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あのオマケディスクみたいなのニコニコな動画で見たよ記念。
なんか色々と終わってました。
Vのあたりから何か色々おかしくなったかと思いきや、やっぱりおかしかったです。

ルークがジャイアンとスネオを足して割ったような奴でした。
それにしても声優さん頑張りましたね。
以上、棒読み感想でした。

いやね、貯めていたアビスアニメ見たんですよ。
最新回から。そしてらルークが髪切ってたり、ルクティアだったりルクティアだったり。
水着…水着とメロンってやらないのですかね。メローン。

久しぶりに八雲キャラ以外を描きました。
ロングがね…ロングな子が描きたかったです。
親善大使も描きたかったんですがね、忘れてました。

それにしても今回のヒロインって郁ちゃんだったんですね。
中の人出てきたとき、随分と噴かせてもらいました。
このカオス度…好きです。
久しぶりにテイルズサイト回ってきまーす。とりゃっ。

そういえば、とりたまが6つになりました。
そろそろ全部産み終わる頃かな?
平均数に達しました。


さて、犬と猫ならどっちが飼いたいかと言われると困ります。
ど…どっちも飼いたいけど世話が…

新婚設定

買い物帰り、夕暮れの道を二人は歩いていた。

互いの手にはエコバックを持ち、空いた手は互いの手を繋いでいる。

手を繋いで歩くコンクリートの上に、二人の影が映し出された…



「あ!」

いつまで続くのかわからない幸せな会話の途中、突然声を上げる晴香。
「どうした?」
「………」
訪ねてみても、なかなか返事は返ってこない。
仕方なく晴香の目線の先を窺ってみれば、そこには一人の老人。

ゆっくりとした足取りで散歩中だろうか…

「?」

だが、それがどうしたのだ。
困っている人ならばまだしも、あの人は散歩を楽しんでいる。

晴香が声を上げる理由なんてどこにも…

「わんっ!」

「………」

その声に気づき老人の足元を見ると、そこには一匹の犬。
犬種はわからないが、茶色い犬だ。

犬だというのに老人に気を使っているのか、ゆっくりと歩いている。
時々立ち止まっては、老人が来るのを待つ。

「………」

一人と一匹が角を曲がると、いつの間にか止まっていた晴香の足も動き出した。



家に帰ってからも、晴香はどこか上の空。
ぼんやりと宙を見つめ、溜め息を吐く。

「わんちゃん飼いたいなぁ…」

そして時々、そんなことを呟いていた。

今までは聞こえないフリをしていたが、こうも同じソファーに座っていては聞き逃せない。

「わんちゃん可愛いなぁ…」
「…どうしたんだ、突然」
読んでいた新聞を閉じ、おそるおそる訪ねてみる。
「え!?な、なにが?」
「………」

もしやこいつは、気付かない間に独り言を言っていたのか。

「…犬がどうしたんだ」
しょうがないと髪を掻き回し、答えてやる。
やっと気が付いたのか、みるみるうちに晴香の頬が赤く染まっていった。
「え…えっと、わんちゃんが…」
「…犬を飼いたいのか?」
「………」
無言でこくり。
上目遣いで見つめられ、ついつい首を縦に振りかけた。
「いいか?犬を飼うことがどれだけ大変なのか、分かってるんだろうな?」
「ち、ちゃんと覚悟してます!」
だから…と、縋られる。
甘えるように腕に絡みつき、べったりと擦り寄ってきた。
「……駄目だ」
縋る晴香を払い、ソファーから立ち上がる。
「どうしてよ!」
「駄目なものは駄目だ」

そして、逃げるように風呂に向かった。

後ろから晴香の文句が聞こえたが、無視をして…



「八雲君のいじわるーっ!」

最後にそう叫んでやったが、それに対する返事はなかった。
変わりに聞こえたのは、風呂場のシャワー音。
「もうっ…少しくらいは考えてくれても良いのにっ」

まあ確かに、新居を買ったばかりでお金の面は危うい。

それにこれから先、子供…が出来たときにも不安なことがいっぱいだ。
世話をしきれないかもしれない。

「…私みたいなのを、身勝手な飼い主…って言うのかな」

その辺りを深く考えず、ただ可愛いからと言って飼いたいといった私…
だから、八雲君も駄目って言ったのかもしれない。

「………」
なんだか考えるのが悲しくなり、晴香はソファーから立ち上がった。
特にすることもないので、先に寝ていようか…
欠伸をひとつすると、晴香は部屋の電気を消してから寝室に向かった。



ベッドにうなだれてから、一体どれくらい経ったであろう。
ガチャ…とドアが開く音が聞こえ、それから静かな足音。
八雲君かな…と顔を上げようとしたとき、髪を何者かが撫でた。

「はるか…」

「……なに?」

名前で呼ばれることなんて滅多になく、警戒をしながら返す。
「その…すまなかった…」
「………」
しょぼんと落ち込んだ声で言われたのは、そんな言葉。
「…強く言い過ぎた」

少しだけ顔をずらし、八雲の様子を窺う。
部屋の電気が消えているため、よくは見えないが肩を落としていた。
「反省…してるの?」
「あぁ」
ゆっくりと起き上がり、ベッドの上に座る。

八雲が何故か正座をしていたため、つられてこちらも正座で。

ベッドに正座で座るだなんて…とてもむずがゆい気分である。

「…じゃ、わんちゃん」
「それはやっぱり駄目だ」
このまま頷いてくれるかと思いきや、随分とあっさり首を振られた。
嘘でももう少し悩んで欲しくて、頬を膨らます。
すると、優しく頬を撫でられ膨れた頬が縮まった。
そして頬を一舐め…

「だから…代わりに僕が犬になる」

「…へ?」

頬を舐められたことに、反応が遅れてしまう。
だが、しっかりとその言葉は聞いた。
聞き逃すわけがない。

「八雲君が…犬?」

「……わん」

恥ずかしそうにそっぽを向き、そんな一言を…

「ぶっ」
八雲と「わん」のギャップに、ついつい噴き出してしまう。
不満げに睨まれたが、いまはそんなこと関係ない。
「や、八雲君がっ…八雲君が犬っ!?」
「……ん」
今まで正座だったというのに、急に犬らしく座る八雲。
足を開いて、その間に手を置く座り方だ。
「…おて」
からかい半分に言ってみれば、素直に右手を出す。
「おかわり」
まさかな…と、続いての命令。
…ちゃんと反対の手を出してきた。

「……犬だ」

「だから犬になるって言っただ」

ろ…という言葉は、飛びついてきた晴香にかき消された。
「っぅ…」
突然飛びついてきたため、舌を噛んでしまった。
いや、そんなことよりも体が重い…?

「私の…私だけのわんちゃん…」

そんなことをぼやきながら、ぎゅっと抱きしめられる。
僕の方が風呂上がりだというのに、晴香から良い香りがした。
「ば、ばかっ!動物虐待で訴えるぞ!」
「これは愛情表現なんですぅ〜」
ふふふと笑いながら、腕の力を強める晴香。

「………」

そんなに犬が…僕の犬が嬉しかったのか。
いや、それよりも段々とヤバくなってきた。

夜だというのと、この至近距離…
先ほどから、柔らかいものが体に押しつけられている。

「はぁ〜…」

ゆっくりと息を吐いて落ち着こうとした。
だが一度野生を取り戻してしまうと、なかなか戻らないらしい。
…仕方ないな。

「…犬もな、人間に発情するんだぞ」

「きゃっ」

ぐるりと転がり、晴香の上に陣取る。

「飼い主に発情ってね…」

「飼い主なんだ…ちゃんと責任をとれ」

「困った犬だこと…」

溜め息を合図に、八雲は晴香の体をうつぶせた…

「犬は犬らしく、後ろから交尾しないとな…」


END。



どうやら私は獣ネタが好きらしい。(今更
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コメント
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無題
こんにちは。。
今、ちゃく②と小説を執筆中のtomoです
やっぱり難しいですね涙
今年中に完成は・・・ハア

や・八雲君が犬に!!
・・晴香が羨ましい嫉
私も飼いたいなぁ

今回の小説も凄かったです!
次の小説も楽しみにしてます。
頑張ってください(^_^)
tomo 2008/12/19(Fri)17:35:44 編集
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