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三丁目の夕日に出てきた、水玉ワンピース。
の水玉無し版。
べ、別にめんどくさかった訳じゃないんだからね!
カボチャぱんちゅは正義!みたいな絵。
アニメ塗り…というのを目指したが、結局意味分かんなくて途中で挫折。
アニメ塗りといえば空麗爛さん。
へるぷみー空麗欄さーん!
三丁目の夕日で感動していた刹那由多です。
これ三回目です。二回見に行った。
んで、三回泣いた。
茶川さんのアレはツンデレですかね?(何
というか、ヒロミお姉ちゃんとの再会シーン…
あれ、八晴でやったら最強だと思うんだ。
ラスボス倒せると思うんだ。
女の人から男の人に「大丈夫」みたいな抱擁、大好きです。
三丁目の夕日の再会シーン、もう大好きです。
でも自分で書くとギャグになるので、皆様に任せる。
それよりも空が綺麗ですよね。
三丁目の夕日の空。
夕焼けもね。
バンプの花の名が、ワンフレーズでも出てきたのが嬉しかったです。
さて、昨日のつづきシリーズ。
はりゅかわんはやきゅもきゅんがだいすきです。
きょうのはるか
「きゅふふ〜っ!」
首輪がそんなに嬉しいのか、部屋中を走り回る晴香。
その嬉しさは、首輪を貰ったことにか、可愛いと言われたからかは知らない。
ベッドの上から飛び降りたりと、少々危険だが八雲は気にしなかった。
「そんなに走ると、下の家に迷惑だぞ…」
なんて注意しながらも、どこか楽しそうに笑う。
僕の左目を綺麗…とかわいいと言ってくれたせいか。
少し晴香に甘くなった気がする…
首輪とクッキー。
首輪を付けてもらってから数十分。
いまだに晴香は走り回り、全身で喜びを現していた。
ベッドに登っては飛び降りて。
八雲の膝に来ては「きゅふきゅふ」と鳴いて。
こんなにも喜んでくれるとは知らず、八雲もどこか嬉しそう。
けれども、そんなのどかな時間もすぐに終わることになった…
「ぎゅふっ」
聞きなれない声に振り返れば、晴香が小棚の取っ手に首輪を引っ掛け首吊りに…
「ちょっ…!」
慌てて晴香の元に走り、取っ手から下ろしてやる。
「………」
「だ、大丈夫か?」
息をし、しっかりと立てる時点で大丈夫そうだが、晴香はポカーンとした表情。
「きゅ…?」
何が起こったのか、小さい頭では理解しきれていないようだ。
「……危険、だな」
先ほどの事故を見て判断すると、八雲は惜しむように首輪を外してしまう。
けれども、晴香は動く気配を見せない。
「は…晴香?」
ぽふ…と頭を撫でると、こちらを向く晴香。
「も…きゅ?」
本人はまだ何が起こったのか、理解していないみたいである。
「っと…首輪はもう少し大きくなってからにしよう」
「きゅ…?」
「…馬鹿になったんじゃないよな」
くしゃくしゃと髪を掻き回せば、こちらの世界に帰ってきたみたいだ。
「きぅっ!」
どうやら嫌だったみたいで、腕をかぷりと噛まれた。
腕は痛いが、無事に帰ってきたことには勝る。
「…そろそろ離せ」
「あむあむ」
八雲の腕が気に入ったのか、幸せそうな顔で噛んでいた。
だが、いつまでもこうしているわけにはいかず、無理矢理引き剥がす。
「いいか?首輪は大きくなってからだ」
分かりやすいように両手を広げてやる。
「おーきく?」
予想通り、晴香も真似して両手を広げた。
「あぁ。…わかったか?」
「きゅ!きゃーいきれーきゅびわ、おーきくきゅびわたべう!」
「違う…」
深い深い溜め息を吐き、八雲はひとつひとつ教えていった…
「じゃ、言ってみろ」
「きゅびきけん。はりゅか…は、おーきくなったたた。ちゅけるっ!」
何故か最後だけ胸を張り、鼻息を荒だたせる。
「…まぁ、よし」
所々違うところは、少しずつ直っていくだろう。
八雲は頭を撫でてやると、嬉しそうに尻尾を振り大口を開ける。
その口に、冷蔵庫の奥にあった湿気ったクッキーを入れた。
やっぱり犬なのか、クッキーなどのご褒美が好きらしい。
「きゃぅ〜ん!」
湿気ったクッキーだが、晴香にとってはご馳走らしく、慌ただしく駆け回る。
…首輪、おとなしく取り上げられてよかった…
八雲の予想では、泣き叫んで首輪を返さない晴香であったが…
そんな心配もなくなった。
「おいちー!おいちーきゅっきゅー!」
「クッキーだ」
試しにひとつ頂いてみるが…
湿気っており、美味しいとは言えない。
「はりゅ!はりゅの!」
ぴょんとベッドから飛んできたかと思えば、八雲の膝に座る。
「これ以上食べると太るぞ?」
クッキーが入ってる小包を高くあげ、晴香に渡さない。
「はりゅの!ちゅっきー!」
まったくと言って良いほど、八雲の言葉を聞いていない。
「…はりゅじゃなくって、自分のことは私って言え」
「わたち!いえた!きゅきー!」
「………」
いまいち納得がいかないが、晴香の口にクッキーを入れる。
「きゅぃーっ!」
また走るのかと思えば、こちらに向かって飛びかかってきた。
「っ!?」
突然のことに対処出来ず、八雲は晴香共々後ろに倒れる…
突撃してきた晴香は、嬉しそうに八雲に擦りよる。
「…まったく」
「きゅふもふーっ」
とりあえず晴香が落ち着くまで、八雲は床に寝転がっていた。
腹の上に晴香を寝かせ、垂れた耳がはえた頭を優しく撫でる。
寝転がっていても、ふわふわ尻尾が揺れるのがわかった。
その揺れがゆっくりになり、ぺたんと垂れたとき。
晴香の瞼も落ちた。
「…寝たのか?」
「くふー…くふっ…」
訪ねてみたら、そんな返事。
「くふって何だよ」
クスリと自然に笑みがこぼれてくる。
独りのときでは味わったことのない…
どこかうるさくて騒がしくて…
でも、やっぱり幸せな日常。
いつまでも続いて欲しいなんて、心のすみっこで思ってなんかしてたりする。
三日前の自分に会って、自慢でもしたいもんだ。
「…寝かせるか」
ポツリと呟き、起こさないようにそっと、晴香をダンボールの寝床に運んだ。
「やきゅもきゅん!」
晩ご飯は何にしようかなんて、冷蔵庫を覗いてるとき。
突然後ろからど突かれた。
「…なんだ?」
後少しのところで、冷蔵庫の中のキャベツにファーストキスを奪われるところであった。
キャベツなんかに奪われるなら、ニンジンに奪われた方がまだマシだ。
いや、別にどうといって理由はないけど。
「たまねぇ?」
「…誰だ?」
知っている限り、僕の知り合いに「たまねぇ」なる人物はいない。
もしや…コイツの元飼い主…?
…元を付ける当たり、飼い主であったって、僕は返す気などない。
「じがやも…にんにん。おにきゅ!かれえかれい!?」
キラキラと輝いた純粋な瞳。
言葉はあやふやだが、晴香が言いたいことはわかった。
「…そういえば、昨日のカレー…残ってたな」
冷蔵庫の扉を閉め、コンロに置きっぱなしになっていた鍋を覗く。
「かれえかれい?かれえかれい?」
八雲の足にしがみつき、ジーパンをぐいぐいと引っ張ってきた。
「あぁ、でも今日は二日目カレーだ」
「ふちゅ?」
「昨日よりもおいしいんだ」
「おいちー!?」
垂れた二つの耳が、アンテナみたいに立ち上がる。
そしてピコピコと上下に揺れた。
「あぁ、おいしいだ」
「もっきゅーっ!」
段々とこの生活が楽しくなってきた、八雲君なのでした。
END。
首輪が引っかかるとうぇってなる。
首輪がそんなに嬉しいのか、部屋中を走り回る晴香。
その嬉しさは、首輪を貰ったことにか、可愛いと言われたからかは知らない。
ベッドの上から飛び降りたりと、少々危険だが八雲は気にしなかった。
「そんなに走ると、下の家に迷惑だぞ…」
なんて注意しながらも、どこか楽しそうに笑う。
僕の左目を綺麗…とかわいいと言ってくれたせいか。
少し晴香に甘くなった気がする…
首輪とクッキー。
首輪を付けてもらってから数十分。
いまだに晴香は走り回り、全身で喜びを現していた。
ベッドに登っては飛び降りて。
八雲の膝に来ては「きゅふきゅふ」と鳴いて。
こんなにも喜んでくれるとは知らず、八雲もどこか嬉しそう。
けれども、そんなのどかな時間もすぐに終わることになった…
「ぎゅふっ」
聞きなれない声に振り返れば、晴香が小棚の取っ手に首輪を引っ掛け首吊りに…
「ちょっ…!」
慌てて晴香の元に走り、取っ手から下ろしてやる。
「………」
「だ、大丈夫か?」
息をし、しっかりと立てる時点で大丈夫そうだが、晴香はポカーンとした表情。
「きゅ…?」
何が起こったのか、小さい頭では理解しきれていないようだ。
「……危険、だな」
先ほどの事故を見て判断すると、八雲は惜しむように首輪を外してしまう。
けれども、晴香は動く気配を見せない。
「は…晴香?」
ぽふ…と頭を撫でると、こちらを向く晴香。
「も…きゅ?」
本人はまだ何が起こったのか、理解していないみたいである。
「っと…首輪はもう少し大きくなってからにしよう」
「きゅ…?」
「…馬鹿になったんじゃないよな」
くしゃくしゃと髪を掻き回せば、こちらの世界に帰ってきたみたいだ。
「きぅっ!」
どうやら嫌だったみたいで、腕をかぷりと噛まれた。
腕は痛いが、無事に帰ってきたことには勝る。
「…そろそろ離せ」
「あむあむ」
八雲の腕が気に入ったのか、幸せそうな顔で噛んでいた。
だが、いつまでもこうしているわけにはいかず、無理矢理引き剥がす。
「いいか?首輪は大きくなってからだ」
分かりやすいように両手を広げてやる。
「おーきく?」
予想通り、晴香も真似して両手を広げた。
「あぁ。…わかったか?」
「きゅ!きゃーいきれーきゅびわ、おーきくきゅびわたべう!」
「違う…」
深い深い溜め息を吐き、八雲はひとつひとつ教えていった…
「じゃ、言ってみろ」
「きゅびきけん。はりゅか…は、おーきくなったたた。ちゅけるっ!」
何故か最後だけ胸を張り、鼻息を荒だたせる。
「…まぁ、よし」
所々違うところは、少しずつ直っていくだろう。
八雲は頭を撫でてやると、嬉しそうに尻尾を振り大口を開ける。
その口に、冷蔵庫の奥にあった湿気ったクッキーを入れた。
やっぱり犬なのか、クッキーなどのご褒美が好きらしい。
「きゃぅ〜ん!」
湿気ったクッキーだが、晴香にとってはご馳走らしく、慌ただしく駆け回る。
…首輪、おとなしく取り上げられてよかった…
八雲の予想では、泣き叫んで首輪を返さない晴香であったが…
そんな心配もなくなった。
「おいちー!おいちーきゅっきゅー!」
「クッキーだ」
試しにひとつ頂いてみるが…
湿気っており、美味しいとは言えない。
「はりゅ!はりゅの!」
ぴょんとベッドから飛んできたかと思えば、八雲の膝に座る。
「これ以上食べると太るぞ?」
クッキーが入ってる小包を高くあげ、晴香に渡さない。
「はりゅの!ちゅっきー!」
まったくと言って良いほど、八雲の言葉を聞いていない。
「…はりゅじゃなくって、自分のことは私って言え」
「わたち!いえた!きゅきー!」
「………」
いまいち納得がいかないが、晴香の口にクッキーを入れる。
「きゅぃーっ!」
また走るのかと思えば、こちらに向かって飛びかかってきた。
「っ!?」
突然のことに対処出来ず、八雲は晴香共々後ろに倒れる…
突撃してきた晴香は、嬉しそうに八雲に擦りよる。
「…まったく」
「きゅふもふーっ」
とりあえず晴香が落ち着くまで、八雲は床に寝転がっていた。
腹の上に晴香を寝かせ、垂れた耳がはえた頭を優しく撫でる。
寝転がっていても、ふわふわ尻尾が揺れるのがわかった。
その揺れがゆっくりになり、ぺたんと垂れたとき。
晴香の瞼も落ちた。
「…寝たのか?」
「くふー…くふっ…」
訪ねてみたら、そんな返事。
「くふって何だよ」
クスリと自然に笑みがこぼれてくる。
独りのときでは味わったことのない…
どこかうるさくて騒がしくて…
でも、やっぱり幸せな日常。
いつまでも続いて欲しいなんて、心のすみっこで思ってなんかしてたりする。
三日前の自分に会って、自慢でもしたいもんだ。
「…寝かせるか」
ポツリと呟き、起こさないようにそっと、晴香をダンボールの寝床に運んだ。
「やきゅもきゅん!」
晩ご飯は何にしようかなんて、冷蔵庫を覗いてるとき。
突然後ろからど突かれた。
「…なんだ?」
後少しのところで、冷蔵庫の中のキャベツにファーストキスを奪われるところであった。
キャベツなんかに奪われるなら、ニンジンに奪われた方がまだマシだ。
いや、別にどうといって理由はないけど。
「たまねぇ?」
「…誰だ?」
知っている限り、僕の知り合いに「たまねぇ」なる人物はいない。
もしや…コイツの元飼い主…?
…元を付ける当たり、飼い主であったって、僕は返す気などない。
「じがやも…にんにん。おにきゅ!かれえかれい!?」
キラキラと輝いた純粋な瞳。
言葉はあやふやだが、晴香が言いたいことはわかった。
「…そういえば、昨日のカレー…残ってたな」
冷蔵庫の扉を閉め、コンロに置きっぱなしになっていた鍋を覗く。
「かれえかれい?かれえかれい?」
八雲の足にしがみつき、ジーパンをぐいぐいと引っ張ってきた。
「あぁ、でも今日は二日目カレーだ」
「ふちゅ?」
「昨日よりもおいしいんだ」
「おいちー!?」
垂れた二つの耳が、アンテナみたいに立ち上がる。
そしてピコピコと上下に揺れた。
「あぁ、おいしいだ」
「もっきゅーっ!」
段々とこの生活が楽しくなってきた、八雲君なのでした。
END。
首輪が引っかかるとうぇってなる。
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