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たまにはかっこ良いやっくんも描いてあげようとダンボールおじさんコス。
でも、もう誰が誰だかわかんぬぇ…スネエエエエエエエエエエエエエエエク!

よく見れば、へいへいと服装が似てますね!
中の方の!こう…肩ひもがあって、ごちゃごちゃしてて意味が分からない…
流行ってるんですかねぇ…

スネーク好きです。あのおっさんが…おっさんたちが愛らしい!
というかMGSに出てくる人たちが好きだ!
自分では開始三秒で敵に見つかるのでやらないけど!
アニーがやってるのずっと見てるだけだけど!雷電は…駄目だ、全裸しか憶えていない。

それよりも、雷電が出てきた理由が女子中学生に
「こんなにオヤジばっかり出るゲームは嫌だ、発売されても絶対に買わない」
と言われたからって…orz親父だらけで良いじゃないか!


さて、実は昨日の話は続いてたのかー。
当ブログにしては珍しく、黒っぽいです。

恋人設定(昨日の続き)

普段は通らないであろう、真っ暗な細道。

切れかけの街灯が、不気味にチカチカと揺れる。

一人の時は通らないけれど…

二人だったら大丈夫。


それでも少し怖い晴香は、八雲の腕に絡み付いていた。

「八雲君、一回家に帰らなくてもいいの?」

家というより、隠れ家だけれど気にしない。

「僕の家は、君の家じゃないか」

「え…」

その言葉に、眼が点になる。
つい足が止まり、釣られて止まる八雲の足。

それって…まさかの同居宣言…?

ゆっくり振り返ってくる八雲に、晴香は息を呑んだ。

「…って言ったら、どうする?」

振り返った八雲は、意地悪くニヤリと笑っていた…

「ばか!」

このときめきを返せ馬鹿野郎。

怒鳴りたい気持ちを抑えつけ、変わりに脇腹をつついてやった。
お約束のごとく跳ねた八雲を笑ってやると、じろりと睨まれる。

「嘘付いたそっちがいけないんですぅーっ!」

その言葉に競争心が出たのか、首を撫でるように触られた。
湯冷めしたの指は冷たく、湯上がりの身体に何かを走らせる。

反射的に閉じた眼をうっすら開けたら、すぐ近くに八雲の顔。
近くにありすぎて、視界がぼんやりと滲む。

吐息が唇を掠めたとき、ギブアップとばかりに唇を強く結んだ。
いくら人がいない路地だからといって、熱いキスは駄目に決まっている。

だが、いくら待っても八雲からのキスはこなかった。

「……?」

不思議に思い、恐る恐る目を開けてみる。
そこには、時が止まったかのような、同じ無表情な八雲がいた。

「あ…あの、八雲…くん?」

「……ぷっ」

噴き出されるほど、おかしなことをした覚えはない。
どちらかと言うと、こちらは真剣であった。

「な、なに笑ってるのよ…」

むすっと口をへの時に歪め、目の前の男を睨んでやる。

「いや…キス、待ってた?」

「………」

嘘は通じないと知っているから、正直に頷く。
すると再び噴き出された。


今度こそ文句を言ってやろうと大口を開いたとき…
塞ぐように唇に触れた柔らかいもの。

それは望んでいたものではなく、白く長い…お姫様のような指だった。

「家に帰ったら…たっぷりかわいがってやるよ…」

いつもより低い声と、街灯に影になった中でで光る赤い眼に、背筋が凍った。
近付いてくる八雲に反発することすら出来ず、首を一舐めされる。

「…それまで、我慢出来る?」

わざとなのか、耳と首にかかる吐息が、やけに熱い。
このままだと確実に食われると思った晴香は、震える口を精一杯動かす。

「でっ、出来るに決まってるでしょ!」

久しぶりに出た言葉は、裏返ってしまい八雲に笑われることになった。

「我慢、出来なくなったらいつでも言えよ」

「はいはい、そーさせてもらいまーすっ」

早くこのムードを払いのけたくて、スタスタ歩き始めた。

後ろから追いかけてきた八雲が、物欲しそうに腕を出してくるものだから…

ついつい腕を絡めた。


別に、私はどうでもも良かったんだ。

八雲君が…八雲君が物欲しそうだったから…

断じて、私が腕を絡めたかったんじゃない。



玄関開けると、早速とばかりにお姫様だっこをされた。
鍵を後ろ手で器用にかけ、向かう先はベッドの上。

「ちょっ…降ろして!降ろしてったら!」

「君が牛乳代…身体で払ってくれるんだろ?」

「な、なんか約束変わってない…?」

「…気のせいだ」

すとんと落とされても痛くないのは、それがベッドの上だから。

電気を付ける暇さえ無かったため、辺りは真っ暗。
唯一の光源といえば、学校に行く前に開けっ放しにされたカーテンの向こう。

月明かりと街の灯り。

まだ七時過ぎだ…
皆が起きている時間のため、そう暗くはない。

いや、それよりも…

「まだ七時だよ!い、いくらなんでも早いって…」

一人、ティッシュだとかゴミ箱だとか準備している八雲に訴える。
その言葉を聞き、改めてくれたのか手が止まった。

「…愛し合うのに、時間なんて関係ないんだよ」

再び手を動かし始めた八雲の腕を、ぐいと引っ張る。

「ねっ、お腹空いてるでしょ?」

確か、昨日の夕食に作ったカレーが残っていたはず。

「…お腹が空いたから、君を食べるんだろ」

「そういう話じゃなくって…もっとリアルに!現実的に!」

「…ここのところご無沙汰だから、久し振りにヤりたい」

「リアル過ぎます!あーもうっ!ああ言えばこう言う!」

「君こそ、ああ言えばこう言うだろ」

そうこうしている間に、準備の終えた八雲が上に陣取ってきた。

「え…ちょっと待って!まだ早い…」

「前戯はしっかりするから大丈夫だ」

「違うの!そっちが早いわけじゃなくって…」

ああもう!と、髪を掻き回し、晴香は横を向く。

こういうとき、口が達者な恋人だと、こんなにも疲れるとは…
…他に付き合ったことが無いので、比べる対象などいないけれど。

「あ!」

八雲に剥かれる中、目に入ったのは床に転がった八雲の手提げ。
タオルを畳んでいないのか、最初に見たときよりも膨らんでいた。

「た、たんま!」

楽しそうに下着に手を伸ばす八雲をどうにか止め、晴香は手提げを指さした。

「………」

すっごく不満そうに見下ろされたが、今は気にしない。

「ねっ、タオルとか早く出さないと!」

「…何故?」

「ほら、よくプールに行った後とか、タオル臭くなるでしょ?」

「……あれとは違うんじゃ」

「違くありません!」

のしかかっている八雲を押し返し、晴香も起き上がる。
はらりと下着が落ち、慌てて付けなおした。

「…ぽろりだな」

納得したように腕を組みながら頷く八雲を睨み、ベッドから降りようとする。

「どこに行く?」

すかさず掴まれた腕から、力の入れ込み具合を感じる。
…笑顔を浮かべているくせに、随分とお預けは嫌らしい。

「…だ、だからタオルを洗いに…」

「逃げたら…どうなるか分かってるよな?」

「痛いほどに分かっています!」

「…よし、三分以内に戻ってこい」

「は、はいっ」


三分以内に八雲の気を変わらせることが出来れば…

私の勝ち。


END。



何か色々暴走中。
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