忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


神永先生もハマっているといううぃーふっと。

「な…なんか使い方違くない?」

「いや、あってる…」(良い匂い…)

一度書いたけど、間違えて消してしまったので日記削除。
くすん…頑張って書いたのになぁ…
しょぼーん(´・ω・`)

あ、只今空麗爛さん宅で絵チャ中です。
二人っきりです…秘密の密会です…(違
未だに絵チャに馴れませぬ。カクカク動くよ!

あ、今週のサンレッド見ました。(もちろん神奈川で
何故か針に糸が入らないシーンで、父母共に爆笑。
え…見事なシンクロ。(私共々
ウサコッツとサンレッドが可愛いです。


*御返事

なんだか最近、初めましてさんが多いですなぁ…
秋だからかな?読書の秋だからかな?
ん?あれ、冬か。

>昴流 さんへ
二日連続こんばんは!
誠に申し訳ありませんが、当ブログは相互推奨ではなくて(´・ω・`)アウアウ
リンクフリー、アンリンクフリーなので貼り剥がしはどうぞご自由に^^
八雲とブログ…とても楽しかったですよ!
特に後藤夫妻の交換日記。

>シマちゃん さんへ
初めまして!ようこそこんな場所へ!
おお!貴方様も八雲サイト様の管理人様でしたか。
赤ずきんと斉藤医院…見事なエロ八雲の塊ですね^^
でもなかなか手が出せないという…
パロは私の逃げ道ですから。

>tomo さんへ
初めまして!ようこそいらっしゃいました!
エロイですよ〜。私はえろと下が大好きですからね!(きっぱり
八雲はですね、やっぱりむっつりなんですよ。
だから心の奥底ではえろばっかなんです!(違
ふふ…これからも八晴を書き続けます。時々晴八も^^

たくさんのコメントありがとうございました!


さて、早くクリスマスツリーを出したいです。
確かアニーのベッドの下に合ったはず…

きょうのはるか

「きーらーきーらーひかりゅー。よーじょーちょーちょーちょちょきゅっ」

「…何できらきら星なんだ?」

「きらきらちゅちゅちゅー!」

そう言った晴香が指さした先には、きらきらの街並み。

「…あぁ。クリスマスが近いからな…」

「くりちゅま?」

「教えてなかったか?」

「きゅ」

「クリスマスって言うのはな…」



きらきらつりー。



本当は晩飯だけを買うつもりだった。
そのためだけに出かけたはずだった。
それなのに…僕がコイツに「クリスマス」というのを教えてしまったばっかりに…

「はぁ…」

昨日までクリスマスなんて関係ないと思っていた青年の部屋。

それが今では、見事なまでのクリスマスカラーに染まっていた。


「くりちゅまちゅーくりちゅまちゅー。たのちーたのちっ、くりちゅまちゅー」

隣で歌を歌いながら、ツリーに飾りを付ける晴香の頭には赤い三角帽子。

持ち合わせだけで買ったため、小さなツリーだが気に入ったようだ。
だが、一ヶ所で飾り付けをしているため、裏は地味な緑だけ。
「ちゅりーん」
「ん…は、いらない」
「ちゅりー」
そういう八雲の頭にも、何故か赤い三角帽子。
どこで覚えてきたのか、ペアルックが良いと言いはり、しょうがなく買った。
「きゅーっ」
手を伸ばしててっぺんの星を嵌め、満足そうに頷く晴香。
「でけた!」
「…じゃ、ライトも付けないとな」
部屋に散らばった袋の中から、小さな豆電球の繋がりを出す。
それを手早くツリーに巻きつけ、コンセントを指した。
「きゅっ!?」
ツリーを眺めていた晴香が、灯りがついたことに驚き、尻尾を爆発させた。
慌てて八雲に駆けより、後ろに隠れる。
「きっ!きぅきぅ!」
そこから威嚇をする晴香に、ついつい苦笑い。
「別に怖くない。…綺麗だろ?」
無理矢理引きずり、膝の上に座らせる。
「わたちと、どっちきれー?」
「………」
なんだ、この彼女みたいな言葉は。
「…僕の目の方が綺麗だな」
とりあえず返事に困り、そんなことを言ってみる。
「もきゅ」
すると、やけに納得したように晴香が頷いた。
…これはこれで気まずい。

「…風呂、入るか」

「きゅー!」

膝から飛び降りると、すぐさま風呂場に駆けていく晴香。
コンセントを抜いてから、八雲はその後を追った。



ツリーやらを買ってしまったせいで、今日の晩ご飯は白米と味噌汁と沢庵。
なんとも素敵な日本食ではあるが、もう一品欲しいところ。
だが、晴香は文句を言わずに淡々と食べていた。

その理由は…

「わたち、いいこにしてたから。さんたたんくる?」
「…さあな」

晩ご飯も食べ終え、洗い物をしているとき。
足元の晴香が、目を輝かせてこちらを見上げてきた。

勿論、サンタクロースが来るのはまだまだ先。
もし明日来ていたら、それこそあわてんぼうのサンタクロースだ。

「さんたたん、ちゅっきーくれる?」
「さぁな」
「さんたたん、おうちわかるかな?」
「さぁな」
「さんたたん、どこからくるの?」
「…フィンランド」

ちらりともう一度足元を見る。
いつもならばズボンの裾を噛むなどイタズラをするが、今日はおとなしく座っていた。
…これぞサンタ効果。

「さんたたん、はりゅがほちいものくれるかな?」
「ツリーの前でお願いしておいたらどうだ?」
「きゅ!」
たたたと駆けていき、ツリーの前で行儀よく正座で座る。
両手を合わせ、お願い事を始めた晴香を見て、小さく笑った。

自分にも、あんな時代があったことを思い出し…

「やきゅもきゅん!うちろじみーっ!」

「じゃ、そっちに飾りを移しとけ」

「らじゃ!」

次は後ろに飾りが集中するんだろうな…という想像は、見事に当たることとなる。



洗い物を終え、後は寝るだけという時間。
ツリーの前に晴香がいるかと思えば、そこにはいない。
「?」
どこだろうかと探しかけたが、すぐに見つかるその姿。

「…きゅ……もきゅきゅ」

「………」

晴香は箪笥の中に頭を突っ込み、何かを探していた。
「…なにしてるんだ?」
ひょいと覗いてみれば、両手いっぱいの靴下を見せつけられる。
ちなみに、すべて僕の。
「…おっきいくちゅした…ない」

ボトボトと靴下が落ちたかと思えば、涙もポロポロと落ちた。

「あー…えっと…」
「くちゅちた…」
うるうると潤んだ瞳から、涙がこぼれ落ちていく。
「…わかった。次の買い物で買おう」
「さんたたん…くちゅしたないって、はりゅのこと…むししない?」
「クリスマスはまだだろ?それまでに買えば大丈夫だ」
「きゅぅ…」
けれども、晴香はまだ何か納得していないよう。
「…そうだ」
「きゅ?」
ガサゴソと、三角帽子が入っていた袋を漁る。
「あった…」
その中から出てきたのは、赤い毛糸の大きな靴下。
「!」
晴香の両耳がピンと立ち、尻尾が左右に揺れだす。
「そういえば、ツリーを買ったときにオマケで貰ったんだった…」
「おっきいくちゅした!」
少し薄っぺらいが、今日はこれで我慢してもらおう。
それを晴香に渡すと、そんなにも嬉しいのか、八雲と靴下を交互に見る。
「…枕元に飾ってこい」
「もきゅ!」
元気いっぱい返事を返し、晴香はダンボールの寝床にそれを置いた。

「…トイレ行って、早く寝るぞ。サンタは早寝早起きの子のところに来るんだ」

「きゅっ!」

転び駆けながらも、晴香はトイレに駆け込んだ。



夢を見たが、いまいち覚えていないそんな朝。

ぼんやりと八雲は目を覚ました。

胸元が暖かいかと思えば、いつものように晴香が布団に潜り込んでいた。
寒くなった最近、この温もりが丁度良く思える。

早寝早起きの子のところにサンタは来るといったが…
早起きはまだまだみたいだな。

「………」

しっかりと、枕元には靴下が置かれていた。
気になって手を伸ばしたとき、晴香が身をよじる。
そして開く、大きな瞳。

「さんたたん!」

ガバッと起きあがったかと思うと、転びながら靴下を手に取る晴香。

「ない…」

しょぼんと肩を落とすが、意外にも落ち込んではいない。

逆に、楽しそうに笑っていた。


「あちたはあるかな」

「さぁな」



クリスマスが楽しみで仕方ない、晴香ちゃんなのでした。



END。



さんたたたたたたん。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[344]  [343]  [342]  [341]  [340]  [339]  [338]  [337]  [336]  [335]  [334
カレンダー
09 2025/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
朝田よる
性別:
非公開
ブログ内検索
最新コメント
[05/23 ひなき]
[09/13 murasame]
[07/19 delia]
[06/27 delia]
[05/20 delia]
忍者ブログ [PR]