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日和の格ゲー出たら面白いと思う。

あ、昨日の四月馬鹿の改装は案外楽しかったです。
来年も…ここが続いてたらやろうかと(ボソリ
ちなみにプロフィールの誕生日の所の607年というのは
『遣隋使として太子と妹子がジャージ着て旅立った年(笑)』です。
それで気付いたんですが、ちょうど今年で1401年目なんですね〜
…惜しい!…8月16日は本当の誕生日ですよ。
さ〜て、貴方は何ヵ所違ったか分かりましたか?

そういえば、昨日ラジオ聞いてたらベボベ先生の新曲がフルで流れたんですが…
……あ、これ図書館戦争のEDか。
聞いてる途中で思い出しました。良い唄でしたよ〜
確かにこのラジオ聞いてると情報が早いな…

忍たま、OPだけかわりましたね。
う〜ん…やはり光GENJIの方が耳に慣れてます。
いや、見てる回数からいくと現在の歌の方が多いんですがね〜
…何故でしょう?
映像は両方とも愛してる!
おじゃる丸、とうとうOP変わった…
小さい頃からこの二つは毎回見てましたが…綺麗になったな。
ピタゴラスイッチ好きだなぁ…

高校野球、とうとう明日から準決勝!


今日のは妄想という名のパロディ!
…高校生日記です。

「この野郎…。朝っぱらから座禅組まされた…」

八雲は襖を開けるとその場に立ち尽くし、目を見開いた。
居間の中央に置かれたちゃぶ台の上には朝ご飯が用意されていたからだ。
一心は八雲に付き合って料理など準備する時間などなかった。

と、いうことは…

「あいつ…か」
居間から出るとある人物を探し始める八雲。

…ある人物とは、もちろん晴香である。

「おぉ。朝ご飯が準備されてる」
遅れた来た一心はそういうと八雲の横をするりと抜け、居間に足を踏み入れた。
一心はそのまま台所を覗き何かを確認すると、こたつに足を入れ、八雲を見上げる。
「八雲、晴香ちゃんを呼んできてくれ。」
八雲はしばらく睨みつけ、否定を表したが動じない一心を見て諦めたように溜め息をついた。
そして頭をがりがりと掻き回しながら一心に背を向ける。
それを確認すると一心は箸を握り、皿に盛っていた卵焼きに手を伸ばす。
「…味見とか言って、先に食べるなよ…」
「………」
一心は苦笑を浮かべるとおとなしく箸を戻した。



「いったいどこにいるんだ…」
八雲は頭を掻き回しながら一部屋ずつ確認していく。
だがどこの部屋にも晴香はいなかった。
「残るは…」



「当たった…」
八雲はやっと晴香を見つけだす。
晴香はパジャマのまま、庭で植木にホースで水をやっていた。
「おい」
八雲が声をかけると晴香はやっと気付いたようで、振り返った。
「おはよう。朝は大変だったね」

誰のせいだ…

「…あれ?」
八雲がそう言おうとした時、晴香はそんな声を出すとホースを見下ろす。
つられるように八雲もホースを見る。先ほどまで出ていた水がピタリと止んでいた。
「…?」
晴香が不思議がりホースの口を見つめ、首を傾げる。
だが八雲は何故、水が止まったのか…その答えに気が付いた。
古風な少女漫画のオチによくある…
「ホース、踏んでる」
八雲は晴香の足元を指差す。それにつられて自分の足を見下ろす晴香。
「あ、本当だ」
そういうとテヘッと舌を出し笑うと足を上げた。


だがそこで思い出した。
その少女漫画のオチの後はどうなる?


慌てて声をかけようとしたが遅かった。

「きゃっ!」
晴香が小さい悲鳴を上げ、慌ててホースを手放す。
ホースから水がどんどん溢れ出し、晴香の足元を濡らしていく。
だが、それ以上に晴香はびしょびしょに濡れていたのだ…
晴香が足を上げると、勢いを増したホースの水が吹き出す。
その水は晴香目掛けて襲いかかり、頭から水をかかってしまった。

「うぅっ…」
晴香は小さくうなると、びしょびしょに濡れた自身の体を見下ろす。
「大丈夫…じゃないな…」
八雲は鼻で笑いながら晴香に歩み寄る。
だが何かに気が付き突然、歩みを止めると微かに頬を染めた。
「?…どうしたの?」
八雲に視線を動かすと小さく首を傾げ、頭にはてなを浮かべる晴香。
「な、なんで…」
「なんで?」
晴香はますます顔を赤くする八雲を怪訝に思い、眉を寄せる。
「…なんで下着つけてないんだっ!」
八雲は勢いに乗せたようにそう怒鳴りつけ、指を指す。
そう怒鳴られ、晴香はゆっくりと視線を下に動かす。


水に濡れた晴香のパジャマはピッタリと体にくっついている。
しかも下着を付けていなかったせいで、微かだが透けて白い肌が見えていた。


それに気が付いた晴香は慌てて胸の前で腕を交差させる。
そしてキッ、と涙目で八雲を睨みつけた。
「この変態っ!」
晴香はそう怒鳴りつけると足元に放置されていたホースを八雲に向ける。

ホースの先からはいまだに水が出ていた…



「っ……なんで俺がこんな目にあわなくちゃなんねーんだ…」
八雲は洗面所でびしょびしょに濡れた寝着であるシャツを脱ぐ。
「しかもなんであの女が俺の部屋で着替えるんだ?普通は逆だろ…」
ぶつぶつと文句をつぶやきながら、普段着であるワイシャツに袖を通す。
「………」
だがそこで先ほどの晴香を思い出し、誰もいないことを良いことに耳まで真っ赤に染めた。



なかなか来ない二人の様子を見にきた一心は、何故か庭で暴言を怒鳴り散らしながら水を掛け合っている二人に出会ったのだ。
しばらくその様子を微笑ましく眺めていたが、自らの盆栽に荒々しくホースの水が当たるのを見つけると止めに入る一心。
それでも止まらない二人にバケツ一杯の冷水を頭からかけるとようやく止まった。



「…くしゅっ」
八雲は鼻をすすりながら居間に向かう。
そこで昨日から思っていた事を改めて実感した八雲は自分の手を見つめた。
「…やっぱり……」
八雲はそこまでつぶやくと居間の襖を開けた。

そこですぐに居間に先にいた晴香と目が合う。

晴香は膝丈の長さの白いワンピースを来ていた。
その髪は軽く濡れていたが、何か感じが違ったように見えたのは気のせいだろうか…

「さぁさぁ、せっかく晴香ちゃんが作ってくれたんだから早く食べようじゃないか」
いつのまにか奈緒を膝に乗せていた一心はそういった。
そしていただきます、と手を合わせて箸を握り卵焼きを口に入れる。
「いただきます」
晴香もそういうと魚をほぐしにかかる。
八雲は無言で座ると何も言わずに手を合わせただけで箸を持った。
「ん〜おいしいっ!」
一心はそういうと緩んだ頬を抑え、小さく切ったのを奈緒にもあげる。
「良かった…不味かったらどうしようと思ってたんですよ」
「…なんとか食べれるな…」
八雲はそういうと肉じゃがが盛った皿に手を伸ばす。
「八雲、お前いま嫁にちょうどいいとか思ったろ」
一心はニヤリと笑いながら八雲から肉じゃがを奪う。
「思ってません」
八雲ははっきりそういうと一心から肉じゃがを奪い返そうとするがなかなかうまくいかない。
諦めて別なものに手を伸ばすが全て一心に取られてしまった。
「………」
八雲は一心を睨みつけたがそれも効かず、イライラしく髪を掻き回すと立ち上がり、居間を出ていこうとする。
「八雲、どこ行く?」
「お腹が一杯なんで…もう良いです」
「なんだい?私が見てない間に晴香ちゃんを朝飯代わりに食べてたのかい?」
「っ!?どいつもこいつもいい加減にしろよっ!」
八雲は赤くなる顔を隠すように居間を飛び出していく。
「青春…だな」
一心は八雲が消えていった襖を見つめて小さく笑う。

居間にはそんな一心と、その膝の上で笑っている奈緒と、真っ赤な顔を隠すようにうつむいてる晴香がいた。


END。



奈緒ちゃん忘れるところだった…
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