでいたのがショートしたかのように、しゅーっと晴香が小さくなる。
いつもほんのりと赤い頬が、今はもっと赤い。
「…次はお弁当持ってくるか」
どこまでも青い空を見上げ、ポツリと呟く。
その言葉に晴香は、何度も大きく頷いた。
「あ、じゃあ。八雲君は唐揚げ作って!」
「唐揚げ好きだな」
半分呆れたように、半分微笑ましい微妙な表情の八雲。
随分前も「お弁当に唐揚げを入れて」と頼まれた。
「普通の唐揚げじゃなくって…八雲君が作る唐揚げが好きなの」
拗ねたように口をへの字に歪め、子供みたいに膨れる。
しょうがないな…と寝癖だらけの髪を掻き回し、少しだけ楽しそうに了承した。
「…じゃ、君は肉じゃがを作ってくれ」
「うん!」
「……それより、いつになったらサンドウィッチを返してくれるんだ?」
「あ……」
ポカーンとした表情で手元を窺うと…
そこにはビニールだけになったサンドウィッチの姿。
顔を上げた晴香の先には、しょぼんとした八雲の顔。
「………」
「えっと…私のタマゴサンドウィッチあげるから!」
「…あぁ」
ベンチに寝転がり、ぼんやりと空を見上げる。
少し肌寒いが、日も強くないし快適だ。
そろそろコートを出した方がいいな…
そんなことを考えていたら、こちらに駆け寄る足音。
顔を横に向ければ、何かを持ちながら走ってくる晴香がいた。
「…転ぶなよ」
注意をしてやれば、晴香の足にブレーキがかかる。
「ただいま!」
「…おかえり」
ニコニコと笑って、微かに息を切らせる姿は、飼い主に呼ばれた犬のよう。
主人に呼ばれるのが嬉しくて、息も上がった…主人に忠実な犬。
「八雲君、少しずれて」
「ん…」
正面に座れば良いのに…という言葉を飲み込んで、上半身を起こす。
すると、すかさず開いた席に晴香が腰を下ろした。
「飲み物買ってきたよ〜」
よいしょ、と手に持っていたものをテーブルに置く。
そこには、アイスココアとホットココアの缶が各一つずつ。
よく自販機で売っているようなやつだ。
「…こんなに寒いのにアイスココアか?」
人差し指の先で、アイスココアの缶に触れてみる。
ひんやりと指先から震えた。
「いいのっ!今は冷たい気分だから」
むっとした顔でアイスココアの缶を手に取り、プルを力づくで開ける。
「気分…ねぇ」
苦笑を浮かべる八雲を無視し、両手で持ちながらアイスココアを飲んでいく晴香。
「…そんなガバカバ飲んでたら、腹壊すぞ」
「…大丈夫だもん」
コトン…と缶をテーブルに置き、八雲を見上げる。
「?」
何かを求めるような眼差しに、小首を傾げてしまう。
意味が通じなかったことに苛立ちを覚えたのか、眉を寄せた。
すると八雲の手を取ったかと思うと、今度はぎゅっ…と握られる。
「!?」
突然のことに驚いて手を引こうとしたが、握る力が強くて出来ない。
「こうすれば…あったかいもん」
八雲の手を握ったまま口元に運び、大きくて固い手の甲にキスを落とした。
「っ!?」
キスをされたということと、こんな場所での行為に顔が熱くなる。
「あったかいもん…ね」
確認するように上目遣いで窺われ、手の甲に頬摺りされた。
自分のものだと確認するように、自分のものだと言い張るように。
「…確かにあったかい」
僕としては熱いくらいだ。
「てへへ、良かった」
ニコリと笑った晴香の額に、八雲は自然とキスをした。
「…そろそろコート出した方が良いかもな」
「えー…まだ良いよ」
「なんで?」
「……こうやって、熱いくらいにくっつけないからっ」
「っ……」
END。
ほのぼのごはん。
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