忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ぶちうううううううううううううう

「おかちいいいいいいいいいいいい」
「ぐはっ」

八雲の目の前が、真っ白になった…

はい、今日はポッキーの日ですね。
私はトッポ派です。
トッポの周りだけかじり取り、中のチョコだけ残すのが好きです。
途中でチョコが折れてしょぼんとなります。

さて、長袖を着る前にちゃんちゃんこデビュー!イエーイ!(こら
ちゃんちゃんこって正式名称なんなんでしょうかね。
可愛いですよね、ちゃんちゃんこって名前の響きが。

なので現在、甚平の上にちゃんちゃんこ着ています。
なんて素晴らしい和服生活☆
でも足が寒い寒い。

だからもこもこスリッパ穿いてます。
…うん、自分でも変な服装だってわかってるよ、パトラッシュ。
絶対にこの服装で外に出たくないです。
ついでに言うと、火があると事に行きたくないです。
萌え…燃える。

我が家のはりゅかわんが、とらじまさん宅に遊びに行ったみたいです。
随分とおっとなーに成長しましたね^^
ちょ…鼻血が止まらないんでけど!
ずっきゅんと胸を撃たれ、きゅーんってバタンです!(何

わんわん可愛いです。
はだワイなはりゅかわんが可愛いです。
はー…可愛いです!
ありがとうございます!


さて、ポッキーの日にちなんでポッキーゲーム。
携帯で「くわえる」という字が出てこなかった…(´・ω・`)

恋人設定

11月11日…

1が並んだ本日は、カップルにとって…

もしくは合コン等にて、ラブラブ度が増す日。



八雲がのんびりと、午後の読書タイムを満喫していた時のことだ。

だだだ…という地鳴りのような音に気付き、顔を上げれば…

「やぁ、八雲君!」

勢い良くドアが開いた。

ドアの向こうにいたのは、ニヤニヤと笑う晴香の姿。

こんなに寒いというのに、夏気分なのか短パンだ。

…馬鹿になってしまったのではないかと、僕は思う。

「…またトラブルか?」

そんな見飽きた場面に溜め息を吐きつつも、心の奥底では喜んでいる僕がいた。

「ぶっぶー!…八雲君、彼女に対して酷くない?」

「………」

付き合い始めて数ヶ月と経つが、いまだに「恋人」だとか「彼女」という言葉に慣れない。
逆に晴香は、デートや同じベッドで夜を明かすことには慣れていない。

…言葉に慣れない僕と、行動に慣れない君。

どちらにせよ、そういうのはお互いに大好きでもあった。

「…じゃ、なにをしに来たんだ?」
ガリガリと寝癖だらけの髪を掻き回し、欠伸をして訪ねる。
興味がなさそうな素振りをしているが、本心では気になって仕方がない。

「突然ですが問題です!」

スタスタと近寄ってきたかと思えば人差し指を立て、司会者気取りの彼女。

「…本当に突然だな」

それに冷たく返すも、簡単にあしらわれてしまう彼氏。

不器用な恋人同士の二人。

「今は何時でしょうか?」
「………」
小学生に出されるような問題に、八雲は一瞬固まる。
そして目を細め、ゆっくりと首を傾げた。
「は?」
「い、良いから答えてよ!」
言った張本人も恥ずかしくなったのか、微かにその頬が赤い。
そんな晴香を見て可愛いと思いながら、言われた通りに携帯の時計を確認する。
「っと…三時過ぎ」
もっと細かく言えば、三時十分。
「三時と言えば?」
立ったまま机に手を突き、ぐぐぐ…と顔を近付けてきた。
八雲は自然と後ろに椅子を傾けてしまう。
「…大惨事?」
「違いますっ!…おやつの時間でしょ?」
ぼふっ…と八雲の頭にチョップを決め、晴香が見せたのは…
赤い…何度か冷蔵庫に、勝手に入っているのを見たことがある箱であった。
「ポッキー…?」
「正解!」
楽しそうに鼻歌を口ずさみながら、箱を開けていく晴香。
中からお菓子が包まれたビニールの袋を一つ取り出し、それをまた開ける。
「…で、それの何が用事なんだ?」

おやつを食べるだけだなんて、用事にしては小さすぎる。

「……今日は何の日?」
中から一本取り出し、不機嫌そうな顔で八雲を睨む。
「何の日って言われても…」

別に祝日でもなければ、誕生日でも記念日でもない。

ただ、「1」がならんだだけの日…

「…降参だ」
肩をすくめて降参を現せば、勝ち気の晴香が低く笑いだした。
「11月11日…そう、今日はポッキーの日です!」
「は?」
一人盛り上がり晴香に、八雲は冷たい眼差し。
それに気付いた晴香は、ふふんと笑って席に付いた。
「1が並んだ今日は、ポッキーの日なの!」
チョコレートが付いた方をくわえる晴香。
「…だから?」
「だ…だから…」
先ほどまでの威勢の良さはどこへやら。
ポッキーをくわえたせいか、モゴモゴと口ごもってしまう。
「や…八雲君とポッキーを食べようと思いまして…」
その目はキョロキョロと泳ぎ、八雲と目が合えば逃げるようにそらす。
…明らかに、それは嘘。
小動物のようなその姿に、八雲の何かがゾクゾクとした。
「…正直に言ってごらん?」
ニヤリと笑い、顎に指をかけて強制的にこちらを向かせる。
まだ食べていないのか、口にくわえたポッキーがぶつかり掛けた。

突きつけられるポッキーを見て、八雲にもピンと来た。

そして、一瞬で晴香が何をしたいのか理解した。

…だがここは、ワザと気付かないフリをしてやろう。

ごにょごにょと、晴香の唇が動いた。
艶やかしい唇に挟まれたポッキーが、ものすごく羨ましい。
「ほら、ちゃんと口に出して…」
唇を数回撫でれば、そういうコトに慣れない晴香が、ぶるりと震えた。

…いますぐにでも、ポッキーと僕の指を交換したい。

もしくは僕の…

「え…えっと…ぽ、ぽっきー…」

「ん?ハッキリ言わないと分からないだろ?」

焦らすようにクッキー側のポッキーをくわえ、パリンと割る。
その行為だけで真っ赤になる晴香を、八雲は楽しそうに見つめていた。
唇が微かに動き、息を飲むのがわかる。

「わ、私とポッキーゲームして下さいっ!」

叫んだ拍子に、くわえていたポッキーがポロリと落ちた。
「あ…」
拾おうとした手を、八雲によって束縛される。
顔を上げればそこには居ず、変わりに膝に温もりが…
「!」
慌てて見下ろせば、机の下から見上げる八雲の姿。
「…僕が拾ってあげようじゃないか」
ニヤリと笑う意味が分からなかったが、徐々に理解しだす。

晴香の右手は、八雲の左手に捕まっている。
晴香の左手は、八雲の右手に捕まっている。

そう…互いに手は自由では無いのだ。

それなのに八雲は一体、どうやって拾おうと…

ぺろり…

「っ!?」

突然の温い感触に、晴香は身体を震わせた。
「やっ…八雲君!?」
ぎゅっと閉じた目を開ければ、露わになった太股を舐める八雲。
「じっとしてろ…ポッキーが取れないだろ」
そう言ったかと思えば、もう一舐め。
反発しようにも両手は八雲に捕られてしまい、身体が動かない。
みるみるうちに、八雲の舌は上へと上がってきた。
「やっ…ぁんっ!」
あの時でしか聞けない声に、満足気味に笑うとポッキーをくわえて離れる。
「っは……はぁ…」
顔を上げたそこには、真っ赤な顔に息を荒げた晴香がいた。
「ど……して…」
「なんだ?続きを期待してたのか?」
意地悪にそう言ってやれば、ぷいと顔を背けられる。
「…ま、君の要望通り、ポッキーゲームをしようか」
その言葉に驚いた晴香が口を開いた刹那、八雲はポッキーごと口付けた。


そんなゲームを、何度も何度も繰り返した後…


「ふぁ…んっ」

「……これで、終わりだ」

「……もっと…」

いつの間にか晴香は八雲の膝に跨り、その首にしがみついていた。
目は酒に酔ったかのようにとろんとしていて、まさしく事後のよう…

「…もうポッキーがない」
机の上に放置された、空のビニール袋を晴香に見せて戻す。
「まったく…最近は値段がそのままで中身が減ってるからな…」
困ったものだな…と背もたれに寄りかかり、その気になった晴香の頭を撫でやる。

「もっと…ゲームしたい…」

「…じゃ、別のものをくわえるか?」

「べつ…の?」

「あぁ、ポッキーよりも甘いモノをな…」


END。



最後、「あぁ、ポッキーよりも大きいモノをな…」にしようとしたけど自重^^
もしくは太いモノで。(いい加減にしろ
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[311]  [310]  [309]  [308]  [307]  [306]  [305]  [304]  [303]  [302]  [301
カレンダー
09 2025/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
朝田よる
性別:
非公開
ブログ内検索
最新コメント
[05/23 ひなき]
[09/13 murasame]
[07/19 delia]
[06/27 delia]
[05/20 delia]
忍者ブログ [PR]