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ぺったんぺったんつるぺったん…はっ!

学校の春のお祭りに行ってきました。
部活の部誌配りで。実は美術部なんですよ。
だから物語書くより描いてる方が多いんですよね。
だからたまにかげみちの方に絵をあげるんですよ。
ちなみにですね、部室に八雲だるまがあるんですよ。
左目を赤く塗っただるまが。
ちょうどその日は休んじゃって友達から聞いた話なんですがね…
買ってきてと頼んだのは私なんですが。
八雲好きの子が頑張って赤目にしてと頼んでくれたそう。ありがとう。
他にも『六』って書こうとかもあったらしいですよ…さすが美術部!
大好きだっ!…またいつか詳しく書こうかと…
あ、部誌は完売御礼です!売ったわけではないけどね。
あとでかげみちの方にUPするかもしれなくもない。

新しいマクロス見たぞよ〜
す…杉田さーんっ!※ここ重要!
神谷さんもいるじゃないか!声優豪華すぐる…
しかも音楽が菅野さんじゃーっ!菅野さんの音楽は好きなんです!
アクエリオンとか黒の契約者とか…もう好きっ!
は…はだYじゃーっ!と…とらじまさんっ!
ここに男物のワイシャツを着たショートカットの女の子がぁっ!
ランカちゃんかわゆす…。うん、アルラン派だな。

あ、思い出しましたが今日でここを始めて一ヶ月…
うむ、毎日小説書けた!だが明日から学生に戻りますよ…
まぁ、多分毎日書き続けるでしょうがね。

暇なのでここ一ヶ月の読まれた回数の多かった小説を調べてみましたが…
ふむ、皆様がえろり好きで良かった…本当に良かったです。
これからもえろり書き続けるどー!

それにしても最近、微甘と甘の違い…というか分け方が分からなくなってきた。
微妙にえろりなのは甘にまわしてるんだが…いいんでしょうかこれで?
もう一個くらいカテゴリー作った方がいいんですかね?
うーむ…


さて、今日のは昨日の続きです。
ほのぼの〜。

微甘・恋人設定

「すまないねぇ。せっかく来てくれたのに洗濯なんてさせてしまって…」

玄関で一心はそう言うと晴香を見つめた。

「いえいえ。大丈夫ですよ」

そんな晴香の手には濡れている洗濯物が山盛りにつまれている洗濯籠がある。
そのほとんどがシーツや布団カバー、こたつのカバーなどで埋め尽くされていた。

「それより、早く出掛けた方がいいんじゃないんですか?」

晴香の隣に立っていた八雲がそういうと呆れたように溜め息を吐く。
そんな八雲の裾をぎゅっと握りしめている奈緒が一心を見上げ、寂しそうに俯いてしまう。

「…すぐに帰ってくるよ」

優しく微笑んだ一心はそんな奈緒の頭を優しく撫でる。奈緒は再び一心を見上げた。

「じゃあ、よろしくね」

一心はそういうと玄関から晴れ渡る外へと行った…



それを見送りきる前に物音立てないように自分の部屋へ体を向ける八雲。
そんな八雲の肩をがっしりと掴んだ晴香はやけに良い笑顔だった。
「さて、八雲君にも手伝ってもらうわよ」
「………」
苦笑を浮かべた八雲は溜め息をつきながらも、しぶしぶ晴香から洗濯籠を渡された。
「じゃあ、私は次の洗濯もしてから行くから。干しておいてね」
そういうと八雲を振り返らずに洗面所に駆けていく晴香。
八雲の横で立っていた奈緒はまでどこかに駆けていってしまった。
「…しかたない」
八雲は溜め息を再び吐くが、その顔はなんだか嬉しそうに見えた。



庭に出て空を見上げる八雲。

朝方は雨が降っていたがそれは雲と共にどこかに消え去ったようだ。
青い空には雲一つ浮かんでおらず、太陽が暖かく見下ろしているだけだった。

しばらくそれを見上げていたが、晴香に洗濯物を干すように言われていた事を思い出し苦笑する。
「まったく…誰かに洗濯物を頼まれるなんて何年ぶりだ…」
記憶を蘇らせながら八雲は洗濯籠を縁側に置く。

縁側の襖は全開にあいている。
ジメジメした空気を乾燥させるためだと一心が言って開けていったのだ。

部屋からやって来る風が気持ちいい。

そんなことを思いながら八雲はシーツを一枚取ると、物干し竿にしわにならないように広げていく。

洗濯バサミは、と…

八雲が部屋の中だと思い出しサンダルを脱ぎ捨て縁側から中に入ろうとしたとき、ふいに裾がひかれる。
振り返るとそこには奈緒が洗濯バサミを八雲の裾につけてニコニコしていた。
「奈緒が持ってきてくれたのか?」
「うんっ!」
八雲はサンダルを吐くと満面の笑みで答えた奈緒の横にしゃがむ。
「えらいな…」
そして奈緒の頭を撫でてやると照れながらも嬉しそうに微笑んだ。
「まだあるんだよ」
奈緒は肩からかけていたポシェットの中から洗濯バサミをわし掴んで八雲に見せる。
「えらいね〜」
少し驚いた八雲の上から聞こえた声。
奈緒にも聞こえたのだろう。二人で見上げる。
そこには縁側からニコリと笑いながら二人を見下ろしていた晴香がいた。
「そんな偉い奈緒ちゃんにはプレゼントがありますっ!」
「プレゼント!?」
奈緒は目をキラキラと輝かせると縁側に身を乗り出す。
晴香は余っていたサンダルを穿くが縁側に座るだけだ。
「じゃーん!」
そういうと晴香は後ろから緑色のストローと小さな容器をだす。
一気に輝きを増す笑顔をうかべた奈緒。
「シャボン玉だーっ!」
晴香がそれを渡すと奈緒はピョンピョンと飛び跳ね、庭を駆け回る。
「いつのまに…」
八雲はそんな奈緒を見ながらつぶやくと晴香の隣に座りこむ。
「行きにね、コンビニで買ってきたんだ」
晴香は楽しそうに駆け回る奈緒を見つめて嬉しそうに笑う。
そんな晴香を横目で見た八雲はぼそりと小さな声でつぶやく。
「…僕にはないのか?」
「ん、何か言った?」
晴香は八雲を見るが、それはぷいっと拗ねた顔を見られないように目をそらした後だった。



シーツ類の洗濯物を干し終わり、次の洗濯が終わるのを待っている二人は縁側に座っていた。
奈緒はあちこち歩きながらシャボン玉を吹いている。
「お姉ちゃんもやる?」
奈緒が晴香の元へ駆け寄ってくると首を傾げる。
その手には小さな容器と一本の緑色のストロー。
「あ、二本セットだからもう一本あるから大丈夫だよ」
晴香は思い出したようにコンビニの袋から色違いの容器と緑色のストローを出す。
それを見ると奈緒はストローをくわえてシャボン玉を作っていく。
「シャボン玉なんて何年ぶりかな〜」
昔の記憶を蘇らせながら晴香は容器の蓋を開け、ストローの先端を軽くつける。
そして反対側を口でくわえて軽く息をふくとみるみるうちに飛んでいくシャボン玉。
「…洗濯物につけるなよ」
八雲は二人にそう告げるとごろんと縁側に寝転がる。
「もう、八雲君もすればいいのに」
晴香は笑いながらそういうと縁側に座ったままシャボン玉を吹いていく。
八雲は薄目でそれを見上げている。

ふいに聴こえた歌。


シャボン玉飛んだ

屋根まで飛んだ

屋根まで飛んで

壊れて消えた

かぜかぜ吹くな

シャボン玉飛ばそう


「…その歌は死んだ赤ん坊を重ねた歌なんだぞ」
八雲が歌い主…晴香にそう声をかける。
「知ってるよ…。でも好きなんだ、この歌」
晴香はシャボン玉を一吹きしてからそう言うと消えていくシャボン玉を見つめた。

その表情がどこか寂しそうで、消えてしまいそうだった…だからだと思う。

あいていた君の手をぎゅっと握ってしまったのは…

晴香は驚いたように八雲を見下ろしていたがしばらくすると優しくその髪を撫でてやる。
そしてシャボン玉を吹くともう一度、子守歌のようにうたうと八雲はゆっくり瞼を閉じた…



「…僕もやる」
歌が止んでからしばらくすると八雲は起き上がり、晴香に手を出す。
「いいけど…液がなくなっちゃったから新しいの開けるね」
晴香はそういうとコンビニの袋から新しい容器とストローを八雲に渡す。
八雲は縁側に胡座をかくとストローの先を液につけ、口にくわえる。
息を吹くがすぐに割れてしまうシャボン玉。
むってした顔でストローをくわえている八雲はもう一度試すが結果は同じ。
「お兄ちゃん、強く吹き過ぎなの」
奈緒が駆け寄ってくると自らもコンビニの袋から新しい容器を取り出し見本のように吹く。
八雲もそれを見習うように吹くがやはり割れてしまう。
「…もしかして八雲君、初めて?」
晴香がそう訪ねるとぷいっとそっぽを向いてしまう。

…どうやらその様だ。

「やったことは…ある。…母さんと…」
八雲は口にストローをくわえたまま晴香をチラリと見る。
「その時は吹けたの?」
「…確か」


しばらく頑張っていた八雲だが、なかなか出来ないことに拗ねたのか、容器とストローを置いて寝転がってしまう。
「…今度一緒に練習しようね」
晴香は八雲の頭を慰めるように優しく撫で回した。

その時に気が付いた。
八雲が使っていたストローに。
ストローは二本しか入ってなくって、一本は奈緒ちゃんが使ってる。
もう一本は?私と…

みるみるうちに耳まで真っ赤に染まる晴香。
それを見てわかったのか八雲まで真っ赤になってしまう。
そんな二人を不思議そうな顔で見つめていた奈緒がいた。
そこでタイミング良く鳴った洗濯終了の音。
晴香は逃げるように居間を駆けていった…



晴香が戻ってくる頃には顔の赤みは消えていた二人。
「八雲君洗濯物溜めてるね〜」
「は?」
戻ってきてからの晴香の第一声がそれ。

確かに八雲は溜まっていた洗濯物を一心宅に持ってきていた。

晴香が八雲の横を通りサンダルを履くと物干し竿に向かう

洗濯物の中にはもちろんワイシャツ以外にも下着…もあるわけで…

「ちょっ!待てっ!」
八雲はサンダルを履くのも忘れて晴香を追う。
だがこんな時に限って石を踏んでしまい痛みに耐えられずにしゃがみこむ。
晴香は八雲の静止を聞かず物干し竿に洗濯物を干していく。
八雲は痛みに耐えながら晴香に駆け寄る。
「あ…」
そんな八雲の苦痛はむなしく、晴香は洗濯籠の中からそれを見つけ頬を染める。
そういう関係になってから見たりはするが、昼間にみることなど滅多にないことだった。
「あとは僕がやるっ!」
八雲はそう宣言すると晴香から洗濯物を奪ってしまう。
晴香は真っ赤な顔を隠すようにうつむかながら縁側に座り込んだ。
奈緒はそんな二人を首を傾げながら眺めていた。


END。



実は一心さんがこっそり見てます。
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