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時間が無いので、描いたけど(確か)上げていない絵。
少し古いですかね。
でも時々、見に行ってます。
久しぶりに見ると、また新しい発見とかありますよね。
ぐみ…ぐみおいしいよ、ぐみ。
ブドウが一番ですかね。
でもピルクルも美味しい。
*更新記録
カテゴリーに「パロ:斉藤医院」追加。
…よし、これからカテゴリー分別作業してくるよ、おいちゃん。
これすっごくめんどくさい^^(こら
頑張るよん。
*追伸
オワタ。
*御返事
水無月さんへ
メール送りました!無事に届いてることを祈ります!
爽やかなえろだなんて…なんという素晴らしいお言葉!
八雲可愛いですか!ふふ…可愛い八雲も大好きなのですよ〜♪
八雲は恋愛経験ゼロですからね。
全てが初体験でドキドキしちゃうんです。
そして妄想が暴走してしまうんだ!
いつも意地悪ばかり言う青年も、恋愛に関しては中学生並み!
これも一種のギャップ萌え…ですかね?
鳩は出てこない変わりに、八雲がうじうじするという刹那マジックです^^
ふふふ…どうなんでしょうかねぇ〜
もみもみ続行出来たんですか?八雲氏。(聞くな
選択肢があるとすれば…
1、晴香にビンタをくらい、強制退場。
2、後藤さん乱入でからかわれる。
3、理性の限界を迎え、そのままベッドにイン☆
どれにかけるかは、あなた次第です。
あ、ベッドは無いので寝袋にインですかね^^
もしくは机に押したおす^^^^
コメントありがとうございました!
さて、冬は狼の繁殖期。
ってことは発情期でOK?
あかずきん
季節は秋から、冬に向かっていたある日。
今日もここに来る途中で迷子になるであろう、友達以上の彼女を迎えに行く。
初めは面倒だとも思う日もあったが、最近はそれが楽しみで仕方がなかった。
今日は花畑で花を摘んでいるであろうか。
沢で水を飲んでたりして。
いやいや、木陰で野うさぎと昼寝をしているかもしれない。
…はたまた本当に迷子になっていて、出会った途端に泣きつかれるかも…
その時は少しからかってやろう。
…まったく。
僕以外の狼や、熊に出会ったらどうするつもりなんだか。
森の動物は、うさぎやリスみたいに優しくなんかないんだぞ。
まぁ、僕は危険で危ない類に入るんだろうが。
…もしかしたら、家で僕が来るのを待っているかもしれない。
どっちみち、早く彼女を探そう。
そして、早く彼女の笑顔を見よう。
秋の森というのは、絵本を切り取ったような姿をしている。
頭上を見上げれば、秋の晴れ渡った空。
足元を見下ろせば、紅葉のジュータン。
どこを見ても、その景色に見とれてしまう。
だが、晴香の目線は足元ばかり向いていた…
「ドングリみ〜っけ!」
落ち葉の間に隠れていたドングリを拾うと、それを空にかざす。
穴が開いていないことを確認し、無造作にポケットに突っ込んだ。
いつだったか、よく見て拾わず、ドングリ虫の被害にあったのを覚えている。
あれは…いまでもトラウマだ。
それ以来、晴香はドングリをしっかり見てから拾うようにしていた。
「八雲君におみやげ〜」
ポケットの中には、ドングリや木の実が詰み込まれている。
時々ポケットから落ちるほどの量に、晴香はまったく気が着かない。
「お姉ちゃんの分も拾おっと」
綾香の喜ぶ姿を想像し、晴香はドングリ拾いを再開した。
明らかに晴香は、本来の目的を忘れていた…
「あ、キノコだ!」
木の根本に生えているキノコを見つけ、落ち葉に滑りそうになりながらも駆け寄る。
結局最後は、転ぶようにしてキノコの前に座った。
「わー…これは食べれるのかな?」
じゅるりと唾を飲み込み、手を伸ばしたときだ。
「おい」
突然話しかけられ、晴香はぴょんと飛び跳ねることになった。
「…そんなに驚かなくても良いだろ」
溜め息混じりの聞きなれた言い方に、キラキラと輝いた瞳で振り返る。
そこには予想通り、三角耳とふわふわ尻尾の八雲がめんどくさそうに立っていた。
「狼さん!」
晴香が立ち上がる前に、八雲が隣にやってくる。
「…迷子のくせに、やけに暢気だな」
皮肉混じりに言ったのだが、変わり者の晴香はニコリと返す。
「だって、狼さんが迎えに来てくれるって分かってたから。待ってたの」
「………」
その言葉が嬉しくて、照れ隠しに頭を掻いた。
「あ、そうだ」
思い出したかのように手を鳴らし、八雲の袖を引っ張って座らせる。
「これって食べれる?」
晴香が指さした先には、木の根本に生えたキノコ。
もう一度晴香の顔を見れば、キラキラと興味津々な笑み。
そこで八雲はあることを思いつき、ニヤリと笑った。
「あぁ、食べれるな」
「本当っ!?」
食べれるということを聞き、キノコに手を伸ばす晴香。
「でも媚薬効果がある」
続いた八雲の言葉を聞いて、電池が切れたかのように止まってしまった。
「ばっ…馬鹿っ!」
動き出したかと思えば、みるみるうちに赤くなる晴香の頬。
ポカポカと八雲の体を叩き、赤くなったこっちを見るなと言っているようだ。
「ちなみに嘘だ」
言葉を繋げれば、晴香の動きが再び止まる。
「ばかーっ!」
次に動いたときは、ますます赤い頬で八雲を叩いていた…
紅葉が散る中、秋空の下を歩く二人。
急ぐことなく慌てることなく歩く速度はスローペース。
歩く度に揺れる尻尾を、斜め後ろの晴香は見ていた。
堂々と見つめる晴香に、八雲が気付かないわけが無く、溜め息混じりに振り返る。
「…なんだ?」
晴香はというと、気付かれていないとでも思っていたのか、驚き気味だ。
「えっと…狼さんって狼なのかなぁ〜って」
それでも口を開いた晴香の質問は、八雲を困らせるものであった。
珍しく口ごもる八雲に、晴香は小首を傾げる。
無言が続いても引かない晴香を見て、肩の力を緩めた。
「…半分半分だな」
「そうだよねぇ…耳と尻尾以外は普通の人間だもんね」
納得していないくせに、大人振ってわかったフリをする晴香。
だが「普通の人間」という言葉に、八雲が微かに尻尾を揺らした。
普通の人間…として見てくれていることに。
「食事は人間と同じだよね?」
「………」
質問に答えないでいると、晴香がスタタ…と後ずさりをする。
そして肩を抱くように腕をクロスさせ、顔を青ざめさせた。
「ま…まさかっ!人間も食べて…」
「バレたか…」
舌打ちを鳴らし、目を逸らす八雲。
「っ!?」
答えを聞いた晴香は、倒れてしまうんじゃないかと心配なくらい顔を青くする。
素直過ぎる姿を見て、堪えていた笑みが零れた。
「嘘だ」
「ばかっ!」
八の字に歪んでいた眉が、一瞬にして逆八の字に変わった。
しばらくその場で、八雲と晴香の鬼ごっこが開催されていた…
「でも、本能は狼に近いかもな」
鬼ごっこが無事終わり、木陰で休憩していると、突然口を開く八雲。
「本能?」
隣にちょこんと座り、少し上にある八雲を見上げる。
下から見た八雲が、ニヤリと怪しく笑ったのを見て、晴香の中の警報が鳴り響く。
「あぁ、冬には無意識に交尾がしたくなるしな」
「へっ!?」
つい想像してしまう自分に、頬がカーッと熱くなる。
「冬は狼の子作りの季節なんだ」
「………」
…まぁ、生理現象のようなものだから仕方がないか。
なんて思った晴香が甘かったみたいだ。
「狼だから、どっちかって言うと後ろからの方が好きだ」
「いっ、言わなくていいですっ!」
「でも…」
聴きたくないと顔を逸らすが、顎に掛けられた指に寄って引き戻された。
「交尾相手は人間が好みだな…」
「っ!」
「今年の冬は覚悟しとけよ?」
噛みつくようなキスは、まるで味見をするようなものであった…
END。
あ、人間でも晴香ちゃんは食べますね。
いろんな意味で。
今日もここに来る途中で迷子になるであろう、友達以上の彼女を迎えに行く。
初めは面倒だとも思う日もあったが、最近はそれが楽しみで仕方がなかった。
今日は花畑で花を摘んでいるであろうか。
沢で水を飲んでたりして。
いやいや、木陰で野うさぎと昼寝をしているかもしれない。
…はたまた本当に迷子になっていて、出会った途端に泣きつかれるかも…
その時は少しからかってやろう。
…まったく。
僕以外の狼や、熊に出会ったらどうするつもりなんだか。
森の動物は、うさぎやリスみたいに優しくなんかないんだぞ。
まぁ、僕は危険で危ない類に入るんだろうが。
…もしかしたら、家で僕が来るのを待っているかもしれない。
どっちみち、早く彼女を探そう。
そして、早く彼女の笑顔を見よう。
秋の森というのは、絵本を切り取ったような姿をしている。
頭上を見上げれば、秋の晴れ渡った空。
足元を見下ろせば、紅葉のジュータン。
どこを見ても、その景色に見とれてしまう。
だが、晴香の目線は足元ばかり向いていた…
「ドングリみ〜っけ!」
落ち葉の間に隠れていたドングリを拾うと、それを空にかざす。
穴が開いていないことを確認し、無造作にポケットに突っ込んだ。
いつだったか、よく見て拾わず、ドングリ虫の被害にあったのを覚えている。
あれは…いまでもトラウマだ。
それ以来、晴香はドングリをしっかり見てから拾うようにしていた。
「八雲君におみやげ〜」
ポケットの中には、ドングリや木の実が詰み込まれている。
時々ポケットから落ちるほどの量に、晴香はまったく気が着かない。
「お姉ちゃんの分も拾おっと」
綾香の喜ぶ姿を想像し、晴香はドングリ拾いを再開した。
明らかに晴香は、本来の目的を忘れていた…
「あ、キノコだ!」
木の根本に生えているキノコを見つけ、落ち葉に滑りそうになりながらも駆け寄る。
結局最後は、転ぶようにしてキノコの前に座った。
「わー…これは食べれるのかな?」
じゅるりと唾を飲み込み、手を伸ばしたときだ。
「おい」
突然話しかけられ、晴香はぴょんと飛び跳ねることになった。
「…そんなに驚かなくても良いだろ」
溜め息混じりの聞きなれた言い方に、キラキラと輝いた瞳で振り返る。
そこには予想通り、三角耳とふわふわ尻尾の八雲がめんどくさそうに立っていた。
「狼さん!」
晴香が立ち上がる前に、八雲が隣にやってくる。
「…迷子のくせに、やけに暢気だな」
皮肉混じりに言ったのだが、変わり者の晴香はニコリと返す。
「だって、狼さんが迎えに来てくれるって分かってたから。待ってたの」
「………」
その言葉が嬉しくて、照れ隠しに頭を掻いた。
「あ、そうだ」
思い出したかのように手を鳴らし、八雲の袖を引っ張って座らせる。
「これって食べれる?」
晴香が指さした先には、木の根本に生えたキノコ。
もう一度晴香の顔を見れば、キラキラと興味津々な笑み。
そこで八雲はあることを思いつき、ニヤリと笑った。
「あぁ、食べれるな」
「本当っ!?」
食べれるということを聞き、キノコに手を伸ばす晴香。
「でも媚薬効果がある」
続いた八雲の言葉を聞いて、電池が切れたかのように止まってしまった。
「ばっ…馬鹿っ!」
動き出したかと思えば、みるみるうちに赤くなる晴香の頬。
ポカポカと八雲の体を叩き、赤くなったこっちを見るなと言っているようだ。
「ちなみに嘘だ」
言葉を繋げれば、晴香の動きが再び止まる。
「ばかーっ!」
次に動いたときは、ますます赤い頬で八雲を叩いていた…
紅葉が散る中、秋空の下を歩く二人。
急ぐことなく慌てることなく歩く速度はスローペース。
歩く度に揺れる尻尾を、斜め後ろの晴香は見ていた。
堂々と見つめる晴香に、八雲が気付かないわけが無く、溜め息混じりに振り返る。
「…なんだ?」
晴香はというと、気付かれていないとでも思っていたのか、驚き気味だ。
「えっと…狼さんって狼なのかなぁ〜って」
それでも口を開いた晴香の質問は、八雲を困らせるものであった。
珍しく口ごもる八雲に、晴香は小首を傾げる。
無言が続いても引かない晴香を見て、肩の力を緩めた。
「…半分半分だな」
「そうだよねぇ…耳と尻尾以外は普通の人間だもんね」
納得していないくせに、大人振ってわかったフリをする晴香。
だが「普通の人間」という言葉に、八雲が微かに尻尾を揺らした。
普通の人間…として見てくれていることに。
「食事は人間と同じだよね?」
「………」
質問に答えないでいると、晴香がスタタ…と後ずさりをする。
そして肩を抱くように腕をクロスさせ、顔を青ざめさせた。
「ま…まさかっ!人間も食べて…」
「バレたか…」
舌打ちを鳴らし、目を逸らす八雲。
「っ!?」
答えを聞いた晴香は、倒れてしまうんじゃないかと心配なくらい顔を青くする。
素直過ぎる姿を見て、堪えていた笑みが零れた。
「嘘だ」
「ばかっ!」
八の字に歪んでいた眉が、一瞬にして逆八の字に変わった。
しばらくその場で、八雲と晴香の鬼ごっこが開催されていた…
「でも、本能は狼に近いかもな」
鬼ごっこが無事終わり、木陰で休憩していると、突然口を開く八雲。
「本能?」
隣にちょこんと座り、少し上にある八雲を見上げる。
下から見た八雲が、ニヤリと怪しく笑ったのを見て、晴香の中の警報が鳴り響く。
「あぁ、冬には無意識に交尾がしたくなるしな」
「へっ!?」
つい想像してしまう自分に、頬がカーッと熱くなる。
「冬は狼の子作りの季節なんだ」
「………」
…まぁ、生理現象のようなものだから仕方がないか。
なんて思った晴香が甘かったみたいだ。
「狼だから、どっちかって言うと後ろからの方が好きだ」
「いっ、言わなくていいですっ!」
「でも…」
聴きたくないと顔を逸らすが、顎に掛けられた指に寄って引き戻された。
「交尾相手は人間が好みだな…」
「っ!」
「今年の冬は覚悟しとけよ?」
噛みつくようなキスは、まるで味見をするようなものであった…
END。
あ、人間でも晴香ちゃんは食べますね。
いろんな意味で。
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