2009/01/08 (Thu) 23:20:44 ミニスカ着物。

馬鹿殿に出てきたはるな愛の服装が、意外にもかわいかったんです。

馬鹿殿と仮装大賞…すっごく迷いました。
結局、仮装大賞を見て馬鹿殿をビデオに撮りました。
か、仮装大賞のうさぎさんも描きたかったんだな。

昨日、日記だけ上げてお話の方を上げていませんでした。
本当に申し訳ありません！
うぅ…ごめんなさい…

きゃほーいっ！！！！
明日、私の住む街に雪が降るっぽいです！！！
きゃーっ！無駄に早起きしよ！
楽しみだなぁ〜♪

都心で三センチってことは…こっちはもう少し降るかな？
うーっ！うずうずします！
でも、期待しすぎちゃ外れた時ずーんとなっちゃうんでそろそろ静止。

いやぁ…トロって、意外にも怖いこと言ってきますね。

「掃除機でカタツムリを吸い込んだら中で卵を産んで、
ゴミ箱の中がカタツムリでいっぱいになるにゃ〜」

orz

ちょっと前に、嫌いな生き物を聞かれたのを思い出しましたよ。
カタツムリとナメクジだけは苦手なんです。
この間、ヒヤシンスの水の中にナメクジがいて、テンションが右下がりでした。
全国のカタツムリ・ナメクジファンの方々様…すみません。

なんでだろうなぁ…どこいつで貰えるグッズ。
何故か神永先生と八雲の名前ばかり…
い…一体何故？

あ、それとインコの赤ちゃんすくすく成長しています！
現在、四兄弟！もう二羽ほど目が開き、羽も生えてきました！
一番ちびは、まだまだはげちゃびん。
この間、ころんと転がっていました＾＾
無事に育ちますように！


＊御返事

＞AKIRAさんへ
新年、あけましておめでとうございます！
どうにか無事に食べることが出来ました。やはり、買い時がポイントですね…
遅すぎると売り切れ、早すぎると値引きされていないという…orz
うーむ…どちらの方が良いでしょうかね。
でもやっぱり、行事は楽しみたいですし…後者かしら？
わわっ！HP楽しみだなんて…まさか楽しみにして下さる方がいるとは！
よし、HP作成頑張ります！のんびりですけど（苦笑）

＞昴流さんへ
あけましておめでとうございます。
何卒、こちらこそよろしくお願いします！
年末年始は意外と忙しいですものねぇ…それは仕方ないことですよ！
でもやっぱりぐーたらしてたという。
私も忙しく、なかなかサイト巡りが出来なかった現実です…
いえいえ、そんな…リンク報告ありがとうございます！
こちらこそ、よろしくお願いします！

＞ちろさんへ
初めまして！…ですよね？
おおお！八雲神社ですか！？
そ…それはまさか、晴香ちゃんが巫女さんだったr（ry
私の家の側にも、八雲の名が入った学校があったりしますよ＾＾

たくさんのコメントありがとうございました！
感謝感謝の大盛り上がりです！（何


さて、今日はちゃんと上げるぜよ！
戦闘…あ、違う銭湯だ。

恋人未満

時刻は六時を回った頃。

晴香がキッチンで、夕食を作っているときのことである。


今日の夕食は、鮭とご飯と味噌汁の純日本食にしようかと思っていた。

「あ…お味噌がない…」

大根にネギ、豆腐を鍋に入れた後。

味噌を入れようと冷蔵庫の中を覗いたとき、それに気が付いた。


味噌汁を作るというのに、肝心の味噌が無いだなんて…

先生がいない学校のようなもの。

「味噌汁作るの、止めようかなぁ…」

でも、ここまで作って、正直それはない。

「…しょうがない。買ってこよ」

お釜の電源を入れ、買い物の準備を始める。


日が沈む刻だ…

きっと寒いであろうから、厚着をしていこう。

鞄の中にビニール袋が入っていることを確認し、晴香は財布を片手に部屋を出た。



店員の声を背に、スーパーから出てくる晴香の姿。

両手にはパンパンに膨れたビニール袋が、左右に一つずつ持たれていた。

「おも…いっ」


始めは味噌だけを買うつもりだった。

けれども、夕食前ということもあり、あちらこちらで行われていた、タイムセールス。
こういうときに、何故か女の血が騒ぎ、放送に釣られるがままに買い物をしてしまった。

原因はそれだけでは無い。

夕食前というのは、客が多いために試食も多い。
試食をしては買わずとはおれず、試食したものはほとんど籠の中。


こんなでは、立派な主婦にはなれないなと、未来の自分を想像。

それからうぅ…と唸りながら、どうにか自動ドアをくぐった。
頬を撫でていく北風が、この時ばかりは気持ちが良い。

「バスかなんか使おうかなぁ…」

いくらなんでも、この荷物を一人で運ぶのは無理。
運べたとしても、家に付くのは季節が変わる頃であろうか…

「はぁ…」
溜め息をひとつし、近くのバス停に足を運ぼうとしたとき。
視界に見覚えのある人物が映った。
「？」
後ろを振り返ってみれば、よくよく見慣れた八雲の姿。

「八雲君！」

ナイスタイミング！と、ついつい頬が緩む。

「げっ…」

実の八雲といえば、苦虫を噛んだみたいな表情で後ろに下がった。

「なによ、その反応…人を厄介者みたいに…」
「厄介者じゃないのか？」
「厄介者じゃありません！…それより、良いところに」
「嫌だ」
手伝って…と言う前に、素早く断られた。
返事の早さに驚き、まじまじと八雲を見てしまう。
まじまじと見ていたため、隙をついて逃げようとした八雲を捕まえることが出来た。

「待ちなさいよ！」

「僕は君と違って忙しいんだ！」

そんなに手伝いが嫌なのか、ずいぶんと必死である。

「忙しいようには見え…」

改めて八雲の格好を見ると、いつものシャツとジーパン。
それから何故か桶と旅行用の小さなシャンプーとボディソープ。

「見え…ない、けど」

「嘘を言うな」

八雲も諦めたらしく、抵抗を止める。
だが、いつ逃げるかわからないので、しっかり見張っておこう。

「…一体どこへお出かけで？」

重い荷物を近くに寄せながら訪ねる。
言いたくなさそうに渋っていたが、眼力で諦めさせた。

「銭湯…だよ」

「銭湯？」

「そうだ」

「でも、八雲君って学校のシャワーで…」

いつだったか、後藤さんに聞いた話。
八雲は学校のシャワーが、風呂代わりだということ。

「週に一回くらい…贅沢しても良いだろ」

僕も湯船に浸かりたいんだ…と、頬を染めながら言われると返答に困る。

あの八雲が…
あの八雲が風呂に拘っているだなんて…

「知らなかった…」

「言ってなかったし…最近になってからだしな」

「…もしかして、私の家のお風呂効果？」

あの時は気に入っていたのか、なかなか出てこなかった。

「別に良いだろっ」

「………」

「…なんだよ」

なんだか、今の八雲君…

すごく可愛かった。

「ううん！なんでも無いっ！」

まぁ、そんなこと言ってやらないけど。
…というか、言えないけど。

「…ってことで、お元気で」

「待ちなさい！」

背を向け、徒競走者のように走り去ろうとする八雲の肩を掴む。
ゆっくり振り返ってくる八雲の表情をあえて見ず、晴香はにこりと微笑んだ。

「荷物重たいから、家まで手伝って？」

「…僕に拒否権は？」

「あるわけないでしょ」

これは珍しい。

皮肉やら文句やら罵詈雑言を並べられるかと思えば、ずいぶんとおとなしい。

「………」

断る気配はみれず、なにやら迷っているご様子。

…よし、あと一歩。

「わかった！お風呂も付けちゃう！」

「………」

「湯船にも、肩までお湯を張っちゃいます！」

水道代がもったいないが、残った水は翌日の洗濯物の水に使おう。

八雲君が入ったお湯を使っちゃうのはもったいないが…
って、私は何を考えてるんだ！

「ほう…」

想像しているのか、腕を組み目を瞑る。

「温泉の粉も入れちゃおっかなぁ〜」

確か、薬局でサンプルか何かでもらったのが残っていたはず。

「よし、純日本食も付けちゃおう！」

こんな街中だということを忘れ、テレビ通販のようだ。


晴香はそれから、八雲が首を縦に振るのを随分と粘った。



「…わかった、手伝おう」

やっと交渉してくれたのは、いくつかのセットを付けたころ。
これで無事に帰ることができる…と、胸を撫で下ろす。
その間にパンパンに膨れた荷物を何やら比べ、そのうちひとつを持つ八雲。

「なにしてたの？」

「…重い方、持ってやる」

照れ隠しのように鼻の下を掻き、脇に挟んでいたお風呂セットを手に持つ。

「八雲君…」

八雲君のことだから、重い方を持たされるかと思った。
いつの間に、目の前にいる斉藤八雲は優しくなったんだ。

そんな感動をしている晴香を置いて、八雲は一人歩き出す。
…その手には、パンパンに膨れた袋と、お風呂セットを持って。

「早くしないと食材が腐るぞ」

「そんな早くには腐りませんよーだっ！」

「どうかな？君の足は亀よりも遅いだろ」

「亀は意外と早く歩くんです！」


このお礼は、家に帰ってからたっぷりしよう。

それで、愛情を隠し味にした味噌汁をご馳走してやるんだから。


ＥＮＤ。



銭湯に行ってても良いと思うんです。