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ブラックサンタ:女雲。
ブラックサンタが流行っていると聞いたので。(何処で
普通のサンタと合わせたら八雲カラーですよね。
黒赤八雲カラー。
気付いたら明日がクリスマスイブですか。
ってことは、今日はクリスマスイブイブ。
そしてバチスタ最終回…orz
明日はダーツの旅を見よう。
明後日はズームインの投稿ビデオ集を見ます。
今日は…何見たか覚えていませぬ(´・ω・`)
ニコニコな動画で、懐かしアニメの歌ばっかり聞いてます。
メダロット…メダロットのOPばっかり脳内で回ってるんですけど。
黒の契約者と同じ監督…当時毎週見てた人です。
あの時期のアニメが面白かったです。
というか、90年代アニメが面白かった…
今はアシベ見たいです。ゴマちゃんかわいいよゴマちゃん。
あぁ…あと十年くらい早く産まれてたかったですね。
OP見ていて思い出しましたが、花田少年史…思ってみれば八雲と同じですね。
ん?あれはお化けか。
アニメでボロ泣きしたのを覚えています。
あと学校の怪談も見てました。
パンチラばっか覚えている私って…
夜のゴールデンタイムに放送され、眠れなくなった覚えがあります。
無駄に怖い怖い。
あぁ…ちょっと前に戻りたいですね。
もしくは再放送して欲しいです。
両者とも夕方だったかに再放送されてたなぁ…
子供の頃見たものって、意外にも覚えているものですね。
もう一度見たいけど、なかなか見れませんよね。
リメイクでも良いので再び放送されるのを祈ってます。
*更新記録
アンケート変更しました。
今年ラストのアンケート。
結果次第には、来年の更新が変化したりしなかったり…
まぁ、自己満足で書いてますからね^^
各作品へのコメント等、待っていますね!
何か追加したいもの等が御有りでしたら、拍手かコメで言って下さると助かります。
ちなみに前回の投票結果〜♪
一位:アニメ化
二位:映画化
三位:全部
他は全て一票と言う投票数の少なさ。
管理人しょぼーん。(体育座り
もう投票箱無くしちゃおうか…にゃ。(とか言いながら無くさない人。
君が好きだぜ体育座りー…
*御返事
>TOMO さん
連日コメント、本当にありがとうございます!
今のところは不明ですが、ちょこっと進めようかと思います。(多分
もう良い年ですしね!いつまでもちぅ止まりもどうかと思いますし!
というか、私が書きたいだけだったり…
でもはっきり言って悩み中ですね。
いえいえ^^コチラこそすみませんでした。
コメントありがとうございました!
さて、たまには不思議系なお話も書いてみました。
うーん…それほど不思議じゃないんですが、おじゃる丸的な。
アルバイト八雲
クリスマス一色で彩られた街を眺めながら、晴香は夕食の買い出しに出ていた。
今日は夕食を食べに八雲君が来てくれるらしいから、腕を奮って料理を作らなくては。
寒いし鍋なんか良いかもなぁ…あ、おでんも美味しそうだ。
「でもやっぱり、大人数なら鍋だよね!」
二人が大人数に入るのかわからないけど。
一人でおでんをするより、一人で鍋をするほうが悲しいし。
より決めた。
鍋にしよう。
「それより…」
ぽつりと呟き、晴香は商店街を見渡した。
店先に飾られたサンタやトナカイの置物。
金銀の吊るしが、商店街の端から端まで飾られている。
そして…商店街中央に置かれた、大きなクリスマスツリー。
商店街の存在自体が、クリスマスムードを醸し出していた。
「…このお祭り騒ぎ…ハロウィン以来かな」
祭り好きな商店街の人々に少々飽きれ、溜め息を吐く。
だが、楽しそうなムードであることは変わらなかった…
いつもエプロン姿のお肉屋さんも、いつも腹巻きを巻いた魚屋さんも…
クリスマスが近いからか、サンタクロースの服装をしていた。
「へぇ〜…クリスマス限定のくじ引きなんかもやってるんだ…」
野菜類を買ったときに貰った紙切れを見つめ、晴香は呟く。
商店街で500円につき一枚貰えて、三枚集まったらくじが一回引ける…
という、極々普通なくじ引き。
現在、野菜とお肉類を買って二枚貰った。
「あと一枚…か」
だが、お鍋に使う材料はすべて買い終えてしまい、他に買うものなどない。
シャンプーもあった。
リンスも…先週安売りの時に買った。
「…おやつでも500円分買おうかな」
このシーズンは新商品やら限定ものが多いから、チェックしなくては。
目的地をお菓子が売っているディスカウントショップに決めた。
止まり掛けていた晴香の足は、すかさずディスカウントショップに向かって進んだ。
「ケーキはいかがですかー」
あぁ、ケーキも良いかもしれない。
「おいしいおいしい、クリスマス限定のケーキですよー」
そんなことを思って澄ましていた耳が、ぴくりと動いた。
一応言っておくが、クリスマス限定のケーキに反応したわけではない。
「八分の一サイズからホールまでありますよー」
「………」
その声に反応したのだ。
まさかと思い、声がした方を振り返る。
そこにあったのは一軒のケーキ屋さん。
ハロウィンの時に、八雲がバイトをしていたケーキ屋さんだ。
その前に立つのは、やけにスレンダーなサンタクロース。
サンタ特有の赤い服と帽子、それからもこもこの白い髭。
「まさか…ね」
確認出来るのは、白髭以上帽子以下。
目元しか確認は出来ないが、どこかで見たことのある眠たそうな目。
「おいしいおいしいケーキで…」
じっと見つめていたため、何かを感じ取ったのか。
スレンダーなサンタがこちらを振り返ってきた。
パッチリと視線が合ったが、負けじと見つめ返す。
驚いたように目を見開いたかと思えば、気まずそうに目をそらされた。
「………」
スレンダーなサンタに駆け寄り、顔も近付ける。
そして気が付いた。
普通の人間は両目黒いが、このサンタクロースは左目が赤いことに。
「や、八雲君っ!?」
「ちっ…バレたか」
悔しそうに舌打ちし、面倒くさそうに髪を掻き回そうとする。
しかし、三角帽子のためにそれは出来ない。
「サンタさん!」
そのとき、突然話しかけられて二人の肩が跳ねた。
おそるおそる振り返ると、そこには一人の少年の姿。
暖かそうな手袋をつけた少年は、こちらを見上げてニコリと笑った。
「サンタさん。ショートケーキふたつくださいな」
ぐーを握った手の中から細かい小銭を出し、八雲に渡そうとする少年。
「…お母さんは?」
「ひとりでおつかいしてるんだ!」
「へぇ〜、すごいねぇ」
八雲は気まずそうに晴香を見つめ、諦めたように溜め息を吐いた。
「…良いだろう。良い子の坊やには、ケーキをあげよう」
貴重な微笑みを浮かべる八雲を、まじまじと見つめる。
「でもケーキはパティシエさんから貰えるんだ。だから、お店の中の人にお金を渡しなさい」
「はーい!」
少年はニコニコ笑いながら、お店のドアを開けていった。
残された二人は、どことなく気まずい雰囲気。
「な…なに?サンタさんってバイトだったの?」
始めに口を開けたのは、噴き出した晴香。
これは随分と子供の夢を壊している。
サンタの正体は、大学の部室にこっそりと住む化け猫だなんて…
下を向いてどうにか堪えようとするが、堪えきれず大声を上げて笑ってしまった。
「…君のせいで客が減る。笑うのを止めるか、とっととこの場から立ち去れ」
「わ…わかった、笑うのやめるから」
大袈裟に深呼吸をし、ようやく笑うのをやめる晴香。
そして、改めて八雲と向き合った。
「…今日、来るんだよね?」
「そのつもりだが?」
少し拗ねているのか、白髭に隠れた頬を掻く八雲。
「じゃ、その格好のまま来てよ」
「は?」
「ね、ね。だめ?」
「………」
向けられた表情は、明らかに「嫌だ」という顔。
「わかった…サンタさんの格好で…してもいいから、ね?」
ぎゅっと腕に絡み付いて、甘えてみる。
「…わかった」
ようやく納得した八雲は、どことなく楽しそうであった。
「よし!そうと決まったらケーキ買ってこよ!」
「…あとちょっとでバイトが終わる」
「じゃ、その間にくじ引きやってくるね」
「くじ引き?」
「500円以上だから…八雲君の分のケーキを買ったらちょうどいいね!」
「…なんかよくわからないが、良いんじゃないか?」
「じゃ、クリスマスツリーの前で待ち合わせね!」
「あぁ…」
そう言うと、晴香はケーキ屋に飛び込んでいく。
そんな晴香を見て、八雲は苦笑いを浮かべていた…
寒い寒い帰り道。
サンタクロースと並んで歩く私。
「あーあ…外れちゃった」
ハズレ賞でもらったポケットティッシュと見つめ合い、溜め息をひとつ。
「僕がやったら、確実に当たってたな」
「そ、そんなことないよ!」
「あ…あいつ」
話を反らすなと声を上げ掛けたが、あることに気が付いて口を塞いだ。
二人の目の前には、ケーキを買いに来ていた少年が立っていた。
手袋をつけた手でケーキの箱を大事そうに抱えた…
「サンタさん!僕のところにも来る?」
「…あぁ、良い子にしてたらな」
「やった!」
「気をつけて帰れよ」
「うん!ばいばい!」
少年は手を振ると、振り返らずに走っていった。
「…僕らも帰るか」
「そうだね」
歩き出した八雲の背中を追おうとしたとき。
誰かに呼ばれた気がして振り返る。
そこには、雪色の狐が二匹。
こちらをじっと見つめていた。
まるで、母親と子供のように。
「八雲君!狐!狐がいるよ!」
「…どこにもいないじゃないか」
「?…さっきまではそこにいて…」
「君はもう幻覚が見えるようになったのか?」
「本当にいたんだもん!」
「考えてみろ。こんな都会に狐なんているわけないだろ」
「そ…そうだけど…」
「わかったらさっさと帰るぞ」
「うん」
それは、クリスマス二日前の不思議な出来事…
END。
狐のあたり、おじゃる丸から頂きました。
今日は夕食を食べに八雲君が来てくれるらしいから、腕を奮って料理を作らなくては。
寒いし鍋なんか良いかもなぁ…あ、おでんも美味しそうだ。
「でもやっぱり、大人数なら鍋だよね!」
二人が大人数に入るのかわからないけど。
一人でおでんをするより、一人で鍋をするほうが悲しいし。
より決めた。
鍋にしよう。
「それより…」
ぽつりと呟き、晴香は商店街を見渡した。
店先に飾られたサンタやトナカイの置物。
金銀の吊るしが、商店街の端から端まで飾られている。
そして…商店街中央に置かれた、大きなクリスマスツリー。
商店街の存在自体が、クリスマスムードを醸し出していた。
「…このお祭り騒ぎ…ハロウィン以来かな」
祭り好きな商店街の人々に少々飽きれ、溜め息を吐く。
だが、楽しそうなムードであることは変わらなかった…
いつもエプロン姿のお肉屋さんも、いつも腹巻きを巻いた魚屋さんも…
クリスマスが近いからか、サンタクロースの服装をしていた。
「へぇ〜…クリスマス限定のくじ引きなんかもやってるんだ…」
野菜類を買ったときに貰った紙切れを見つめ、晴香は呟く。
商店街で500円につき一枚貰えて、三枚集まったらくじが一回引ける…
という、極々普通なくじ引き。
現在、野菜とお肉類を買って二枚貰った。
「あと一枚…か」
だが、お鍋に使う材料はすべて買い終えてしまい、他に買うものなどない。
シャンプーもあった。
リンスも…先週安売りの時に買った。
「…おやつでも500円分買おうかな」
このシーズンは新商品やら限定ものが多いから、チェックしなくては。
目的地をお菓子が売っているディスカウントショップに決めた。
止まり掛けていた晴香の足は、すかさずディスカウントショップに向かって進んだ。
「ケーキはいかがですかー」
あぁ、ケーキも良いかもしれない。
「おいしいおいしい、クリスマス限定のケーキですよー」
そんなことを思って澄ましていた耳が、ぴくりと動いた。
一応言っておくが、クリスマス限定のケーキに反応したわけではない。
「八分の一サイズからホールまでありますよー」
「………」
その声に反応したのだ。
まさかと思い、声がした方を振り返る。
そこにあったのは一軒のケーキ屋さん。
ハロウィンの時に、八雲がバイトをしていたケーキ屋さんだ。
その前に立つのは、やけにスレンダーなサンタクロース。
サンタ特有の赤い服と帽子、それからもこもこの白い髭。
「まさか…ね」
確認出来るのは、白髭以上帽子以下。
目元しか確認は出来ないが、どこかで見たことのある眠たそうな目。
「おいしいおいしいケーキで…」
じっと見つめていたため、何かを感じ取ったのか。
スレンダーなサンタがこちらを振り返ってきた。
パッチリと視線が合ったが、負けじと見つめ返す。
驚いたように目を見開いたかと思えば、気まずそうに目をそらされた。
「………」
スレンダーなサンタに駆け寄り、顔も近付ける。
そして気が付いた。
普通の人間は両目黒いが、このサンタクロースは左目が赤いことに。
「や、八雲君っ!?」
「ちっ…バレたか」
悔しそうに舌打ちし、面倒くさそうに髪を掻き回そうとする。
しかし、三角帽子のためにそれは出来ない。
「サンタさん!」
そのとき、突然話しかけられて二人の肩が跳ねた。
おそるおそる振り返ると、そこには一人の少年の姿。
暖かそうな手袋をつけた少年は、こちらを見上げてニコリと笑った。
「サンタさん。ショートケーキふたつくださいな」
ぐーを握った手の中から細かい小銭を出し、八雲に渡そうとする少年。
「…お母さんは?」
「ひとりでおつかいしてるんだ!」
「へぇ〜、すごいねぇ」
八雲は気まずそうに晴香を見つめ、諦めたように溜め息を吐いた。
「…良いだろう。良い子の坊やには、ケーキをあげよう」
貴重な微笑みを浮かべる八雲を、まじまじと見つめる。
「でもケーキはパティシエさんから貰えるんだ。だから、お店の中の人にお金を渡しなさい」
「はーい!」
少年はニコニコ笑いながら、お店のドアを開けていった。
残された二人は、どことなく気まずい雰囲気。
「な…なに?サンタさんってバイトだったの?」
始めに口を開けたのは、噴き出した晴香。
これは随分と子供の夢を壊している。
サンタの正体は、大学の部室にこっそりと住む化け猫だなんて…
下を向いてどうにか堪えようとするが、堪えきれず大声を上げて笑ってしまった。
「…君のせいで客が減る。笑うのを止めるか、とっととこの場から立ち去れ」
「わ…わかった、笑うのやめるから」
大袈裟に深呼吸をし、ようやく笑うのをやめる晴香。
そして、改めて八雲と向き合った。
「…今日、来るんだよね?」
「そのつもりだが?」
少し拗ねているのか、白髭に隠れた頬を掻く八雲。
「じゃ、その格好のまま来てよ」
「は?」
「ね、ね。だめ?」
「………」
向けられた表情は、明らかに「嫌だ」という顔。
「わかった…サンタさんの格好で…してもいいから、ね?」
ぎゅっと腕に絡み付いて、甘えてみる。
「…わかった」
ようやく納得した八雲は、どことなく楽しそうであった。
「よし!そうと決まったらケーキ買ってこよ!」
「…あとちょっとでバイトが終わる」
「じゃ、その間にくじ引きやってくるね」
「くじ引き?」
「500円以上だから…八雲君の分のケーキを買ったらちょうどいいね!」
「…なんかよくわからないが、良いんじゃないか?」
「じゃ、クリスマスツリーの前で待ち合わせね!」
「あぁ…」
そう言うと、晴香はケーキ屋に飛び込んでいく。
そんな晴香を見て、八雲は苦笑いを浮かべていた…
寒い寒い帰り道。
サンタクロースと並んで歩く私。
「あーあ…外れちゃった」
ハズレ賞でもらったポケットティッシュと見つめ合い、溜め息をひとつ。
「僕がやったら、確実に当たってたな」
「そ、そんなことないよ!」
「あ…あいつ」
話を反らすなと声を上げ掛けたが、あることに気が付いて口を塞いだ。
二人の目の前には、ケーキを買いに来ていた少年が立っていた。
手袋をつけた手でケーキの箱を大事そうに抱えた…
「サンタさん!僕のところにも来る?」
「…あぁ、良い子にしてたらな」
「やった!」
「気をつけて帰れよ」
「うん!ばいばい!」
少年は手を振ると、振り返らずに走っていった。
「…僕らも帰るか」
「そうだね」
歩き出した八雲の背中を追おうとしたとき。
誰かに呼ばれた気がして振り返る。
そこには、雪色の狐が二匹。
こちらをじっと見つめていた。
まるで、母親と子供のように。
「八雲君!狐!狐がいるよ!」
「…どこにもいないじゃないか」
「?…さっきまではそこにいて…」
「君はもう幻覚が見えるようになったのか?」
「本当にいたんだもん!」
「考えてみろ。こんな都会に狐なんているわけないだろ」
「そ…そうだけど…」
「わかったらさっさと帰るぞ」
「うん」
それは、クリスマス二日前の不思議な出来事…
END。
狐のあたり、おじゃる丸から頂きました。
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