2009/01/01 (Thu) 23:55:00 ハロー2009。

ハネツキロワイヤル。

あけましておめでとうございます！
ハッピーニューイヤー！
今年もよろしくお願いします！

今年は母方のおじおばあちゃんちに行ってきました。
いとこも全員集合いたしましてね…
随分とつかれてきました！
いやぁ疲れた疲れた。

お年玉も頂いてきました！
いつの間にか成人していたお姉ちゃんからも頂きましたよ…
うん、なんか時間は過ぎてるんですねぇ…ほろり。

そういえば、おせち料理を食べるのって本当に一月からだったんですね。
我が家は大晦日に食ってましたよ…
知らなかったです。ちなみにケンミンショーより。

よし、今年の抱負でも語っておきます。
年中無休中止活動！（なんかかっこよく言おうとしたけどムリポ）
そしてブログからちゃんとしたサイトへパワーアップ！
…どんな抱負だ＾＾

そして年賀ジョーが、まだ完成していないと言う現実。
…明日、明日描こう。
本当すみません…orz


＊御返事

＞moggy さんへ
ぎゃっほほほほほほぉぉぉおっほほ！！moggyさぁぁぁぁあああんっ！
歳末のご挨拶…いらっしゃいませ！
いえいえ！こちらもお世話になりました！
新入りのこんな私を優しく接して下さり…
もう涙で画面も見れないほどでした（泣）
はりゅかで癒すことができ、大喜びです！
私もmoggyさんの剥き八雲にうはうはさせて頂きましたよ＾＾
年も最後なので、甘々ほのぼので終わらせました。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします！

＞空麗爛さんへ
おおおおおおおお！い、いらっしゃいませ！
そして、あけましておめでとうございます！
昨年はお世話になりました！
そしてそして！年賀ジョーありがとうございます！
私も空麗爛さんのことがちゅっきっですよーっv
31日のお話、意外にも好評で万歳三唱中です＾＾
例の祭り、良いですねぇ〜♪どうしましょっ！
空麗爛さんと言えば、やはりメップルなのでね。
2009年、色々とよろしくお願いします！

＞TOMOさんへ
あけましてめでとうございます！
昨年はたくさんのコメント、本当にありがとうございます！
皆様のコメントと拍手が原動力なので、TOMOさんのお言葉に助けられました＾＾
来年から小沢晴香は、斉藤晴香で年を越える予定ですv

沢山のコメントありがとうございます！


さて、意外にも好評だった昨日の作品。
実は続いていたけど、宣言通りぐだぐだです＾＾

恋人設定

一月一日…

時計が24時を越えて数分。


年が変わるのと同時に唇を合わせていた二人が、やっと唇を離す。


「…あけましておめでとうございます」

「あけましておめでとうございますっ」

深々と八雲が頭を下げると、続けて晴香も頭を下げる。

八雲の膝の中にいたため、コツンと胸板に頭がぶつかった。

「………」

しばらくそのままでいるかと思えば、次には晴香からぎゅーっと抱きついてくる。

髪から覗く耳が赤いのがかわいくて、自然とこちらからも抱きしめてやった。

「八雲君…」

ちらりとこちらを見上げてくる晴香。

「…なんだ？」

「なんでもないっ」

ウサギが隠れるみたいに、すぐに胸板に顔を埋めてしまう。


そんな晴香がかわいくて、年が明けて早々に、悩ましげな溜め息を吐いた。

「はるか…」

ゆっくり後ろに倒れ、ぐるりと回って晴香を床に押し倒す。

「新年早々？」

くすりと床に押し倒された晴香が、こんな状況下だというのに笑う。

「駄目か？」

「駄目じゃないよ」

その返事を聞き、八雲はテレビを消してから寝室に向かった…



時刻は、まだ太陽が昇らない頃。

朝独特の不思議な空気が包む街中を、二人は歩いていた。

寒さを防ぐために厚着して、コートを羽織って…
それからマフラーを巻いて。

それでも寒いことには変わらない。


「さむっ…」
ぶるりと身をよじり、晴香に擦りよる。
「もう！しっかりしなさい！」
まだ誰もいない街中を歩くとなってか、小声で叱られた。
叱る晴香だけれども、擦りよってきた八雲を退かそうとはしない。


それは、晴香のわがままに付き合わされているから…

八雲としては、ゆっくりと新年の朝を過ごそう
かと思っていたのだ。
だが「初日の出が見たい！」と晴香が目覚めて早々に言われ、今ここにいる。

ちなみに、朝日が一番綺麗に見えるという河原に向かう途中だ。

晴香は軽く一睡したのだが、八雲は一睡もしていない。
そのため、先ほどから足が覚束ないでいた。

「だ、大丈夫？」
そんな僕を支え、心配そうな顔で見上げてくる。
「どうにか…」

八雲は晴香に支えられながらも、どうにか河原についた。

「まだ…だな」

来る前に調べた日の出時間まで、まだまだある。
仕方ないのでとりあえず土手に腰を下ろす二人。

「…ごめんね、わがままに突き合わせちゃって…」
しょぼんと肩を落としたかと思えば、寄りかかってくる。
「君は意外と疲れないんだな」
あんなに激しくしたのに…と耳で囁けば、真っ赤な顔で俯いてしまう。
「あ…あれはいつもより少なかったし…」
恥ずかしそうに呟き出す晴香を腕の中に閉じこめ、額にキスを落とす。
「…君は本当にかわいい」
「こ、こんなところでやるのは駄目だからねっ！」
胸板を押し返し、後ずさり。

…僕はそこまで破廉恥じゃない。

「じゃ、その変わりに枕になってくれ」
「え？」
きょとんと小首を傾げる晴香を、また抱きしめたくなるが、どうにか堪える。
「君は疲れてなくても、僕は疲れたんだ」
「わ、私だって疲れてるよ！」
眉端をくいと上げられたが無視し、晴香の膝を枕に寝転がった。
見上げた晴香が、困ったような表情をしている。
「や…八雲君？」
「なんだ？」
寝転がったせいでか睡魔に襲われ、欠伸をひとつ。
「…寝ちゃうの？」
そんな八雲を見て諦めがついたのか、頭を優しく撫でられる。
「…僕は一睡もしてないんだぞ？」

あの後は、ずっと君の寝顔を見ていたし。

それを聞き、恥ずかしそうに頬を染める晴香。

「君の寝顔は…見てて飽きない」

「恥ずかしいから見ないでって、いっつも言ってるじゃない…」

「寝る君が悪いんだ」

まだ何か言いたそうな晴香となんとなく相手をし、八雲は瞼を閉じた。

「…まったく」

困った恋人だ。

そうは言うものの、晴香はどことなく幸せそうであった…



八雲君が眠っている間、始めはぼーっとして過ごそうかと思っていた。

けれども、意外にもそれは暇で…

晴香は八雲の寝顔を、お返しと言わんばかりに見つめていた。

そっちだって見てたのだ。

…見てるだけなんだから、許されるであろう。


出会った頃は、健康を疑うほど白かった肌…

今でも白いが、普通の人間と同じ色。

そっと頬を撫でてみると、ぷにぷにと柔らかい。

「少し太ってきたのかな？」

太ったと言っても、平均よりは確実に下。
これまた、出会った頃と比べてだ。

「………」

なんだかんだ言って、八雲も随分と変わった。

特に…付き合いだしてから。

「あれかな、野良猫が飼い猫になって慣れたみたいなものかな？」

寝ていないというのは本当らしく、いまはぐっすり夢の中。
時々、口がもごもごと動いているのは、何か食べている夢でも見ているのだろうか。

そんな八雲が羨ましくて、どこかイタズラしたくて…
頬をつつけば、悩ましげに眉を寄せる八雲。

「初夢はどんな夢ですかぁ？」

そういえば、私は夢を見なかった。
あれを睡眠時間にいれていいのか分からないが。

「あ」

ふと河原の方に目を向けてみると、ぼんやり空が明るい。
そろそろ太陽が昇る時刻なのか。

「八雲君八雲君」

見たいのは私なのだが、ここまで来たのだから一緒に見たい。
こんなに気持ちよさそうに寝ているので、起こすのが可哀想だと、後から思った。

だがそれは遅く、気付いたときには、見下ろした八雲がうっすら目を開けていた。

「何の夢見てたんですか？」

間抜け面にくすりと笑い、髪を解かしてやる。
出会った頃と変わらない、くしゃくしゃの寝癖ヘアー。

「君が…」

「？」

「君が、僕の奥さんだった…」

平然と言われた言葉に、かぁ〜っと顔が熱くなる。

「……も、もう少しで初日の出が上がるよ」

「初日の出なんかより…」

薄い唇が、もそりと動く。
聞き取れずに、私は八雲に顔を近づけた。

次の瞬間、頭に腕が回されて…

気付いたときには唇が合わさっていた。

「初日の出なんかより、君の方が綺麗だ」

開口一番に言われたのはそんな言葉で、それからぎゅっと抱きしめられた。

だが、膝枕されてる八雲に抱きしめられたのだ…
体に無理があり、少し痛い。



やっと離してくれたのは、それから数分後のこと。


とっくに太陽は空に上がり、二人を見ていた。

「…もうっ、八雲君のせいで初日の出が上がる瞬間、見れなかったじゃない」

「来年も一緒に来ればいいんだ」

「来てくれるの？」

「君が望むなら、いつだって」


初夢を現実に…

現実を幸せに。

幸せは君と共に…


ＥＮＤ。



年明け一番にぐだぐだっ！
今年も何卒、よろしくお願いします！