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「やきゅもきゅん、ちゅよい…」
「あぁ、君には負けられないからな」
「おととげにゃいっていうの!」
「…おとなげなくない」
はい、せーのせーですみませんでしたっ!!!
新年早々上げてませんでした…orz
多分ですね、昨日おじおばあちゃん家から帰った後でテンション高かったんですね。
それで毎度ながら非公開設定と言う^^
本当、すみませんでした…
あ!八雲新刊発表おめでとうございます!
次は八雲の八!あーうーっ!もーもーっ!
今から楽しみが止まりません!
どうなるんでしょ!もう楽しみーっ!
そして綾さん!天命新刊発売決定ですね!
あーもう!楽しみすぎるんだぜ!
イケメンヒーロー!
はじめてのおつかいに晴香ちゃんが出てきましたよね…字も同じ。
しかもお姉ちゃんもいると!?
晴香ちゃん晴香ちゃん連呼されると、なんかにやにやしてしまう^^
ちっさいこに癒されまくっております。
ちっさいこって純粋で、意外にも大人なんですよね。
でもやっぱり子供なんですよねぇ…
大人がいないところで、はしゃぎ回るんです!
いつかはりゅかわんにもお使いさせるんだ♪
そういえば、お友達さんから頂いた年賀ジョーに晴香ちゃんがいました。
後輩の年賀ジョーには、八雲がいました。
ちょ…やばやば。しかも後輩のお友達のお母さんも八雲にハマったとか!?
…よし、年賀ジョー描こう。(え
意外にも八雲の輪が広がってきてにやにやしてます。
でもお友達さんは読んでくれないという鬼畜め…orz(違
よし、今年の抱負に追加しよう。
あ、そういえば31日のお話で、ここのお話集300話でした。
300…そんなに書いてたんだなぁ…
意外にも書いてた話を覚えておらず、話が被ってたり…(こら
さて、実は元旦用に書いたお話なので、ところどこと変かもです。(見直ししろ
見直しですか?なんか疲れてたんでしてません。
恋人設定
「あけましておめでとうございます」
正月早々、隠れ家のドアが開いた先に、小沢晴香がいた。
「…あけましておめでとうございます」
とりあえず、日本人の常識として頭を下げた。
それに驚いたのか、目を丸くする晴香。
…僕だって、頭を下げることはあるんだ。
「…正月からこんな間抜け顔じゃ…今年は大変だな」
「な、なによ!彼女に対してそれは無いんじゃない?」
「………」
そう、僕は…
今年は君の、恋人として一年を過ごすのだ…
いや、一年ではない。
願わくば一生…
次は、恋人ではなく旦那として。
「わかったんだったら、早速お参りに行くわよ!」
「ま、待て…僕は今起きたばかりで朝食も食べて…」
「途中で何か食べれば良いの!」
腹鳴る僕の手を引き、晴香は部屋を飛び出した。
「…とまぁ、そんなことがあって、僕はお腹が空いてるんです」
「だからって…人ん家のお節食べにくるほどか?」
ガリガリと髪を掻き回すのは、至福にはんてんを羽織る後藤。
「…まぁ、残ってるから良いけどさ…」
目の前にいる八雲と晴香を見て、溜め息を吐いた。
「…しょうがねぇな。これから朝食だから、食べてけ」
「これから朝食とは…熊の朝ご飯は遅いんですね」
「昨日は奈緒も遅くまで起きてたしな…それに合わせてんだよ」
「…奈緒のせいにするなんて、大人気ないですよ」
靴を脱ぎ捨て、スタスタと居間に向かう。
「あ、あけましておめでとうございます」
その後ろを付いてこようとした晴香が、慌て挨拶をした。
ほっといて先に行こうとするも、晴香に引き留められてしまう。
「ほら、八雲君も挨拶は?」
言わないと離さないよ…と目で言われ、しぶしぶ八雲も挨拶をする。
そんな八雲に、後藤まで驚いたように目を見開いていた…
「八雲が挨拶だなんて…」
「ですよね!私もびっくりしちゃいましたよ」
「これも晴香ちゃん効果なのか…」
ニヤニヤと頬が緩まった二人に、八雲は逃げるように居間に駆け込んだ。
「お兄ちゃん!」
居間に入ると、一番に奈緒が飛びついてきた。
後藤の言う通り、起きるのが遅かったのか、まだパジャマ姿だ。
「あけましておめでとうございます!」
しっかり頭も下げて…さすが僕の妹。
「あけましておめでとうございます」
少し大きくなったんじゃないか?と、頭に手を乗せる。
子供の成長は早いというのは、本当のようだ。
つい最近まで、僕の腕の中で泣いていたというのに…
「お兄ちゃん、泣いてるの?」
「泣いてなんかない」
でも…と会話を続けようとした奈緒を抱え、おせち料理が並んだコタツに潜り込んだ。
パジャマを着替えた奈緒が居間に戻り、コタツ周りに五人が揃う。
それが、新年だからという名を借りた酒盛りの始まりだった…
もちろん、酒の飲めない奈緒はオレンジジュース。
酒が嫌いな僕も、同じくオレンジジュースにしようとしたが…
酔っ払った晴香に無理矢理飲まされてからは、知らぬ間に酎ハイを飲まされ続けていた。
「うぅ…」
周りのテンションと酒の力のせいで、僕らしくないテンションが上がりそうになる。
だが、どうにか理性を保ち続けている。
この理性が、いつまで続くのやら…
溜め息を吐いたところで、首にずしりと何かが乗っかる。
「………」
嫌な予感に振り返ってみれば、にへらと笑った晴香が肩を組んできていた。
「八雲君も一杯どーぞ?」
「いや…僕は良い」
断ると断ったで、すりすり擦りよる晴香。
「八雲君のいじわる〜」
ぷくーと頬を膨らませ、今度は背中にのし掛かってくる。
「大晦日もそんないちゃいちゃしてたのか?」
ビール片手に目の前の後藤が訪ねてきた。
明らかに酔っ払った姿は、そこら辺にいる親父と変わらない。
「八雲君酷いんですよー」
「…僕は酷くない」
「だって、大晦日くらい家に泊まりに来てもいいのに…一人が良いとか…」
「あー!もう良いだろ!」
それには…僕だって色々と考えがあるのだ。
それを伝えたくて…でも伝えられなくて。
ムカムカとしてきて、そこらへんにあった飲み物に手を伸ばし、ぐいと一気に飲む。
「あ…」
皆の視線がこちらに集まるのを不思議に思っていると、体が突然熱くなった。
まさか…と手の中の缶を確認すれば…
予想通り、それはビールの缶であった。
「くそっ…」
慌てて机の上に缶を戻すが、飲んだものは元には戻ってこない。
ふらふらと揺らぐ体をどうにか立たせ、落ち着こうと深呼吸。
けれども、冷たい空気が肺を流れていくだけで、熱い体はそのままであった。
「や、八雲君大丈夫?」
心配をしてくれる晴香の声が、どこか遠くから聞こえてくるようだ。
明らかに周りの空気が不安なものへと変化している。
「あー…うぅ…」
平気だと言いたいところであるが、残念ながら平気ではない。
バタンと後ろに倒れ、背中にいた晴香を押しつぶしてしまう。
だが、そんなことに気を使っている暇はなかった。
「ちょ…八雲君ギブギブっ」
晴香の悲鳴を耳に、八雲は理性を手放した…
次に八雲が目を覚ましたのは、日が沈み出す頃。
ガンガンと痛む頭を抑え、辺りを見渡す。
すっかりと片付けられたコタツの上には、寂しくみかんが何個か置かれていた。
「いったい僕は…」
思いだそうとするが、後ろに倒れた以降の記憶がない。
辺りをキョロキョロ見渡すが、居間には誰もいなかった。
しょうがないと立ち上がろうとしたとき、襖が開く。
「あ、起きたんだ」
そこには湯呑みを片手にした晴香がいた。
「僕はいったい…」
「八雲君、酔っ払って随分と暴れてたんだよ」
苦笑を浮かべ、隣に腰を下ろしてくる晴香。
「それにしても…大晦日に一人だった理由がねぇ〜」
嬉しそうに頬を染める晴香に、嫌な汗が垂れる。
「ま…まさか僕が…」
「うん!まさかみんなの前で言ってくれるとは…」
「あぁ…くそっ」
「ね、もう一回言ってよ」
「嫌だっ!」
大晦日に一人だった理由は…
これを期に、最後を一人で楽しみたいと言う理由であった。
「ってことは、今年からはずーっと一緒だからね!」
「…君が思う通りだっ」
今年からはずっと一緒にね。
END。
今年最初のばかっぷるばか。
正月早々、隠れ家のドアが開いた先に、小沢晴香がいた。
「…あけましておめでとうございます」
とりあえず、日本人の常識として頭を下げた。
それに驚いたのか、目を丸くする晴香。
…僕だって、頭を下げることはあるんだ。
「…正月からこんな間抜け顔じゃ…今年は大変だな」
「な、なによ!彼女に対してそれは無いんじゃない?」
「………」
そう、僕は…
今年は君の、恋人として一年を過ごすのだ…
いや、一年ではない。
願わくば一生…
次は、恋人ではなく旦那として。
「わかったんだったら、早速お参りに行くわよ!」
「ま、待て…僕は今起きたばかりで朝食も食べて…」
「途中で何か食べれば良いの!」
腹鳴る僕の手を引き、晴香は部屋を飛び出した。
「…とまぁ、そんなことがあって、僕はお腹が空いてるんです」
「だからって…人ん家のお節食べにくるほどか?」
ガリガリと髪を掻き回すのは、至福にはんてんを羽織る後藤。
「…まぁ、残ってるから良いけどさ…」
目の前にいる八雲と晴香を見て、溜め息を吐いた。
「…しょうがねぇな。これから朝食だから、食べてけ」
「これから朝食とは…熊の朝ご飯は遅いんですね」
「昨日は奈緒も遅くまで起きてたしな…それに合わせてんだよ」
「…奈緒のせいにするなんて、大人気ないですよ」
靴を脱ぎ捨て、スタスタと居間に向かう。
「あ、あけましておめでとうございます」
その後ろを付いてこようとした晴香が、慌て挨拶をした。
ほっといて先に行こうとするも、晴香に引き留められてしまう。
「ほら、八雲君も挨拶は?」
言わないと離さないよ…と目で言われ、しぶしぶ八雲も挨拶をする。
そんな八雲に、後藤まで驚いたように目を見開いていた…
「八雲が挨拶だなんて…」
「ですよね!私もびっくりしちゃいましたよ」
「これも晴香ちゃん効果なのか…」
ニヤニヤと頬が緩まった二人に、八雲は逃げるように居間に駆け込んだ。
「お兄ちゃん!」
居間に入ると、一番に奈緒が飛びついてきた。
後藤の言う通り、起きるのが遅かったのか、まだパジャマ姿だ。
「あけましておめでとうございます!」
しっかり頭も下げて…さすが僕の妹。
「あけましておめでとうございます」
少し大きくなったんじゃないか?と、頭に手を乗せる。
子供の成長は早いというのは、本当のようだ。
つい最近まで、僕の腕の中で泣いていたというのに…
「お兄ちゃん、泣いてるの?」
「泣いてなんかない」
でも…と会話を続けようとした奈緒を抱え、おせち料理が並んだコタツに潜り込んだ。
パジャマを着替えた奈緒が居間に戻り、コタツ周りに五人が揃う。
それが、新年だからという名を借りた酒盛りの始まりだった…
もちろん、酒の飲めない奈緒はオレンジジュース。
酒が嫌いな僕も、同じくオレンジジュースにしようとしたが…
酔っ払った晴香に無理矢理飲まされてからは、知らぬ間に酎ハイを飲まされ続けていた。
「うぅ…」
周りのテンションと酒の力のせいで、僕らしくないテンションが上がりそうになる。
だが、どうにか理性を保ち続けている。
この理性が、いつまで続くのやら…
溜め息を吐いたところで、首にずしりと何かが乗っかる。
「………」
嫌な予感に振り返ってみれば、にへらと笑った晴香が肩を組んできていた。
「八雲君も一杯どーぞ?」
「いや…僕は良い」
断ると断ったで、すりすり擦りよる晴香。
「八雲君のいじわる〜」
ぷくーと頬を膨らませ、今度は背中にのし掛かってくる。
「大晦日もそんないちゃいちゃしてたのか?」
ビール片手に目の前の後藤が訪ねてきた。
明らかに酔っ払った姿は、そこら辺にいる親父と変わらない。
「八雲君酷いんですよー」
「…僕は酷くない」
「だって、大晦日くらい家に泊まりに来てもいいのに…一人が良いとか…」
「あー!もう良いだろ!」
それには…僕だって色々と考えがあるのだ。
それを伝えたくて…でも伝えられなくて。
ムカムカとしてきて、そこらへんにあった飲み物に手を伸ばし、ぐいと一気に飲む。
「あ…」
皆の視線がこちらに集まるのを不思議に思っていると、体が突然熱くなった。
まさか…と手の中の缶を確認すれば…
予想通り、それはビールの缶であった。
「くそっ…」
慌てて机の上に缶を戻すが、飲んだものは元には戻ってこない。
ふらふらと揺らぐ体をどうにか立たせ、落ち着こうと深呼吸。
けれども、冷たい空気が肺を流れていくだけで、熱い体はそのままであった。
「や、八雲君大丈夫?」
心配をしてくれる晴香の声が、どこか遠くから聞こえてくるようだ。
明らかに周りの空気が不安なものへと変化している。
「あー…うぅ…」
平気だと言いたいところであるが、残念ながら平気ではない。
バタンと後ろに倒れ、背中にいた晴香を押しつぶしてしまう。
だが、そんなことに気を使っている暇はなかった。
「ちょ…八雲君ギブギブっ」
晴香の悲鳴を耳に、八雲は理性を手放した…
次に八雲が目を覚ましたのは、日が沈み出す頃。
ガンガンと痛む頭を抑え、辺りを見渡す。
すっかりと片付けられたコタツの上には、寂しくみかんが何個か置かれていた。
「いったい僕は…」
思いだそうとするが、後ろに倒れた以降の記憶がない。
辺りをキョロキョロ見渡すが、居間には誰もいなかった。
しょうがないと立ち上がろうとしたとき、襖が開く。
「あ、起きたんだ」
そこには湯呑みを片手にした晴香がいた。
「僕はいったい…」
「八雲君、酔っ払って随分と暴れてたんだよ」
苦笑を浮かべ、隣に腰を下ろしてくる晴香。
「それにしても…大晦日に一人だった理由がねぇ〜」
嬉しそうに頬を染める晴香に、嫌な汗が垂れる。
「ま…まさか僕が…」
「うん!まさかみんなの前で言ってくれるとは…」
「あぁ…くそっ」
「ね、もう一回言ってよ」
「嫌だっ!」
大晦日に一人だった理由は…
これを期に、最後を一人で楽しみたいと言う理由であった。
「ってことは、今年からはずーっと一緒だからね!」
「…君が思う通りだっ」
今年からはずっと一緒にね。
END。
今年最初のばかっぷるばか。
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