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いぬかのひとびと。
「もっきゅきゅ〜んきゅきゅ〜ん♪」
「うぅっ…」
うは…日記に特に何も書くことがないという罪と罰。(何
えっと…じゃ、いつの間にかぱぱんがパンツマンじゃなくなりました。
私は変わらず、甚平生活です。
ふふ…今冬はこれで行ってやんよ。(昨年は半袖半ズボンで過ごした人
ハムスター様にも、ティッシュを大量にほぐして上げてます。
ティッシュを細かくするのが好きです。
うん…楽しいけどむなしい。
あぁ、そうだ。
私のお友達コトお友達さんが図書館戦争を読み始めたみたいです。
そのまま八雲も読めば良いと思います。
そんなお友達さんからとのメールでのうろ覚えやり取り(の一部)。
友「堂上教官はツンデレなのかい?」
私「いんや。教官は郁ちゃんの王子様さ☆ちなみに何巻だい?」
友「一巻の三分の一…君に見事なネタバレされたよ^^」
私「ツンデレの称号は某心霊探偵くんのものだからね^^^^^^」
その後は嫁談義していました。
私の嫁は八晴です。お友達さんの嫁はごっちんと志乃です。
サムライウサギ最終巻発売されましたね…
お友達さんに借りよう。
でもさ、子供居るってことはさ…^^
やることはやったんですよね、ごっちん。
お前は漢だっ!
*御返事
>八雲に惚れました(●´ω`●)〜の方
私は、そんなあなたのお言葉に惚れました。(おい
惚れちゃいましたか!
でも、八雲は晴香のものなので晴香に睨まれちゃいますよ☆
そんなあなたは、私と一緒にこの望遠鏡共々眺めましょう!愛でましょう!
素敵な八晴に出会えた方がいて、私も幸せです!
コメントありがとうございました!
あぁ…最近、本当に拍手でのコメントが頂けて…幸せ者です!
無コメの方も、本当にいつもありがとうございます!
これからもドキドキしながら、草むらの奥で待ってます!
さて、カレーライスが好きです。
特に甘口が美味しいです。
きょうのはるか
「カレーだ。カレー」
「か・れ・え?」
「かれえ…いや、かれい?」
「かれえかれい?」
「…まぁ、どっちでも良い」
「……もきゅっ!」
「それはジャガイモ。ジャガイモ…だ」
「じ・が…いも?」
「じゃ…じゃ、だ。」
「じや?」
「いや…じやじゃなくって…」
「じやいも?」
「がはどうした…」
「じがやいも!」
「だ…だからジャガイモ…」
「じがやもっ!」
「…ジャガイモはまた今度で良いか…」
「じがやもっ。じがやもっ」
夕飯であるカレーライスを食べ終え、八雲は流しに立っていた。
洗面所が無いこのアパートでは、流しが洗面所も兼ねている。
「じがやもぎうにう」
「………」
「おいちーかれえかれい」
「………」
「にんにん、たまね…い?」
「………」
「おにきゅ…やきゅもきゅんぎうにう」
「いつから僕は牛乳になったんだ…」
振り返れば、晴香がベッドの下でタオルと戯れていた。
「みるく…ほっとみるく、やきゅもきゅんぎうにう」
「……だから何で僕が牛乳…」
苦笑いを浮かべながらも、どこか幸せそうに洗い物を再開した。
「ありがとお、どういたまちて」
今まで覚えた言葉を復習しているのか、所々間違った言葉を口にしている。
「ちゅきちゅきやきゅもきゅん」
「………」
それも一つの単語なのか聴こうとしたが、もう少し…
もう少しだけ、この時間を楽しもう。
ついさっきまでの嵐は去ったのか、ダイニングは静かだ。
「………」
嵐の正体はドライヤーで、嫌がる晴香の喚き声。
風呂に入っている間は上機嫌だというのに、ドライヤーを見せると逃げ出す。
それに慣れるには…随分と時間が掛かるみたいだ。
「…晴香」
名前を呼べば、ベッドの上に陣取られたタオルと布団の城が揺れる。
この城の住人は、創設者でもある晴香。
ドライヤーを終えて床に下ろしたら、一目散に城を作り出し、引き籠もってしまったのだ。
「晴香」
もう一度呼んだら、城のタオルの一部が崩壊した。
へたれた尻尾が城の隙間から覗く。
「…牛乳」
ピン…とアンテナみたいに立つ、晴香の尻尾。
「……ホットミルク」
ぼそりと呟いたのだが、さすが犬。
聞き逃すことはなく、今度は尻尾を左右に揺らした。
「………」
それでも引きこもりは直らず、まるで何かを待っているよう。
「…晴香、おいで」
「!」
次の瞬間、晴香城は一瞬で崩壊。
中の住人が慌てて飛び出し、こちらに向かって走ってくる。
「もっきゅ〜!」
ぼふっ…と勢い良く八雲の背中に抱きつき、スリスリと擦りよってきた。
「ぎうにう!みるきゅ!やきゅもきゅん!」
そんなに嬉しいのか、八雲の目の前に移動し、胸元に飛びつく。
「…立ち直りが早いんだな…」
ま、良いことか…
取りあえずそんな風にまとめ、立ち上がる八雲。
キラキラと輝いた瞳を向けながら、その後を一生懸命について行く晴香。
「きゅっ!」
ピョンとジャンプをしたかと思えば、八雲の片足にしがみつく。
「………」
八雲がそのまま歩けば、離れることなくしがみ続けていた。
「…ホットミルクと牛乳、どっちが良い?」
台所に付き、足元を見下ろせば、ジャージのズボンに噛みついている晴香。
「ほっとみるく…ぎうにう」
「…両方?」
「りょーほー」
仕方ないな…と溜め息を吐き、コーヒーに伸ばし掛けていた手を引っ込めた。
「ほー」
何が楽しいのか、両方の「ほ」の字を伸ばし続けている。
その間に牛乳を二つのコップに入れ、片方にガムシロップを入れた。
それを電子レンジで温めると、すかさず晴香が飛んでくる。
「ほー…けほっ」
息が切れるまで続いた「ほ」は、咳き込んだおかげで止まった。
ちん…なんて、安っぽい音とともに飛んでくる晴香。
「きゅふっ、もっきゅー!」
「はいはい」
コップをダイニングに運び、晴香の前にガムシロップ入りを置くと腰を下ろす。
すると遅れてやってきた晴香が、当たり前だと言わんばかりに膝に座ってきた。
「いたらきまふっ!」
「ちょ、待て!」
慌てて晴香からコップを奪うと、不満そうな目に睨まれる。
「……待て」
晴香の前にコップを起き、そんな命令をひとつ。
「まて?」
「あぁ、そうだ。待て…」
犬を飼うならば、一度はやってみたかったこと…
芸を覚えさせるつもりはないが、一度くらいはやってみたい。
晴香も言葉の意味を理解したのか、おとなしくコップを見つめていた。
「まて…まてまてま…」
ボソボソと呟きながら、ゆっくりとコップに伸びる手。
「待て!」
だが、八雲の命令を聞いて手を引っ込めた。
「まてまて…まてて、まてっ……ぐすん」
次に向けられた瞳は、涙をいっぱい浮かべた瞳であった…
「…よし」
頭を数回撫でながら言えば、ポカーンとした瞳と目が合う。
「飲んで…良いぞ」
「いい…ぞ?」
「あぁ…」
「!…いたらきまふっ!」
「どうぞ、召し上がれ」
「おいちーほっとみるく!」
「そうか…それじゃ、僕は牛乳を頂こうか…」
「め!わたちの、ぎうにう!」
「いや、そっちが君の…」
「はーりゅーかーのっ!」
残りの洗い物は明日やろうか…
なんて思いながら、八雲は床に寝転がっていたとき。
たたた…と足音が聞こえ、晴香が顔を覗き込んできた。
「ら…らららー」
「何の歌だ?」
髪を解きながら訪ねれば、不満なのか足踏み。
「らり、らりらー」
「?」
「らり…お?」
「…ラジオか?」
「きゅ!」
起き上がり電池式のラジオを付けてやる。
チャンネルがそのままで、昨夜と同じパーソナルティーが話していた。
『タクシーの運転手さんがこのラジオ聴いてるらしいんだー』
「もきゅ」
『どこの情報だよ〜』
「きゅふふ」
『ここに来るときのタクシーの運転手に言われたんだよ』
「…もきゅ」
「……日記でも書くか」
欠伸を噛み締め、ラジオに夢中な晴香をよそに、日記帳を取りに行く。
晴香の隣に腰を下ろし、本日の出来事をパラパラと書いた。
買い物に行ったこと…
言葉をたくさん覚えたこと。
日記の内容のほとんどが晴香のことに気付き、八雲は苦笑を浮かべて日記を閉じた。
「…寝るか」
ラジオがCMに入ったのを見計らい、電源をオフにする。
「ぐー?」
「あぁ、ぐー…だ」
晴香の体を抱き上げ、お手製の晴香用ベッドに寝かせた。
何か言いたげな晴香を無視し、八雲も布団に入る。
「…おやすみ」
「おやちゅみっ!」
夢でもおでかけの夢を見て、幸せいっぱいな、晴香ちゃんなのでした。
END。
らーらららーらーりお♪
「か・れ・え?」
「かれえ…いや、かれい?」
「かれえかれい?」
「…まぁ、どっちでも良い」
「……もきゅっ!」
「それはジャガイモ。ジャガイモ…だ」
「じ・が…いも?」
「じゃ…じゃ、だ。」
「じや?」
「いや…じやじゃなくって…」
「じやいも?」
「がはどうした…」
「じがやいも!」
「だ…だからジャガイモ…」
「じがやもっ!」
「…ジャガイモはまた今度で良いか…」
「じがやもっ。じがやもっ」
夕飯であるカレーライスを食べ終え、八雲は流しに立っていた。
洗面所が無いこのアパートでは、流しが洗面所も兼ねている。
「じがやもぎうにう」
「………」
「おいちーかれえかれい」
「………」
「にんにん、たまね…い?」
「………」
「おにきゅ…やきゅもきゅんぎうにう」
「いつから僕は牛乳になったんだ…」
振り返れば、晴香がベッドの下でタオルと戯れていた。
「みるく…ほっとみるく、やきゅもきゅんぎうにう」
「……だから何で僕が牛乳…」
苦笑いを浮かべながらも、どこか幸せそうに洗い物を再開した。
「ありがとお、どういたまちて」
今まで覚えた言葉を復習しているのか、所々間違った言葉を口にしている。
「ちゅきちゅきやきゅもきゅん」
「………」
それも一つの単語なのか聴こうとしたが、もう少し…
もう少しだけ、この時間を楽しもう。
ついさっきまでの嵐は去ったのか、ダイニングは静かだ。
「………」
嵐の正体はドライヤーで、嫌がる晴香の喚き声。
風呂に入っている間は上機嫌だというのに、ドライヤーを見せると逃げ出す。
それに慣れるには…随分と時間が掛かるみたいだ。
「…晴香」
名前を呼べば、ベッドの上に陣取られたタオルと布団の城が揺れる。
この城の住人は、創設者でもある晴香。
ドライヤーを終えて床に下ろしたら、一目散に城を作り出し、引き籠もってしまったのだ。
「晴香」
もう一度呼んだら、城のタオルの一部が崩壊した。
へたれた尻尾が城の隙間から覗く。
「…牛乳」
ピン…とアンテナみたいに立つ、晴香の尻尾。
「……ホットミルク」
ぼそりと呟いたのだが、さすが犬。
聞き逃すことはなく、今度は尻尾を左右に揺らした。
「………」
それでも引きこもりは直らず、まるで何かを待っているよう。
「…晴香、おいで」
「!」
次の瞬間、晴香城は一瞬で崩壊。
中の住人が慌てて飛び出し、こちらに向かって走ってくる。
「もっきゅ〜!」
ぼふっ…と勢い良く八雲の背中に抱きつき、スリスリと擦りよってきた。
「ぎうにう!みるきゅ!やきゅもきゅん!」
そんなに嬉しいのか、八雲の目の前に移動し、胸元に飛びつく。
「…立ち直りが早いんだな…」
ま、良いことか…
取りあえずそんな風にまとめ、立ち上がる八雲。
キラキラと輝いた瞳を向けながら、その後を一生懸命について行く晴香。
「きゅっ!」
ピョンとジャンプをしたかと思えば、八雲の片足にしがみつく。
「………」
八雲がそのまま歩けば、離れることなくしがみ続けていた。
「…ホットミルクと牛乳、どっちが良い?」
台所に付き、足元を見下ろせば、ジャージのズボンに噛みついている晴香。
「ほっとみるく…ぎうにう」
「…両方?」
「りょーほー」
仕方ないな…と溜め息を吐き、コーヒーに伸ばし掛けていた手を引っ込めた。
「ほー」
何が楽しいのか、両方の「ほ」の字を伸ばし続けている。
その間に牛乳を二つのコップに入れ、片方にガムシロップを入れた。
それを電子レンジで温めると、すかさず晴香が飛んでくる。
「ほー…けほっ」
息が切れるまで続いた「ほ」は、咳き込んだおかげで止まった。
ちん…なんて、安っぽい音とともに飛んでくる晴香。
「きゅふっ、もっきゅー!」
「はいはい」
コップをダイニングに運び、晴香の前にガムシロップ入りを置くと腰を下ろす。
すると遅れてやってきた晴香が、当たり前だと言わんばかりに膝に座ってきた。
「いたらきまふっ!」
「ちょ、待て!」
慌てて晴香からコップを奪うと、不満そうな目に睨まれる。
「……待て」
晴香の前にコップを起き、そんな命令をひとつ。
「まて?」
「あぁ、そうだ。待て…」
犬を飼うならば、一度はやってみたかったこと…
芸を覚えさせるつもりはないが、一度くらいはやってみたい。
晴香も言葉の意味を理解したのか、おとなしくコップを見つめていた。
「まて…まてまてま…」
ボソボソと呟きながら、ゆっくりとコップに伸びる手。
「待て!」
だが、八雲の命令を聞いて手を引っ込めた。
「まてまて…まてて、まてっ……ぐすん」
次に向けられた瞳は、涙をいっぱい浮かべた瞳であった…
「…よし」
頭を数回撫でながら言えば、ポカーンとした瞳と目が合う。
「飲んで…良いぞ」
「いい…ぞ?」
「あぁ…」
「!…いたらきまふっ!」
「どうぞ、召し上がれ」
「おいちーほっとみるく!」
「そうか…それじゃ、僕は牛乳を頂こうか…」
「め!わたちの、ぎうにう!」
「いや、そっちが君の…」
「はーりゅーかーのっ!」
残りの洗い物は明日やろうか…
なんて思いながら、八雲は床に寝転がっていたとき。
たたた…と足音が聞こえ、晴香が顔を覗き込んできた。
「ら…らららー」
「何の歌だ?」
髪を解きながら訪ねれば、不満なのか足踏み。
「らり、らりらー」
「?」
「らり…お?」
「…ラジオか?」
「きゅ!」
起き上がり電池式のラジオを付けてやる。
チャンネルがそのままで、昨夜と同じパーソナルティーが話していた。
『タクシーの運転手さんがこのラジオ聴いてるらしいんだー』
「もきゅ」
『どこの情報だよ〜』
「きゅふふ」
『ここに来るときのタクシーの運転手に言われたんだよ』
「…もきゅ」
「……日記でも書くか」
欠伸を噛み締め、ラジオに夢中な晴香をよそに、日記帳を取りに行く。
晴香の隣に腰を下ろし、本日の出来事をパラパラと書いた。
買い物に行ったこと…
言葉をたくさん覚えたこと。
日記の内容のほとんどが晴香のことに気付き、八雲は苦笑を浮かべて日記を閉じた。
「…寝るか」
ラジオがCMに入ったのを見計らい、電源をオフにする。
「ぐー?」
「あぁ、ぐー…だ」
晴香の体を抱き上げ、お手製の晴香用ベッドに寝かせた。
何か言いたげな晴香を無視し、八雲も布団に入る。
「…おやすみ」
「おやちゅみっ!」
夢でもおでかけの夢を見て、幸せいっぱいな、晴香ちゃんなのでした。
END。
らーらららーらーりお♪
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