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「好きだ好きだ好きだ好きだっ!」
「好き好き好き好き好きーっ!」
どっちが好きを多く言えるか。
良い夫婦の日〜
この二人はきっと、いつになっても新婚らしい初心でいて欲しいです。
でもらぶらぶいちゃいちゃ。
三連休ですね〜♪
休み中に…休み中にペットショップに行かなくては…
ハムちゃんのおやつと…ご飯買わなくちゃ。
それとゆたんぽが欲しいです。
地球に優しいですしね!
でもちょうど良いのがなかなか無いんですよねぇ〜
侍七、三日で見終わりました。
まさかの婿発言に驚きましたよ。
でもそこでフラグ立ったなぁ…と。
うぅ…コマチとキクチヨの二人がペアで好きでした。
ヘイハチの帽子のとこが耳みたいで好きですた。(え
実は生きていた〜とかあると良いです。
次はスピカを見てきます!
OPが飛ばせない!かっこいいです!
でも最近忙しいから見れないなぁ…(´・ω・`)
さて、良い夫婦の日。
生存組では後藤夫妻と斉藤夫妻ですよね。
新婚設定
「良い夫婦の日…か」
朝の暇つぶし時間、のんびりとテレビを見ているときのこと。
紅葉のニュースに混じって放送されたのは、そんな小さな記念日であった。
「良い夫婦っていやぁ、やっぱりあいつらだよな」
付き合いだしたかと思えば、いつの間にか結婚までしていた…
皮肉屋とトラブルメーカーの夫婦。
「お父さんどうしたの?」
たたた…と台所から駆けてくる愛娘。
食器洗いの手伝いをしてきたのか、タオルで手を拭きながら。
「いや、久しぶりに八雲と遊びたいか?」
「八雲お兄ちゃんと!」
さすが兄妹。
俺が化け猫お兄様を抜く日はくるのであろうか…
「ついでに、晴香ちゃんも一緒だ」
「遊ぶーっ!」
「よし、早速電話だな」
「電話より先に、洗いもの手伝いなさい!」
「あーはいはい…奈緒、八雲んとこに電話出来るか?」
「任せてっ!」
奈緒は胸をたたくと、電話のもとに駆けていった。
「…で、なんでこんな休日まで後藤さんに会わないといけないんですか?」
むすっとした顔で、真正面から睨まれた。
「まぁいいじゃねぇか。大学卒業してからは滅多に会えねぇんだし」
笑ってみせたが、八雲の眉間のシワが増えた気がする。
「前回会ったのが、一生の別れかと思ってたんですが…違ったみたいですね」
満面の笑みで言われ、ガラスのハートに何かが刺さった。
「…もう!そんなこと言って、結局来てるくせに」
八雲と後藤の間にいる晴香が、コタツに手を埋めながら助け船を出す。
「僕が来たのは、奈緒に会いに来たからだ」
「八雲はロリコンだもんな」
このまま二人きりの会話を聴きたいが、少し首を突っ込ませてもらう。
邪魔されたことに対してか、ロリコン発言かには分からないが睨まれた。
「ロリコン?」
「…僕はロリコンじゃない」
「八雲君はひねくれ者だもんね」
「君はトラブルメーカーだな」
「もうっ!奥さんに対してそれはないでしょ!」
恋人未満の頃から変わらない会話に、ついつい口が緩んでしまう。
八雲に睨まれて慌てて口を結んだ。
「お兄ちゃん、ロリコンってなに?」
そんな言葉が頭に届き、振り返れば台所から覗く奈緒の姿。
「な…奈緒…」
あの八雲が、引き釣った微笑で困ったように眉を寄せた。
…いい気味だ。
「奈緒ちゃん、少し大きくなった?」
旦那様がピンチに陥っているというのに、奥様は知らん顔。
…晴香ちゃんのことだから、きっと天然なのだろうが。
「そうかなぁ?」
照れたみたいに笑いながら、晴香に駆け寄る奈緒。
「あらあらあら」
続けて現れたのは、やけに楽しそうに笑う我妻…敦子。
血の繋がりはないが、どことなく似てきた気がする。
これは敦子が奈緒に似てきたのか、それとも奈緒が敦子に似てきたのか…
もし後者なら、奈緒は将来大物になること間違いなし。
「八雲君、私にも教えてくれるかしら?ロリコンの意味」
現大物の敦子が、わざとらしく笑いながらコタツに足を入れる。
後藤と晴香と八雲と敦子…コタツの四辺は囲まれた。
奈緒は晴香と八雲の間の角にいる。
「っ…がっははは!八雲、ロリコンの意味教えろよ!」
とうとう笑いが堪えられず、声に出して笑う。
すかさず八雲に睨まれたが、気にしている暇すらなかった。
「…そういう後藤さんは知ってるんですか?」
「知らねぇから聴いてるんだ」
どうにか立ち直そうとしているも、珍しくそれが叶わない。
始めて八雲に、勝った…と思った。
「…仕方ないですね」
「ロリコンってどういう意味なの!?」
興奮気味の奈緒が、八雲にぐいぐいと近付く。
八雲のテリトリーに入ることが許されているのは、晴香と奈緒くらいであろう。
他は威嚇をされて、ズタボロにされて追い出される。
結婚してから、その威嚇に磨きが着いたと思う。
「ロリコンというのは、後藤さんみたいなのを言うんだ」
「って、おいこら待て!」
さも当たり前だと言う八雲に、一瞬騙されそうになった。
だが、よくよく考えてみればあの八雲が馬鹿にされてほっとくわけがない。
…それは、倍になって帰ってくる。
「…なにを待つんですか?」
明らかに一人学芸会をする八雲。
その姿が、やけに腹が立った。
「ロリコンの意味、違うだろ!なんで俺がっ…」
そこまで喋って、慌てて口を塞いだ。
「あらあら」
敦子がまた別の意味で、楽しそうに笑う。
同じ奥様でも、晴香は意味がわからないのかきょとん顔。
「ほほう…」
そして俺と同じ旦那様は、冷たい笑みを浮かべていた。
「知らないんじゃないんですか?」
「うっ…それは…」
言葉を濁し、金魚みたいに口をパクつかせる。
「奈緒、後藤さんが知っているらしいからみんなで聴こう」
「お父さん知ってるの!」
「すごい!八雲君でも知らないことを知ってるだなんて!」
「あらあら、あなたったら惚れ直しちゃうっ」
「お…俺は知らねぇーっ!」
その後、後藤は声だけで皆に説明した。
聴こえない奈緒が、拗ねてしまったのは言うまでもないが…
後藤はどことなくほっとしたそうな。
結局、この日は一泊させてもらうことになった。
元八雲の部屋だというのに、そこは昔と変わらずにいた。
「八雲君の机〜」
「…勝手に漁るな」
奈緒がいるせいか、後藤家の就寝時間は斉藤家よりも数時間早い。
…新婚か新婚じゃないかの差もあるだろうが。
「八雲君、なんで今日呼ばれたか知ってる?」
「?…奈緒が遊びたがったんじゃないのか?」
「ハズレーっ」
ごろりと八雲が眠る布団の隣に転がる。
「今日はね、良い夫婦の日だから…後藤さんが呼んだんだって」
「………」
「奈緒ちゃん、勝手に後藤さんの感情読んだんだって」
楽しそうに笑う晴香をよそに、八雲は何か考えるように眉を寄せた。
「良い夫婦の日…」
「11月22日で良い夫婦の日〜」
「…いま、何時だ」
「え…9時だけど…」
「…よしっ」
「へ?…ま、待って!なにを突然…」
「良い夫婦の日だからな。…夫婦らしいことをしようじゃないか」
「だ、だめだよ!ここ…ごとうさんち…」
「元はといえば僕の家なんだ…別に構わない」
「ちょ…や、やくもくーんっ!」
翌日、後藤家の前に現れた斉藤家は、それぞれ真逆の表情であったとか…
END。
天国組の良い夫婦といえば、一心さんと明美さん…
と、梓さんと武田さん。
朝の暇つぶし時間、のんびりとテレビを見ているときのこと。
紅葉のニュースに混じって放送されたのは、そんな小さな記念日であった。
「良い夫婦っていやぁ、やっぱりあいつらだよな」
付き合いだしたかと思えば、いつの間にか結婚までしていた…
皮肉屋とトラブルメーカーの夫婦。
「お父さんどうしたの?」
たたた…と台所から駆けてくる愛娘。
食器洗いの手伝いをしてきたのか、タオルで手を拭きながら。
「いや、久しぶりに八雲と遊びたいか?」
「八雲お兄ちゃんと!」
さすが兄妹。
俺が化け猫お兄様を抜く日はくるのであろうか…
「ついでに、晴香ちゃんも一緒だ」
「遊ぶーっ!」
「よし、早速電話だな」
「電話より先に、洗いもの手伝いなさい!」
「あーはいはい…奈緒、八雲んとこに電話出来るか?」
「任せてっ!」
奈緒は胸をたたくと、電話のもとに駆けていった。
「…で、なんでこんな休日まで後藤さんに会わないといけないんですか?」
むすっとした顔で、真正面から睨まれた。
「まぁいいじゃねぇか。大学卒業してからは滅多に会えねぇんだし」
笑ってみせたが、八雲の眉間のシワが増えた気がする。
「前回会ったのが、一生の別れかと思ってたんですが…違ったみたいですね」
満面の笑みで言われ、ガラスのハートに何かが刺さった。
「…もう!そんなこと言って、結局来てるくせに」
八雲と後藤の間にいる晴香が、コタツに手を埋めながら助け船を出す。
「僕が来たのは、奈緒に会いに来たからだ」
「八雲はロリコンだもんな」
このまま二人きりの会話を聴きたいが、少し首を突っ込ませてもらう。
邪魔されたことに対してか、ロリコン発言かには分からないが睨まれた。
「ロリコン?」
「…僕はロリコンじゃない」
「八雲君はひねくれ者だもんね」
「君はトラブルメーカーだな」
「もうっ!奥さんに対してそれはないでしょ!」
恋人未満の頃から変わらない会話に、ついつい口が緩んでしまう。
八雲に睨まれて慌てて口を結んだ。
「お兄ちゃん、ロリコンってなに?」
そんな言葉が頭に届き、振り返れば台所から覗く奈緒の姿。
「な…奈緒…」
あの八雲が、引き釣った微笑で困ったように眉を寄せた。
…いい気味だ。
「奈緒ちゃん、少し大きくなった?」
旦那様がピンチに陥っているというのに、奥様は知らん顔。
…晴香ちゃんのことだから、きっと天然なのだろうが。
「そうかなぁ?」
照れたみたいに笑いながら、晴香に駆け寄る奈緒。
「あらあらあら」
続けて現れたのは、やけに楽しそうに笑う我妻…敦子。
血の繋がりはないが、どことなく似てきた気がする。
これは敦子が奈緒に似てきたのか、それとも奈緒が敦子に似てきたのか…
もし後者なら、奈緒は将来大物になること間違いなし。
「八雲君、私にも教えてくれるかしら?ロリコンの意味」
現大物の敦子が、わざとらしく笑いながらコタツに足を入れる。
後藤と晴香と八雲と敦子…コタツの四辺は囲まれた。
奈緒は晴香と八雲の間の角にいる。
「っ…がっははは!八雲、ロリコンの意味教えろよ!」
とうとう笑いが堪えられず、声に出して笑う。
すかさず八雲に睨まれたが、気にしている暇すらなかった。
「…そういう後藤さんは知ってるんですか?」
「知らねぇから聴いてるんだ」
どうにか立ち直そうとしているも、珍しくそれが叶わない。
始めて八雲に、勝った…と思った。
「…仕方ないですね」
「ロリコンってどういう意味なの!?」
興奮気味の奈緒が、八雲にぐいぐいと近付く。
八雲のテリトリーに入ることが許されているのは、晴香と奈緒くらいであろう。
他は威嚇をされて、ズタボロにされて追い出される。
結婚してから、その威嚇に磨きが着いたと思う。
「ロリコンというのは、後藤さんみたいなのを言うんだ」
「って、おいこら待て!」
さも当たり前だと言う八雲に、一瞬騙されそうになった。
だが、よくよく考えてみればあの八雲が馬鹿にされてほっとくわけがない。
…それは、倍になって帰ってくる。
「…なにを待つんですか?」
明らかに一人学芸会をする八雲。
その姿が、やけに腹が立った。
「ロリコンの意味、違うだろ!なんで俺がっ…」
そこまで喋って、慌てて口を塞いだ。
「あらあら」
敦子がまた別の意味で、楽しそうに笑う。
同じ奥様でも、晴香は意味がわからないのかきょとん顔。
「ほほう…」
そして俺と同じ旦那様は、冷たい笑みを浮かべていた。
「知らないんじゃないんですか?」
「うっ…それは…」
言葉を濁し、金魚みたいに口をパクつかせる。
「奈緒、後藤さんが知っているらしいからみんなで聴こう」
「お父さん知ってるの!」
「すごい!八雲君でも知らないことを知ってるだなんて!」
「あらあら、あなたったら惚れ直しちゃうっ」
「お…俺は知らねぇーっ!」
その後、後藤は声だけで皆に説明した。
聴こえない奈緒が、拗ねてしまったのは言うまでもないが…
後藤はどことなくほっとしたそうな。
結局、この日は一泊させてもらうことになった。
元八雲の部屋だというのに、そこは昔と変わらずにいた。
「八雲君の机〜」
「…勝手に漁るな」
奈緒がいるせいか、後藤家の就寝時間は斉藤家よりも数時間早い。
…新婚か新婚じゃないかの差もあるだろうが。
「八雲君、なんで今日呼ばれたか知ってる?」
「?…奈緒が遊びたがったんじゃないのか?」
「ハズレーっ」
ごろりと八雲が眠る布団の隣に転がる。
「今日はね、良い夫婦の日だから…後藤さんが呼んだんだって」
「………」
「奈緒ちゃん、勝手に後藤さんの感情読んだんだって」
楽しそうに笑う晴香をよそに、八雲は何か考えるように眉を寄せた。
「良い夫婦の日…」
「11月22日で良い夫婦の日〜」
「…いま、何時だ」
「え…9時だけど…」
「…よしっ」
「へ?…ま、待って!なにを突然…」
「良い夫婦の日だからな。…夫婦らしいことをしようじゃないか」
「だ、だめだよ!ここ…ごとうさんち…」
「元はといえば僕の家なんだ…別に構わない」
「ちょ…や、やくもくーんっ!」
翌日、後藤家の前に現れた斉藤家は、それぞれ真逆の表情であったとか…
END。
天国組の良い夫婦といえば、一心さんと明美さん…
と、梓さんと武田さん。
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