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「ばばんばばんばんにゃん」
「にゃん?」
「ばばんばばんばんにゃん」
「…にゃんってなんだ?」
「やきゅ!はびばばばび!」
「は…はび?」
なんでしたっけ…なんて言ってるんでしたっけ…
ばばんばばんばんばんの後の、バックコーラス。
なんて言ってるんでしたっけ…
成人式でしたね!
今日、家傍のバス停に振り袖を着ている人がいました。
う〜ん…美人さんでしたなぁ…
えっと…全国の成人した皆さん!
おめでとうございます!
おっとな〜♪ですね!
ヒナ子、四羽目も目が開きました!
丁度、四羽目が一週間です。
一羽目は…16日かな?
あ!あ…あと少しで二十万だ!違う、二十万打!!
ど…どうしよ、なにかした方が良いかな?
なにしよ…どうしよっ!!
*御返事
>空麗爛さんへ
うぇるかむ空麗爛さぁぁぁああああああん!
振り袖が似合う、二十歳の空麗爛さぁぁぁぁあああん!
目が腐る?視力が上がるの間違えではありませんか?
ばっちりちゃっかりしっかり見ちゃいました^^
それは私が暇人だからです。
もう想像以上の美人さんでした!顔が「空」だったのが悲しいところでしたが…
首から下を見ただけで「あ、こりゃ美人さんだ。べっぴんさんだ」って分かりました。
雪降らなくて泣くはりゅか。私の化身です。三億倍きゅん化した。
あ、それとメール送受信動画欲しい人その一です!
>TOMOさんへ
連日のようにこんばんは!
鏡餅を食べたことが無いと!?
…よし、そんなTOMOさんに私が感想を!
そうですねぇ…毎年食べる者から見ると、ただの餅と変わりません…かな?
でもおいしいですよ〜♪
八雲の敵は、晴香を泣かすもの全てですからね…全てが晴香中心。
けれども、晴香にはお仕置きをするという鬼畜。
大事なのに虐めるなんて…矛盾です。
コメントありがとうございました!
さて、成人式です!
成人式って、日本だけなんですかね?
恋人未満
今日は成人式で、世の中は祭日。
だから大学も休みで、本当は用も無い。
けれども、晴香は大学に来ていた。
大学というより、映画研究同好会に用があった…
「やぁ!」
映画研究同好会という、名だけのドアを開ける。
その先にいたこの部屋の主は、寒そうに丸まっていた。
「寒い。早くドアを閉めろ」
いつもの席に着き、何もせずに丸まっている八雲。
コートを羽織り、帽子まで被っている。
「そんな寒がりな八雲君に速報で〜す!」
ドアを締め、八雲の元に駆け足で近寄った。
聞いて驚かないでよ〜と焦らす晴香と、早くしろと睨む八雲。
「これから後藤さんちに遊びに行っちゃいます!」
大々と発表した言葉に、八雲は表情を歪めた。
雪が降るんじゃないかと心配な寒空の中、二人は並んで歩いていた。
「それでね、やっぱり間違えててね〜」
「………」
「ちょっと!聞いてるの!?」
足を止めて文句を言うも、八雲は足を止めない。
それだけではなく、返事すら返してくれないという冷たさ。
「もう!このシスコンめっ!」
怒鳴りつけた晴香は、道端に落ちていた石ころを蹴飛ばす。
それは八雲に届かず、途中で止まってしまった。
晴香が八雲をシスコン呼ばわりするのには、ちゃんと理由があった。
予想通り、晴香の誘いを無視した八雲。
そんな八雲に、奈緒の話を持ち出したのだ。
そうしたらどうだ?
ころっと変わって付いてきた。
…はっきり言って、なんか悔しい。
晴香の「シスコン」発言を聞いた八雲は、片眉を上げて振り返ってきた。
「…僕はシスコンじゃない」
それだけ宣言すると、再び歩き出す。
「八雲君はシスコンだよ!ううん、八雲君はロリコンよ!この変態っ!」
道を歩いていた人々の視線が、晴香に…八雲に集まる。
向けられる眼差しは、明らかに冷たいもの。
「ばっ、ばか!そんなこと大声で叫ぶな!」
珍しく青ざめた顔の八雲が、無理矢理口を塞いできた。
当たり前だけど、手で。
そして、周りの人の視線が消えた頃、やっと外してくれた。
「な、なにするのよ!」
「それはこっちの台詞だ!」
ジリジリと、二人の間に火花が散る。
先に視線を外したのは、八雲であった。
「…もう良い」
溜め息を吐きながらそう言い、再び歩き出す八雲。
…なんだか、これでは私が子供扱いされてるみたいだ。
モヤモヤとした気持ちが心を支配し、八つ当たりに八雲の背中に体当たり。
「っ!?」
驚いて振り返ってきたのを無視して、八雲の前を歩く。
どうだ。参ったか。
「…君はなにがしたいんだ」
しばらくして溜め息を吐く音がしたが、聞こえないフリをした。
この道を歩いていると、よく着物を着ている人が目に入った。
振り袖や袴…大半の人が着物の中、時々スーツの人も目に入る。
成人式だから、それは当たり前なのだが…
ついつい目で追ってしまう。
何人目の人であろうか…
まるでモデルのように、振り袖を着飾った女性とすれ違った。
背も高くて、顔もすっ…としている。
それに…胸も大きいし、腰も細い。
…ナイスバディーだ。
…晴香よりも年下のはずなのに、随分と大人びて見えた。
歩く度に揺れる長い髪が、まるで男集を誘っているかのよう。
まさか八雲君は誘いに乗っていないであろうか…と、不安がよぎる。
そして、いつの間にか隣を歩いていた八雲を窺っていた。
目で追ってしまうのは八雲も同じ。
じっ…と、熱心に振り袖の女性を見つめていた。
「……ねぇ」
それに…
「ねえったら!」
それに、嫉妬してしまう私がいた。
「……なんだよ」
やっとこちらを向いてくれる八雲。
明らかに、見る目が違う。
「…八雲君、ロリコンのくせにお姉様系が好きなんだ…」
「は?」
意味が分からないと、八雲は眉を寄せる。
発言している本人すら、何を言っているのか意味が分からない。
「だから!さっきの人みたいな…大人っぽいグラマーな人が好きなんでしょ!」
「はっ!?」
なにを言っているんだ…と、見つめられる。
その眼差しに耐えきれず、ついつい俯いた。
「八雲君…あの人のこと、じっと見てたじゃない」
別に、八雲君の彼女ってわけじゃない。
だから、私が八雲君の趣味に文句を言う権利は無い。
しばらくして溜め息が聞こえ、自然と肩が震えた。
「僕は…どっかで祭りでもあるんじゃないかって思ってただけだが?」
「祭り!?」
勢いで顔を上げ、八雲の顔をまじまじと見る。
そこにいた八雲は、予想とは外れて無表情。
どうした?と、きょとんとすらしている。
「や、八雲君…それ本気で言ってるの?」
沸き上がるのは、嫉妬ではなく明らかに笑い。
「…何がおかしい」
笑みを耐える晴香を見て、八雲が口をへの時に歪める。
「だって…今日は成人式なんだよ?」
いつの間にか、道端だというのに声を出して笑っていた。
「成人…式」
への字に歪んでいた口が、ぽかんと半開く。
八雲のこういう表情…意外と好きだ。
「八雲君、そんなことも忘れてたの〜?」
もうボケが始まったの?なんてからかってやると、恥ずかしそうに頬を染める。
「カレンダーが無いとこで生活してると…日付も忘れるんだ!」
そんな言い訳を大声で怒鳴り、八雲はスタスタと足を早めた。
「それで?八雲君は胸が大きい人の方が好きなの?」
それに付いていこうと、晴香も足を早める。
「どうしてその話になる!」
「だって〜…八雲君、さっきの女の人見てたし〜」
「…和服は、小さい方が似合う、んだ。だから、僕は別に…」
「じゃ、小さい方が好みなんだ」
「僕は和服の基準を言っただけだぞっ!」
「…ってことは、Cの私は…好き?」
「っ…この妄想家め!」
「乙女は妄想で育つんですぅ〜っ」
「…なんだそれ」
「で?八雲君は大きいのと小さいの。どっちが好き?」
「聞くなっ!」
後藤の家についた八雲は、どこか疲れ顔を浮かべていた。
それに比べて、晴香は楽しそうであったとか…
END。
久しぶりなぐだぐだ。
だから大学も休みで、本当は用も無い。
けれども、晴香は大学に来ていた。
大学というより、映画研究同好会に用があった…
「やぁ!」
映画研究同好会という、名だけのドアを開ける。
その先にいたこの部屋の主は、寒そうに丸まっていた。
「寒い。早くドアを閉めろ」
いつもの席に着き、何もせずに丸まっている八雲。
コートを羽織り、帽子まで被っている。
「そんな寒がりな八雲君に速報で〜す!」
ドアを締め、八雲の元に駆け足で近寄った。
聞いて驚かないでよ〜と焦らす晴香と、早くしろと睨む八雲。
「これから後藤さんちに遊びに行っちゃいます!」
大々と発表した言葉に、八雲は表情を歪めた。
雪が降るんじゃないかと心配な寒空の中、二人は並んで歩いていた。
「それでね、やっぱり間違えててね〜」
「………」
「ちょっと!聞いてるの!?」
足を止めて文句を言うも、八雲は足を止めない。
それだけではなく、返事すら返してくれないという冷たさ。
「もう!このシスコンめっ!」
怒鳴りつけた晴香は、道端に落ちていた石ころを蹴飛ばす。
それは八雲に届かず、途中で止まってしまった。
晴香が八雲をシスコン呼ばわりするのには、ちゃんと理由があった。
予想通り、晴香の誘いを無視した八雲。
そんな八雲に、奈緒の話を持ち出したのだ。
そうしたらどうだ?
ころっと変わって付いてきた。
…はっきり言って、なんか悔しい。
晴香の「シスコン」発言を聞いた八雲は、片眉を上げて振り返ってきた。
「…僕はシスコンじゃない」
それだけ宣言すると、再び歩き出す。
「八雲君はシスコンだよ!ううん、八雲君はロリコンよ!この変態っ!」
道を歩いていた人々の視線が、晴香に…八雲に集まる。
向けられる眼差しは、明らかに冷たいもの。
「ばっ、ばか!そんなこと大声で叫ぶな!」
珍しく青ざめた顔の八雲が、無理矢理口を塞いできた。
当たり前だけど、手で。
そして、周りの人の視線が消えた頃、やっと外してくれた。
「な、なにするのよ!」
「それはこっちの台詞だ!」
ジリジリと、二人の間に火花が散る。
先に視線を外したのは、八雲であった。
「…もう良い」
溜め息を吐きながらそう言い、再び歩き出す八雲。
…なんだか、これでは私が子供扱いされてるみたいだ。
モヤモヤとした気持ちが心を支配し、八つ当たりに八雲の背中に体当たり。
「っ!?」
驚いて振り返ってきたのを無視して、八雲の前を歩く。
どうだ。参ったか。
「…君はなにがしたいんだ」
しばらくして溜め息を吐く音がしたが、聞こえないフリをした。
この道を歩いていると、よく着物を着ている人が目に入った。
振り袖や袴…大半の人が着物の中、時々スーツの人も目に入る。
成人式だから、それは当たり前なのだが…
ついつい目で追ってしまう。
何人目の人であろうか…
まるでモデルのように、振り袖を着飾った女性とすれ違った。
背も高くて、顔もすっ…としている。
それに…胸も大きいし、腰も細い。
…ナイスバディーだ。
…晴香よりも年下のはずなのに、随分と大人びて見えた。
歩く度に揺れる長い髪が、まるで男集を誘っているかのよう。
まさか八雲君は誘いに乗っていないであろうか…と、不安がよぎる。
そして、いつの間にか隣を歩いていた八雲を窺っていた。
目で追ってしまうのは八雲も同じ。
じっ…と、熱心に振り袖の女性を見つめていた。
「……ねぇ」
それに…
「ねえったら!」
それに、嫉妬してしまう私がいた。
「……なんだよ」
やっとこちらを向いてくれる八雲。
明らかに、見る目が違う。
「…八雲君、ロリコンのくせにお姉様系が好きなんだ…」
「は?」
意味が分からないと、八雲は眉を寄せる。
発言している本人すら、何を言っているのか意味が分からない。
「だから!さっきの人みたいな…大人っぽいグラマーな人が好きなんでしょ!」
「はっ!?」
なにを言っているんだ…と、見つめられる。
その眼差しに耐えきれず、ついつい俯いた。
「八雲君…あの人のこと、じっと見てたじゃない」
別に、八雲君の彼女ってわけじゃない。
だから、私が八雲君の趣味に文句を言う権利は無い。
しばらくして溜め息が聞こえ、自然と肩が震えた。
「僕は…どっかで祭りでもあるんじゃないかって思ってただけだが?」
「祭り!?」
勢いで顔を上げ、八雲の顔をまじまじと見る。
そこにいた八雲は、予想とは外れて無表情。
どうした?と、きょとんとすらしている。
「や、八雲君…それ本気で言ってるの?」
沸き上がるのは、嫉妬ではなく明らかに笑い。
「…何がおかしい」
笑みを耐える晴香を見て、八雲が口をへの時に歪める。
「だって…今日は成人式なんだよ?」
いつの間にか、道端だというのに声を出して笑っていた。
「成人…式」
への字に歪んでいた口が、ぽかんと半開く。
八雲のこういう表情…意外と好きだ。
「八雲君、そんなことも忘れてたの〜?」
もうボケが始まったの?なんてからかってやると、恥ずかしそうに頬を染める。
「カレンダーが無いとこで生活してると…日付も忘れるんだ!」
そんな言い訳を大声で怒鳴り、八雲はスタスタと足を早めた。
「それで?八雲君は胸が大きい人の方が好きなの?」
それに付いていこうと、晴香も足を早める。
「どうしてその話になる!」
「だって〜…八雲君、さっきの女の人見てたし〜」
「…和服は、小さい方が似合う、んだ。だから、僕は別に…」
「じゃ、小さい方が好みなんだ」
「僕は和服の基準を言っただけだぞっ!」
「…ってことは、Cの私は…好き?」
「っ…この妄想家め!」
「乙女は妄想で育つんですぅ〜っ」
「…なんだそれ」
「で?八雲君は大きいのと小さいの。どっちが好き?」
「聞くなっ!」
後藤の家についた八雲は、どこか疲れ顔を浮かべていた。
それに比べて、晴香は楽しそうであったとか…
END。
久しぶりなぐだぐだ。
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