2009/01/20 (Tue) 23:47:53 徹夜。

課題の締め切りが近いので、あいつを先に布団に寝かせた。
けれど、気がついたら膝の上で寝ていた。
気付かない程、僕は課題に集中していたらしい。
それにしてもこんな眩しい中、よく寝れるな…
…今日はここまで、課題はおしまいにしよう。

ぐ…ぐはー！今日は徹夜していました。
いやね、やってなかった私が悪かったんだけどね。
朝の五時頃にやっと終わりました。
その途中、ラクガキを始めたのが遅くなった理由ですね。
そしてばたんきゅーしました。

あー…昨日、ロックばっか聞いてるとか言ってたけど…
もう本日、終了しました。（え
悲しい事に、バンプのドスコイばっか聞いてます。
どしどしふんどしorz

多分ですね、徹夜というせいで変なテンション上げようとしてたんですね。
バンプ隠しトラック祭が一人開催されました。
もうラクガキ中も、ふんどし八雲ばっかです。
…これ、YM会に上げたら怒られるかにゃ？

なんだろう…とらじまさんのおかげで、どこいつ再熱です。
いや、再熱ってほど下がってなかったんだけどね。（毎日はする
とらじまさん宅のトロの会話聴くの、意外と楽しみにしてます！！


＊御返事

＞moggyさんへ
きゃーっ！！！よ、ようこそいらっしゃいました！
ど、どうぞ！お茶くらいしか出せませんが！
ここで言っちゃいますが、YM会1000打おめでとうございます！！
まだ描きにいけてませんが…もう皆さんのYMが素晴らしい！
可愛いですか！ありがとうございます！産みの親としては嬉しいばかりです！
小動物を飼っているため、普段から赤ちゃん言葉が身に付いちゃってるんです。
だから書くのが楽しかったりして…いやぁ、困ったもんですね。
歯ブラシとか、歯磨きとか正直ややこしいですよね！（え
時々、「歯ブラシしないと」とか言っちゃったり…
これからも舌足らずな喋り方で、moggyさんを刺激しちゃいます＾＾
どこいつ、人によりですが面白いですよ〜♪
のんびりおしゃべりゲームなので、時間がなくても楽しめます！
それにベスト版が出ていて、お手頃価格ですし！！
いつか、moggyさんもどこいつ仲間になられるのを待っていますね！！

コメントありがとうございました！


さて、近くにいるのに電話とか良いよね。
でもこの場合はメールなんです。

新婚設定

「カレー粉買ってきてって言ったじゃない！」

帰ってきて早々、手荷物が無い八雲を見て、そんな言葉を吐く晴香。

「そんなこと、僕は知らない」

ちょっとした事件で後藤に呼ばれ、帰ってきたところ。

開口一番の罵声に、八雲は眉を寄せながら靴を脱いだ。

「言ったもん！ちゃんとメール送ったもん！」

「メールは言ったとは言わないんだ」

「……っ」

うるうると涙を堪え、歯を食いしばっている。

「…なんだよ、その顔は」


…泣くほどか？


「私はっ、ちゃんとメール…送ったもんっ」

「何を勘違いしてるんだ？第一、メールなんて…」

コートのポケットから携帯を取り出し、画面を見てみると…


「人のこと…そうやって、すぐ疑って…」

「疑ってるのは君……」


新着メール有りの文字。

「………」

「もう八雲君なんて大っ嫌いっ！」


涙混じりの怒声を上げた晴香は、八雲にエプロンを投げつけた。



お仕事お疲れさま。

疲れてるところ悪いんだけど、帰りにカレー粉買ってきてくれない？

そのかわり、すっごくおいしいカレー作ってあげるから！


「………」

メール内容を読んだ八雲は、呼吸をするような小さな溜め息を吐いた。


晴香からのメールは、ちゃんと届いていた。

気付きやすいようにか、捜査が終わり、ちょうど帰路につきだした頃から…
何件も何件も。

きっと、返事が無いのを心配していたのだろう。


寝室に足を向け、暗い室内で眠る晴香を見下ろす。
部屋の電気は付けてはいけない気がして、暗いまま隣に立つ。

「…おい」

謝ろうと話しかけても、何も返事がない。

「火、付けっぱなしで危なかったじゃないか」

鍋の中には、いつカレー粉が来てもいいように、水と野菜が入っていた。

「………」

だが、やはり返事はない。

寝ているんじゃないかと思ったが、時々肩が震えてるのを見ると違うらしい。
まだ泣いているのか、時々掠れた声も聞こえた。

どうしたものか…と髪を掻き回し、片手に持った携帯の画面に目を戻す。


ちゃんとメールは来ていた。

ただ、僕が気付かなかったせい。


「はぁ…」

今からカレー粉を買ってくるか…
でも、今から買いに行って作ってでは、夕飯は随分と遅くなる。


どうしたものかと考える頭に、ひとつの案が浮かびあがった。

「しょうがない…か」

八雲は立ち上がると、ベッドに倒れる晴香を余所に、台所に足を向けた。



「出来…た」

火の近くにいたせいか、額に浮かんだ汗を拭う。

慣れない料理に、随分と時間が経ってしまった。
…改めて、主婦の大変さを知った。
こんなことを毎日、朝昼晩と続けている晴香に、感謝をしなくては。

「…さて、起こしにいくか」

コンロの火を止め、エプロンをしたまま寝室に向かう。
ドアノブに手をかけたとき、自然と体が固まった。


このドアの先にいる晴香は、一体どんな表情をしているだろうか。

メールに気付かなかったことも忘れ、満面の笑みを浮かべてくれるだろうか。
それとも、疲れて寝てしまったか…
まだ、怒っているか。

今回のことは100％か分からないが、僕が悪い。
少し言い過ぎたところもあるし…
ちょっと大人気なかったと思う。


深呼吸をひとつし、コンコンとドアをノック。

「…入るぞ」

待っても中から返事が無かったので、もう一度断ってからドアを開けた。

先ほどよりも真っ暗になった部屋のベッドが、確かに盛り上がっている。
今度は足下が危ないので、部屋の電気を勝手に付けさせてもらった。

「晴香…」

いつもは真っ赤な顔で起き上がるのに、今日はベッドに寝たまま。

電気を付けたときに動いていたので、起きてあるのだろう。
でも、まだ許してはもらっていない…

小さな手に握られた携帯が、まるでまだ返事を待っているようで…
つい目をそらしてしまった。

「………」

そのとき、あることを思いついた。
携帯を開き、受信フォルダから、あのメールを開く。
そして、パチパチとボタンを押していき…送信ボタンを押した。

携帯を閉じてしばらくして、晴香の手の中の携帯が振動を見せた。

「……？」

顔を見せたくないのか、頭まで布団を被る晴香。

それから随分として返ってきたメールには、こう書いてあった。

〈口に出して謝る前にメールで謝るだなんて…本当に反省してるの？〉

辛口な返事に苦笑しながらも、八雲はメールの返事を返す。

〈君が口を聞いてくれないんだろ？〉

〈それでも、先に口で謝るものでしょ！〉

しょうがないな…と息を吐き、ベッドに腰を下ろす。

「ごめん」

一番最初に返したメールを、そのまま口に出した。

「………」

布団に潜りながら、顔だけ出してこちらを見上げる晴香。
頬を膨らませた姿は、明らかにお怒り中。

「今回は…僕が悪かった。言い方も…メールに気付かなかったのも」

「………」

それでも口を開かない晴香に、八雲は最後のメールを打った。

震えた携帯を見た晴香は、読んだ後すぐに飛びついてきた。

「八雲君は…口が達者すぎるの…」

久しぶりに聞いた声は、どこか泣きそうなか細い声。

「この場合、口じゃなくってメールだけどな」

飛びついてきた晴香の頭を撫でながら、携帯を閉じる。

「…じゃ、口に出して言ってよ」

「それは…恥ずかしすぎる」

「言ってくれないと許さない…って言ったら？」

「そのかわり、すっごくおいしいスープを作ったから…許してくれ」

「あ、私のメールの真似した」

「カレーの材料で、野菜スープ作ったんだ」

「話そらさないでよーっ！」

「…明日、カレー粉買ってきてやるから……おいしいカレーとやら、作ってくれ」

「人参、全部使っちゃったから…人参も買ってきてよね」

「……わかった」

「じゃ、ついでに牛乳とパンも」

「…それは頼まれてない」

「それくらい良いじゃない〜」



言い訳かもしれないが、メールに気が付かなかったのは…

君のことばかり考えていたから。



翌日、スーパーに二人仲良く買い物をする姿があったとか。


ＥＮＤ。



よく、メール気付かなくて牛乳買ってこなかった〜って、よくありますよね。
少なくとも、我が家ではそれが日常。