×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
はりゅか、みゆきおねえちゃんとそうぐう。
「いまねー。ここ、ぼいんぼいんいたー」
「……そうか」
「わたちもぼいんぼいんなるー?」
「さぁな…」
一度でもいいので、夢落ちとかではりゅかをおっとなーにさせたいです。
でも、そうしたら赤ちゃん言葉を止めさせた方が良いのかなぁ…
とか、中身はちっちゃい子が良いのかなぁ…とか悩んでるんです。
お父さんなんて大嫌い!みたいな年頃でも良いよね。
でもやっぱり好きで「ごめんね?」とか言いながら、お布団に潜ってくると良。
というか、あっはんうっふんな関係…にするのは止めよう。
あ、ヘタリアはいつから放送だっけなぁ…とニコで調べたら今日でした。
ありがとう、笑顔動画!!
なんか早口で何言ってるかよくわかんなかったけど!
原作片手に見ることにするよ!パスター!
くそう…キャシャーンに泣いた私がいます。
昨日だったかは女子高生ロボに逃げていた癖に…
いや、キャシャーンじゃなくてリンゴに泣かされたんだな。
イイハナシダナー。
さて、子守唄の時(古)の初心八雲にしようかと思いましたが止めました。
彼はここまでむっつりじゃない。
恋人設定(初心)
こんな寒い昼下がりには、彼女が煎れてくれたココアを飲むのが一番。
甘い甘いココアには、僕が知らない隠し味。
何度訪ねても、教えてくれない。
そんなことを考えながら、八雲はテーブルの前に座り、新聞を開く。
「…ねぇ」
まるで待っていたかのようなタイミングで、晴香が近付いてきた。
晴香とは彼氏彼女の関係であるが、関係はキス止まりの超初心。
一般男子として、もう少し進みたいと思うも、勇気が足りない。
「なんだ?」
新聞を読むフリをし、晴香を横目で窺う。
もじもじと小動物みたいに身を捩り、こちらを上目遣いで見つめていた。
「あの、ね…」
…このポーズは、何かおねだりをしているポーズ。
「…はっきり言え」
それをわかっていて、僕は訪ねる。
「えーっとね…」
鞄か?それとも服が欲しいのか?
だが、僕の予想は…
「キス…しない?」
見事に外れた。
「………」
晴香の口から発せられた言葉に、八雲は固まった。
正直、頭の中はもの凄い速さで回転している。
回転しているはずなのに、答えが出てるはずなのに…
それを認めたくなくて、結論に辿り着くのが遅れた。
「なっ…!?」
結論に辿り着いたら着いたで、今度は体が動き出す。
それも、ハイスピードで頬を染めさせながら…
「何を言っているんだ!」
怒鳴り声を上げた八雲に、晴香は肩を縮めた。
別に説教をしているわけじゃないのに、説教をしている気分である。
だが、明らかに感情だけは違う。
「そんな怒鳴らなくても…」
「っ……」
晴香に言われてから、自分自身の暴走具合に気が付いた。
落ち着こうと深呼吸を繰り返し、改めて晴香と向き合う。
「………」
晴香も怒鳴られるとは思っていなかったらしく、様子を窺っているようだ。
「あー…えっと、な…」
どうしたものかと、苛立ち気に髪を掻き回す。
それでもアイデアは浮かび上がらず、溜め息を吐いた。
「…キス、してほしいのか?」
彼女と会うまでは何とも思わなかった言葉が、こんなにもむずがゆいものとは。
恋人…とか、抱くとかもだ。
彼女に…小沢晴香に出会ってから、世界は180度回転した。
無欲男子から、一般成人男子に…
「う…うん」
いま、こうやって平然を保っているが…
心の中は錯乱状態。
「………」
結局は僕も男な訳で、欲も元気に在住なのだ。
「だめ…かな?」
恋人同士で同居していて…キス止まりだなんて。
どんな生殺しだ。
「……だめじゃない」
その言葉を聞いた晴香の顔が、一気にパァッと明るくなった。
そんな純粋な目で、欲望だらけの僕を見るな…
「え…えっと、じゃあ…あの…」
期待に揺れる尻尾が見えたのは、気のせいだろうか。
溜めていた息を吐き出し、八雲は晴香と向き合う。
肩に手を置き、改めて晴香を見つめた。
何も知らないような、純粋な眼差し…
けれど、彼女も知っているであろう。
…キス以上の、深い繋がりを。
「………」
キスをしたまま、床に押し倒そうか。
そのまま彼女の身体を撫で回し…
だが、そんな勇気は無い。
それは全て妄想に終わり、彼女が寝静まった後のおかずにでも…
「何を考えてるんだ…」
自らの妄想に呆れ、八雲は俯いた。
「え!?」
言葉の意味が分からない晴香は、瞬きを繰り返す。
いくら事実だとしても、実の恋人を思いながら、処理をするだなんて卑劣なこと…
…まぁ、こいつ以外を想像しながらなど、絶対に無い。萎える。
「…やっぱり」
「や、八雲君?」
男は溜まる生き物。
やはり処理するしか、方法がないのだ。
実の彼女だとしても、下着を汚すよりはマシだしな。
「そうだな」
「…なにが?」
現実に戻り、顔を上げれば晴香の姿。
そこで、ただいまキスをしようとしていたことを思い出す。
「………」
おかずだとか妄想に浸っていたのが嘘みたいに、恥ずかしさが込み上げてきた。
再び真っ赤になった八雲を、不思議そうに見つめる晴香。
「だ…大丈夫?」
肩に置いた手を退かされ、顔を覗いてくる。
真っ赤な顔を見られたくなくて、空いた両手で顔を押さえた。
「大丈夫…大丈夫だっ!」
その代わりちょっと待ってろ…と言うと、晴香は大人しく待ち出す。
犬みたいで可愛いななんて思う暇さえなく、顔の熱さを治めるのに精一杯。
「あー…もうっ…」
こんなことで赤くなるだなんて、一体どこの中学生だ。
…仕方ないだろ。
中学高校と、恋愛沙汰に皆無だったんだから。
史上最低限の数しか、処理だってしてなかった。
…あの頃が懐かしい。
「…止める?」
何が…と言葉が出かけて飲み込んだ。
…そうだ、元はといえばキスをするんだった。
こんなにも、今までを振り返らなくてもいいんだ。
「…やっぱり止めよっか」
そうだよね…と肩を落とし、俯いてしまう。
耳に届いた溜め息が、とても寂しくて…
「待て!」
つい、止めてしまった。
止めたことに驚いているのか、小首を傾げる晴香。
「………」
止めたは良いけれど、これからどうしよう。
考え込んでいると、クスクスとは笑い声が聞こえた。
それに気付き顔を上げたら、晴香が言葉通りに笑っていた。
「…なんだよ」
「八雲君って…こんなに表情がコロコロしたっけなぁ〜って」
「コロコロ?」
何のことか分からず、眉を寄せる。
「ほら、今度は眉間に皺寄せて…意味分かんないって顔してる」
「そうか?」
「うん。さっきから、悩んだように目を閉じたり…想像するように笑ったり」
「………」
想像するように笑ったり…は、確実に当たっているかもな。
「八雲君も、随分変わったよね」
「…君は変わらず、いつもヘラヘラ顔だな」
「それは八雲君の傍にいるからだよ」
その言葉が嬉しくて…
「…キス、しようか」
悩んでいたのが嘘みたいに、すんなり出た。
「うん…」
そして、今までのことが嘘みたいに、すんなりキスをした。
今宵のおかずが、晴香だったかは八雲だけが知ること…
END。
一度くらい処理中を晴香に見つかったとか書きたいが、裏になるので却下。
甘い甘いココアには、僕が知らない隠し味。
何度訪ねても、教えてくれない。
そんなことを考えながら、八雲はテーブルの前に座り、新聞を開く。
「…ねぇ」
まるで待っていたかのようなタイミングで、晴香が近付いてきた。
晴香とは彼氏彼女の関係であるが、関係はキス止まりの超初心。
一般男子として、もう少し進みたいと思うも、勇気が足りない。
「なんだ?」
新聞を読むフリをし、晴香を横目で窺う。
もじもじと小動物みたいに身を捩り、こちらを上目遣いで見つめていた。
「あの、ね…」
…このポーズは、何かおねだりをしているポーズ。
「…はっきり言え」
それをわかっていて、僕は訪ねる。
「えーっとね…」
鞄か?それとも服が欲しいのか?
だが、僕の予想は…
「キス…しない?」
見事に外れた。
「………」
晴香の口から発せられた言葉に、八雲は固まった。
正直、頭の中はもの凄い速さで回転している。
回転しているはずなのに、答えが出てるはずなのに…
それを認めたくなくて、結論に辿り着くのが遅れた。
「なっ…!?」
結論に辿り着いたら着いたで、今度は体が動き出す。
それも、ハイスピードで頬を染めさせながら…
「何を言っているんだ!」
怒鳴り声を上げた八雲に、晴香は肩を縮めた。
別に説教をしているわけじゃないのに、説教をしている気分である。
だが、明らかに感情だけは違う。
「そんな怒鳴らなくても…」
「っ……」
晴香に言われてから、自分自身の暴走具合に気が付いた。
落ち着こうと深呼吸を繰り返し、改めて晴香と向き合う。
「………」
晴香も怒鳴られるとは思っていなかったらしく、様子を窺っているようだ。
「あー…えっと、な…」
どうしたものかと、苛立ち気に髪を掻き回す。
それでもアイデアは浮かび上がらず、溜め息を吐いた。
「…キス、してほしいのか?」
彼女と会うまでは何とも思わなかった言葉が、こんなにもむずがゆいものとは。
恋人…とか、抱くとかもだ。
彼女に…小沢晴香に出会ってから、世界は180度回転した。
無欲男子から、一般成人男子に…
「う…うん」
いま、こうやって平然を保っているが…
心の中は錯乱状態。
「………」
結局は僕も男な訳で、欲も元気に在住なのだ。
「だめ…かな?」
恋人同士で同居していて…キス止まりだなんて。
どんな生殺しだ。
「……だめじゃない」
その言葉を聞いた晴香の顔が、一気にパァッと明るくなった。
そんな純粋な目で、欲望だらけの僕を見るな…
「え…えっと、じゃあ…あの…」
期待に揺れる尻尾が見えたのは、気のせいだろうか。
溜めていた息を吐き出し、八雲は晴香と向き合う。
肩に手を置き、改めて晴香を見つめた。
何も知らないような、純粋な眼差し…
けれど、彼女も知っているであろう。
…キス以上の、深い繋がりを。
「………」
キスをしたまま、床に押し倒そうか。
そのまま彼女の身体を撫で回し…
だが、そんな勇気は無い。
それは全て妄想に終わり、彼女が寝静まった後のおかずにでも…
「何を考えてるんだ…」
自らの妄想に呆れ、八雲は俯いた。
「え!?」
言葉の意味が分からない晴香は、瞬きを繰り返す。
いくら事実だとしても、実の恋人を思いながら、処理をするだなんて卑劣なこと…
…まぁ、こいつ以外を想像しながらなど、絶対に無い。萎える。
「…やっぱり」
「や、八雲君?」
男は溜まる生き物。
やはり処理するしか、方法がないのだ。
実の彼女だとしても、下着を汚すよりはマシだしな。
「そうだな」
「…なにが?」
現実に戻り、顔を上げれば晴香の姿。
そこで、ただいまキスをしようとしていたことを思い出す。
「………」
おかずだとか妄想に浸っていたのが嘘みたいに、恥ずかしさが込み上げてきた。
再び真っ赤になった八雲を、不思議そうに見つめる晴香。
「だ…大丈夫?」
肩に置いた手を退かされ、顔を覗いてくる。
真っ赤な顔を見られたくなくて、空いた両手で顔を押さえた。
「大丈夫…大丈夫だっ!」
その代わりちょっと待ってろ…と言うと、晴香は大人しく待ち出す。
犬みたいで可愛いななんて思う暇さえなく、顔の熱さを治めるのに精一杯。
「あー…もうっ…」
こんなことで赤くなるだなんて、一体どこの中学生だ。
…仕方ないだろ。
中学高校と、恋愛沙汰に皆無だったんだから。
史上最低限の数しか、処理だってしてなかった。
…あの頃が懐かしい。
「…止める?」
何が…と言葉が出かけて飲み込んだ。
…そうだ、元はといえばキスをするんだった。
こんなにも、今までを振り返らなくてもいいんだ。
「…やっぱり止めよっか」
そうだよね…と肩を落とし、俯いてしまう。
耳に届いた溜め息が、とても寂しくて…
「待て!」
つい、止めてしまった。
止めたことに驚いているのか、小首を傾げる晴香。
「………」
止めたは良いけれど、これからどうしよう。
考え込んでいると、クスクスとは笑い声が聞こえた。
それに気付き顔を上げたら、晴香が言葉通りに笑っていた。
「…なんだよ」
「八雲君って…こんなに表情がコロコロしたっけなぁ〜って」
「コロコロ?」
何のことか分からず、眉を寄せる。
「ほら、今度は眉間に皺寄せて…意味分かんないって顔してる」
「そうか?」
「うん。さっきから、悩んだように目を閉じたり…想像するように笑ったり」
「………」
想像するように笑ったり…は、確実に当たっているかもな。
「八雲君も、随分変わったよね」
「…君は変わらず、いつもヘラヘラ顔だな」
「それは八雲君の傍にいるからだよ」
その言葉が嬉しくて…
「…キス、しようか」
悩んでいたのが嘘みたいに、すんなり出た。
「うん…」
そして、今までのことが嘘みたいに、すんなりキスをした。
今宵のおかずが、晴香だったかは八雲だけが知ること…
END。
一度くらい処理中を晴香に見つかったとか書きたいが、裏になるので却下。
PR
この記事にコメントする