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ひとつにふたつでちょうどいいかず。
11月18日は「良い雪見だいふく」の日だったみたいです。
フライング!いや、逆。フライングの逆。
えっと…遅刻!
11で「いい」で、18が雪見だいふくのプラのパッケージのイメージらしい。
雪見だいふくに良いも悪いもない気がするんだが…
…ま、いっか。
ってなわけで買ってきました。雪見だいふく。
あぁ…前、飼ってたハムちゃんの名前がだいふくでした。
売れ残りの子でしてね…店員さんに可愛がってもらってたのか、馴れてました。
ついでに言うと、随分とお太りに…
今、同じ種類の子飼ってますが、ここまで太ってない。
まぁ、ぷよぷよした方が可愛いもんね!
ってなわけで、私はハムちゃんにご飯上げまくりです。
随分と話がそれましたね。
うん…おいしいよ、雪見だいふく。
中のアイスを少し溶かしておくとおいしい。
うまうま。
色んなとこで初雪が降ったとか。
こっちはいつ降るかなぁ…
今年は降らないかな?
只今、ふたつのスピカとSAMURAI7を同時進行で見てます。
二作品とも子安さんが出てくるんだ…
白い子安と女たらしの子安。
ヘイハチが好きです。
ハムスターみたいなとこが好きです。
てるてるぼうずが可愛いです。
昨日、水無月さん宅でキリ番を踏みました。
今日、空麗爛さん宅でキリ番前後賞を頂きました。
なんか涙で前が見えません。
ちょ…やばやば。リク何にしよう。
あ、ナツヲさんに私信です!
女雲よかったですかね!?
そういって下さり光栄です!きゃーっ!
*御返事
咲月さんへ
お久しぶりです!そしてお疲れさまです!
そしてそして頑張って下さい!
ふっふふ…咲月さんだけではなく、八雲も興奮しちゃってますよ^^
で す よ ね !
八雲は揉むのとか好きそうですよね!
こう…じっくりと味わうように。
多分ではありません。彼は正真正銘のむっつり野郎でございます。
これからも頑張りますね〜^^
咲月さんも頑張って下さいね!
コメントありがとうございました!
さて、私はまだ甚平。
うし…今冬も越えてやろうじゃないか。
サラリーマン八雲
寝室の洋服箪笥前。
「うぅ〜ん…」
背伸びをして手を伸ばすが、お目当てのものには届かない。
試しにピョンと飛んでみたら、指先が少し触れた。
「…あと少し」
助走をつけて、ジャンプをしたが、やっぱり指先でしか触れることが出来ない。
「八雲君が帰ってくるの…待とうかな?」
…いや、しかし八雲をビックリさせたい。
「…やっぱり椅子、持ってこよ」
化粧台の椅子を持ってきて、やっとお目当てのものが取れた。
洋服箪笥の上から取ったものは、和柄の風呂敷包み…
寒さを我慢するように、スーツのポケットに手を突っ込む。
だが、ポケットに仕舞っていた定期入れとぶつかり、しぶしぶ退散した。
八雲は鞄から鍵を取り出し、我が家のドアを開ける。
触れたドアノブが冷えきっていて、思わず体を震わした。
「ただいまー…」
室内との温度差で、伊達眼鏡のレンズが曇る。
そこで改めて感じたのは、暖かい我が家に帰ってきたこと…
「おかえりなさいっ!」
廊下の奥からそんな声が上がったかと思えば、飼い主に呼ばれた犬のごとく突進された。
ぼふっ…なんて音を立てながらスーツに顔を埋める晴香に、八雲は苦笑を浮かべる。
「少しは落ち着け」
曇ったレンズ越しの晴香を見下ろせば、見慣れない格好に眉を寄せた。
「…なんだ、その格好は…」
晴香は思い出したような顔をし、見せびらかすように両手を広げる。
「じゃじゃーん!はんてんですっ」
そう、晴香はパジャマの上からはんてんを羽織っていた。
赤い布地に、和柄なチェック。
綿が詰め込まれたそれは、みるからに暖かそうだ。
「あ、眼鏡曇ってる」
それよりも可愛いのは、そんなことを自慢したがる我妻だ。
いつまでも幼さが残っているのは、良いことである。
仕事の疲れも、すぐに吹っ飛んだ。
「八雲君の分もあるから、安心してね!」
見とれていた八雲を見てそう思ったのか、胸を反らして鼻息を荒くした。
…はんてんに見とれていたんじゃなくって、君に見とれていた…
なんて、いまさら言えない。
苦笑した八雲が目を逸らすと、晴香は不思議そうに小首を傾げた。
風呂から上がり、体を拭いていた。
そろそろパジャマを着ようと、着替えが置かれている籠の中を覗く。
「………」
何故かそこには、パジャマや下着にまみれて、はんてんが置かれていた。
「…着て欲しいんだな」
もしくは、先ほどの「八雲君の分もあるから」発言。
僕がそんなにも着たがっていると思っているのだろう。
どちらにせよ、こんな場所に置いてまでも着せようとするなんて…
「本当に可愛いな…」
くすりと笑い、八雲はパジャマに袖を通した。
着替えが終わり、リビングに向かえば、ソファーの上の晴香が伊達眼鏡で遊んでいた。
「あ!」
すぐに八雲の存在に気付き、その格好を見て口端をぐいーっと上げる。
「変…じゃ、無いか?」
風呂上がり限定のストレート髪を、ガリガリと掻き回す。
一瞬にしてストレートは崩壊したが、この髪型が好きな晴香に文句を言われなかった。
「変じゃないよ!かっこいい!」
キラキラと目を輝かせ、近くに誘うように手招きを繰り返す。
その言葉を聞き、照れ隠し混じりに晴香の隣に座る。
晴香が準備しておいてくれたはんてんは、予想通りのペアルック。
八雲は水色のパジャマに青色のはんてん。
晴香は桃色のパジャマに赤色のはんてん。
周りから見れば呆れられるかもしれないが、そんな発言はこの二人には届かない。
「お揃い…だよっ」
八雲との隙間を埋め、ぎゅっと腕を絡ませる。
「…君はお揃いが好きだな」
「そうかな?」
「あぁ」
部屋を見渡せば、誰でも納得するであろう。
色違いのマグカップに色違いの食器。
歯ブラシも色違いだし、タオルなんかもそう。
ソファーの片隅に置かれたクッションや、部屋のあちこちに置かれた小物も色違いだ。
どこからどう見ても、ラブラブな新婚さん。
「…僕が知らない間に増えてるからな」
「お揃いってあんまり無いから、見かけちゃうとついつい買っちゃって」
てへっ…と舌を出す仕草に、胸がきゅんと締め付けられた。
「…ほどほどにしろよ」
「はーいっ!」
まるで先生に返事を返す生徒のようだ。
そんなことを思っていれば、お気に入りの赤いはんてんを脱ぐ晴香。
「?」
気にせず様子を見ていたら、当たり前のように膝に跨ってきた。
突然のことに慌てていると、八雲が着ている青いはんてんに袖を通し出す。
「うぐっ」
一つのはんてんを二人が着るのには、少し無理がある。
しかも…何故か向かい合った形で。
そのせいで、柔らかいものが押しつけられている。
まさか…と八雲が見下ろせば、自らの胸元に当たり、崩れる胸が…
慌てて目を逸らしたが、それは八雲の身体が火照りきった頃であった。
「出来たー!」
達成感からか、両手を上げて万歳三唱。
八雲はというと、柔らかさや苦しさで真っ赤に染まっている。
「ばっ、ばか!苦しいっ…」
肺を晴香に圧迫され、咳込んでしまう。
咳き込む八雲を見て、やっと万歳をやめる晴香。
「…で、君は何がしたいんだ?」
出会った頃から変な奴だと思っていたが、今日の行動にはついていけない。
「二人羽織り」
晴香の口から発せられたものは、なんとも素直な回答であった。
だが、素直過ぎて逆に理解出来ない。
「…二人羽織りは向かい合わないはずだが?」
取りあえず、一つ一つ解決していこう。
「良いのっ」
結局、その一言でまとめられてしまった。
まだ聴きたいことがたくさんあったが、なんだか面倒くさい。
八雲は溜め息を吐くと、晴香の好きなようにさせてやることにした。
「八雲君あったか〜い」
いつの間にか袖を抜いたのか、晴香の腕がはんてんの中の背中に回っていた。
「…君の方が暖かい」
おかえしだ…と、はんてんの中に閉じこめるように、強く抱きしめる。
その温もりと柔らかさに、少しずつ落ち着きを取り戻す。
そして出た答えは…
我慢は身体に悪いということ。
「はー…眠くなってきちゃった…」
「こんなとこで寝たら…襲うぞ?」
「もうその手には乗りませーん。明日は仕事だし、八雲君は襲いませんよー」
「…じゃ、遠慮なく」
「へっ!?」
「さっきから、僕が我慢してたの…気付かなかったのか?」
「え…ちょ、待って!本気!?」
「僕はいつでも本気だ」
翌日、出勤した八雲はいつも以上に眠たそうだった。
END。
ちゃんとした二人羽織り話も書きたい!
「うぅ〜ん…」
背伸びをして手を伸ばすが、お目当てのものには届かない。
試しにピョンと飛んでみたら、指先が少し触れた。
「…あと少し」
助走をつけて、ジャンプをしたが、やっぱり指先でしか触れることが出来ない。
「八雲君が帰ってくるの…待とうかな?」
…いや、しかし八雲をビックリさせたい。
「…やっぱり椅子、持ってこよ」
化粧台の椅子を持ってきて、やっとお目当てのものが取れた。
洋服箪笥の上から取ったものは、和柄の風呂敷包み…
寒さを我慢するように、スーツのポケットに手を突っ込む。
だが、ポケットに仕舞っていた定期入れとぶつかり、しぶしぶ退散した。
八雲は鞄から鍵を取り出し、我が家のドアを開ける。
触れたドアノブが冷えきっていて、思わず体を震わした。
「ただいまー…」
室内との温度差で、伊達眼鏡のレンズが曇る。
そこで改めて感じたのは、暖かい我が家に帰ってきたこと…
「おかえりなさいっ!」
廊下の奥からそんな声が上がったかと思えば、飼い主に呼ばれた犬のごとく突進された。
ぼふっ…なんて音を立てながらスーツに顔を埋める晴香に、八雲は苦笑を浮かべる。
「少しは落ち着け」
曇ったレンズ越しの晴香を見下ろせば、見慣れない格好に眉を寄せた。
「…なんだ、その格好は…」
晴香は思い出したような顔をし、見せびらかすように両手を広げる。
「じゃじゃーん!はんてんですっ」
そう、晴香はパジャマの上からはんてんを羽織っていた。
赤い布地に、和柄なチェック。
綿が詰め込まれたそれは、みるからに暖かそうだ。
「あ、眼鏡曇ってる」
それよりも可愛いのは、そんなことを自慢したがる我妻だ。
いつまでも幼さが残っているのは、良いことである。
仕事の疲れも、すぐに吹っ飛んだ。
「八雲君の分もあるから、安心してね!」
見とれていた八雲を見てそう思ったのか、胸を反らして鼻息を荒くした。
…はんてんに見とれていたんじゃなくって、君に見とれていた…
なんて、いまさら言えない。
苦笑した八雲が目を逸らすと、晴香は不思議そうに小首を傾げた。
風呂から上がり、体を拭いていた。
そろそろパジャマを着ようと、着替えが置かれている籠の中を覗く。
「………」
何故かそこには、パジャマや下着にまみれて、はんてんが置かれていた。
「…着て欲しいんだな」
もしくは、先ほどの「八雲君の分もあるから」発言。
僕がそんなにも着たがっていると思っているのだろう。
どちらにせよ、こんな場所に置いてまでも着せようとするなんて…
「本当に可愛いな…」
くすりと笑い、八雲はパジャマに袖を通した。
着替えが終わり、リビングに向かえば、ソファーの上の晴香が伊達眼鏡で遊んでいた。
「あ!」
すぐに八雲の存在に気付き、その格好を見て口端をぐいーっと上げる。
「変…じゃ、無いか?」
風呂上がり限定のストレート髪を、ガリガリと掻き回す。
一瞬にしてストレートは崩壊したが、この髪型が好きな晴香に文句を言われなかった。
「変じゃないよ!かっこいい!」
キラキラと目を輝かせ、近くに誘うように手招きを繰り返す。
その言葉を聞き、照れ隠し混じりに晴香の隣に座る。
晴香が準備しておいてくれたはんてんは、予想通りのペアルック。
八雲は水色のパジャマに青色のはんてん。
晴香は桃色のパジャマに赤色のはんてん。
周りから見れば呆れられるかもしれないが、そんな発言はこの二人には届かない。
「お揃い…だよっ」
八雲との隙間を埋め、ぎゅっと腕を絡ませる。
「…君はお揃いが好きだな」
「そうかな?」
「あぁ」
部屋を見渡せば、誰でも納得するであろう。
色違いのマグカップに色違いの食器。
歯ブラシも色違いだし、タオルなんかもそう。
ソファーの片隅に置かれたクッションや、部屋のあちこちに置かれた小物も色違いだ。
どこからどう見ても、ラブラブな新婚さん。
「…僕が知らない間に増えてるからな」
「お揃いってあんまり無いから、見かけちゃうとついつい買っちゃって」
てへっ…と舌を出す仕草に、胸がきゅんと締め付けられた。
「…ほどほどにしろよ」
「はーいっ!」
まるで先生に返事を返す生徒のようだ。
そんなことを思っていれば、お気に入りの赤いはんてんを脱ぐ晴香。
「?」
気にせず様子を見ていたら、当たり前のように膝に跨ってきた。
突然のことに慌てていると、八雲が着ている青いはんてんに袖を通し出す。
「うぐっ」
一つのはんてんを二人が着るのには、少し無理がある。
しかも…何故か向かい合った形で。
そのせいで、柔らかいものが押しつけられている。
まさか…と八雲が見下ろせば、自らの胸元に当たり、崩れる胸が…
慌てて目を逸らしたが、それは八雲の身体が火照りきった頃であった。
「出来たー!」
達成感からか、両手を上げて万歳三唱。
八雲はというと、柔らかさや苦しさで真っ赤に染まっている。
「ばっ、ばか!苦しいっ…」
肺を晴香に圧迫され、咳込んでしまう。
咳き込む八雲を見て、やっと万歳をやめる晴香。
「…で、君は何がしたいんだ?」
出会った頃から変な奴だと思っていたが、今日の行動にはついていけない。
「二人羽織り」
晴香の口から発せられたものは、なんとも素直な回答であった。
だが、素直過ぎて逆に理解出来ない。
「…二人羽織りは向かい合わないはずだが?」
取りあえず、一つ一つ解決していこう。
「良いのっ」
結局、その一言でまとめられてしまった。
まだ聴きたいことがたくさんあったが、なんだか面倒くさい。
八雲は溜め息を吐くと、晴香の好きなようにさせてやることにした。
「八雲君あったか〜い」
いつの間にか袖を抜いたのか、晴香の腕がはんてんの中の背中に回っていた。
「…君の方が暖かい」
おかえしだ…と、はんてんの中に閉じこめるように、強く抱きしめる。
その温もりと柔らかさに、少しずつ落ち着きを取り戻す。
そして出た答えは…
我慢は身体に悪いということ。
「はー…眠くなってきちゃった…」
「こんなとこで寝たら…襲うぞ?」
「もうその手には乗りませーん。明日は仕事だし、八雲君は襲いませんよー」
「…じゃ、遠慮なく」
「へっ!?」
「さっきから、僕が我慢してたの…気付かなかったのか?」
「え…ちょ、待って!本気!?」
「僕はいつでも本気だ」
翌日、出勤した八雲はいつも以上に眠たそうだった。
END。
ちゃんとした二人羽織り話も書きたい!
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