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うさ子よ…私を癒しておくれ…
トロが出て行き、新しくうさ子がやってきました。
名前はジュンです。初期設定のまま。
いなくなるのが、こんなにも悲しいとは…
ジュン…今時の女子高生みたい奴です。
踊りの歌が可愛い…トロも可愛かったけどね!
つま先立ちをしたときは驚いた。
…最近、ちびキャラばかりですねぇ…
ちびキャラを描くときは、ほとんど時間が無い時。
時間…ないのかぁ…
ヒナ子…四男以外、飛び始めました。
もう今朝なんて、母がイタズラで長男を私の枕元に!
添い寝しちゃった☆
昨日から今日の夜中まで、YM会後夜祭に参加していました!
もう楽しかったですよ〜♪
八雲の話について、長々と5時間も!
最後の空麗爛たんが可愛くて可愛くて…(*´д`*)
moggy会長!色々とお疲れさまでした!第二回を願って!乾杯!!
おおう!?何故か写メブログこと、かげみちの来客数が凄い数に!
ジュン…ジュン効果!?もしくは、トロ効果!?
どっちにしろ、沢山の方に見られてきゃー!!嬉しいけどね!
さて、頑張って一日で書き終えたよ!
いつから蔵出しになるか…ドキドキ。
恋人未満
映画研究同好会。
冬真っ盛りの外は寒いため、篭もるように二人はいた。
…といっても、年中篭もっている気もするが…
晴香は欠伸を噛み殺し、目の前に座る八雲を窺った。
パイプ椅子に、足を組んで座る八雲。
先ほどから話しかけても「あぁ」だとか「へぇ」ばかり。
その原因は、手元の本が原因だろう。
…こんなにも可愛い子が目の前にいるというのに。
この男には恋愛感情が無いのだろうか。
「八雲君ってさ…」
「……ん?」
少し遅れての返事に、頬を膨らましたのは言うまでもない。
けれども、八雲は気が付かない。
「八雲君って、性欲とか無いの?」
「………」
あ…また変なこと言い出したって顔してる。
「…君は何が言いたいんだ?」
ガリガリと髪を掻き回し、本を置く。
「だって、女の子と二人きりなんだよ?むらむらとか襲いたくならない?」
「………」
深い深い溜め息を吐いた八雲は、鼻で笑ってからこう言った。
「相手によるだろ」
その言葉が、晴香の挑戦心に火をつけた…
そして数日後。
後藤に頼まれた調査の帰り道。
八雲と晴香は、並んで街中を歩いていた。
今日は、ワンピースにコートを羽織った服装。
少しでも色気を見せようと、襟元のボタンを何個か開けた。
スカートを履いてきたのも、やはり色気を見せたくて。
色気といっても、やはり冬。
膝丈なのは許してもらおう。
断じて、短いスカートが恥ずかしいとか…そんなんじゃない。
…それにしても、せっかくオシャレをしてきたのに…
八雲はまったく見てくれない。
「…よしっ!」
こいつを、健全男子に変えてやろうじゃないか。
「何がよし、なんだ?」
「ううん!なんでも無いよ!」
別に、八雲君の男の子モードを見ようとなんかさてないんだからね。
「あ!このお店寄ってって良い?」
晴香が手を引いた先には、一件の洋服屋。
明らかに女の子向けのその店に、八雲は眉を寄せた。
「…なんで僕も行かないといけない?」
「な…なんでって…」
作戦のために…だなんて言ったら、元も子もない。
普段は回らない頭をフル回転させる。
「や、八雲君に選んでもらいたいなぁ〜…って」
胸の前で手を組み、少し上目遣い。
おねだりポーズの完成だ。
すると、予想通り気持ち悪いものを見るような目で見下ろしてきた。
…だが、めげない。
「だめ…かな?」
何かの雑誌で読んだ、男のツボとかいうやつ。
それでも、八雲に利くわけがなくて…
「嫌だ」
あっさりと断られた。
「…少しくらい考えてくれたって良いじゃない!」
「なんで僕が…」
「じ、じゃあ!下着屋さんに行くわよ!」
「はぁっ!?」
これには八雲も驚いたらしく、ほんのりと頬を染めた。
自分でも、よくこんな言葉が出たと、驚いて頬が火照る。
「ど、どうする?洋服屋か下着屋か」
「……仕方ない、な」
引かない晴香を見て、溜め息混じりでも了承してくれた。
「本当っ!」
何も言わずに店に入る八雲に、晴香は頬の緩みが止まらなかった。
店に入ると、一着の高そうなワンピースを手に取り試着室に向かった。
試着室は周りから見えないような店の奥にあり、周りには人もいない。
完全とはいえないが、八雲と二人きりとなる。
「じゃ、着替えてくるから…ここで待っててね」
「………」
ガリガリと髪を掻いたのを勝手に合図と読み、晴香は試着室に入った。
着ていた服を脱ぎ、高そうなワンピースを着る。
そのワンピースは、ドレスのように背中にファスナーがあるタイプ。
…これはわざと選んだのだ。
ファスナーを閉じるとこを開けっ放しにし、試着室のカーテンを少し開ける。
約束通り、八雲はそこにいてくれた。
「八雲君八雲君」
名前を呼ぶと気付いたのか、こちらを振り返る。
「着替え終わったのか?」
なんとなく返事を返し、辺りを見渡す。
周りには人はゼロ。
「それが…」
八雲の手を引き、試着室に近寄らせる。
そして、カーテンを開け放った…
「ファスナー…閉めてくれない?」
「………」
背中のファスナーが全開のため、下着の紐が見えているが気にしない。
これが狙いなのだから。
だが、八雲は哀れな目で見下ろし、鼻で笑った。
「ファスナーも締められないなら脱げ。そして帰るぞ」
「えっ!?」
真っ赤になると予想したのに外れ、瞬きを繰り返す。
それと同時に、隠し通してきた恥ずかしさがこみ上げてきた。
「え…あ、あの…」
呼び止めようとしたが、八雲は一人店を出ていく。
「あ!ち、ちょっと待ってよ!」
カーテンを閉め、慌てて着替え出す。
作戦その1…失敗。
その後、風に任せてスカートを捲らせる作戦その2。
チョコバナナをえっちっぽく食べるその3。
胸を押しつけるその4…
と続いたが、どれにも八雲は反応を見せなかった。
残ったのは、恥ずかしさだけ。
「はぁ…」
そんなこんなで、二人は映画研究同好会についてしまった。
ここがゴール地点でもあり、作戦終了の合図でもあった。
「まったく…ただでさえ事件で疲れたというのに…」
「…すみませんでした」
「こうも一日、トラブルメーカーに振り回されるとはな…」
隠れ家に入り、椅子に座る八雲。
座ることが出来なかった晴香は、ただただ大人しく、八雲の隣に立つ。
何か、やり忘れた作戦は無かったかと、頭を捻らせる。
「まったく…今日の君は変だぞ」
そして見つけた。
「八雲君」
八雲の前に跪き、じ…と見つめる。
「?」
恥ずかしいという思いがあり、なかなか口が動かない。
震える唇を噛みしめ、晴香は息を吸った。
「夜のお相手…してさしあげましょうか?」
「遠慮する」
これだけ勇気を振り絞ったのに、こんなにも早く断られるとは。
恥ずかしさやら何やらで、顔が爆発しそうなくらい熱い。
すぐにでもこの場から立ち去りたくて…
「そっ…そうだよね!じゃ、また明日っ!」
転びそうになりながらも、全速力で部屋を後にした。
がちゃん…と閉まるとの音が、やけに大きく聞こえる。
残された八雲は、深い溜め息を吐き机に伏せた。
「っ…なんだっていうんだ……今日のあいつは…」
ファスナーを締めてだの、スカートが捲れてるだの…
チョコバナナを変な舐め方くわえ方したり…
胸を押しつけてきたり。
「…夜のお相手ってなんだよ…」
それ以前に、あんな服装でドキドキしてるというのに…
「くそっ…」
舌打ちをした八雲は、首まで赤く染めていた…
END。
実はすっごくドキドキしてたり。
冬真っ盛りの外は寒いため、篭もるように二人はいた。
…といっても、年中篭もっている気もするが…
晴香は欠伸を噛み殺し、目の前に座る八雲を窺った。
パイプ椅子に、足を組んで座る八雲。
先ほどから話しかけても「あぁ」だとか「へぇ」ばかり。
その原因は、手元の本が原因だろう。
…こんなにも可愛い子が目の前にいるというのに。
この男には恋愛感情が無いのだろうか。
「八雲君ってさ…」
「……ん?」
少し遅れての返事に、頬を膨らましたのは言うまでもない。
けれども、八雲は気が付かない。
「八雲君って、性欲とか無いの?」
「………」
あ…また変なこと言い出したって顔してる。
「…君は何が言いたいんだ?」
ガリガリと髪を掻き回し、本を置く。
「だって、女の子と二人きりなんだよ?むらむらとか襲いたくならない?」
「………」
深い深い溜め息を吐いた八雲は、鼻で笑ってからこう言った。
「相手によるだろ」
その言葉が、晴香の挑戦心に火をつけた…
そして数日後。
後藤に頼まれた調査の帰り道。
八雲と晴香は、並んで街中を歩いていた。
今日は、ワンピースにコートを羽織った服装。
少しでも色気を見せようと、襟元のボタンを何個か開けた。
スカートを履いてきたのも、やはり色気を見せたくて。
色気といっても、やはり冬。
膝丈なのは許してもらおう。
断じて、短いスカートが恥ずかしいとか…そんなんじゃない。
…それにしても、せっかくオシャレをしてきたのに…
八雲はまったく見てくれない。
「…よしっ!」
こいつを、健全男子に変えてやろうじゃないか。
「何がよし、なんだ?」
「ううん!なんでも無いよ!」
別に、八雲君の男の子モードを見ようとなんかさてないんだからね。
「あ!このお店寄ってって良い?」
晴香が手を引いた先には、一件の洋服屋。
明らかに女の子向けのその店に、八雲は眉を寄せた。
「…なんで僕も行かないといけない?」
「な…なんでって…」
作戦のために…だなんて言ったら、元も子もない。
普段は回らない頭をフル回転させる。
「や、八雲君に選んでもらいたいなぁ〜…って」
胸の前で手を組み、少し上目遣い。
おねだりポーズの完成だ。
すると、予想通り気持ち悪いものを見るような目で見下ろしてきた。
…だが、めげない。
「だめ…かな?」
何かの雑誌で読んだ、男のツボとかいうやつ。
それでも、八雲に利くわけがなくて…
「嫌だ」
あっさりと断られた。
「…少しくらい考えてくれたって良いじゃない!」
「なんで僕が…」
「じ、じゃあ!下着屋さんに行くわよ!」
「はぁっ!?」
これには八雲も驚いたらしく、ほんのりと頬を染めた。
自分でも、よくこんな言葉が出たと、驚いて頬が火照る。
「ど、どうする?洋服屋か下着屋か」
「……仕方ない、な」
引かない晴香を見て、溜め息混じりでも了承してくれた。
「本当っ!」
何も言わずに店に入る八雲に、晴香は頬の緩みが止まらなかった。
店に入ると、一着の高そうなワンピースを手に取り試着室に向かった。
試着室は周りから見えないような店の奥にあり、周りには人もいない。
完全とはいえないが、八雲と二人きりとなる。
「じゃ、着替えてくるから…ここで待っててね」
「………」
ガリガリと髪を掻いたのを勝手に合図と読み、晴香は試着室に入った。
着ていた服を脱ぎ、高そうなワンピースを着る。
そのワンピースは、ドレスのように背中にファスナーがあるタイプ。
…これはわざと選んだのだ。
ファスナーを閉じるとこを開けっ放しにし、試着室のカーテンを少し開ける。
約束通り、八雲はそこにいてくれた。
「八雲君八雲君」
名前を呼ぶと気付いたのか、こちらを振り返る。
「着替え終わったのか?」
なんとなく返事を返し、辺りを見渡す。
周りには人はゼロ。
「それが…」
八雲の手を引き、試着室に近寄らせる。
そして、カーテンを開け放った…
「ファスナー…閉めてくれない?」
「………」
背中のファスナーが全開のため、下着の紐が見えているが気にしない。
これが狙いなのだから。
だが、八雲は哀れな目で見下ろし、鼻で笑った。
「ファスナーも締められないなら脱げ。そして帰るぞ」
「えっ!?」
真っ赤になると予想したのに外れ、瞬きを繰り返す。
それと同時に、隠し通してきた恥ずかしさがこみ上げてきた。
「え…あ、あの…」
呼び止めようとしたが、八雲は一人店を出ていく。
「あ!ち、ちょっと待ってよ!」
カーテンを閉め、慌てて着替え出す。
作戦その1…失敗。
その後、風に任せてスカートを捲らせる作戦その2。
チョコバナナをえっちっぽく食べるその3。
胸を押しつけるその4…
と続いたが、どれにも八雲は反応を見せなかった。
残ったのは、恥ずかしさだけ。
「はぁ…」
そんなこんなで、二人は映画研究同好会についてしまった。
ここがゴール地点でもあり、作戦終了の合図でもあった。
「まったく…ただでさえ事件で疲れたというのに…」
「…すみませんでした」
「こうも一日、トラブルメーカーに振り回されるとはな…」
隠れ家に入り、椅子に座る八雲。
座ることが出来なかった晴香は、ただただ大人しく、八雲の隣に立つ。
何か、やり忘れた作戦は無かったかと、頭を捻らせる。
「まったく…今日の君は変だぞ」
そして見つけた。
「八雲君」
八雲の前に跪き、じ…と見つめる。
「?」
恥ずかしいという思いがあり、なかなか口が動かない。
震える唇を噛みしめ、晴香は息を吸った。
「夜のお相手…してさしあげましょうか?」
「遠慮する」
これだけ勇気を振り絞ったのに、こんなにも早く断られるとは。
恥ずかしさやら何やらで、顔が爆発しそうなくらい熱い。
すぐにでもこの場から立ち去りたくて…
「そっ…そうだよね!じゃ、また明日っ!」
転びそうになりながらも、全速力で部屋を後にした。
がちゃん…と閉まるとの音が、やけに大きく聞こえる。
残された八雲は、深い溜め息を吐き机に伏せた。
「っ…なんだっていうんだ……今日のあいつは…」
ファスナーを締めてだの、スカートが捲れてるだの…
チョコバナナを変な舐め方くわえ方したり…
胸を押しつけてきたり。
「…夜のお相手ってなんだよ…」
それ以前に、あんな服装でドキドキしてるというのに…
「くそっ…」
舌打ちをした八雲は、首まで赤く染めていた…
END。
実はすっごくドキドキしてたり。
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