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我が家の女体化八雲(略して女雲)はぺったんこちびっ!(え
ナツヲさん宅のぼいんな女雲にきゅーんってきました。
ぼ…ぼいん良いっ!ぼいんな女雲良いですっ!!
かっこいい…かっこいいです!さすがナツヲさん!
素敵な女雲、ありがとうございます!
ナツヲさんが言っていた、晴香の男体化…
なんだかそこらへんにいそうな、ほのぼの男子な気がします。
あ、天然を装ってるけど実は腹黒とか!
今日のラジオ…また凄かったです。
今年出来なかったとこを言ってるんでがね…
彼女が出来なかっただとか、彼女と出来なかっただとか。(ん
あと、ほにゃららー捨てられなかったとか。
そういえば、八雲もほにゃららーなんですk(殴
21歳でもほにゃららーの人がいる…八雲、22歳でしたっけ?
22歳ってどうなんだろ?普通なのかな?遅いのかな?
ここ最近の若者は早いらしいもんなぁ…
その辺り悩んでると良いよね!
いつか長々と八雲のほにゃららーについて語りたいです。
あ、ほにゃららーには
というか、今日のラジオのリスナーさん…
ほとんどがほにゃららー捨てられなかったでした…orz
…好きです。このノリ。
ツンデレ探偵八雲で、漫画買ってきましたよ〜
猫天最終巻と、ダブルアーツ最終巻と、貧乳貧乏神の漫画。
図書カードも買ったので、ポイント結構溜まったなぁ…
*御返事
>トナト さんへ
きゃぁぁぁぁあああああっ!い、いらっしゃいませ!
そしてお帰りなさいませーっ!
もう私もまた抱き締め返しちゃう!抱きーっ!
しっかり見させてもらいました。
一度読んでも、自然と何度も繰り返し読んでしまいます。
ゆっくりのんびり、トナトさんペースで頑張って下さいね!
鼻ヒゲメガネ絵チャやりましょうね!(笑)
良いお年をーっ!
>TOMO さんへ
やっぱ愛ですよ^^
長さよりも、思いの方が大切ですよ。
高校生といったら、丁度子供と大人の間な気がするのでね。
高校生日記でははしゃがさせてもらいます!
コメントありがとうございました!
さて、今年も残る所あと二日!
今年やり残したこと…サイト作り?
恋人未満
「用が無いんだったら、家に来る?」
そんなことを言われたのは、数日前…
ちょうど長期休暇に入る前日であった。
映画研究同好会…
僕の隠れ家にやってきた彼女が、そんな阿呆な発言をしてきた。
「…は?」
読んでいた本から目を離し、問い詰めるように晴香を見やる。
目の前の席には、欠伸を噛みしめる晴香の姿。
噛みしめるというよりも、八雲が顔を上げてきたから慌てて塞いだようなものだ。
「だ…だから、大晦日…家に来ない?」
恥ずかしそうに頬を染められると、いったい何の目的で誘われているのか怪しくなる。
…といっても、頬を染めた理由は欠伸を見られたことに対してだが。
「…僕が君の家に行くのか?」
とりあえず落ち着こうと、眉間を押さえながら訪ねる。
「うん。あ、長野の実家じゃなくて私の家だよ」
「それくらいは分かってる…」
溜め息を飲み込み、八雲は顔を上げて真正面から晴香を見つめた。
「…行く意味が分からない」
「行く意味は…」
親族でもなければ、実に悲しいことだが、恋人でもない。
僕らは友達…友達以上恋人未満の関係。
だと、僕は思っている。
「行く意味…」
そんな僕が何故、彼女の家で正月を迎えなければいけない。
「…行く意味ねぇ」
「三回目だ」
どうやら何か深い意味があるわけではなく、ただの思いつきらしい。
思いつきで男を家に誘う無防備さに、ついつい溜め息が出てしまう。
行って襲ってやろうか、なんて考えが頭をよぎったが、すぐに振り払った。
…僕にそんな勇気はない。
「ま、良いじゃない。缶ビールくらいなら揃ってるから!」
ふん…と鼻を鳴らし、誇らしげに胸を張る晴香。
「…僕はビールは嫌いだ」
「あはは、そうだったっけ」
ワザとらしく舌を出し、苦笑で笑う。
「ビール以外にも、少しくらいはおせち料理準備しておくから」
「どうせスーパーのお惣菜か何かだろ」
皮肉にそういってやると、晴香がすぐに怒りを露わにした。
…本当、単純で馬鹿なやつ。
何で僕は…コイツなんかに惚れたんだろう…
そんな悩みを胸に、八雲はまた溜め息を吐いた。
そして現在、12月30日に至る。
「………」
何故、僕はこんなところにいるのだろう。
苦笑いを浮かべた八雲は、チャイムに触れかけていた指を離した。
チャイムの上の方に立てられた表札に、小沢の文字。
そう…なんだか知らないが、いつの間にか彼女の家の前にいる。
知らないわけがないのだが…
はぁ…と吐いた息は、白く染まって消えてった。
オートロックの自動ドアは、このマンションの住人が来たのを狙って中に侵入した。
まるで泥棒のような行為に、内心罪悪感を感じながらもここにいる。
「これじゃ、彼女の思うつぼだな…」
ガリガリと頭を掻き回し、コートのポケットな手を突っ込む。
時刻は夜の十二時になる頃であろうか…
こんな時間に彼女の家に行くだなんて、まるで夜這いしに行くみたいだな…
脳裏に、乱れた服でベッドに寝転がる晴香が思い浮かび、慌てて振り払う。
自らのイヤらしい妄想に、自分も男であることを実感した。
彼女と出会うまではまったく関係の無かった、あっち方面に。
「…帰ろっかな」
マンションの廊下の壁に寄りかかり、もう一度表札を確認する。
このドアの向こうには、彼女がいる…
そう思うと、心の中がチクチクというかズキズキというか…
よくわからないが、初めての感情に何もしないではいられなかった。
…これが恋心…というやつなのだろうか。
誰か教えてくれ。
「ここまで来て帰るだなんて…どこまでヘタレなんだ斉藤八雲!」
自分自身に渇を入れ、八雲はチャイムに手を伸ばした。
だが、あと1センチのところで指が止まってしまう。
「駄目だ…」
うぅ…としゃがみ込み、髪をぐしゃぐしゃ掻き回す。
僕はこんなにもヘタレだったのか?
人の家には時間帯関係なく、ズカズカと上がり込むような奴じゃなかったか?
…それは後藤さん家限定か。
「それに…もし風呂に入ってる途中だったらどうする?」
出ない場合は良いのだが、お人好しのあいつのことだ…
素肌にタオルを巻いたままの姿で現れたらどうする。
もしそのタオルがイタズラ好きの風に煽られ、はらりと落ちてしまったら…
「………」
ごくりと生唾を飲み込み、自らの妄想に自己嫌悪。
そして、脳内で完全に剥かれてしまった晴香に、心の中で謝る。
「そうだ!」
そのとき、我ながら良いアイデアを思いつき立ち上がった。
コートのポケットから携帯を取り出し、電話帳から「小沢晴香」を探し出す。
「………」
電話を掛ければいいのだ。
そうすれば、風呂に入っているか分かる。
問題は違った気がするが、自分自身にそう言い聞かせてボタンを押した。
聞き慣れたコール音を心の中で数え、ちょうど八回目を過ぎたとき。
『もしもし?八雲君』
「………」
スピーカーの向こう側から、晴香の声が聞こえた。
『あれ?もしもーし、八雲くーん』
「…僕じゃなかったらどうする気だ?」
高鳴る鼓動を押さえ、とりあえず平然を保つ。
『だって…電話帳登録されてるから名前表示されてるから。八雲君以外の人が出るなんて…』
「………」
電話の向こうで、晴香が苦笑いを浮かべているのが目に浮かぶ。
「いま、暇か?」
『えっと…暇って言えば暇かな?』
「…なにしてる?」
『テレビ見てるの。バラエティー番組で…えーっと、何て番組かな?』
新聞を探しているのか、ガサゴソ音が聞こえてくる。
「いちいち調べなくても良い」
僕がこれから見ればいいのだから…
なんて言葉を、冷たい空気ごと飲み込んだ。
『それで?こんな時間に何の用?』
「玄関…出て見ろ」
『え…うん』
しばらくしてから、目の前のドアから音がした。
鍵を開けているところのか、ガチャガチャと聞こえる。
「あ…」
開いたドアの向こうには…
パジャマ姿の晴香がいた。
「…君に言われたとおり、大晦日に来た」
「は、速すぎでしょ!」
まだ30日だよ、と携帯の時計を見る晴香。
「…僕の体内時計は31日だ」
「………」
最初は呆れ顔であったが、段々とにやけ顔に変化した。
それに比べて僕は、頬が暑くなる。
「…で、上がっていいのか?」
ガリガリと頭を掻き回し、そっぽを向く。
「うん!おせち料理はまだだけど、ビールはあるからっ!」
「ビールは嫌いだ」
「安心して!八雲君のために酎ハイも買ってきたから」
「…そうか」
今年最後は、一日中一緒にいたくて…
そんな僕のわがままは、今年最後の願いごと。
END。
今年もラスト一日!
そんなことを言われたのは、数日前…
ちょうど長期休暇に入る前日であった。
映画研究同好会…
僕の隠れ家にやってきた彼女が、そんな阿呆な発言をしてきた。
「…は?」
読んでいた本から目を離し、問い詰めるように晴香を見やる。
目の前の席には、欠伸を噛みしめる晴香の姿。
噛みしめるというよりも、八雲が顔を上げてきたから慌てて塞いだようなものだ。
「だ…だから、大晦日…家に来ない?」
恥ずかしそうに頬を染められると、いったい何の目的で誘われているのか怪しくなる。
…といっても、頬を染めた理由は欠伸を見られたことに対してだが。
「…僕が君の家に行くのか?」
とりあえず落ち着こうと、眉間を押さえながら訪ねる。
「うん。あ、長野の実家じゃなくて私の家だよ」
「それくらいは分かってる…」
溜め息を飲み込み、八雲は顔を上げて真正面から晴香を見つめた。
「…行く意味が分からない」
「行く意味は…」
親族でもなければ、実に悲しいことだが、恋人でもない。
僕らは友達…友達以上恋人未満の関係。
だと、僕は思っている。
「行く意味…」
そんな僕が何故、彼女の家で正月を迎えなければいけない。
「…行く意味ねぇ」
「三回目だ」
どうやら何か深い意味があるわけではなく、ただの思いつきらしい。
思いつきで男を家に誘う無防備さに、ついつい溜め息が出てしまう。
行って襲ってやろうか、なんて考えが頭をよぎったが、すぐに振り払った。
…僕にそんな勇気はない。
「ま、良いじゃない。缶ビールくらいなら揃ってるから!」
ふん…と鼻を鳴らし、誇らしげに胸を張る晴香。
「…僕はビールは嫌いだ」
「あはは、そうだったっけ」
ワザとらしく舌を出し、苦笑で笑う。
「ビール以外にも、少しくらいはおせち料理準備しておくから」
「どうせスーパーのお惣菜か何かだろ」
皮肉にそういってやると、晴香がすぐに怒りを露わにした。
…本当、単純で馬鹿なやつ。
何で僕は…コイツなんかに惚れたんだろう…
そんな悩みを胸に、八雲はまた溜め息を吐いた。
そして現在、12月30日に至る。
「………」
何故、僕はこんなところにいるのだろう。
苦笑いを浮かべた八雲は、チャイムに触れかけていた指を離した。
チャイムの上の方に立てられた表札に、小沢の文字。
そう…なんだか知らないが、いつの間にか彼女の家の前にいる。
知らないわけがないのだが…
はぁ…と吐いた息は、白く染まって消えてった。
オートロックの自動ドアは、このマンションの住人が来たのを狙って中に侵入した。
まるで泥棒のような行為に、内心罪悪感を感じながらもここにいる。
「これじゃ、彼女の思うつぼだな…」
ガリガリと頭を掻き回し、コートのポケットな手を突っ込む。
時刻は夜の十二時になる頃であろうか…
こんな時間に彼女の家に行くだなんて、まるで夜這いしに行くみたいだな…
脳裏に、乱れた服でベッドに寝転がる晴香が思い浮かび、慌てて振り払う。
自らのイヤらしい妄想に、自分も男であることを実感した。
彼女と出会うまではまったく関係の無かった、あっち方面に。
「…帰ろっかな」
マンションの廊下の壁に寄りかかり、もう一度表札を確認する。
このドアの向こうには、彼女がいる…
そう思うと、心の中がチクチクというかズキズキというか…
よくわからないが、初めての感情に何もしないではいられなかった。
…これが恋心…というやつなのだろうか。
誰か教えてくれ。
「ここまで来て帰るだなんて…どこまでヘタレなんだ斉藤八雲!」
自分自身に渇を入れ、八雲はチャイムに手を伸ばした。
だが、あと1センチのところで指が止まってしまう。
「駄目だ…」
うぅ…としゃがみ込み、髪をぐしゃぐしゃ掻き回す。
僕はこんなにもヘタレだったのか?
人の家には時間帯関係なく、ズカズカと上がり込むような奴じゃなかったか?
…それは後藤さん家限定か。
「それに…もし風呂に入ってる途中だったらどうする?」
出ない場合は良いのだが、お人好しのあいつのことだ…
素肌にタオルを巻いたままの姿で現れたらどうする。
もしそのタオルがイタズラ好きの風に煽られ、はらりと落ちてしまったら…
「………」
ごくりと生唾を飲み込み、自らの妄想に自己嫌悪。
そして、脳内で完全に剥かれてしまった晴香に、心の中で謝る。
「そうだ!」
そのとき、我ながら良いアイデアを思いつき立ち上がった。
コートのポケットから携帯を取り出し、電話帳から「小沢晴香」を探し出す。
「………」
電話を掛ければいいのだ。
そうすれば、風呂に入っているか分かる。
問題は違った気がするが、自分自身にそう言い聞かせてボタンを押した。
聞き慣れたコール音を心の中で数え、ちょうど八回目を過ぎたとき。
『もしもし?八雲君』
「………」
スピーカーの向こう側から、晴香の声が聞こえた。
『あれ?もしもーし、八雲くーん』
「…僕じゃなかったらどうする気だ?」
高鳴る鼓動を押さえ、とりあえず平然を保つ。
『だって…電話帳登録されてるから名前表示されてるから。八雲君以外の人が出るなんて…』
「………」
電話の向こうで、晴香が苦笑いを浮かべているのが目に浮かぶ。
「いま、暇か?」
『えっと…暇って言えば暇かな?』
「…なにしてる?」
『テレビ見てるの。バラエティー番組で…えーっと、何て番組かな?』
新聞を探しているのか、ガサゴソ音が聞こえてくる。
「いちいち調べなくても良い」
僕がこれから見ればいいのだから…
なんて言葉を、冷たい空気ごと飲み込んだ。
『それで?こんな時間に何の用?』
「玄関…出て見ろ」
『え…うん』
しばらくしてから、目の前のドアから音がした。
鍵を開けているところのか、ガチャガチャと聞こえる。
「あ…」
開いたドアの向こうには…
パジャマ姿の晴香がいた。
「…君に言われたとおり、大晦日に来た」
「は、速すぎでしょ!」
まだ30日だよ、と携帯の時計を見る晴香。
「…僕の体内時計は31日だ」
「………」
最初は呆れ顔であったが、段々とにやけ顔に変化した。
それに比べて僕は、頬が暑くなる。
「…で、上がっていいのか?」
ガリガリと頭を掻き回し、そっぽを向く。
「うん!おせち料理はまだだけど、ビールはあるからっ!」
「ビールは嫌いだ」
「安心して!八雲君のために酎ハイも買ってきたから」
「…そうか」
今年最後は、一日中一緒にいたくて…
そんな僕のわがままは、今年最後の願いごと。
END。
今年もラスト一日!
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